トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F21 照明




【発明の名称】 部品取付け用V字状ばね
【発明者】 【氏名】安原 克

【要約】 【課題】一対のアーム部をすぼめるのに要する操作力を軽減し器具本体に対してカバーを容易に取付け得る部品取付け用V字状ばねを得ることにある。

【解決手段】一本のばね線材を曲げてなる。器具本体に着脱可能なカバーに設けられたばね支えに支持される中央部の巻き部18と、この巻き部18の両端から延びる一対のアーム部19と、これらアーム部19の先端部を曲げてなるストッパ端部20とからV字形状をなす。ストッパ端部20が互いに近付くように両アーム部19を屈曲する非直線形状とする。この構造のV字状ばね17は、器具本体に設けられたばね受金具14が有する出入り口部付き取付け溝15の両端15a1に一対のアーム部19を弾性的に接触させて、これらアーム部19が開こうとするばね力により、カバーを引き上げて器具本体に取付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】一本のばね線材を曲げてなり、中央部の巻き部と、この巻き部の両端から延びる一対のアーム部と、これらアーム部の先端部を曲げてなるストッパ端部とからV字形状に形成されるとともに、固定部材又はこれに着脱可能な部品の一方に設けられたばね支えに前記巻き部が支持され、他方に設けられたばね係止部が有する出入り口部付き取付け溝に前記一対のアーム部を弾性的に係合させて、前記一対のアーム部が開こうとするばね力により前記固定部材に前記部品を取付けるV字状ばねにおいて、前記ストッパ端部が互いに近付くように前記両アーム部を屈曲又は湾曲する非直線形状としたことを特徴とする部品取付け用V字状ばね。
【請求項2】前記両アーム部の前記ストッパ端部側部分が直線形状をなしており、これらストッパ端部側部分が前記取付け溝の両端に接触して前記ばね係止部を通過する際に互いに平行となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の部品取付け用V字状ばね。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば照明器具の器具本体に透光性カバー等を着脱可能に取付けるのに使用される部品取付け用V字状ばねに関する。
【0002】
【従来の技術】器具本体に透光性のカバーを着脱可能に取付けるために従来よりV字状ばねが使用されている。V字状ばねは、一本のばね線材を曲げてなるものであって、図6及び図7に示されるように中央部の巻き部1と、この巻き部1の両端から直線形状をなして延びる一対のアーム部2と、これらアーム部2の先端部を曲げてなるストッパ端部3とからV字形状に形成されている。
【0003】一方、固定部材である器具本体又はこれに着脱可能な部品である透光性カバーのいずれか一方にはばね支え4(図6参照)設けられ、これに対応して他方にはばね係止部5(図8参照)が設けられる。V字状ばねはその巻き部1を前記ばね支え4に引っ掛けて取付けられる。ばね係止部5には、細長い溝部分と、この溝部分の長手方向中央部一側を開放する出入り口部を有した取付け溝6が設けられている。
【0004】そして、前記V字状ばねを用いて天井部に設置された器具本体にカバーを取付けるには、まず、図8中Aの状態のV字状ばねの一対のアーム部2が互いに近づくようにこれらアーム部2を指で挟圧し、図8中Bの状態に示すように狭めて前記出入り口の幅よりも狭くして、一対のアーム部2を前記出入り口部を通して取付け溝6内に入れてから前記挟圧を解放する。それにより、互いに離れるように開く一対のアーム部2が、図8中Cの状態で示すように前記細長い溝部分に対して斜めに交差するように前記細長い溝部分の両端6aに夫々弾性的に係合(接触)される。そうすると、V字状ばねの復元しようとするばね力により、一対のアーム部2が上方に向けて前記両端6aを滑りながら図8中Dの状態を経て図8中Eで示すように変位されるから、それに伴って、巻き部1が引っ掛かっているばね支えが取付けられたカバーが器具本体側に移動され、器具本体へのカバーの取付けが完了する。
【0005】又、前記手順で取付けられたカバーを器具本体から外すには、まず、カバーを器具本体に対して引張る。そうすると、一対のアーム部2間の開き角度が次第に小さくなるようにV字状ばねを弾性変形させながら前記カバーが引下げられ、やがて、一対のストッパ端部3が取付け溝6の両端6aの縁部に夫々引っ掛って前記引下げ動作が停止される。次に、器具本体とこの下方に引き下げられたカバーとの間に手先を差し入れて、一対のアーム部を図8中Bの状態に示すように狭めることによって取付け溝6の前記出入り口の幅よりも狭くし、そのまま一対のアーム部2を前記出入り口部に通す。それにより、器具本体からカバーを取外すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のV字状ばねはその一対のアーム部2が直線形状であるために、カバー(部品)の既述の取付けにおいて、直線形状のアーム部2が取付け溝6の両端の縁部6aに弾性的に接触すると、これら一対のアーム部2は直ちにばね力で開き始めるので、カバーを引き上げる速度が速い。そのため、器具本体(固定部材)に対してカバー(部品)が当る衝撃が大きく、カバーが損傷するおそれが高い。しかも、天井側高所において器具本体(固定部材)とカバー(部品)との間から抜きだされようとする作業者の手を、前記のように急速に上昇するカバーによってこれと器具本体との間に挟む恐れも大きい。
