| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】中辻 光彦
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| 【要約】 |
【課題】灯具本体の温度上昇を抑制することができる照明器具を提供する。
【解決手段】灯具本体9内にランプ10を装備し、該灯具本体前面の透光開口に該透光開口を閉塞すると共に光を透過させる保護パネル12を配設し、該保護パネルの前方側への移動を規制する規制凸部14aを内周面に突設した大略環状の前面枠14を前記透光開口に嵌合して成る照明器具において、規制凸部の突出方向内側に該規制凸部の前後方向厚みより厚い付加機能用透光パネル13を保護パネルに接するように配設し、規制凸部の前方側に溝部14bを設けるとともに、付加機能用透光パネルを前方側から押圧係止する係止バネ15を前記溝部に係合配設した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 灯具本体内にランプを装備し、該灯具本体前面の透光開口に該透光開口を閉塞すると共に光を透過させる保護パネルを配設し、該保護パネルの前方側への移動を規制する規制凸部を内周面に突設した大略環状の前面枠を前記透光開口に嵌合して成る照明器具において、前記規制凸部の突出方向内側に該規制凸部の前後方向厚みより厚い付加機能用透光パネルを前記保護パネルに接するように配設し、前記規制凸部の前方側に溝部を設けるとともに、前記付加機能用透光パネルを前方側から押圧係止する係止バネを前記溝部に係合配設したことを特徴とする照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被照射面の特定の領域を照射するスポットライト等の照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術を図5を用いて説明する。図5は照明器具の一部破断した側面図である。 【0003】図5に示す照明器具は、灯具本体1、ランプに相当するミニハロゲン電球2、反射鏡3、保護パネル4、付加機能用透光パネル5、前面枠6を有して構成してある。 【0004】灯具本体1は大略円筒体であって、一端部に投光開口部1aを有し、他端部1bがアーム7に軸支され照射方向を自在に変更することができるようになされている。 【0005】ミニハロゲン電球2は、灯具本体1内部の灯具本体1の中心線L1上に位置するように配設されている。 【0006】反射鏡3は、ミニハロゲン電球2の側方及び後方を覆って前面投光開口部3aから光を前方へ照射するものである。 【0007】保護パネル4は、ミニハロゲン電球2及び反射鏡3の前方であって、灯具本体1の投光開口部1aを閉塞するようにして灯具本体1に設けてある。保護パネル4は、ミニハロゲン電球2が破損した場合でも該破損による破片が灯具本体1の外部に飛散することを防止するものである。 【0008】付加機能用透光パネル5は、ミニハロゲン電球2及び反射鏡3の前方であって、更に保護パネル4より前方であって、保護パネル4を覆うようにして灯具本体1に設けてある。付加機能用透光パネル5は、具体的には、カラーフィルターや色温度変換フィルター、熱線カットフィルター等である。 【0009】そして、投光する前に予め所望の付加機能用透光パネル5を取り付けておくことにより、所望の配光を得ることができるようになされている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところで、保護パネル4は、器具本体1の透光開口部1aに嵌合した前面枠6の内側面から突出した凸部6aのミニハロゲン電球2配設側(後方側)の側面でもって押さえつけられて、前方に脱落しないようになされている。一方、付加機能用透光パネル5は係止バネ8によって前記凸部6aの前記側面と反対側の透光方向側側面に押さえつけられて、脱落しないようになされている。 【0011】従って、保護パネル4と付加機能用透光パネル5との互いに対向する面の間には凸部6aが介在しており、両面間には凸部6aの厚みの空気層Aが存在する。 【0012】この空気層Aは断熱層としての作用を有するため、従来の照明器具にあっては、灯具本体内に生じた熱を保護パネル4側から放熱することが妨げられ、灯具本体内の温度が上昇するという問題点があった。 【0013】本発明は、上記問題点を改善するために成されたもので、その目的とするところは、灯具本体の温度上昇を抑制することができる照明器具を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、灯具本体内にランプを装備し、該灯具本体前面の透光開口に該透光開口を閉塞すると共に光を透過させる保護パネルを配設し、該保護パネルの前方側への移動を規制する規制凸部を内側面に突設した大略環状の前面枠を前記透光開口に嵌合して成る照明器具において、前記規制凸部の突出方向内側に該規制凸部の前後方向厚みより厚い付加機能用透光パネルを前記保護パネルに接するように配設し、前記規制凸部の前方面近傍に溝部を設けるとともに、前記付加機能用透光パネルを前方側から押圧係止する係止バネを前記溝部に係合配設したことを特徴とするものである。