| 【発明の名称】 |
照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 康美
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| 【要約】 |
【課題】光源(ランプ)の交換を容易とし、この交換時間を短縮することで生産性の向上を可能とした照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】光源10の両端を支持する支持手段24,28と、該支持手段24,28を備えた光学べ−ス14と、を備えた照明装置5であって、該光源10の両端を支持する支持手段24,28の少なくとも一方は、該光源10の点灯が可能な第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベース14に対して回動可能に配置されていること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光源の両端を支持する支持手段と、該支持手段を備えた光学べ−スと、を備えた照明装置であって、該光源の両端を支持する支持手段の少なくとも一方は、該光源の点灯が可能な第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されていることを特徴とする照明装置。 【請求項2】 支持手段の回動を第1の位置と第2の位置において固定するロック手段を備えたこと、を特徴とした請求項1に記載の照明装置。 【請求項3】 ロック手段は、第1の位置の近傍では回動可能な支持手段を常に第1の位置に付勢し、第2の位置の近傍では回動可能な支持手段を常に第2の位置に付勢するトグル機構を備えたこと、を特徴とした請求項2に記載の照明装置。 【請求項4】 ロック手段は、磁力により支持手段を略固定するマグネット部材を備えたこと、を特徴とした請求項2又は3に記載の照明装置。 【請求項5】 支持手段の少なくとも一方は、第1の位置において、光源を支持すべく光源の両端に所定の圧力を作用させる加圧手段を備えていること、を特徴とした請求項1乃至4の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項6】 前記支持手段が、第1の位置においては、加圧手段の作用により光源の両端に所定の加圧力を作用させて該光源を支持し、第2の位置においては、照明手段の両端に加圧力をほぼ作用させない状態で、該光源を仮保持したこと、を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項7】 支持手段が、第2の位置から第1の位置に回動するのにしたがって、光源の両端部に与えられる加圧力が、連続的に増加するように構成したこと、を特徴とした請求項1乃至6の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項8】 支持手段は、光源に電力を供給する給電手段を備えたこと、を特徴とした請求項1乃至9の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項9】 支持手段は、第1の位置にあるとき、給電手段を覆うカバー部材を備えたこと、を特徴とした請求項1乃至8の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項10】 光源からの光を部分的に遮光するカバー部材が、該遮光を行なう第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されたことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の照明装置。 【請求項11】 光源の両端を支持する支持手段と、該光源からの光を部分的に遮光するカバー部材と、該支持手段を備えた光学べ−スと、を備えた照明装置であって、該カバー部材が、該遮光を行なう第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されていることを特徴とする照明装置。 【請求項12】 カバー部材の回動を第1の位置と第2の位置において固定する固定手段を備えたこと、を特徴とした請求項11に記載の照明装置。 【請求項13】 支持手段を内包する筐体の一部を開いて光源の着脱を行ない、光源の点灯時には該筐体の一部を閉じる照明装置であって、カバー部材が第2の位置にある場合には、該カバー部材が干渉して該筐体の一部を閉じさせないように、該カバー部材と筐体の一部とを配置したことを特徴とする請求項10,11又は12に記載の照明装置。 【請求項14】 請求項1乃至13の何れか1項に記載の照明装置を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 【請求項15】 前記筐体の一部が原稿を載置するプラテンガラスであることを特徴とする請求項14記載の画像読み取り装置。 