| 【発明の名称】 |
防犯灯器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】室伏 和人
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、非常灯点灯回路部品を収納するスペースの拡大と同時にコスト削減を図る防犯灯器具を提供する。
【解決手段】非常灯10を点灯させる非常灯点灯回路部品を搭載した回路基板を有する非常灯点灯ユニットと蓄電池を内蔵する器具本体1と、この器具本体の下面開口を覆うグローブ40とからなる防犯灯器具において、非常灯点灯ユニット12は、非常灯点灯回路部品18を基板17に搭載した回路基板16と、回路基板が固定され器具本体内に取付けられる回路基板取付板66と、回路基板の上部を覆って器具本体内に取付けられる回路基板カバー49とを備えるとともに、非常灯点灯ユニットの隣りに配置され器具本体内に取付けられる蓄電池35が取付けられる蓄電池取付板36を設けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】非常灯とこの非常灯を点灯させる非常灯点灯回路部品を搭載した回路基板を有する非常灯点灯ユニットと通常時は充電され停電になると自動的に切替わり前記非常灯の電源となる蓄電池を内蔵する器具本体と、この器具本体の下面開口を覆うグローブとからなる防犯灯器具において、前記非常灯点灯ユニットは、前記非常灯点灯回路部品を基板に搭載した回路基板と、この回路基板が固定され前記器具本体内に取付けられる回路基板取付板と、前記回路基板の上部を覆って前記器具本体内に取付けられる回路基板カバーとを備えるとともに、当該非常灯点灯ユニットの隣りに配置され前記器具本体内に取付けられる前記蓄電池が取付けられる蓄電池取付板を設けたことを特徴とする防犯灯器具。 【請求項2】隣合わせに配置された前記回路基板取付板と前記蓄電池取付板とを一体構造としたことを特徴とする請求項1記載の防犯灯器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、道路の電柱や公園などのポールに設置され、歩行者の安全を確保するとともに夜間停電時での点灯を可能とする防犯灯器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術に係る防犯灯器具について、図6〜図10を参照して説明する。 【0003】図6および図7に従来技術に係る防犯灯器具の構成を示すもので、図6に正面断面図を図7に器具本体の下面図を示す。 【0004】防犯図灯器具は、下面開口したダイキャスト製の船形状をした器具本体1と、この器具本体の下面開口を覆って取付けられる上面開口した船形状の透光材からなるグローブ40とから構成している。 【0005】器具本体1内には、蛍光ランプ10(以下「ランプ」という)と、非常灯としての蛍光ランプ10を点灯させる非常灯点灯ユニット15と、通常時は充電され停電になると自動的に切替わり前記非常灯の電源となる蓄電池としてのニッカド電池35などが内蔵されている。 【0006】前記非常灯点灯ユニット15は、図8(B)に示すように、非常灯としてのランプ10を点灯させる非常灯点灯回路部品18をPC板17(以下「基板」という)に搭載した回路基板16と、この回路基板16が取付けられる鋼板製の上面開口した略箱形状をした底板20と、前記回路基板16を覆って底板20に取付けられる鋼板製の下面開口した箱形状をしたカバー体30とから構成している。 【0007】前記底板20は、矩形状の底面部21とこの底面部21の周縁から上方に向けて折曲げ形成された側面部22とを備えるとともに、底面部の両端中央から耳状に突出し取付孔24が穿設された取付片23,23を有している。 【0008】さらに、対向する短辺側の側面部22a,22aには、外方に向けて突出する係止凸部25,25が両側に設けられるとともに、前記底面部から上方に向けて切り起され両側両端に前記回路基板の基板17が支持される支持凹部27を有する支持片26が4個設けられている。 【0009】また、短辺側の側面部22a,22aおよび長辺側の側面部22b,22bの中央には、内側に折曲げられ回路基板の基板17を係止する矩形状の爪部28がそれぞれ設けられている。 【0010】非常灯点灯ユニットの組立方法を説明する。、非常灯点灯回路部品18を搭載した回路基板16の底面側に絶縁紙19を介在し、これら絶縁紙19と回路基板16を底板の支持凹部27上に載置する。 【0011】それから、側面部22に設けた爪部28を前記回路基板の基板17上面に接するように内側にそれぞれ折曲げ、回路基板16の上方への動きを規制する。 