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図4を用いて説明する。図1は照明器具の一部破断した側面図である。図2は照明器具の要部断面図である。図3は係止バネの正面図である。図4は照明器具の正面図である。 【0016】図1に示す照明器具は、灯具本体9、ランプに相当するミニハロゲン電球10、反射鏡11、保護パネル12、付加機能用透光パネル13、前面枠14、係止バネ15を有して構成してある。 【0017】灯具本体9は大略円筒体であって、一端部に透光開口部9aを有し、他端部9bがアーム16に軸支され照射方向を自在に変更することができるようになされている。 【0018】ミニハロゲン電球10は、灯具本体9内部の灯具本体9の中心線L2上に位置するように配設されている。 【0019】反射鏡11は、ミニハロゲン電球10の側方及び後方を覆って前面投光開口部10aから光を投光方向側(以下、前方側と記す)へ照射するものである。 【0020】保護パネル12は、ミニハロゲン電球10及び反射鏡11の前方側であって、灯具本体9の投光開口部1aを閉塞するようにして灯具本体9に設けてある。保護パネル12のミニハロゲン電球10側(以下、後方側と記す)の面の周縁部は、図2に示すように、灯具本体9の内側面から内方に向けて立設される規制片9cに当接して、保護パネル12は後方側へ移動しないようになされている。この保護パネル4は、ミニハロゲン電球10が破損した場合でも該破損による破片が灯具本体1の外部に飛散することを防止するものである。 【0021】前面枠14は灯具本体9の透光開口部9に嵌合する大略円環状の枠体であって、内側面に内方に向けて規制凸部14aが設けてある。そして、規制凸部14aは規制凸部14aの後方側の面でもって、保護パネル12を押圧し、保護パネル12の前方側への移動を規制する。また、前面枠14の規制凸部14aの前方側には係止バネ15が嵌合する溝部14bが刻設されている。 【0022】付加機能用透光パネル13は、ミニハロゲン電球10及び反射鏡11の前方であって、図2に示すように、規制凸部14aの内方側に、保護パネル12に接するようにして設けてある。付加機能用透光パネル13は、具体的には、カラーフィルターや色温度変換フィルター、熱線カットフィルター等である。 【0023】係止バネ15は、図3に示すように、略円環状をなした直径1.8[mm]のピアノ線であって、両端部が折り曲げられてツマミ部15a,15aとなされ、またその途中部分で内方側に折り曲げられて山型の突部15b,15b,15bが形成されている。係止バネ15はツマミ部15a,15aを互いに近づけるようになすことにより撓み、前面枠14の溝部14bに係合する。係止バネ15が溝部14bに係合した状態にあっては、図1、図4に示すように、係止バネ15の突部15b,15b,15bの頂点部分が付加機能用透光パネル13を前面側からバネ力でもって押圧する。従って、付加機能用透光パネル13は前方側に移動することはなく、保護パネル12の前方側の面に密着する。 【0024】以上のようにして構成した照明器具にあっては、係止バネ15が付加機能用透光パネル13を押圧して保護パネル12と付加機能用透光パネル13とが密着するから、両者の間に空気層がなく、付加機能用透光パネル13から放熱することができる。 【0025】 【発明の効果】本発明の照明器具は上述のように構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、規制凸部の突出方向内側に該規制凸部の前後方向厚みより厚い付加機能用透光パネルを前記保護パネルに接するように配設し、前記規制凸部の前方面近傍に溝部を設けるとともに、前記付加機能用透光パネルを前方側から押圧係止する係止バネを前記溝部に係合配設したので、係止バネが付加機能用透光パネルを押圧して、付加機能用透光パネルと保護パネルとが密着するので、付加機能用透光パネルと保護パネルとの間に空気層がなく、灯具本体内で生じた熱は付加機能用透光パネルからも放熱され、灯具本体の温度上昇を抑制することができるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)11月28日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−162224 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)6月18日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−327386 |
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