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【発明の名称】 非常用照明器具
【発明者】 【氏名】佐藤 敦

【要約】 【課題】蓄電池の交換が容易に行えるようにする。

【解決手段】周側壁1aを備え前面側に開口した器具本体1と、この器具本体1の開口側に配設され商用電源からの給電により点灯されるランプと、このランプ3の背面側に配設され停電時にランプ3に給電する蓄電池2とを有してなる非常用照明器具において、器具本体1の周側壁1aに、蓄電池2が挿入される電池挿入開口1bを設け、この電池挿入開口1bの内側に電池挿入開口1bにより器具本体1の外部に連通する収納空間13dを備え電池挿入開口1bに着脱自在に装着される蓋体14によって塞がれる電池収納部11を、電池挿入開口1bが収納空間13dの斜め下方に向くように設けると共に、この電池収納部11の内壁から突出して蓄電池2の電極2a、2bに接続される接続端子15を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 周側壁を備え前面側に開口した器具本体と、この器具本体の開口側に配設され商用電源からの給電により点灯されるランプと、このランプの背面側に配設され停電時に前記ランプに給電する蓄電池とを有してなる非常用照明器具において、前記器具本体の周側壁に、前記蓄電池が挿入される電池挿入開口を設け、この電池挿入開口の内側に電池挿入開口により前記器具本体の外部に連通する収納空間を備え前記電池挿入開口に着脱自在に装着される蓋体によって塞がれる電池収納部を設けると共に、この電池収納部の内壁から突出して前記蓄電池の電極に接続される接続端子を設けたことを特徴とする非常用照明器具。
【請求項2】 前記電池収納部を、前記電池挿入開口が前記収納空間の斜め下方に向くように設けたことを特徴とする請求項1記載の非常用照明器具。
【請求項3】 前記蓄電池を、一端側に内部に収納される前記蓄電池の両極に接続された一対の補助電極を有する略筒状の電池ケースに収容させると共に、前記接続端子を、前記電池収納部の奥側内壁に配設して前記補助電極に当接させたことを特徴とする請求項2記載の非常用照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常用照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の非常用照明器具を示すものであり、この非常用照明器具は、器具本体1と、蓄電池2、非常灯ブロック(不図示)、ランプ3、反射板4およびグローブ5とを備えて構成されている。
【0003】器具本体1は、前面側が開口した略有底筒状をなし、内側底部には、非常灯ブロック(不図示)と蓄電池2等の器具構成部品が取り付けられている。蓄電池2は、両極にリード線6が接続され、そのリード線6の先端のコネクタ7で、非常灯ブロックからの別のリード線8の先端に設けられた別のコネクタ9と接続されるようにされている。非常灯ブロックは、商用交流電源に接続されており、通電時は、商用交流電源からの給電によって、接続された蓄電池2を充電すると共に、停電を検出すると、ランプ3を蓄電池2からの給電によって点灯させるようにされている。
【0004】また、器具本体1の内部には、蓄電池2および非常灯ブロックよりも前面側に、反射板4が取り付けられており、この反射板4の前面側には、ソケット10が配設されてランプ3が装着されるようにされている。また、器具本体1の前面側には、グローブ5が開口を覆うように装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述のような従来例に示す非常用照明器具では、器具本体1の内側底部に取り付けられた蓄電池2を交換するためには、ランプ3や、反射板4、グローブ5などの蓄電池2よりも器具本体1の前面側に配設された器具構成部品を取り外す必要があるため、蓄電池2の交換を行うまでの作業が煩雑であって作業性が悪いという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、蓄電池の交換が容易に行える非常用照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、周側壁を備え前面側に開口した器具本体と