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【発明の名称】 電気スタンド
【発明者】 【氏名】津田 弘明

【氏名】植村 茂弘

【氏名】河上 聖一

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上面が傾斜したベース部と、このベース部の上面外周より内側に設置されたグローブ部とよりなる電気スタンドであって、設定時刻になると、グローブ部が点灯することを特徴とする電気スタンド。
【請求項2】 設定時刻になると、点灯する半球状のグローブ部と、このグローブ部の下に連結したベース部とを有する電気スタンドであって、前記ベース部は、前記グローブ部の下端部より外側に突出した外周部を有しており、この外周部が水平方向に対して斜め方向に形成されていることを特徴とする電気スタンド。
【請求項3】 携帯ライトが前記ベース部に着脱自在に取り付けられる電気スタンドであって、前記携帯ライトを前記ベース部に取り付けた状態で、停電時に前記携帯ライトが点灯し、ライト光が前記ベース部内部を通過して、外部に放出されることを特徴とする請求項1又は2の電気スタンド。
【請求項4】 携帯ライトが前記ベース部に着脱自在に取り付けられる電気スタンドであって、前記携帯ライトを前記ベース部に取り付けた状態で、停電時に前記携帯ライトが点灯し、ライト光が前記グローブ部を通過して、外部に放出されることを特徴とする請求項1又は2の電気スタンド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定時刻になると点灯する機能を有する電気スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】設定時刻になると点灯する機能を有する電気スタンドは、従来より知られていた。このような機能の一例としては、設定時刻の30分前から次第に明るくなり、設定時刻になると設定照度になると共に、電子音にて設定時刻であることを知らせるものであった。次第に明るくなることにより、人間が自然な状況で、そう快に目覚めることができるものである。このような電気スタンドは、図6に示されるように、グローブ部31が略球形であり、このグローブ部の下に時計機能32を内臓するベース部33が連結されている構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電気スタンドは、枕元の傍らに置くものであり、不注意に手が触れて(例えば、十分に目覚めていないとき)、電気スタンドを倒す危惧があった。また、ブローブ部が略球形であるので部屋全体に光が散乱して、就寝している人の顔に到達する光は弱くなるので、光によって目覚めさせる機能としては弱いものであった。そして、この電気スタンドを用いて、枕元で読書等をする場合においては、光が弱いものであった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するために成されたものであり、倒れることが少なく安定性に優れ、就寝している人の顔に十分に光が照射される電気スタンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の主要な構成は、上面が傾斜したベース部と、このベース部の上面外周より内側に設置されたグローブ部とよりなる電気スタンドであって、設定時刻になると、グローブ部が点灯することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を、図1〜4を用いて詳細に説明する。また、本実施例は、光による目覚まし機能を含む照明機能と、停電時に点灯する非常灯機能とを有している。
【0007】図において、1は上面が傾斜した外周部を有するベース部、2はこのベース部1の上面外周より内側に設置された透光性のグローブ部である。3はベース部1に着脱自在に取り付けられる携帯ライトである。
【0008】ここで、ベース部1は、その背面側に、携帯ライト3を収納する収納凹所1Aを有している。そして、本実施例は照明機能として、グローブ部2の内部に電球2Aを内蔵しており、この電球2AのON・OFFは、正面右側に位置する円形ボタンスイッチ1Bにて、操作する。
【0009】携帯ライト3は、上面視が略半円形の厚みのある板体形状であり、図2に示されるように、ベース部1の収納凹所1Aに収納された状態において、ベース部1の外形と一体となうように、携帯ライト3の後面3Aの形状が加工されている。また、携帯ライト3は、前方に蛍光燈3B、後面3AにON・OFFスイッチ3Cを備え、充電電池3Dを内臓している。なお、図示されていないが、携帯ライト3の底面には、収納時にベース部1内に位置する金属端子(図示なし)に接触して、携帯ライト3に電力を導入する接触端子を有している。
