| 【発明の名称】 |
建築等用採光構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】中松 義郎
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| 【要約】 |
【課題】建築物の空堀により、地階に太陽光を一層採光すること。
【解決手段】空堀2により、太陽光7を反射し、あるいはさらに蓄光面、蛍光面により発光、増光して建築物に光を与える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 建築物の空堀面で太陽光を反射又は太陽光により蓄光させて発光して前記建築物に光を与える事を特徴とする建築等用採光構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は建築物の地階や北側面など太陽光の達しない部分を太陽光で照らす安価、安全且つ堅牢な構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の建築物の地階や北側は太陽光が入らず、採光が悪いので入居者がいやがり、その上照明出費がかさむ。空堀を地階部に掘ったとしても充分な採光が得られなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は地階や北側の部屋に太陽光を採光することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】地階部前に空堀を掘り、その壁面を傾斜させるなどしてその面で太陽光を反射又は発光させて地下部に光を与えること。 【0005】 【発明の実施の形態】空掘の壁面は例えば上向き45度の傾斜とし、又、壁面は太陽光などの外光を反射し、あるいは発光により増光する面とする。 【0006】 【実施例】図面は本発明実施例を示し、図1は建築物1の空堀2にコンクリートなどにより土止壁3を設け、それを傾斜させ、且つその壁面4を例えば白色ペイント5を塗装して、光の反斜面とし、太陽6の光7を白色ペイント5の面で反射させ建築物1の地階B1にも採光できる実施例を示す。土止壁3は、アルカリ性コンクリートの必要がなく且つ比較的低強度のものでよいので、ゴミ焼却灰、下水泥などの廃資源を原料とするいわゆるエコセメントなど、鉄筋でなく建築構造材ではないものを使用でき、これにより廃資源活用となり且つ工事費が安価になる。壁3の傾斜は、例えば上向き45度とすれば図示のように太陽光は地階の窓8に有効に入射するように反射し、また、窓8にも直接入射して地階を一層明るくすることができる。 【0007】図2は、壁面4の太陽光反射をさらに高めるためにこれに鏡を張るか、アルミニュウムを蒸着した合成樹脂の反射フィルム9等を水平の巻軸10、10′に巻きつけ壁面4に平行に張り、これを実質的に空堀反射面とした実施例である。 【0008】図3は、壁面4のセメントに、蛍光体や蓄光体11を混入した面4′として、昼間は光7を反射または増光すると共に、太陽光エネルギを吸収し、夜間は、前記の吸収した光エネルギを放出して発光し、昼夜共に建築物地階等に光を与える実施例を示す。前記の蛍光体や蓄光体は、例えぱ蛍光を発する天然石や人工石、蛍光顔料など、あるいは例えばキプラス砕石などの蓄光石や蓄光顔料をセメントに混入して壁面4の表層を形成または全体に混入する。 【0009】図4は空掘の壁面4が垂直で広く水平底面12の場合の本発明実施例を示し、これらの面を反射や蓄光層の面4′、12′として前記とほぼ同じく地階を明るくする効果がある。図5は空堀の垂直壁面4、水平底面12に水平の巻軸10、10′を夫々設け、その両軸間に反射フィルム9を張り、これを実質的に太陽光の空堀反斜面とした本発明実施例である。第6図は垂直壁面4で底面を傾斜面13とした本発明実施例であり、これらの面を前記のような反射面とし、排水溝14を設ければ空堀内の排水が良く、また、反射、照射効率も良い。 【0010】本発明は建築物の北側においても同様に適用することができる。 【0011】 【発明の効果】本発明によれば、空堀の壁が採光源ともなって、建築物の地階までも十分に採光して照明電力を節減することができ、また、開放感や通風が良くて居住性が向上するなど本発明は高さ制限や容積制限のある建築において多大な寄与をもたらす画期的な発明である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000211569 【氏名又は名称】中松 義郎
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月4日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−111026 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月23日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−307782 |
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