| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】清水 正博
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| 【要約】 |
【課題】仮吊り状態において、カバーの落下を防止する。
【解決手段】カバー2を仮吊りする引掛金具5は、先端が反対側に位置するように逆向きに屈曲させて係止部材3を支持可能な一対のU字曲げ部6が、間隙部7を挟んでその両側に形成され、かつ係止部材3を間隙部7に挿入して水平方向に90°回動できる鍵式となっており、回動させた係止部材3を一対のU字曲げ部6の基端側の部分Aにて挟むように保持させた。これにより、水平方向の揺れを阻止し、また鉛直方向に揺れても係止部材3がU字曲げ部6に対して鉛直方向に移動してかつ水平方向に90°回動させない限り係止状態が解除されることはない。このため、カバー2に加わる全方向からの揺れに対する落下防止を図ることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 固定側部材とその開口部に配置されたカバーのうち、いずれか一方の外周面から離間して棒状の係止部材を周方向に沿って設け、この係止部材を他方に設けた引掛金具に係止して前記カバーを仮吊りできるようにした照明器具であって、前記引掛金具は、先端が反対側に位置するように逆向きに屈曲させて前記係止部材を支持可能な一対のU字曲げ部が、間隙部を挟んでその両側に形成され、かつ前記係止部材を前記間隙部に挿入して水平方向に90°回動できる鍵式となっており、回動させた前記係止部材を前記一対のU字曲げ部の基端側の部分にて挟むように保持させたことを特徴とする照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、高天井用照明器具などの照明器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、高天井等に吊持される照明器具において、固定側部材である反射鏡の開口部にカバーを取付けたものがある。この場合、図4に示すように、カバー51を反射鏡50に取付ける際に、安全かつ容易に作業できように引掛金具52と係止部材53によりカバー51を仮吊りできるようにしている。係止部材53は棒状で、カバー51の外周面から離間して周方向に沿って設けてある。また、引掛金具52はU字形に屈曲した被係止部52aを有し、反射鏡50の外周面に設けてある。施工時には、係止部材53を引掛金具52の被係止部52aに係止してカバー51を仮吊りし、この後、図示しないラッチ等によりカバー51を反射鏡50に取付ける。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の照明器具では、仮吊り状態において、係止部材53が引掛金具52の被係止部52aに引っ掛かっているだけなので、その係止がカバー51の揺れにより容易に外れ、カバー51が落下するという問題があった。したがって、この発明の目的は、仮吊り状態において、カバーの落下を防止することができる照明器具を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の高天井照明器具は、固定側部材とその開口部に配置されたカバーのうち、いずれか一方の外周面から離間して棒状の係止部材を周方向に沿って設け、この係止部材を他方に設けた引掛金具に係止して前記カバーを仮吊りできるようにした照明器具であって、前記引掛金具は、先端が反対側に位置するように逆向きに屈曲させて前記係止部材を支持可能な一対のU字曲げ部が、間隙部を挟んでその両側に形成され、かつ前記係止部材を前記間隙部に挿入して水平方向に90°回動できる鍵式となっており、回動させた前記係止部材を前記一対のU字曲げ部の基端側の部分にて挟むように保持させたことを特徴とする。 【0005】施工及び、ランプ交換時等においてカバーの仮吊りの際には、係止部材を引掛金具の間隙部に挿入して水平方向に90°回動させることにより、係止部材は一対のU字曲げ部に保持可能な姿勢となり、この状態で係止部材をU字曲げ部に対して鉛直方向に移動させることにより係止する。係止状態では、係止部材は一対のU字曲げ部の基端側の部分にて挟むように保持されるため、水平方向の揺れを阻止し、また鉛直方向に揺れても係止部材がU字曲げ部に対して鉛直方向に移動してかつ水平方向に90°回動させない限り係止状態が解除されることはない。このため、カバーに加わる全方向からの揺れに対する落下防止を図ることができる。 【0006】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の照明器具を図1ないし図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態の照明器具の要部拡大斜視図、図2はこの発明の実施の形態の照明器具の一部分解斜視図である。1は天井に固定される固定側部材である反射鏡であり、その開口部にカバー2が取付けてある。