| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】小山 和夫
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| 【要約】 |
【課題】反射板としてプリズム板を使用し、穴明け加工の必要のない、低コストの照明器具を提供する。
【解決手段】両端にソケットが配置してなる長尺状の照明器具本体2の下面に取り付けられた下面が反射面となされた長尺状の反射板取付部材5の長手方向の両側部に、少なくとも片面に凹凸が施されて上端部が折れ曲がっている透明又は半透明のプリズム板からなる長尺状の反射板7を、該反射板の上端部の形状に沿って曲がっている押え部材9と反射板取付部材の端部との間に反射板の上端部7aを挟み、押え部材を止め具8により反射板取付部材に固定することにより反射板に穴を設けることなく反射板取付部材に保持固定してなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】両端にソケットが配置してなる長尺状の照明器具本体の下面に取り付けられた下面が反射面となされた長尺状の反射板取付部材の長手方向の両側部に、少なくとも片面に凹凸が施されて上端部が折れ曲がっている透明又は半透明のプリズム板からなる長尺状の反射板を、該反射板の上端部の形状に沿って曲がっている押え部材と反射板取付部材の端部との間に反射板の上端部を挟み、押え部材を止め具により反射板取付部材に固定することにより反射板に穴を設けることなく反射板取付部材に保持固定してなることを特徴とする照明器具。 【請求項2】止め具が反射板取付部材に設けられた切起し片である請求項1に記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は照明器具、特に直付型照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】直管形蛍光ランプを装着する直付型照明器具において、天井面の照度低下を防止し、また側面のグレアの低減を図り、蛍光ランプ間の輝度の低下を防止するために図4のように、反射板20として表面に無数の例えば三角垂状の凹凸が設けられたアクリル樹脂等の合成樹脂製からなる透光性のプリズム板を使用したものがある。プリズム板からなる反射板20は図5のような断面形状をしており、ビスやラッチ21により照明器具の本体22に取り付けられるが、プリズム板は割れやすいので、補強のために本体22との間にプリズム板20と上方の形状と同じ形状の反射板を兼ねた補強板23が配置される。なお24は蛍光ランプであり、25はソケットである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】反射板としてプリズム板を使用すると上述したようにメリットも多いが欠点もある。それはプリズム板自体がかなり高価であるということである。またこのようなプリズム板は割れ易く、例えばプリズム板を本体に固定するためにプリズム板にビスやラッチ21用の穴を設ける穴加工をしなければならないが、このような穴明け加工の際にプリズム板を破損する可能性が高い。さらにこの穴を利用してプリズム板を本体にビスやラッチで締め付ける際にもプリズム板の穴の周囲が破損しやすいという欠点がある。しかも、このような穴明け加工には余分なコストがかかる。 【0004】本発明は、反射板としてプリズム板を使用し、穴明け加工の必要のない、低コストの照明器具を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の照明器具は、両端にソケットが配置してなる長尺状の照明器具本体の下面に取り付けられた下面が反射面となされた長尺状の反射板取付部材の長手方向の両側部に、表面に凹凸が施されて上端部が折れ曲がっている透明又は半透明のプリズム板からなる長尺上の反射板を、該反射板の上端部の形状に沿って曲がっている押え部材と反射板取付部材の端部との間に反射板の上端部を挟み、押え部材を反射板取付部材に固定することにより反射板に穴を設けることなく保持固定してなることを特徴とする。 【0006】また押え部材はビスや反射板取付部材の切起し片により反射板取付部材に固定してなる。 【0007】 【発明の実施の形態】図1のように本発明の照明器具1は長尺状の本体2の両端に2個づつのソケット3が配置され、それに直管形の螢光ランプ4がそれぞれ装着されている。本体2の下面には本体2とほぼ同じ長さの長尺状の反射板取付部材5がラッチ6により本体2に装着されている。反射板取付部材5は金属板からなりその表面は例えば白色に塗装され反射面となされている。反射板取付部材5の長手方向の両側部にはプリズム板からなる反射板7が取り付けられている。反射板7は、透明又は半透明の透光性で、両面又は片面に無数の例えば三角垂状の凹凸が設けられたアクリル樹脂等の合成樹脂板やガラスなどからなっている。 【0008】図2のように反射板7の上端部7aは折れ曲がり、この部分が押え部材9と反射板取付部材5との間に挿入されている。押え部材9は照明器具の本体2及び反射板取付部材5の長手方向に伸び、横断面において反射板7の上端部7aの折れ曲がりに沿って折れ曲がっている。反射板取付部材5及び押え部材9には孔(押え部材9の孔にはねじが切られている)が穿たれ、ここに止め具であるビス8を通して締め付けることにより反射板7が固定される。反射板7には全く穴は穿たれていない。反射板7は押え部材9の曲がった端部9a、平らな部分9b及び反射板取付部材の端部5aの3点で保持されることになり、確実に反射板取付部材5に取り付けられる。 【0009】なお止め具としてビス以外の部材を用いてもよく、また図3のように反射板取付部材5に切起し片10を設け、これを起こして押え部材9を固定するようにしてもよい。 【0010】なお、反射板7は図では反射板取付部材5及び押え部材9に保持されている部分以外の部分7bが曲線状に湾曲しているが、直線的なものでもよく、その場合押え部材9の端部9aはそれに応じて折り曲げられている。 【0011】 【発明の効果】本発明の照明器具では、プリズム板からなる反射板の使用面積が小さくても、天井面の照度低下を防止し、側面のグレアの低減を図るというプリズム板のメリットを損なわれることがない。また本発明の照明器具では、蛍光ランプ間の箇所にプリズム板は存在しないが、反射板取付部材は反射面をなされているので、蛍光ランプ間の輝度の低下を防止すると共に、蛍光ランプからの光を直接プリズム板方向に反射するので、蛍光ランプ間にもプリズム板が存在する場合よりむしろ反射効率が良い。またプリズム板の面積が小さいだけコストを低減できる。さらに、プリズム板に穴明け加工をしないのでプリズム板を破損することなく、穴明け加工にかかるコストを低減できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000192 【氏名又は名称】岩崎電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月30日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】外山 三郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−25733 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−187260 |
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