| 【発明の名称】 |
点検ミラー用照明具 |
| 【発明者】 |
【氏名】木村 勝
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| 【要約】 |
【課題】伸縮桿の先端部に鏡が設けられてなり、比較的高所にある電気やガス等の検針メータの検針作業をするための点検ミラーに取り付けて、検針メータの小窓を照らして検針作業を容易にする点検ミラー用照明具の提供。
【解決手段】複数個の筒部材が伸縮自在に嵌挿されてなる伸縮桿92の先端部に、鏡91が設けられてなる点検ミラー9に適用され、一端部を鏡の左右いずれか一方の側端縁よりも左右方向外側に延出させて、鏡の背面に固定される箱状のケース2と、このケースの前記一端部に、鏡側に突出して設けられる電球6と、この電球を囲むように鏡側に開放して略コ字形状に形成され、内面が反射面とされてなる反射部材7と、前記ケース内に収容され、前記電球を点灯する乾電池8とを備えてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 棒材の先端部に鏡が設けられてなる点検ミラーに取り付けられて使用される点検ミラー用照明具であって、バッテリーが収納されたケースが、一端部を鏡の側端縁よりも外側へ延出させて、鏡の背面に固定され、前記バッテリーにより点灯される電球が、鏡の側に突出して前記一端部に設けられてなることを特徴とする点検ミラー用照明具。 【請求項2】 複数個の筒部材が伸縮自在に嵌挿されてなる伸縮桿の先端部に、鏡が設けられてなる点検ミラーに適用され、一端部を鏡の左右いずれか一方の側端縁よりも左右方向外側に延出させて、鏡の背面に固定される箱状のケースと、このケースの前記一端部に、鏡側に突出して設けられる電球と、この電球を囲むように鏡側に開放して略コ字形状に形成され、内面が反射面とされてなる反射部材と、前記ケース内に収容され、前記電球を点灯する乾電池とを備えてなることを特徴とする点検ミラー用照明具。 【請求項3】 前記ケースは、前記鏡の背面に面ファスナーにより着脱自在とされてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の点検ミラー用照明具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、比較的高所に設置された電気やガス等の検針メータの検針作業の際に用いられる点検ミラーに取り付けられて使用される点検ミラー用照明具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電気やガス等の検針メータの小窓を見て、その使用量を調べる検針作業が定期的に行われているが、検針メータが比較的高所に設置されている場合には、点検ミラーを用いて作業している。この点検ミラーは、複数個の筒部材が伸縮自在に嵌挿されてなる伸縮桿の先端部に鏡が設けられてなるものであり、この鏡に検針メータの目盛や数値を映し出して地上から検針作業を行うものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物と建物との隙間に検針メータが設置されていたり、或いは天気が悪かったり、夕方近くなったりして暗い場合等には、点検ミラーを用いて作業しても、その鏡に映し出される目盛等を読むのが困難なことがあった。この発明は、これらの課題を解決するためになされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の点検ミラー用照明具は、棒材の先端部に鏡が設けられてなる点検ミラーに取り付けられて使用される点検ミラー用照明具であって、バッテリーが収納されたケースが、一端部を鏡の側端縁よりも外側へ延出させて、鏡の背面に固定され、前記バッテリーにより点灯される電球が、鏡の側に突出して前記一端部に設けられてなることを特徴とする。また、本発明の点検ミラー用照明具は、複数個の筒部材が伸縮自在に嵌挿されてなる伸縮桿の先端部に、鏡が設けられてなる点検ミラーに適用され、一端部を鏡の左右いずれか一方の側端縁よりも左右方向外側に延出させて、鏡の背面に固定される箱状のケースと、このケースの前記一端部に、鏡側に突出して設けられる電球と、この電球を囲むように鏡側に開放して略コ字形状に形成され、内面が反射面とされてなる反射部材と、前記ケース内に収容され、前記電球を点灯する乾電池とを備えてなることを特徴とする。なお、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記ケースは、前記鏡の背面に面ファスナーにより着脱自在とされてなることを特徴とする点検ミラー用照明具である。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、この発明の点検ミラー用照明具1について、さらに詳細に説明する。