カバー2には従来例と同様の係止部材3が設けてある。すなわち、この係止部材3はコ字形具4の対向片にて両端が支持された棒状の部材であり、取付状態では係止部材3がカバー2の外周面から離間して周方向に沿って配置されるようにコ字形具4の背面をカバー2の開口周縁部2aの外周面に固定している。 【0007】また、反射鏡1には係止部材3に係止する引掛金具5が設けてある。この引掛金具5は、先端が反対側に位置するように逆向きに屈曲させて係止部材3を支持可能な一対のU字曲げ部6,6が、間隙部7を挟んでその両側に形成され、かつ係止部材3を間隙部7に挿入して水平方向に90°回動できる鍵式となっている。この場合、金属板からなる板片の一方の側縁から間隔をあけて平行に延出した長板を互いに逆方向に屈曲させて一対のU字曲げ部6,6を形成している。また、各U字曲げ部6の先端は基端より低いレベルに位置し、先端を間隙部7に臨ませている。これにより、間隙部7に挿入した係止部材3が水平方向に90°回動できる構成となり、係止部材3をU字曲げ部6の屈曲した係止部6aに係止し得る。また、板片の他方の側縁には反射鏡1に固定する固定部8が形成してある。 【0008】また、図2に示すように、反射鏡1の外周面の複数箇所にはカバー2を取付けるためのラッチ10が固定してある。この場合、反射鏡1はホルダ12に取付けられ、ホルダ12の内部にはランプ11を接続するソケットが設けてある。13は天井の接続部である。つぎに、この照明器具の作用を図1と図3を参照して説明する。図3はこの発明の実施の形態の照明器具の作用説明図である。施工及び、ランプ交換時等においてカバー2の仮吊りの際には、係止部材3が上になるようにカバー2を鉛直状態にして手で持ち、矢印■に示すように係止部材3を引掛金具5の間隙部7に挿入し、続いて矢印■に示すように水平方向に90°回動させる。係止部材3はU字曲げ部6の基端側の斜線で示す部分Aに当たるのでそれ以上は回動できず、U字曲げ部6に保持可能な姿勢となる。この状態で係止部材3をU字曲げ部6に対して鉛直方向に移動させることにより係止部6aに係止する。係止状態では、係止部材3はU字曲げ部6の斜線部分Aにて挟むように保持されるため、水平方向の揺れを阻止し、また鉛直方向に揺れても係止部材3がU字曲げ部6に対して鉛直方向に移動してかつ水平方向に90°回動させない限り係止状態が解除されることはない。 【0009】この後、カバー2を水平状態にして、ラッチ10をカバー2の開口周縁部2aに係止することによりカバー2を反射鏡1に取付ける。以上のようにこの実施の形態では、カバー2の仮吊り状態においてU字曲げ部6の斜線部分Aで係止部材3を受けているため、どの方向からの揺れに対しても、係止状態が保持される。このため、仮吊り作業で、誤ってカバー2から手を離しても、係止部材3が引掛金具5から外れることはない。また、取付状態で万一、外的衝撃によりラッチ10が外れても、カバー2が外れて落下することはない。 【0010】なお、上記実施の形態では、引掛金具5を一枚の金属板で一体に形成してあるが、一対のU字曲げ部6,6を別々にした分割式や、鋼線でU字曲げ部6を形成してもよい。また、反射鏡1に係止部材3を固定し、カバー2に引掛金具5を固定してもよい。また、係止部材3をコ字形に屈曲させれば、コ字形具4は用いなくてもよく、また開口周縁部2aより突設した突片に支持させるようにしてもよい。 【0011】 【発明の効果】この発明の照明器具によれば、施工及び、ランプ交換時等においてカバーの仮吊りの際には、係止部材を引掛金具の間隙部に挿入して水平方向に90°回動させることにより、係止部材は一対のU字曲げ部に保持可能な姿勢となり、この状態で係止部材をU字曲げ部に対して鉛直方向に移動させることにより係止できる。係止状態では、係止部材は一対のU字曲げ部の基端側の部分にて挟むように保持されるため、水平方向の揺れを阻止し、また鉛直方向に揺れても係止部材がU字曲げ部に対して鉛直方向に移動してかつ水平方向に90°回動させない限り係止状態が解除されることはない。このため、カバーに加わる全方向からの揺れに対する落下防止を図ることができる。したがって、仮吊り作業で、誤ってカバーから手を離しても、係止部材が引掛金具から外れることはなく、安全に作業を行うことができる。また、取付状態で万一、外的衝撃により仮吊り後の取付けを行う取付部が外れても、カバーが外れて落下することはない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】宮井 暎夫
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| 【公開番号】 |
特開平11−25730 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月29日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−172049 |
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