、この器具本体の開口側に配設され商用電源からの給電により点灯されるランプと、このランプの背面側に配設され停電時に前記ランプに給電する蓄電池とを有してなる非常用照明器具において、前記器具本体の周側壁に、前記蓄電池が挿入される電池挿入開口を設け、この電池挿入開口の内側に電池挿入開口により前記器具本体の外部に連通する収納空間を備え前記電池挿入開口に着脱自在に装着される蓋体によって塞がれる電池収納部を設けると共に、この電池収納部の内壁から突出して前記蓄電池の電極に接続される接続端子を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の非常用照明器具において、前記電池収納部を、前記電池挿入開口が前記収納空間の斜め下方に向くように設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明にあっては、請求項2記載の非常用照明器具において、前記蓄電池を、一端側に内部に収納される前記蓄電池の両極に接続された一対の補助電極を有する略筒状の電池ケースに収容させると共に、前記接続端子を、前記電池収納部の奥側内壁に配設して前記補助電極に当接させたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の非常用照明器具の第1の実施の形態を示すもので、この非常用照明器具は天井に取り付けられるようにされた非常用照明器具であって、器具本体1と、蓄電池2、ランプ3、反射板4、グローブ5、電池収納部11および非常灯ブロック12とを備えて構成されている。
【0011】器具本体1は、絶縁性の部材である例えばプラスチック材からなり、前面側が開口した略有底筒状をなし、その底部側である背面側を天井に向けて取り付けられるようにされており、その略筒状の周側壁1aの前面側の開口の周端には、ネジが切られている。また、周側壁1aには、蓄電池2をその長尺方向に挿入可能な径を有する電池挿入開口1bが、器具本体1の外側から斜め上方に向かってあけられ、その周端には収納開口ネジ1cが切られている。また、器具本体1の内側底部には、非常灯ブロック12や安定器(不図示)等の器具構成部品が取り付けられている。
【0012】電池収納部11は、蓄電池2が収納される収納部本体13と、その蓋体14とを備えて構成されている。収納部本体13は、蓄電池2が収納される略筒状であって、その一方が底板13aで略塞がれ他方が蓄電池2が挿入される収納部開口13bとされると共に、この収納部開口13bの周端には外鍔13cが形成されて構成されている。この収納部本体13は、収納部開口13bが電池挿入開口1bに対向し、底板13a側が斜め上方に向くようにして、器具本体1の周側壁1aに内側から斜めに外鍔13cで取り付けられるようにされている。また、収納部本体13は、収納開口ネジ1cに螺合する蓋体ネジ14aが切られた蓋体14が収納部開口13bにねじ込まれることによって、蓄電池2が収容される大きさの収納空間13dを形成するようにされている。
【0013】そして、この収納空間13dを形成する電池収納部11の内壁である収納部本体13と蓋体14の収納空間13dに面した側には、一対の接続端子15が収納空間13dに突出して設けられている。この一対の接続端子15のうちの一方15aは、収納部本体13の底板13a側に第1のコイルバネとして設けられ、また、他方15bは、蓋体14に設けられた略半球状の蓋体電極14bと収納部本体13の外鍔13c近傍に設けられて第2のコイルバネ16により蓋体電極14b側に付勢されて当接する突出金属片17とにより構成されている。したがって、電池挿入開口1bから電池収納部11に挿入される蓄電池2は、そのマイナス電極2aが一方の接続端子15aと当接し、また、蓋体14を収納部開口13bにねじ込むことにより、他方の接続端子15bの蓋体電極14bがプラス電極2bに当接すると共に、蓋体電極14bに突出金属片17が当接して、導通がとられる。なお、一対の接続端子15は、それぞれ収納部本体13に設けられた小孔13eを介して、非常灯ブロック12に接続されている。
【0014】非常灯ブロック12は、商用電源に接続されており、通電時は、商用電源からの給電によって、蓄電池2を充電すると共に、停電を検出すると、ランプ3を蓄電池2からの給電によって点灯させるようにされている。また、非常灯ブロック12には、蓄電池2との接続のために一対の器具内配線12aが設けられており、この器具内配線12aの先端が収納部本体13の一対の小孔13eに通されて一対の接続端子15に接続されている。