【0012】最後に、下面開口した箱形状をしたカバー体30を上面開口した箱形の底板20に被せると、カバー体30の側面部に設けた係止孔31,31が底板の係止凸部25,25に嵌まり込み、カバー体30は底板20に取付けられ、図9に示すような非常灯点灯ユニット15が完成する。また、前記カバー体30の上面32には、スリット状の空気孔33が複数穿設している。この空気孔33は、非常灯点灯ユニット15から発生する熱を外部に放出するためのものである。 【0013】つぎに、器具本体に内蔵される非常灯点灯ユニットなどの組立て方法を図10などを参照して説明する。 【0014】非常灯点灯ユニット15は、器具本体1の中程に垂直に取付けられたランプソケット取付板45の後方に位置し、器具本体1内に取付けられた非常灯点灯ユニット取付板50に取付けられる。 【0015】前記ランプソケット取付板45には、先端側に向けてランプソケット46が図示しない方法て取付けられ、このランプソケット46にはランプ10が着脱自在に取付けられている。 【0016】前記非常灯点灯ユニット取付板50は、非常灯点灯ユニット15の取付孔24,24と同一ピッチからなるねじ孔51a,51aが両端に設けられた矩形状をした非常灯点灯ユニット取付面51と、当該点灯ユニット取付面51の両端から下方に向けて直角に折曲げられた立下り片52,52と、これら立下り片52,52の下方から外方に向けて水平に折曲げ形成された取付孔53aを有する取付片53,53とから構成している。 【0017】非常灯点灯ユニット15が非常灯点灯ユニット取付面51に載置され、ねじ47によりねじ孔51aに螺着・固定された非常灯点灯ユニット取付板50は、器具本体に立設されたボス2,2にねじ55,55により螺着・固定される。 【0018】さらに、非常灯点灯ユニット15を覆って器具本体に取付けられる略コ字形をしたカバー54は、前記非常灯点灯ユニット取付板50と一緒に器具本体1にねじ55によりねじ止めされる。 【0019】前記蓄電池としてのニッカド電池35は、非常灯点灯ユニット取付板50の後方に隣接して器具本体1にニッカド電池取付板36がねじ止めされている。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の防犯灯器具の非常灯点灯ユニット15は、非常灯としてのランプを点灯させる非常灯点灯回路部品18を搭載した回路基板16を鋼板製の底板20とカバー体30とからなるケース14内に収納され、器具本体1内部に内蔵されているのが一般的であるとともに、当該非常灯点灯ユニット15を覆ってカバー54が器具本体に取付けられていることから、非常灯点灯回路部品を収納するスペースが小さいという問題があった。 【0021】また、非常灯点灯ユニット15を固定する非常灯点灯ユニット取付板50と、ニッカド電池を取付けるニッカド電池取付板36とが、別ピースとなっていることから、部品点数が多くなり、コストがアップするという問題があった。 【0022】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、非常灯点灯回路部品を収納するスペースの拡大と、同時に、コスト削減を図る防犯灯器具を提供することを課題とする。 【0023】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するために、請求項1記載に係る本発明の防犯灯器具は、非常灯とこの非常灯を点灯させる非常灯点灯回路部品を搭載した回路基板を有する非常灯点灯ユニットと通常時は充電され停電になると自動的に切替わり前記非常灯の電源となる蓄電池を内蔵する器具本体と、この器具本体の下面開口を覆うグローブとからなる防犯灯器具において、前記非常灯点灯ユニットは、前記非常灯点灯回路部品を基板に搭載した回路基板と、この回路基板が固定され前記器具本体内に取付けられる回路基板取付板と、前記回路基板の上部を覆って前記器具本体内に取付けられる回路基板カバーとを備えるとともに、当該非常灯点灯ユニットの隣りに配置され前記器具本体内に取付けられる前記蓄電池が取付けられる電池取付板を設けたことを特徴とするものである。 【0024】請求項2記載に係る本発明の防犯灯器具は、隣合わせに配置された前記回路基板取付板と前記蓄電池取付板とを一体構造としたことを特徴とするものである。 【0025】上記請求項1記載の構成において、防犯灯内部に使用されている回路基板取付板を従来の非常灯点灯ユニットの底板および防犯灯内部に使用されている回路基板カバーを従来の非常灯点灯ユニットのカバー体と共用化し、従来の非常点灯ユニットのケースが不要となり収納部スペースが拡大される。 【0026】請求項2記載の構成において、回路基板取付板と蓄電池取付板とを一体化することにより、部品点数が削減され、コストダウンが図れる。 