【0007】又、一対のアーム部2が直線形状であることに伴い、これらアーム部2の先端部に形成されたストッパ端部3間の距離が大きい。そのため、前記のように取付け溝6の出入り口部の幅よりも狭く一対のアーム部2をすぼめて、V字状ばねをばね係止部5の取付け溝6に係合させるのに、図8中Aの状態からBの状態に示すようにかなり大きく一対のアーム部2を挟圧する必要がある。したがって、カバー(部品)を着脱する際に必要な一対のアーム部2の挟圧操作に大きな力を要し、作業性が良くないという問題がある。
【0008】なお、前記諸問題は、V字状ばねのばね力を小さくすれば幾分かは改善できるが、そのようにすると、器具本体(固定部材)に対するカバー(部品)の取付け保持力が低下するので、振動や外力によって不用意にカバーが器具本体に対して下がり易くなり、現実的な対策ではない。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、一対のアーム部を挟圧してすぼめるのに要する操作力を軽減して固定部材に対して部品を容易に取付けることができる部品取付け用V字状ばねを得ることにある。
【0010】また、本発明が解決しようとする第2の課題は、前記第1の課題を解決するにあたり、取付けられる部品等の損傷を防止できるとともに、部品の取付け作業を安全に行なえる部品取付け用V字状ばねを得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、一本のばね線材を曲げてなり、中央部の巻き部と、この巻き部の両端から延びる一対のアーム部と、これらアーム部の先端部を曲げてなるストッパ端部とからV字形状に形成されるとともに、固定部材又はこれに着脱可能な部品の一方に設けられたばね支えに前記巻き部が支持され、他方に設けられたばね係止部が有する出入り口部付き取付け溝に前記一対のアーム部を弾性的に係合させて、前記一対のアーム部が開こうとするばね力により前記固定部材に前記部品を取付けるV字状ばねを前提とする。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するために、請求項1の発明は、前記ストッパ端部が互いに近付くように前記両アーム部を屈曲又は湾曲する非直線形状としたことを特徴とするものである。
【0013】この請求項1の発明においては、屈曲又は湾曲して非直線状をなす一対のアーム部の先端部に形成されたストッパ端部が互いに近づけられているから、これら一対のアーム部を互いに近付ける方向に挟圧して、ばね係止部の取付け溝が有する出入り口部の幅よりもアーム部の両ストッパ端部側部分間を狭くするのに必要な前記一対のアーム部の変位量を少なくできる。
【0014】前記第2の課題を解決するために、請求項1の発明に従属する請求項2の発明は、前記両アーム部の前記ストッパ端部側部分が直線形状をなしており、これらストッパ端部側部分が前記取付け溝の両端に接触して前記ばね係止部を通過する際に互いに平行となるようにしたことを特徴とするものである。
【0015】この請求項2の発明は請求項1の発明に従属するので、前記請求項1の発明の作用に加えて、次の作用がある。すなわち、固定部材に部品を取付ける際において、はじめにばね係止部の取付け溝の両端に一対のアーム部のストッパ端部側部分を係合させた際には、これらストッパ端部側部分が互いに平行となるから、一対のアーム部を開かせようとするばね力に拘らず、これらアーム部を上向きに滑らせる分力が発生しないか無視できる程度に少なくできる。そのため、V字状ばねが部品を引き上げることがなく、部品を少し手で押上げることにより、V字状ばねがそのばね力で開いて部品を引き上げる。したがって、作業者が部品を押上げるために器具本体とカバーとの間から手を抜いた状態で、部品をV字状ばねで引き上げて固定部材に取付けることができる。しかも、既述のようにアーム部の前記ストッパ端部側部分よりも下側の巻き部側部分が開くことによってはじめて部品を引き上げるから、部品の引き上げ速度を遅くできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0017】図1は第1の実施の形態に係るV字状ばねを備える照明器具の構成を分解して示す斜視図であって、この図中11は天井側に固定される固定部材としての器具本体、12は器具本体11の下側に着脱可能に取り付けられる部品としての透光性のカバーである。図示しないが器具本体11内には、この本体11の長手方向両側に設けられた少なくとも一対のランプソケットを介して少なくとも1本の直管型蛍光ランプが収容されているとともに、このランプを点灯させるために必要な各種の電気部品などが収容されている。