【0015】反射板4は、器具本体1の内部であって、電池収納部11と非常灯ブロック12よりも前面側に取り付けられており、この反射板4の前面側には、ソケット10が配設され、このソケット10には例えば環形蛍光灯であるランプ3が装着されており、このランプ3は商用電源の通電時は商用電源により点灯装置(不図示)を介して点灯されるようにされている。また、器具本体1の前面側のネジには、そのネジに噛み合うネジ部が設けられたグローブ5が、器具本体1の開口を覆うようにねじ込み装着されるようにされている。
【0016】このように本実施の形態における非常用照明器具においては、器具本体1の周側壁1aに電池挿入開口1bを設け、この電池挿入開口1bの内側に蓄電池2が入る収納空間13dを備え電池挿入開口1bに着脱自在に装着される蓋体14によって塞がれる電池収納部11を設けて、この電池収納部11に蓄電池2を非常灯ブロック12に接続する一対の接続端子15を設けたため、蓄電池2を交換する際に、蓄電池2よりも器具本体1の前面側に配設されたランプ3や、反射板4、グローブ5などの器具構成部品を取り外す必要がなく、蓋体14を外せば器具本体1の外部から蓄電池2が取り出せて蓄電池2の交換が容易に行える。
【0017】また、電池収納部11を、電池挿入開口1bが収納空間13dの斜め下方に向くように設けたため、蓋体14を周側壁1aから外せば収納空間13dの蓄電池2が重力により電池挿入開口1bから周側壁1a外へ出てくるようになって、蓄電池2の取り出しに手間がかからず、蓄電池2の交換が更に容易に行えて作業性が向上できる。
【0018】また、一対の接続端子15を、蓋体14が電池挿入開口1bを塞いで収納部開口13bにねじ込まれたときに蓄電池2の両電極2a、2bと接続され、蓋体14が外されると他方の接続端子15bの蓋体電極14bと突出金属片17とが離れて導通が切れて蓄電池2との接続が切れるように設けたため、蓄電池2の接続は蓋体14による電池挿入開口1bの開閉を兼ねて行うことができて作業性が良く、さらに、蓄電池2と非常灯ブロック12とをコネクタ接続する場合と比べて、コネクタ着脱の手作業に必要なスペースを器具本体1内に確保する必要もなくて器具本体1の小型化が図りやすくできる。
【0019】なお、上記実施の形態においては、一方の接続端子15aを、電池収納部11の内壁から突出して蓄電池2のマイナス電極2aに接続される第1のコイルバネとして設けたものを例示したが、本発明はこれに限らず、一方の接続端子を、略薄板状に形成し、蓋体がねじ込まれることにより蓄電池が一方の接続端子に押圧されて一対の接続端子が蓄電池の両極に当接するようにしたものであってもよい。
【0020】図3および図4は、本発明の非常用照明器具の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態と異なる点は、複数の蓄電池2を電池ケース18に収容させた点と、蓋体14と、一対の接続端子15であり、他は第1の実施の形態と略同様に構成されている。
【0021】電池ケース18は、絶縁性の部材である例えばプラスチック材からなり収納空間13dに収まる大きさの略有底筒状のケース本体18aと、同じくプラスチック材からなりケース本体18aの蓋であるケースキャップ18bと、このケースキャップ18bに取り付けられる一対の補助電極19とを備えて構成されている。ケース本体18aには、その底面に、ケース本体18aの内周側面に沿って開口側に至る銅箔片20の一端側が取り付けられており、この銅箔片20の一端側には第3のコイルバネ21が取り付けられて、収容される蓄電池2のマイナス電極2aが第3のコイルバネ21を介して銅箔片20に接続されるようにされている。また、ケースキャップ18bには、その略中央部に、一対の補助電極19のうちプラス側補助電極19aが、表面側から裏面側へ貫通されて取り付けられている。さらに、ケースキャップ18bの表面側と裏面側とには、それぞれ環状のマイナス側補助電極19bが、プラス側補助電極19aとの絶縁距離を確保した部分に取り付けられてケースキャップ18bを貫通して互いに接続されるようにされている。このようなケースキャップ18bを、蓄電池2がマイナス電極2a側から収容されたケース本体18aに取り付けると、蓄電池2が第3のコイルバネ21によってマイナス電極2a側から押圧されてプラス電極2bがプラス側補助電極19aに当接すると共に、銅箔片20の他端側がマイナス側補助電極19bに当接する。このようにして、電池ケース18の他端側に設けられた一対の補助電極19と、蓄電池2の両極2a、2bとの導通がとられるようにされている。