【0027】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る防犯灯器具を図1〜図5を参照して説明する。なお、従来技術と同一部品は同一番号を付して説明する。 【0028】図5は電柱に取付けられた防犯灯器具を示す斜視図で、この防犯灯器具は、一般道路および通勤路、歩道などに設置され暗くなると点灯し、犯罪や自動車事故などが起らないようにするものである。 【0029】防犯灯器具は、アルミダイキャストなどからなる下面開口した船形状の器具本体1と、この器具本体1の下面開口を覆う上面開口した船形状のグローブ40とから構成され、当該器具本体1とグローブ40とは、これら前端部に設けられた蝶番41の支持軸42(図1を参照)を支点として下方前方にグローブ40が開くようになっている。 【0030】それから、開放したグローブ40を閉める場合には、当該グローブ40を支持軸42を支点として反時計方向に回動させ、当該グローブ40が器具本体1に当接した状態で、当該グローブ40の後端に回転自在に係合している飾りねじ43(図1を参照)を器具本体1に形成したねじ穴4に螺着してグローブ40を器具本体1に固定する。 【0031】当該グローブ40は、防犯灯器具内に取付けられる光源としてのランプ10を保護するとともに、当該ランプ10から出射する光を拡散し、または光色を変えるためにランプ10の大部分を覆うように設計され、透明または拡散透過性材料で作られたものである。 【0032】防犯灯器具は、支持部材としての電柱60に当該防犯灯器具の後端に取付けられた平板状の取付バンド59を巻き付け、一般に、地上より3〜5mの高さに取付けられている。 【0033】図1および図2に本発明に係る防犯灯器具の構成を示すもので、図1に正面断面図を図2に器具本体の下面図を示す。 【0034】器具本体1の中程には、ランプ10が着脱自在に取付けられるランプソケット46が先端側に取付けられるランプソケット取付板45が垂直に配置され、このランプソケット取付板45は、器具本体の天面部から下方に突出形成した一対のボス5,5にねじ3でそれぞれ螺着・固定している。 【0035】さらに、前記ランプ10の両側長手方向に沿って反射板56,56が対向して器具本体に図示しない方法で固定されている。 【0036】更に、器具本体の天面部後方下面には、ランプを安定点灯させる安定器57が器具本体の天面部から下方に突出形成したボス(図示せず)にねじで螺着・固定されている。 【0037】前記ランプソケット取付板45の後方に位置する器具本体の下面開口を覆って回路基板取付板66と当該回路基板取付板に対し隣接するとともに段差形状をしたニッカド電池取付板36とを一体構造とした取付板65が配置されている。なお、回路基板取付板66は、ランプソケット取付板45の後方に位置して設けられるとともに、器具本体1の後端側に配置されるニッカド電池取付板36の前方に配置されている。 【0038】前記取付板の回路基板取付板66は、器具本体の天面部から下方両側に突出形成したボス2,2にねじ55でそれぞれ螺着・固定されるとともに、当該取付板のニッカド電池取付板36も同様に、器具本体の天面部から下方両側に突出形成したボス67,67にねじ55でそれぞれ螺着・固定される。 【0039】前記取付板65は、ニッカド電池35が取付けられる略台形状をしたニッカド電池取付板36と隣合わせに一体的に設けられた回路基板取付板66とから構成され、当該回路基板取付板66は、上面端部に切り起された切起片71の上部に形成した爪部72を有する矩形状の回路基板取付主部70と、これら回路基板取付主部70の全周端部から下方に向けて直角に折曲げられた立下り片73とからなる下面開口した箱形をなすとともに、幅方向に対向する立下り片の開放端から幅方向に水平に折曲げられ取付孔74aを有する取付片74とを備えている。 【0040】前記ニッカド電池取付板36は、前記回路基板取付主部70よりも低いところに位置する段差形状となっているとともに取付片74の下端と連結している。 【0041】前記ニッカド電池取付板36の外周には、ランプが点灯するか否かをチエックする点検スイッチ80と、ニッカド電池が充電しているか否かをモニターする充電モニター81と、ランプを自動起動させる点灯管82(グローともいう)が取付けられる点灯管ソケット83が図示しない方法で固定されている。 【0042】蓄電池としてのニッカド電池35は、8本のニッカド電池を2列に配列するとともに、樹脂性シート37で覆って一体化されている。なお、ニッカド電池は電気的に直列に接続されている。、さらに、このニッカド電池35から導出したリード線38の先端にコネクター39を接続するハーネス処理を行う。 【0043】前記ニッカド電池55は、ニッカド電池取付金具34によりニッカド電池取付板36にねじ55により螺着・固定される。 