図1は、この発明の点検ミラー用照明具1の一実施例を示す斜視図である。また、図2は、この実施例の照明具1の蓋4を開けた状態を示す斜視図である。これらの図に示されるとおり、本発明の照明具1は、箱状のケース2の蓋4に、面ファスナー5,5や電球6、反射部材7等が設けられてなる。 【0006】この実施例のケース2は、上方に開口した略直方体形状のケース本体3の左側端縁に蓋4が開閉可能に連設されてなる。なお、ケース本体3と蓋4とは、合成樹脂により一体成形されてなり、その連結部を薄肉に形成されることにより、蓋4がケース本体3に対して、その左側端縁を中心に回動可能とされている。ケース本体3及び蓋4の前記左側端縁に対向する各右側端部の前後方向中央部には、互いに係脱可能な被係合部31と係合部43が形成されている。これにより、被係合部31に係合部43を係合させて、ケース本体3に蓋4を確実に閉じることができる。 【0007】蓋4の上面には、比較的低い直方体形状の2つの凸部41,42が、互いに離間しつつ前後方向に沿って形成されている。なお、左右の凸部41,42の左右方向外側の端縁(左側凸部41の左側端縁と右側凸部42の右側端縁)同士の離間距離は、後述する点検ミラー9の鏡91の左右幅寸法より僅かに小さく形成され、左右方向内側の端縁(左側凸部41の右側端縁と右側凸部42の左側端縁)同士の離間距離は、点検ミラー9の先端側揺動部材93cの鏡91への取付部93dの左右幅寸法よりも大きく形成されている。また、各凸部41,42の高さ寸法(4蓋の上面からの突出寸法)は、左右同一とされ、前記先端側揺動部材93cの鏡への取付部93dの厚さよりも大きく形成されている。 【0008】各凸部41,42の上面には、面ファスナー5が設けられている。この面ファスナー5は、第1ファスナー材51と第2ファスナー材52とが着脱可能とされてなり、互いに押し付けることで密着される構成の一般的なものが使用される。この実施例では、前記蓋4の凸部41,42の上面に、第1ファスナー材51の下面が接着され、この第1ファスナー材51の上面に第2ファスナー材52が密着された状態で配置され、この第2ファスナー材52の上面は点検ミラー9の鏡91の背面への接着面とされ、この接着面は一時的に剥離紙53により覆われている。 【0009】ケース2は、前記凸部41,42を点検ミラー9の鏡91の背面に固定した状態で、鏡91の右側端部より右側に延出する大きさに形成されている。この延出部となるケース2の右側端部の前後方向中央部には、小さな細長い電球6が設けられている。電球6は、ケース2の蓋4の上面に設けられたソケット61に着脱可能に設けられ、点検ミラー9の鏡91への設置状態では図4に示すように、電球6が鏡91の表面側にまで達する位置まで、蓋4から突出して設けられている。ケース2の蓋4には、略コ字形状の反射部材7が電球6を取り囲むように、鏡91側に開放して設けられている。この実施例の反射部材7は、ステンレス等の金属板が略コ字形状に屈曲形成されてなり、内面は反射面として作用する。なお、金属板を使用する代わりに、プラスチックを略コ字形状に形成して、その内面を鏡面に仕上げたり、或いは、単にコ字形状の鏡を使用してもよい。 【0010】ケース2の内部には、前記電球6を点灯するためのバッテリーとして、この実施例では単4の乾電池8が2本が収納される。この乾電池8は、ケース本体3に設けられた電池ボックスに収納される。なお、ケース2の蓋4の内面にはスポンジ等の弾性材44が設けられており、これにより蓋4を閉めた場合に、その弾性材44が乾電池8を電池ボックスの方へ押圧するので、電池ボックスからの乾電池8のズレや脱落等が防止される(図4参照)。また、ケース2の一部には、前記電球6の点灯・消灯を操作するためのスイッチ32が設けられている。実施例では図3に示すように、前後いずれか一側面に、スライドスイッチ32が設けられている。このスライドスイッチ32は、ツマミを左右に切替え操作することにより、電球6の点灯・消灯を操作するものである。 【0011】なお、図示は省略しているが、ケース2の蓋4の内面には、予備電球が備え付けられている。この予備電球は、前記弾性材44の隣に設けられた小さな第2弾性材に2本の脚部を差し込まれて仮固定されており、ソケット61の電球6が切れた場合には、それに代えてソケット61に取り付けられて使用される。 【0012】次に、上記構成の点検ミラー用照明具1の使用について説明する。本発明の点検ミラー用照明具1は、図3に示すように、伸縮桿92の先端部に鏡91が設けられてなる点検ミラー9に取り付けられて使用されるものである。伸縮桿92は、複数個の筒部材が伸縮自在に嵌挿されてなり、使用長さに応じて、所望の長さ寸法に変化させることができるものである。伸縮桿92を構成する最も基端側の最大径寸法の筒部材92aは、握り部として機能する。