【0018】器具本体11の下面には、前記ランプの光が通過する開口11aが開けられているとともに、この開口11aを囲む枠部13が設けられている。そして、枠部13の内面には複数のばね係止部としてのばね受金具14が取付けられている。これらばね受金具14は取付け溝15を有している。図5に示されるように取付け溝15は、細長い溝部分15aと、この溝部分15aの長手方向中央部一側を開放する出入り口部15bとからなり、したがって、出入り口部15bの幅は溝部分15aよりも短い。
【0019】カバー12は前記枠部13の外側に嵌合する大きさであり、その周壁内面にはばね受金具14の夫々に対応する複数のばね支え16が取付けられている。これらばね支え16は金属板等からなり、図2中二点鎖線で示すようにフック部16aを有している。そして、各ばね支え16の夫々にはV字状ばね17が取付けられている。
【0020】図2及び図3等に示されるように各V字状ばね17は、一本の金属製ばね線材を曲げてなるものであって、巻き部18と、一対のアーム部19と、ストッパ端部20とからV字形状をなして形成されている。巻き部18は密着コイル巻きされた部分であり、V字状ばね17の中央部に設けられている。この巻き部18を前記フック部16aに引っ掛けることによりV字状ばね17はばね支え16を介してカバー12に取付けられている。一対のアーム部19は、巻き部18の両端から一体に延びて設けられている。ストッパ端部20はアーム部19の先端部をループ状に曲げて形成されているとともに、これらストッパ端部20は一対のアーム部19間に対して外側方向に突出して設けられている。
【0021】そして、前記一対のアーム部19は、巻き部側部分19aとストッパ端部側部分19bとが屈曲して連なる非直線形状をなしているとともに、その屈曲はストッパ端部20が互いに近づく方向になされている。なお、比較のために従来のV字状ばねを図2及び図3中2点鎖線で図示する。この比較により明らかなように前記屈曲構造によりストッパ端部側部分19bが従来のものと比較してV字状ばねの内側に変位されており、それに伴い、両ストッパ端部20が互いに近付けられているものである。
【0022】次に、既に天井部に装着された器具本体11に前記構成のV字状ばね17を用いてカバー12を取付ける手順を以下説明する。
【0023】カバー12を天井側に持ち上げて器具本体11の直下に対向させた状態で、カバー12に取付けられているV字状ばね17の一対のアーム部19を、図5中Aの状態から同図Bで示す状態となるように指で挟圧して、これらアーム部19を互いに近付けする。それに伴い巻き部18は巻き締められて弾性力を蓄える。そして、前記挟圧により互いに接近された一対のアーム部19のストッパ端部側部分19b間が器具本体11のばね受金具14が有する取付け溝15の出入り口部15bの幅よりも狭められた状態(この状態は図4に示されている。)で、これら一対のアーム部19を出入り口部15bに通し取付け溝15内に入れて前記挟圧を解放する。
【0024】ところで、既述のように一対のアーム部19は内側に屈曲して非直線状をなしその先端部のストッパ端部20が互いに近づけられているから、前記ストッパ端部側部分19bを前記出入り口部15bに通すのに適するように、一対のアーム部19を相互間が狭まるようにするのに必要な一対のアーム部19の変位量を少なくできる。すなわち、図5中Bで示す状態のV字状ばね17と図8中Bの状態で示す従来のV字状ばねとの比較から明らかなように、第1の実施の形態に係るV字状ばね17の一対のアーム部19間の開き角度の方が大きい。
【0025】それにより、出入り口部15bに一対のアーム部19のストッパ端部側部分19bを通すために両アーム部19を互いに近付くように挟圧してすぼめるための操作力を軽減できる。そのため、各V字状ばね17のアーム部19を対応する位置のばね受金具14の取付け溝15に夫々容易に嵌め込むことができ、その作業性を向上できる。
【0026】又、前記挟圧の解放により、互いに離れるように開く一対のアーム部19のストッパ端部側部分19bが、図5中Cの状態で示されるように取付け溝15の長手方向両端15a1に夫々弾性的に係合(接触)される。この場合、既述のように一対のアーム部19が互いに近づくように内側に屈曲しているから、その屈曲角度と前記両端15a1間の距離との関係によりストッパ端部側部分19bは、図5中Cの状態で示されるように互いに平行(略平行を含む)となって、前記両端15a1に夫々弾性的に接触される。
【0027】したがって、この状態では、一対のアーム部19がVの字を開く方向に復元しようとするばね力に拘らず、これらアーム部19を上向きに滑らせる分力を発生しないか無視できる程度に少なくできる。そのため、前記挟圧の解放後直ちにV字状ばね17がカバー12を引き上げることがない。
【0028】そして、この後、前記ストッパ端部側部分19bが前記溝部分15aの両端15a1を通過するまでカバー12を手で押上げることにより、前記巻き部側部分19aが前記両端15a1に斜めに交差するように接触するから、この時点以降、V字状ばね17のばね力により一対のアーム部19が図5中Dで示す状態を経て同図Eの状態に示すように開きながら上方に滑り出して変位する。それに伴い、カバー12が引き上げられて、このカバー12が器具本体11の枠部13の外側に嵌合して器具本体11に取付けられる。