【0044】非常灯点灯ユニット12は、通常時は蓄電池としてのニッカド電池35を充電し、停電になる自動的にニッカド電池を放電状態にし、非常灯としてのランプ10を点灯させる抵抗、スイッチング部品などからなる非常灯回路部品18が基板17に実装された回路基板16と、この回路基板16から導出したリード線の先端にコネクターを接続するハーネス処理を行う。 【0045】防犯灯器具の組立て手順を説明する。 【0046】防犯灯の器具本体1に安定器57と反射板56,56およびランプが取付けられるランプソケット取付板45を組付ける。 【0047】安定器57とランプソケット46から導出する電線は、電源線(図示せず)と点灯管ソケット83および点検スイッチ80と接続されハーネス処理を施す。 【0048】回路基板取付板66とニッカド電池取付板36とを一体とした取付板65は、器具本体内部に立設された取付用ボス2,2と取付用ボス67,67と同ピッチに4個所孔加工74a,74a,36a,36aが施されている。 【0049】また、ニッカド電池取付板36と回路基板取付板66とは、段差形状となっており、当該ニッカド電池取付板36は、回路基板取付主部70よりも低いところに位置する。これは、ニッカド電池35をニッカド電池取付板36に取付ける際、当該ニッカド電池35を段差形状となっている立下り片73aに突き当てて取付けることから、この段差形状がニッカド電池35の位置決めを容易にするとともに、ニッカド電池35の動きを規制する。 【0050】つぎに、回路基板16を絶縁紙19と組合わせ配慮するとともに、図3(C)に示すように、回路基板取付主部70の端部に施した切起片71上部に形成した爪部72を内側にそれぞれ折曲げることにより、非常灯回路部品18を搭載した基板17を回路基板取付主部に固定する。 【0051】なお、回路基板17の半田が施されている半田面である裏面には、回路部品のリード(図示せず)が絶縁紙19に接触しないよう、絶縁片やゴム足などの絶縁部品7を両端両側にそれぞれ貼り付けておく。 【0052】また、回路基板16が取付けられた取付板65は、先に、ニッカド電池取付板36を器具本体に立設した取付用ボス67,67に2本のねじ55により固定される。 【0053】その後、回路基板取付板に取付けられた回路基板16の上部より回路基板カバー49を被せ、中程に設けられた取付用ボス2,2に取付板の取付片74,74と重ねて2本のねじ55により共も締め固定する。 【0054】最後に、ニッカド電池35は、取付板のニッカド電池取付板36の所定位置にニッカド電池取付金具34によりねじ55により固定する。 【0055】次に上記実施の形態に係る防犯灯器具の作用を説明する。 【0056】上記請求項1記載の構成において、防犯灯内部に使用されている回路基板16が取付けられる回路基板取付板66は、従来の非常灯点灯ユニットに係る底板と共用している。さらに、回路基板カバー49は、従来の非常灯点灯ユニットに係るカバー体30と共用していることから、従来技術で使用していた非常点灯ユニットのケース(底板とカバー体とから構成)が不要となることから、収納部スペースが拡大されるとともに、軽量化を図ることができる。 【0057】請求項2記載の構成において、ニッカド電池取付板36と回路基板取付板66とを一体化することにより、組立性向上と併せて部品点数が削減されることからコストダウンが図れる。 【0058】 【発明の効果】以上詳記したように請求項1記載の本発明によれば、防犯灯器具において、非常灯点灯ユニットは、回路基板と、当該回路基板が固定され器具本体内に取付けられる回路基板取付板と、当該回路基板を覆って器具本体内に取付けられる回路基板カバーとから構成していることから、当該回路基板取付板は、従来の非常灯点灯ユニットに係る底板と共用している。さらに、回路基板カバーは、従来の非常灯点灯ユニットに係るカバー体と共用していることから、従来技術で使用していた非常点灯ユニットのケース(底板とカバー体とから構成)が不要となることから、収納部スペースが拡大されるとともに、軽量化を図ることができる。 【0059】請求項2記載の本発明によれば、隣合わせに配置された前記回路基板取付板と前記蓄電池取付板とを一体構造としたことから、組立性向上と併せて製造原価の低減を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−339513 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)12月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−146118 |
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