【請求項16】 前記請求項14又は15に記載の画像読み取り装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 【請求項17】 前記請求項14又は15に記載の画像読み取り装置と、該画像読み取り装置によって読み取った像に基づく顕画像を被記録材上に形成する像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナー等に適用可能な照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置として、プラテンガラス上に載置された原稿の表面を照明装置で照明し、走査光学部が走査して画像を読み取るスキャン方式、或いは固定された光学部により走行中の原稿の画像を読み取る流し読み式の画像読み取り装置が提案されている。 【0003】またこのような画像読み取り装置において、原稿面を照明する照明装置の光源としては、ハロゲンランプが一般的に用いられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述したような光源としてのハロゲンランプは、細長い石英ガラス管、その内部全長にわたって配置されるタングステン等のフィラメント、及び両端部の給電用接点等によって構成されているのが一般的である。 【0005】このようなハロゲンランプは、画像読み取り装置を長期にわたって使用しているうちに、いわゆるランプ切れと称するフィラメントの破断が発生することがある。このランプ切れが発生すると、原稿面を照明することができないため、読み取りを行なうことができなくなってしまう。したがって、一旦装置を停止させてランプ交換をしなければならず、画像読み取り装置の生産性を向上させるうえで、改善の余地があった。 【0006】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み、光源(ランプ)の交換を容易とし、この交換時間を短縮することで生産性の向上を可能とした照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、本発明の照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置は、下記の構成を特徴とする。 【0008】〔1〕:光源の両端を支持する支持手段と、該支持手段を備えた光学べ−スと、を備えた照明装置であって、該光源の両端を支持する支持手段の少なくとも一方は、該光源の点灯が可能な第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されていることを特徴とする照明装置。 【0009】〔2〕:支持手段の回動を第1の位置と第2の位置において固定するロック手段を備えたこと、を特徴とした〔1〕に記載の照明装置。 【0010】〔3〕:ロック手段は、第1の位置の近傍では回動可能な支持手段を常に第1の位置に付勢し、第2の位置の近傍では回動可能な支持手段を常に第2の位置に付勢するトグル機構を備えたこと、を特徴とした〔2〕に記載の照明装置。 【0011】〔4〕:ロック手段は、磁力により支持手段を略固定するマグネット部材を備えたこと、を特徴とした〔2〕又は〔3〕に記載の照明装置。 【0012】〔5〕:支持手段の少なくとも一方は、第1の位置において、光源を支持すべく光源の両端に所定の圧力を作用させる加圧手段を備えていること、を特徴とした〔1〕乃至〔4〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0013】〔6〕:前記支持手段が、第1の位置においては、加圧手段の作用により光源の両端に所定の加圧力を作用させて該光源を支持し、第2の位置においては、照明手段の両端に加圧力をほぼ作用させない状態で、該光源を仮保持したこと、を特徴とする〔1〕乃至〔5〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0014】〔7〕:支持手段が、第2の位置から第1の位置に回動するのにしたがって、光源の両端部に与えられる加圧力が、連続的に増加するように構成したこと、を特徴とした〔1〕乃至〔6〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0015】〔8〕:支持手段は、光源に電力を供給する給電手段を備えたこと、を特徴とした〔1〕乃至〔9〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0016】〔9〕:支持手段は、第1の位置にあるとき、給電手段を覆うカバー部材を備えたこと、を特徴とした〔1〕乃至〔8〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0017】〔10〕:光源からの光を部分的に遮光するカバー部材が、該遮光を行なう第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されたことを特徴とする〔1〕乃至〔9〕の何れか1項に記載の照明装置。 【0018】〔11〕:光源の両端を支持する支持手段と、該光源からの光を部分的に遮光するカバー部材と、該支持手段を備えた光学べ−スと、を備えた照明装置であって、該カバー部材が、該遮光を行なう第1の位置と該光源の着脱が可能な第2の位置をとるように該光学ベースに対して回動可能に配置されていることを特徴とする照明装置。 【0019】〔12〕:カバー部材の回動を第1の位置と第2の位置において固定する固定手段を備えたこと、を特徴とした〔11〕に記載の照明装置。 【0020】〔13〕:支持手段を内包する筐体の一部を開いて光源の着脱を行ない、光源の点灯時には該筐体の一部を閉じる照明装置であって、カバー部材が第2の位置にある場合には、該カバー部材が干渉して該筐体の一部を閉じさせないように、該カバー部材と筐体の一部とを配置したことを特徴とする〔10〕,〔11〕又は〔12〕に記載の照明装置。 