【0010】非常灯機能として、停電時には、図4(内部の配線は省略してある)に示されるように、収納した携帯ライト3が点灯し、ライト光がグローブ部2内部に放出されることにより、グローブ部2を通過して、外部に放出される。
【0011】更に、本実施例の光と音による目覚まし機能を説明する。この機能は、設定時刻の30分前より次第に明るくなり、設定時刻には、設定照度になると共に、アラーム音がなるものである。この目覚まし機能は、ベース部1の正面左側に位置する円形ボタンスイッチ7にて、ON・OFFされる。なお、現在の時刻は、正面に位置する長方形の液晶表示部8に表示される。そして、ベース部1の前面に位置するスイッチ群6を操作することにより、現在時刻、目覚まし設定時刻等を設定することができる。
【0012】次に、本実施例における回路構成を、図5を用いて説明する。ベース部1内において、商用電源9からの電源ライン間には、整流回路10と、目覚まし機能駆動回路11及びボタンスイッチ1Bを介した電球2Aとが、並列に接続されている。整流回路10からの直流出力は、接触端子12,12を介して、携帯ライト3に供給される。ここで、目覚まし機能駆動回路11は、液晶表示部8に現在時刻を表示させ、目覚まし機能スイッチ7のONにより、任意に設定される設定時刻の30分前より次第に明るくなり、設定時刻には設定照度になるように電球2Aに電力を供給し、アラーム音を発生する。
【0013】携帯ライト3内において、13はライト制御回路であり、整流回路10からの出力をスイッチ3Cを介して充電電池3Dに供給すると共に、充電電池3Dの満充電状態を検出して、充電を停止する。また、ライト制御回路13は、整流回路10からの電圧印加がなくなると(停電時或いは携帯ライト3を取り出した時)、スイッチ3CがON状態で、充電電池3Dからの電力を蛍光燈3Bに供給し、点灯させる。
【0014】本実施例は、以上の構成であり、以下の効果を有している。携帯ライト3とベース部1とで構成され、ベース部1が携帯ライト3の収納場所として働く。加えて、停電時には、ベース部1に取り付け状態で携帯ライト3が点灯して、ライト光がグローブ部2を通過して外部に放出されるので、停電時の暗いときであっても、周囲を照らすことができ、安全に行動することができる。また、停電時に携帯ライト3を取り出すために本実施例の電気スタンドに近づくとき、ベース部1内部を通過して外部に放出される光により、周囲が明るいので、本実施例の電気スタンドの場所まで安全に行くことができる。また、非常灯機能として、本実施例は、本体から延出するプラグをコンセントに挿入するプラグインタイプでないので、設置場所が限定されることが少ない。
【0015】更に、本実施例は、電球2Aによる照明機能を有しているので、非常灯機能としては、頻繁に利用するものないので、普段は目覚まし機能を有する照明として使用できる。そして、例えば、枕元の明かりとして、寝床の傍らに置く場合は、夜間の非常事態(地震等)に伴う停電時には、枕元の傍らに置いた本実施例を非常灯装置として、容易に利用できる。
【0016】加えて、本実施例においては、ライト光を外部に放出させる経路に照明機能のグローブ部2を利用しているので、部品点数を増やすことがないと共に、構造を複雑にすることがない。
【0017】
【発明の効果】本発明は、グローブ部より大きい外周部を有するベース部を備えているので、安定性が良い。従って、設定時刻になるとグローブ部が点灯する目覚まし機能付き電気スタンドとして枕元に置くとき、不注意に手がふれても(例えば、十分に目覚めていないとき)、すぐに倒れることが少ない。
【0018】また、ベース部の上面が傾斜しているので、グローブ部からの光が、傾斜したベース部上面の外周部により、傾斜面の前方に反射されることになる。従って、傾斜面の前方に位置する就寝している人の顔に、十分、光が照射されることになり、光による目覚まし機能として、効率よく機能する。
【0019】そして、グローブ部が半球状であるときは、より安定性が増す。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成10年(1998)2月27日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】安富 耕二 (外1名)
【公開番号】 特開平11−250729
【公開日】 平成11年(1999)9月17日
【出願番号】 特願平10−47590