| 【発明の名称】 |
間接照明板 |
| 【発明者】 |
【氏名】木野 保幸
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| 【要約】 |
【課題】製造および施工が容易で放熱対策も不要となり且つ高い間接照明効果が得られるようにする。
【解決手段】金属製の反射板9に、反射用切り起こし部10を形成するようにしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属製の反射板に、反射用切り起こし部を形成したことを特徴とする間接照明板。 【請求項2】 反射用切り起こし部が、反射板に放射状の切り込みを形成し、該切り込みの部分を起こすことによって形成されることを特徴とする請求項1記載の間接照明板。 【請求項3】 放射状の切り込みの中心部分に多角形状の孔を有することを特徴とする請求項2記載の間接照明板。 【請求項4】 反射用切り起こし部が、反射板の一般面に対して90度の角度で起こされたことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の間接照明板。 【請求項5】 反射用切り起こし部が、反射板の一般面に対して90度以外の角度で起こされたことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の間接照明板。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、間接照明板の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】室内などの照明には、直接照明方式のものと間接照明方式のものがある。このうち、間接照明方式のものは、柔らかい光線が得られ、落ち着いた感じがするので、様々な場所で取入れられている。 【0003】従来の間接照明には、図7に示すように、建物の天井部分を上天井1と下天井2の二重に構成し、下天井2に照明ランプ3と開放部4を設けて、上天井1で反射された光によって照明を行わせるようにしたものがある。 【0004】又、図8に示すように、反射板5と、該反射板5に向けて取付けられた照明ランプ6とを備えた間接照明ユニット7を、天井8に対して個々に取付けるようにしたものもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7のものでは、天井そのものを間接照明用に二重化しているため、施工が大変であるという問題がある。また、天井部分の放熱性が悪くなるという問題がある。 【0006】また、図8のものでは、間接照明ユニット7を天井8に対して個々に取付けなければならないため、取付けに手間が掛ると共に、間接照明ユニット7を天井に対して確実に取付けなければ落下のおそれがあるという問題がある。さらに、間接照明ユニット7から天井8に熱が伝わって火災などを起こさないようにするために、しっかりとした放熱対策が必要になるという問題がある。 【0007】本発明は従来技術成の以上のような問題に鑑み創案されたもので、製造および施工が容易で放熱対策も不要となり且つ高い間接照明効果が得られる間接照明板を提供せんとするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】そのため本発明の構成は、金属製の反射板に、反射用切り起こし部を形成したことを基本的特徴としている。 【0009】より具体的には、反射用切り起こし部が、反射板に放射状の切り込みを形成し、該切り込みの部分を起こすことによって形成される構成等が考えられる。放射状の切り込みの中心部分に多角形状の孔を有する構成等も考えられる。また反射用切り起こし部が、反射板の一般面に対して90度の角度で起こされた構成等も考えられる。さらに反射用切り起こし部が、反射板の一般面に対して90度以外の角度で起こされた構成等も考えられる。 【0010】上記構成では、反射用切り起こし部が形成された金属製の反射板を天井や壁面などに対して取付けるようにする。このようにすることにより、反射板の表面および反射用切り起こし部が天井や壁面などに別途設けられた直接照明用器具などの光源からの光を反射し、分散するようになるので、柔らかいトーンの照明が得られ、高い間接照明効果を得ることができる。しかも、上記直接照明用器具の光輝度を増加する機能も果たす。 【0011】この際、反射板に放射状の切り込みを形成し、該切り込みの部分を起こすことによって反射用切り起こし部を形成するようにしたことにより、製造が容易となる。しかも、反射用切り起こし部を形成することによって撓みに対する強度が増加するので、反射板のタレが防止できる。又、タレに強いので、反射板は補強や厚肉化が不要であり、その分、軽量化も得られる。 【0012】また、放射状の切り込みの中心部分に多角形状の孔を形成することにより、反射用切り起こし部の大きさを調整できるので、間接照明効果を実施材に設定することができる。 【0013】しかも、反射用切り起こし部を形成した金属製の反射板を天井や壁面などから突設されたTバーなどに取付けるだけなので、施工が格段に容易であり、経済的に割安である。また、反射板は、パネルとなっているので、大きな面積の天井や壁面などにも対応できる。 【0014】加えて、照明ランプを備えておらず、開放された形状をしているので、放熱対策が不要となる。 【0015】さらに、反射用切り起こし部が形成された金属製の反射板は、幾何学的で美感に優れ、薄い板でありながら立体感があり重量感が出て、豪華に見えるので、装飾物としての価値も高い。その点、照明用だけでなく、通常の天井板や壁材として用いることも可能である。 【0016】また、反射用切り起こし部の、反射板の一般面に対する角度を90度としたり、90度以外の角度としたりすることにより、異なる間接照明効果を得ることができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。図1、図2は、本発明の構成の第一の実施の形態を示している。図中、9は金属製の反射板、10は反射板9に形成された反射用切り起こし部10を各示している。 【0018】前記金属製の反射板9は、天井や壁面などに対して取付け可能で、表面の全体、および、裏面の少くとも反射用切り起こし部10を形成する部分に鏡面加工が施されている。該鏡面加工は、メッキなどの表面処理であっても良く、或いは、研磨などであっても良い。 【0019】前記反射用切り起こし部10は、金属製の反射板9に放射状の切り込み11を形成し、該切り込み11の部分を起こすことによって形成する。この際、放射状の切り込み11の中心部分に矩形などの多角形状の孔12を打抜きなどによって形成するようにしても良い。