【0021】〔14〕:〔1〕乃至〔13〕の何れか1項に記載の照明装置を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 【0022】〔15〕:前記筐体の一部が原稿を載置するプラテンガラスであることを特徴とする〔14〕記載の画像読み取り装置。 【0023】〔16〕:前記請求項14又は15に記載の画像読み取り装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 【0024】〔17〕:前記請求項14又は15に記載の画像読み取り装置と、該画像読み取り装置によって読み取った像に基づく顕画像を被記録材上に形成する像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 【0025】 【発明の実施の形態】〈実施形態例1〉§1.画像読み取り装置全体の概略構成以下、本発明を図面に基づき説明する。図1は、本発明を適用した画像読み取り装置の正断面図、図2〜図5は、該装置の走査光学系の説明図である。 【0026】1は、本発明を適用した画像読み取り装置である。2は、ガラス等の透明部材よりなる原稿載置台である。3は、原稿トレイ4上に積載されたシート原稿を原稿載置台2上に送り込む原稿送り装置である。5は第1走査光学部、6は第2走査光学部である。第1走査光学部5及び第2走査光学部6は、ステッピングモーター7の作用により、レール部材8,9(図5)にガイドされて矢印G,H方向に移動可能となっている。 【0027】第1走査光学部5は、原稿載置台2上の原稿を照明する光源としてのハロゲンランプ10、照明光を原稿面に収束させる反射笠11、原稿の反射光を折り返す第1ミラー12、スリット13を備えた第1枠体14等よりなる。 【0028】また、第2走査光学部6には、原稿の反射光を折り返す第2ミラー15及び第3ミラー16が備えられている。第2走査光学部6は、スキャン時に物点から像点までの光路長が一定となるように、第1走査光学部5と同期して、矢印G,H方向に移動可能となっている。 【0029】第1ミラー12,第2ミラー15,第3ミラー16により折り曲げられた原稿の反射光は、レンズ17により収束される。そして、画像読み取り素子としてのCCDセンサー18上に結像し、読み取りが行なわれれる。 【0030】§2.第1走査光学部5次に、本例の照明手段(照明装置)としての第1走査光学部5について図2〜図5を用いて説明する。 【0031】ハロゲンランプ10は、その内部全長にわたってタングステン等のフィラメントが配置された細長い石英ガラス管19、及びその両端部の給電部20,21によって構成されている。給電部20,21の先端には、窪み部22,23が構成されており、ここに電力が供給されることによりハロゲンランプ10が点灯する。 【0032】光学べ一ス14上の一端には、第1ランプ支持部24が備えられている。第1ランプ支持部24は、第1支持台25,固定給電軸26,第1カバー27等よりなる。第1支持台25は、光学ベース14上に固定され、固定給電軸26が該第1支持台25に固定されている。給電端子26は、先端が球状となった黄銅等の材質の軸で構成されており、その先端がハロゲンランプ10の給電部20の窪み部22と圧接して、ハロゲンランプ10の支持及び電力の供給を行なう構成となっている。 【0033】また、光学べ−ス14上の他端には、第2ランプ支持部28が備えられている。第2ランプ支持部28は、主に第2支持台29,加圧給電軸30,第2カバー31よりなる。第2支持台29は、光学ベース14に備えられた支点軸32を中心として矢印A,B方向に回動可能となっている。33は、第2支持台29の回動を制御するトグルばねである。トグルばね33は、一端が光学べ−ス14に、他端が第2支持台29に係止されている。トグルばね33の中心線が支点軸32の左側にあるときは(図2(b))、第2支持台29に矢印A方向への力が作用し、該第2支持台29は矢印A方向に移動してその突起部34が光学べ−ス14に突き当たって停止する(第1の位置)。また、トグルばね33の中心線が支点軸32の右側にあるときは(図3(b))、第2支持台29には矢印B方向に力が作用し、第2支持台29は矢印B方向に移動して、光学べ−ス14に備えられた阻止部材35に突き当たって停止する(第2の位置)。 【0034】第2支持台29には、マグネット36,37が配置されている。マグネット36は、光学べ−ス14に突き当たる位置(突起部34)に配置されている。また、マグネット37は、阻止部材35に突き当たる位置に配置されている。光学ベース14及び阻止部材35は、鉄等の磁性材で構成されている。したがって、上記第1の位置において第2支持台29は、トグルばね33の付勢力及びマグネット36の磁力の作用で、第1の位置に略固定される。また、上記第2の位置において第2支持台29は、トグルばね33の付勢力及びマグネット37の磁力の作用で、第2の位置に略固定される。 【0035】加圧給電軸30は、第2支持台29に対して矢印C,D方向(加圧給電軸の軸方向)にスライド可能となっている。30aは、加圧給電端子30に押圧力を与えるコイルばねである。コイルばね30aは、加圧給電軸30のつば部34を押すことにより、常時加圧給電軸30を矢印C方向に加圧している。