【0029】したがって、前記手順によるカバー12の取付け作業によれば、V字状ばね17をばね受金具14に嵌め込んだ直後に、このばね17が復元しようとするばね力でカバー12が上昇することがないとともに、カバー12を上昇させるために作業者は器具本体11とカバー12との間から手を抜いてカバー12を押上げる必要があるから、カバー12の取付けにおいて上昇するカバー12と器具本体11との間に手を挟まれる恐れがなく、安全に作業を実施できる。
【0030】その上、既述のように前記溝部分15aの両端15a1にアーム部19のストッパ端部側部分19bを通過させてそれよりも下側の巻き部側部分19aを接触させることによって、一対のアーム部19を開かせてカバー12を引き上げるから、カバー12の引き上げ速度を巻き部側部分19aのみに依存させて前記速度を遅くできる。したがって、器具本体11に対して上昇するカバー12が取付けられる際の衝撃が小さくなるため、カバー12等が損傷するおそれを少なくできる。なお、V字状ばね17のばね性は従来と同じであるので、器具本体11に対するカバー12の取付け保持力が低下することはなく、振動や外力によって不用意にカバー12が器具本体11の下方に下がる恐れがない。
【0031】又、前記手順で取付けられたカバー12を器具本体11から外すには、まず、カバー12を器具本体11に対して引き下げる。そうすると、前記溝部分15aの両端15a1での規制により、これらの端15aに前記巻き部側部分19aが接触している間は、一対のアーム部19間の開き角度が次第に小さくなるようにV字状ばね17が弾性変形される。
【0032】そして、引続く引下げにより、アーム部19の屈曲点が前記両端15a1を通過して、前記ストッパ端部側部分19bが前記端15a1に接触するようになると、これらの部分19bが平行状態を保持したままで引下げられ、やがて、一対のストッパ端部20が取付け溝15の両端の縁部においてばね受金具14に夫々上側から引っ掛って、前記引下げ動作が停止される。
【0033】次に、器具本体11とこの下方に引き下げられたカバー12との間に手先を差し入れて、一対のアーム部19を挟圧して狭めることによって前記出入り口15bの幅よりも狭くする。そして、そのまま一対のアーム部19を出入り口部15bに通すことにより、器具本体11からカバー12を取外すことができる。
【0034】なお、本発明は前記第1の実施の形態に制約されるものではない。例えば、前記第1の実施の形態では、固定部材としての器具本体11にばね係止部14を設けるとともに、これに対応して着脱部品としてのカバー12にばね支え16を設けたが、この逆に、固定部材11にばね支え16を設けるとともに部品12にばね係止部14を設けて、前記第1の実施の形態とは上下逆向きにV字状ばね17を固定部材11に取付けて、このばね17を介して部品12を固定部材11に着脱可能に取付けるようにしても良い。
【0035】又、アーム部19はその長手方向中央位置の屈曲部を境とする巻き部側部分19aとストッパ端部側部分19bとの内のいずれか一方を湾曲形状とし、かつ他方を直線形状としてもよく、或いは、アーム部19全体を湾曲する非直線形状として実施してもよい。
【0036】又、本発明は器具本体に対する透光カバーの取付けにだけ用途を制限されるものでもなく、器具本体に制光用の格子状ルーバを支持した枠等の部品を取付ける場合にも適用でき、しかも、照明器具以外にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】請求項1に記載の発明によれば、固定部材のばね係止部の取付け溝が有する出入り口部に一対のアーム部のストッパ端部側部分を通すのに必要な前記一対のアーム部の変位量が少なく、一対のアームを挟圧してすぼめるための操作力が軽減されるため、本発明の部品取付け用V字状ばねを採用することにより固定部材に対して部品を容易に取付けることができる。
【0039】請求項1の発明に従属する請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、取付け溝に係合された一対のアーム部を開かせて固定部材に部品を取付けるのに、部品の押上げ操作が必要であるので、固定部材とこれに対してV字状ばねにより引き上げられる部品との間に作業者の手が挟まれるそれが少なく、部品の取付け作業を安全に行なえる。しかも、アーム部の前記ストッパ端部側部分よりも下側の巻き部側部分が開くことによってはじめて部品を引き上げるから、部品の引き上げ速度が遅く、よって、部品の取付けに伴う衝撃が小さいので、取付けられる部品等の損傷を防止できる。
【出願人】 【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
【出願日】 平成9年(1997)11月26日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
【公開番号】 特開平11−162227
【公開日】 平成11年(1999)6月18日
【出願番号】 特願平9−324204