図1、図2では、反射用切り起こし部10は、反射板9の一般面に対して90度の角度で起こすようにしている。なお、反射用切り起こし部10は、金属製の反射板9に対して、規則的に形成するのが良い。 【0020】上記構成では、反射用切り起こし部10が形成された金属製の反射板9を天井や壁面などに対して取付けるようにする。このようにすることにより、反射板9の表面および反射用切り起こし部10が天井や壁面などに別途設けられた直接照明用器具などの光源からの光を反射し、分散するようになるので、柔らかいトーンの照明が得られ、高い間接照明効果を得ることができる。しかも、上記直接照明用器具の光輝度を増加する機能も果たす。 【0021】この際、反射板9に放射状の切り込み11を形成し、該切り込みの部分11を起こすことによって反射用切り起こし部10を形成するようにしたことにより、製造が容易となる。しかも、反射用切り起こし部10を形成することによって撓みに対する強度が増加するので、反射板9のタレが防止できる。又、タレに強いので、反射板9は補強や厚肉化が不要であり、その分、軽量化も得られる。 【0022】また、放射状の切り込み11の中心部分に多角形状の孔12を形成することにより、反射用切り起こし部10の大きさを調整できるので、間接照明効果を実施材に設定することができる。 【0023】しかも、反射用切り起こし部10を形成した金属製の反射板9を天井や壁面などから突設されたTバーなどに取付けるだけなので、施工が格段に容易であり、経済的に割安である。また、反射板9は、パネルとなっているので、大きな面積の天井や壁面などにも対応できる。 【0024】加えて、照明ランプを備えておらず、開放された形状をしているので、放熱対策が不要となる。 【0025】さらに、反射用切り起こし部10が形成された金属製の反射板9は、幾何学的で美感に優れ、薄い板でありながら立体感があり重量感が出て、豪華に見えるので、装飾物としての価値も高い。 【0026】とくに、若者が集まる場所などには、コンクリートをわざとむき出しにして格子状の天井板を取付けたような建物があるが、このような建物では、従来の間接照明器具を取付けるのが困難であるところ、本実施の形態にかかる間接照明板を格子状の天井板に代えて用いれば、簡単に間接照明効果と装飾的効果の両方を得ることができる。 【0027】図3、図4は、この発明の第二の実施の形態を示すものであり、反射用切り起こし部10を反射板9の一般面に対して45度程度の角度で起こすようにしたものである。 【0028】このようにしても、前記第一の実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、反射用切り起こし部10の、反射板9の一般面に対する角度を90度以外の角度、例えば、45度程度の角度としたことにより、前記第一の実施の形態のものとは異なる間接照明効果を得ることができる。反射用切り起こし部10の反射板9の一般面に対する角度は、90度や45度に限らず、設置場所および、設置の目的に応じて選定するようにすれば良い。 【0029】上記以外については、前記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。 【0030】図5、図6は、この発明の第三の実施の形態を示すものであり、金属製の反射板9に対し、矩形などの六角形状の孔13を打抜きなどによって形成し、該六角形状の孔13の対角線方向に放射状の切り込み14を形成し、該切り込み14の部分90度を起こすことによって反射用切り起こし部15を形成するようにしたものである。 【0031】このようにしても、前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、反射用切り起こし部15は、反射板9の一般面に対して45度程度の角度で起こすようにしても良い。上記以外については、前記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。 【0032】 【発明の効果】以上詳述した本発明の構成によれば、反射板の表面および反射用切り起こし部が天井や壁面などに別途設けられた直接照明用器具などの光源からの光を反射し、分散するようになるので、柔らかいトーンの照明が得られ、高い間接照明効果を得ることができる。しかも、上記直接照明用器具の光輝度を増加する機能も果たす。 【0033】この際、反射板に放射状の切り込みを形成し、該切り込みの部分を起こすことによって反射用切り起こし部を形成するようにしたことにより、製造が容易となる。しかも、反射用切り起こし部を形成することによって撓みに対する強度が増加するので、反射板のタレが防止できる。又、タレに強いので、反射板は補強や厚肉化が不要であり、その分、軽量化も得られる。 【0034】また、放射状の切り込みの中心部分に多角形状の孔を形成することにより、反射用切り起こし部の大きさを調整できるので、間接照明効果を実施材に設定することができる。 【0035】しかも、反射用切り起こし部を形成した金属製の反射板を天井や壁面などから突設されたTバーなどに取付けるだけなので、施工が格段に容易であり、経済的に割安である。また、反射板は、パネルとなっているので、大きな面積の天井や壁面などにも対応できる。 【0036】加えて、照明ランプを備えておらず、開放された形状をしているので、放熱対策が不要となる。 【0037】さらに、反射用切り起こし部が形成された金属製の反射板は、幾何学的で美感に優れ、薄い板でありながら立体感があり重量感が出て、豪華に見えるので、装飾物としての価値も高い。その点、照明用だけでなく、通常の天井板や壁材として用いることも可能である。 【0038】また、反射用切り起こし部の、反射板の一般面に対する角度を90度としたり、90度以外の角度としたりすることにより、異なる間接照明効果を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592016739 【氏名又は名称】メタルテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 英世
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| 【公開番号】 |
特開平11−273428 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月8日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−92237 |
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