そして、ハロゲンランプ10が装着されていないときは、加圧給電軸30は矢印C方向に移動して、ストッパー38が第2支持台29に突き当たって停止している(図3a)。 【0036】次に、本発明の主旨であるランプの着脱方法について説明する。 【0037】まず、ランプの装着の仕方について説明する。 【0038】ハロゲンランプ10を装着していないときは、第2支持台29は、トグルばね33の付勢力及びマグネット37の磁力の作用で阻止部材36に突き当たって略固定されている(図3a)。この状態で、ハロゲンランプ10を装着する。まず、ハロゲンランプ10の給電部20の窪み部22を固定給電軸26に突き当てる。そして、ハロゲンランプ10を、固定給電軸26先端を支点として矢印E方向に回動させて、給電部21の窪み部23を加圧給電軸30の先端に合わせ、仮保持させる(図2a)。この状態では、ハロゲンランプ10には、加圧給電軸30の押圧力がほとんど作用していない。なお、第2カバー31は、ハロゲンランプ10の回動軌跡から逃げた位置にあるので、ハロゲンランプ10の仮保持はスムーズに行われる。 【0039】この状態から、トグルばね33の付勢力及びマグネット37の磁力に抗する力で、第2支持台29を矢印A方向に押し込んでいく。そして、トグルばね33が支点軸32より左側になったとき、トグルばね33の付勢力は矢印A側に作用し、突起部34が光学べ−ス14に突き当たり、第2支持台29は、トグルばね33の付勢力及びマグネット36の磁力の作用で、所定位置(第1の位置)に略固定される(図2)。この一連の流れの中で、加圧給電軸30はハロゲンランプ10に徐々に矢印D方向に押し込まれ、その反力によりハロゲンランプ10の両端部には徐々に加圧力が作用していく。そして第1の位置に装着されたときには、ハロゲンランプ10の両端にランプの保持及びランプヘの給電に十分な加圧力が作用するように設定している。 【0040】なお、ハロゲンランプ10が第1の位置に装着されたときは、第2カバー31が、ハロゲンランプ10の給電部21を上部から概ね覆うように構成されている。これにより、該給電部に異物が落下するなどして給電部近傍の各部が破損することを防止している。 【0041】次に、ランプのはずしかたについて説明する。 【0042】ランプをはずすときは、上述のランプの装着とは全く逆の手順を行なう。 【0043】まず図2の状態から、第2支持台29を、トグルばね33の付勢力及びマグネット36の磁力の作用に抗して矢印B方向に徐々に回動させる。すると、ハロゲンランプ10による反力は徐々に低下し、加圧給電軸30は徐々に矢印C方向に移動する。そして、第2支持台29が、トグルばね33の付勢力及びマグネット37の磁力の作用で第2の位置に略固定される(図3)。この状態では、ハロゲンランプ10の両端にはほとんど加圧力が働いておらず、ハロゲンランプ10の窪み部22が加圧給電軸30の先端に掛かることで仮保持されているため、ハロゲンランプ10を容易に上部に向けて取り外すことができる(図4)。 【0044】なお、本形態例では第二支持台29が第2の位置にあるとき、窪み部22と凸状の加圧給電軸30との係合によりハロゲンランプ10が仮保持されるように構成したが、これに限らず、光源が平状や凸状、特に蛍光灯のように複数の電極を有する形状であっても、これと係合する形状の加圧給電軸を用いれば良い。 【0045】また、回動可能な支持手段を略固定する手段として、トグルばね及びマグネットを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、公知の様々なロック手段が適用できる。 【0046】〈実施形態例2〉本形態例は上記形態例1と比べ、照明装置としての第1走査光学部の構成が一部異なっており、その他の構成は略同じであるので同一の要素については同符番を付して再度の説明を省略する。 【0047】§1.概略構成図6〜図11は、本形態例の第1走査光学部5′の要部を示す図である。 【0048】光学べ−ス14上の一端には、前述の形態例1と同様の第1ランプ支持部24が備えられている。また、光学べース14上の他端には、第2ランプ支持部28′が備えられている。第2ランプ支持部28′は、主に第2支持台29′、加圧給電軸30によりなる。 【0049】加圧給電軸30は、第2支持台29′に対して矢印C,D方向(加圧給電軸方向)にスライド可能となっている。コイルばね31は、加圧給電軸30のつば部30bを押すことにより、常時加圧給電軸30を矢印C方向に加圧している。そして、ハロゲンランプ10が装着されていないときは、加圧給電軸30は矢印C方向に移動して、ストッパー38が第2支持台29′に突き当たって停止している。 【0050】11a,11b,11cは、ハロゲンランプ10による照明光を原稿面に収束させる反射笠である。反射笠11b,11cは、光学ベース14に固定されており、反射笠11aは遮光カバー34(後述)に固定されている。 【0051】50は、ハロゲンランプ10により発生した熱を遮断する、透明な断熱ガラスである。 【0052】34は、ハロゲンランプ10による不必要な照明光を適切にカットする遮光カバ−であり、光学ベース14に軸支された支点軸36,37を中心として矢印E,F方向に回動可能となっている。38,39は、ねじりコイルばねである。ねじりコイルばね38,39は、支点軸36,37に嵌着され、常時遮光カバー34を矢印E方向(開き方向)に付勢している。