| 【発明の名称】 |
照明ユニットとそれを用いた液晶表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】安田 ▲吉▼範
【氏名】▲高▼橋 弘
【氏名】古割 一哉
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| 【要約】 |
【課題】高輝度化,大画面化に対処するときに問題となるリフレクタへの漏れ電流を小さくして消費電力の改善をはかる。
【解決手段】照明のための蛍光ランプ8の側面部に光を均斉化する導光板1を有し、リフレクタ7により蛍光ランプ8を確実に保持して両者の空間距離を均一にして、蛍光ランプからリフレクタへの漏れ電流を防止すると共にリフレクタにより蛍光ランプへの外部衝撃を保護する照明ユニットである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 液晶パネルをその裏面から照明するために入射された光を均斉化する光均斉化手段を有する導光板と、前記導光板の少なくとも1つの側面部に配置され、前記照明のための発散光を出力する蛍光ランプと、前記蛍光ランプからの発散光を導光板に向けて反射するリフレクタと、前記導光板の裏面を覆う反射板と、前記導光板の表面を覆う樹脂製フィルムシートと、これらが装着される枠体とからなることを特徴とする照明ユニット。 【請求項2】 前記リフレクタは、厚さ2mm以下の金属板と、絶縁性反射材とを貼り合わせた構成による反射板を用いることを特徴とする請求項1記載の照明ユニット。 【請求項3】 請求項1および2記載の照明ユニットを有し、前記照明ユニットの上部に、液晶パネルと前記液晶パネルの表示範囲を開孔した金属フレームとを有することを特徴とする液晶表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、透過型の表示装置の照明用として使用される照明ユニットとそれを用いた液晶表示装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、ラップトップやノートブックタイプのワードプロセッサ、或いはパーソナルコンピュータなどの情報機器用の表示装置において、軽量,薄型,低消費電力などの特徴を活かして透過型の液晶パネルに画像を表示する液晶表示装置が多用されている。 【0003】また、近年では、このような液晶表示装置のカラー化に伴って、液晶パネルの表示領域をその裏面から照明するための照明ユニットを内蔵したものが大半を占めるようになってきた。この照明ユニットは、最近では携帯性を重視したノートブックタイプのワードプロセッサやパーソナルコンピュータなどの普及に伴って大半が導光板を用いるエッジライトタイプとなっている。 【0004】図3は、従来のエッジライトタイプの照明ユニットの断面図(蛍光ランプ配置側)を示す。このエッジライトタイプの照明ユニットにおいては、蛍光ランプからの発散光を有効に利用するため、均斉化を施した導光板31の裏面にその導光板31の外形と同等形状の反射板(または反射シート)32を、また前記導光板31の表面に樹脂製フィルムシート34を設置し、前記導光板の側面に配置した蛍光ランプ37をリフレクタ36で包み込む構成としており、前記リフレクタはPET等の樹脂シートにAg等の高反射性金属を蒸着し形成した反射シートで構成されていた。以上の部材は、樹脂製の外枠であるハウジング33に組み込まれ、裏面カバー35と共に保持される構成となっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、最近の液晶表示装置では、ノートブックタイプのワードプロセッサやパーソナルコンピュータの普及に伴い、高輝度化,大画面化に対する要望や液晶表示装置の特徴である薄型,軽量,低消費電力に対する要求が益々強くなってきた。 【0006】大画面,高輝度で且つ薄型,軽量,低消費電力を実現するために、導光板の厚みを薄くすると共に蛍光ランプを細管化し、輝度を上げるために蛍光ランプ点灯周波数を高くすることで対応してきた。 【0007】しかしながら、従来のような樹脂製の反射シートで構成されたリフレクタでは、点灯周波数を高くした際、蛍光ランプからリフレクタへの漏れ電流が大きくなり、消費電力の損失を大きくする結果となっていた。また、樹脂製の反射シートで構成したリフレクタでは蛍光ランプを確実に保持することができず、機構的にも蛍光ランプを保護することが困難で蛍光ランプが破損する危険性を有していた。更に、樹脂製の反射シートで構成したリフレクタでは所望の形状に保持することが困難であるという問題も有していた。 【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、蛍光ランプを高周波で点灯する際に、リフレクタへの漏れ電流を著しく小さくして消費電力を改善し、且つ蛍光ランプの保持力を強く保つことができるリフレクタを有する照明ユニットとそれを用いた液晶表示装置の提供を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決し目的を達成するための請求項1および2記載の照明ユニットは、液晶パネルをその裏面から照明するための照明ユニットであって、前記照明のために入射された光を均斉化する光均斉化手段を有する導光板と、前記導光板の少なくとも1つの側面部に配置され、前記照明のための光を入射する蛍光ランプと、前記蛍光ランプからの発散光を導光板に向けて反射するリフレクタと、前記導光板の裏面を覆う反射板と、前記導光板の表面を覆う樹脂製フィルムシートと、これらが装着される枠体とからなり、前記リフレクタは、厚さ2mm以下の金属板と、樹脂シートとを貼り合わせた構成とする。 