一方、最も先端側の最小径寸法の筒部材92bの先端、つまり伸縮桿92の先端には、継手部材93を介して鏡91が取り付けられている。 【0013】継手部材93は、伸縮桿92に鏡91を揺動可能に保持するものであって、具体的には玉継手が使用されている。継手部材93は、2つのボール保持部を有する継手部材本体93aと、それぞれのボール保持部に保持されるボール部を形成された2つの揺動部材93b,93cとからなる。下側のボール保持部に保持される基端側揺動部材93bは、軸状の揺動腕の先端部に球状のボール部が一体成形されてなる。また、上側のボール保持部に保持される先端側揺動部材93cは、軸状の揺動腕の基端部に球状のボール部が一体成形されてなると共に、先端部が板状に形成されて鏡への取付部93dとされている。そして、各揺動部材93b,93cのボール部が、継手部材本体93aのボール保持部に保持されてなり、これにより、各揺動部材93b,93cの揺動腕がボール部を中心として、継手部材本体93aに対して揺動可能とされている。そして、基端側揺動部材93bの揺動腕の基端部が伸縮桿92の先端(最小径寸法の筒部材92bの先端)に嵌挿されて固定され、先端側揺動部材93cの取付部93dが鏡91の背面の中央部に固定されて点検ミラー9が構成されている。 【0014】点検ミラー9への照明具1の取り付けは、第2ファスナー材52の上面に仮接着された剥離紙53を剥がして接着面を露出させた後、その接着面を鏡91の背面に接着することにより行う。この際、図4に示すように、ケース2の蓋4に形成された左右の凸部41,42で、前記先端側揺動部材93cの鏡91への取付部93dを跨ぐようにして取り付ける。これにより、電球6及び反射部材7が鏡91の側に突出して、照明具1が鏡91に取り付けられる。 【0015】そして、照明が必要な場合には、スライドスイッチ32を操作して電球6を点灯させて点検ミラー9を使用する。図5は、本発明の照明具1が取り付けられた点検ミラー9の使用状態を示す図であるが、この図に示すように、点検ミラー9は、検針すべき検針メータ10の高さに合わせて伸縮桿92を適宜伸縮させ、継手部材93によって伸縮桿92に対する鏡91の角度を調整して使用される。そして、図5の鎖線で示すように、検針メータ10の目盛や数値を鏡91に映し出して、伸縮桿92の基端側でその目盛や数値を目視にて読み取るのである。この際、照明具1の電球6を点灯させていれば、電球6の周囲に設けられた反射部材7の作用により、効率的に検針メータ10の目盛や数値を照らすことができ、検針作業が容易となる。 【0016】ところで、照明具1が不要の場合等には、面ファスナー5を剥がすことにより、鏡91から照明具1を取り外すことができる。すなわち、図3に示すように、第2ファスナー材52を鏡91の背面に残す一方、第1ファスナー材51を照明具1のケース2の凸部41,42に残すようにして、両ファスナー材51,52を剥がして、点検ミラー9から照明具1を取り外すことができる。そして、照明具1を再び鏡91に取り付けたいときには、鏡91の背面の第2ファスナー材52に、照明具1の凸部41,42の第1ファスナー材51を密着させて固定すればよい。なお、点検ミラー9から照明具1を取り外した状態では、第2ファスナー材53が鏡91の背面に残ることとなるので、本発明の照明具1に限らず、これに代えて、スポンジに第1ファスナー材51が設けられてなる計器窓掃除具等を取り付けることも可能である。逆に、点検ミラー9の鏡91の背面に計器窓掃除具等が面ファスナー5によって取り付けられている場合に、これに代えて、本発明の照明具1を取り付けて使用することも可能である。この場合、ケース2の凸部41,42の上面に貼着された剥離紙53のみならず、第2ファスナー材52をも第1ファスナー材51から剥がして、上記実施例の照明具1は使用されることとなる。 【0017】 【発明の効果】以上詳述したとおり、この本発明の点検ミラー用照明具によれば、検針メータの目盛等を照らすことができ、検針作業を容易に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390003779 【氏名又は名称】宣真工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】福島 三雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−250732 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月17日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−64246 |
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