遮光カバー34は、作動位置に固定されていないときには矢印E方向に付勢されて遮光カバー34に備えられたストッパー40が光学ベース14の一部に突き当たり、ほぼ垂直な状態となって停止する(第2の位置、図8,図9)。 【0053】41,42は、遮光カバー34を固定するロック部材である。ロック部材41,42は、各々第1支持台25及び第2支持台29に備えられている。また、ロック部材41,42は、各々支点軸43,44に対して回動可能となっており、遮光カバー34を固定するロック位置p,q(図7)、及び遮光カバー34を解除する解除位置x,y(図9)をとることができる。ロック部材41,42が、遮光カバー34を固定しているときは、画像読み取り装置として正規の作動が可能となる(第1の位置、図6,図7)。 【0054】§2.ランプの着脱方法まず、ランプの装着の仕方について説明する。 【0055】ハロゲンランプ10を装着していないときは、加圧給電軸30は矢印C方向に移動して、ストッパー33が第2支持台29に突き当たって停止している。また、遮光カバー34は、ロック部材41,42が解除され(x,yの位置)、遮光カバー34は、ほぼ垂直な状態となって停止している(第2の位置、図8,9)。 【0056】この状態で、ハロゲンランプ10を装着する。まず、ハロゲンランプ10の給電部21の窪み部23を加圧給電軸30に突き当てる。そして、ハロゲンランプ10を、加圧給電軸30先端を支点として矢印J方向に回動させ、それと同時に加圧給電軸30をコイルばね31の付勢力に抗して矢印D方向に押し込んでいく(図10)。そして給電部20の窪み部22を固定給電軸26の先端に合わせ、保持させる(図10)。この一連の流れの中で、加圧給電軸30はハロゲンランプ10に後々に矢印D方向に押し込まれ、その反力によりハロゲンランプ10の両端部には徐々に加圧力が作用していく。そして所定位置(図11)に装着されたときには、ハロゲンランプ10の両端にランプの保持及びランプヘの給電に十分な加圧力が作用するように設定している。 【0057】このランプ装着の動作の中では、遮光カバー34及び反射笠11aは充分に開放されているため、ランプ装着の操作を阻害せず、スムーズな装着が行なわれる。 【0058】次に、遮光カバー34を、ねじりコイルばね38,39の付勢力に抗して矢印F方向に回動させていく。そして第1の位置にきたときに、ロック部材41,42をロック位置p,qまで回動させて遮光カバー34を第1の位置にロックする(図7)。 【0059】最後に、プラテンガラス2を第1走査光学部5の上方近傍の所定位置にセットする(図6)。この時、仮に遮光カバー34を第1の位置にロックし忘れたとする。この場合、遮光カバー34は第2の位置に仮保持されているため、プラテンガラス2を所定位置にセットしようとしても、プラテンガラス2と遮光カバー34が干渉してプラテンガラス2を所定位置にセットすることができない(図8)。したがって、遮光カバー34をセットし忘れたまま装置を作動させて、本来遮光されるべき光束が原稿面以外に照射されてしまうことや、反射笠11aによって導光されるはずの光束が原稿面に到達しないこと、再びプラテンガラス2をはずして遮光板34をセットし直すこと等をなくすことができる。 【0060】次に、ハロゲンランプ10のはずしかたについて説明する。 【0061】該ランプ10をはずすときは、上述の装着とは全く逆の手順を行なう。まず、図6の状態からプラテンガラス2をはずす。その後、ロック部材41,42を回動させて解除位置x,yにし、遮光カバー34を第2の位置に解除する。 【0062】このとき、ハロゲンランプ10は、図11の状態にセットされている。この状態から、ハロゲンランプ10を矢印D方向に押し込んで給電部20の窪み部22を固定給電軸26からはずし、さらにハロゲンランプ10を加圧給電軸30の先端を支点にして矢印K方向に持ち上げ、ハロゲンランプ10をはずす。 【0063】以上のように、本形態例によれば、ランプの降格を、容易且つ確実に行なうことができる。 【0064】なお、本例の支持手段(第1ランプ支持部24,第2ランプ支持部28′)においても、前述の形態例1と同様に回動可能としても良い。これにより、ハロゲンランプ10の交換を更に容易とすることができる。 【0065】なお、上述の形態例では何れも、光源としてハロゲンランプを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、蛍光灯等であってもよいのは勿論のことである。 【0066】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、光源(ランプ)の交換を容易とし、この交換時間を短縮することで生産性の向上を可能とした照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月17日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】高梨 幸雄
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| 【公開番号】 |
特開平11−185519 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−364100 |
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