【0010】請求項3記載の液晶表示装置は、請求項1および2記載の照明ユニットを設け、前記照明ユニットの上部に、液晶パネルと前記液晶パネルの表示範囲を開孔した金属フレームとを有する構成とする。 【0011】本発明によれば、リフレクタにより蛍光ランプを確実に保持する構成であるので蛍光ランプからリフレクタへの漏れ電流を防止する作用を有し、照明ユニットの小型化と共に液晶表示装置の小型化が容易となる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す照明ユニットとそれを用いた液晶表示装置について、図1および図2を参照しながら具体的に説明する。 【0013】(実施の形態)図1は本実施の形態における照明ユニットの構成を示す断面図であり、図1(a)は蛍光ランプが配置されていない側を示し、図1(b)は蛍光ランプが配置されている側を示す。 【0014】この照明ユニットは、図1(a)に示すように、導光板1の裏面側には光均斉化のためのドットパターンを形成し、その導光板1の面上には、導光板1と同等の外形に設計された反射板2を置き、導光板1より大きく形成された裏面カバー6とハウジング3をネジ4で固定することにより取り付けられる構成となっている。また、導光板1の表面側(出射光面側)には、拡散シートやプリズムシート等よりなる樹脂製フィルムシート5が配置されている。 【0015】また図1(b)に示すように、導光板の側面部には、蛍光ランプ8がリフレクタ7によって導光板1の入射光側を除いて覆われた状態で配置され、その蛍光ランプ8の上部が裏面カバー6で固定される構成となっている。 【0016】本実施の形態における照明ユニットは、ハウジング3に樹脂性フィルムシート5,導光板1,反射板2が順番に挿入された後、蛍光ランプ8をリフレクタ7と共に装着し、裏面カバー6をハウジング3にネジ4でもって固定している。なお、リフレクタ,反射板は裏面カバーを用いずに直接ハウジングにネジ等で固定する場合もある。 【0017】本実施の形態の照明ユニットにおいて使用したリフレクタ7はステンレス板の片面に白色樹脂シート(ポリエステル等)が接着された、例えば厚さ2mm以下のものを用いているが、金属板としてアルミ板や黄銅板(真鍮)を使用することも可能である。 【0018】本実施の形態における照明ユニットの構成を示す図面では、リフレクタ7の断面形状はコの字型であるが、半円や楕円等、形状を任意に形成することができる。また、蛍光ランプ8の本数は1本の場合を示したが、一片に複数本、あるいは複数辺に配置した照明ユニットも含まれる。 【0019】図2は本実施の形態における照明ユニットを用いた液晶表示装置の断面図であり、図2(a)は蛍光ランプが配置されていない側を示し、図2(b)は蛍光ランプが配置されている側を示す。この液晶表示装置は、図2に示すようにハウジング3に液晶パネル9を置き、液晶パネル9の表示範囲を開孔した金属フレーム10により照明ユニットと液晶パネル9を保持する構成となっている。 【0020】以上の構成によると、リフレクタ7と蛍光ランプ8との空間距離が均一に保たれ、リフレクタ7への電流リークを防止することができる。また同時にシートとは異なり、リフレクタ自体が外部衝撃からランプを保護する役割を果たすことができる。 【0021】したがって、液晶表示装置を薄型,軽量化し且つ高輝度化しようとする際に、高周波での点灯時に発生する消費電力損失を低減し、蛍光ランプの保持効果を高めることができる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によればリフレクタと蛍光ランプの空間距離が均一に保たれるので、点灯周波数を高くした際、蛍光ランプからリフレクタへの漏れ電流を小さくし、消費電力の損失を低減することができる。また、リフレクタでもって蛍光ランプを確実に保持することができるため、機構的にも蛍光ランプを保護することが可能となる。また、樹脂シートで構成したリフレクタではできなかったリフレクタを所望の形状に成形する、ということが可能となり、反射率の高いリフレクタ構造を得ることが可能となる。 【0023】これらにより、ますます強くなる液晶表示装置の薄型,軽量化,低電力消費化且つ高輝度化が可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)12月15日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】松村 博
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| 【公開番号】 |
特開平11−176225 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−344749 |
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