【0022】蓋体14は、蓋体電極14bが除かれて第4のコイルバネ22が取り付けられている。一対の接続端子15は、収納部本体13の底板13a側に内壁に突出するように設けられており、一対の補助電極19に当接して接続されて蓄電池2の両極2a、2bと非常灯ブロック12との接続がなされるようにされている。この一対の接続端子15は、電池ケース18が収納部本体13に収められて電池挿入開口1bが蓋体14で塞がれると、電池ケース18が下端側から蓋体14の第4のコイルバネ22で押されることにより、一対の補助電極19に当接して接続されるようにされている。
【0023】このように構成しても、第1の実施の形態と略同様の効果を奏すると共に、電池ケース18に複数の蓄電池2を接続可能に収容させるようにしたため、電池ケース18を電池収納部11に着脱することによって複数の蓄電池2を電池収納部11に同時に着脱できて、複数の蓄電池2の交換作業が容易に行えて作業性が向上できる。
【0024】また、一対の接続端子15と、電池ケース18の一対の補助電極19とを、収納部本体13の上端側で接続するように設けたため、取り外される部材である蓋体14を含む接続構造を収納部本体13の下端側に設ける必要がなく、接続端子15の構造を簡単にすることができる。
【0025】なお、上記各実施の形態においては、プラスチック材からなる器具本体1の電池挿入開口1bの周端に収納開口ネジ1cが切られたものを例示したが、本発明はこれに限らず、板金加工の器具本体に電池挿入開口を設け、収納部本体の内壁の収納部開口側に蓋体がねじ込まれる収納開口ネジが切られたものであってもよい。
【0026】図5は、本発明の非常用照明器具の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態と異なる点は、電池挿入開口1bと電池収納部11であり、他は前記第1の実施の形態と略同様に構成されている。
【0027】電池挿入開口1bは、器具本体1の外面に面して設けられ、周側壁が略当接するように互いに略平行に収容される複数の蓄電池2の前面側が露出するように、略四角形状をなし、上側周端に切り欠き1dが、また、両側周端には爪片係合部1eが設けられて形成されている。
【0028】電池収納部11は、一面側に収納部開口13bを有し内部に蓄電池2が収納される略箱体状の収納部本体13と、略板状の蓋体14とを備えて構成されており、収納部開口13bが電池挿入開口1bと略一致するように器具本体1に取り付けられ、蓋体14が電池挿入開口1bを塞ぐように装着されることにより収納空間13dが形成されるようにされている。また、収納部本体13の一方向に対向する側壁には、蓄電池2に接続される接続端子15が、収納空間13dの内側に突出して設けられ、収納される蓄電池2が例えば直列接続されるようにされている。この接続端子15の一方の接続端子15aは、第5のコイルバネ23であり、他方の接続端子15bは、一方の接続端子15aに対向して設けられた複数の凸状電極24であって、この接続端子15の間に蓄電池2が装着されることによりそれぞれ蓄電池2の電極2a、2bと当接し、装着された複数の蓄電池2が直列接続されるように導電板またはリード線25で予め接続され、両端の接続端子15が器具内配線12aで非常灯ブロック12と接続されるようにされている。蓋体14は、電池挿入開口1bを覆う略四角形の板状であって、その側辺に突設された爪片14cで爪片係合部1eにかみ合うことにより装着されて、電池挿入開口1bの前面側から着脱自在となるようにされている。
【0029】このような非常用照明器具では、蓄電池2の取り付け時は、周側壁1aから蓋体14を外して、収納部本体13に蓄電池2を横にして収納し、蓋体14を電池挿入開口1bにはめ込み、また、蓄電池2の取り外し時は、電池挿入開口1bから蓋体14を外して、切り欠き1dのスペースに指を差し込んで蓄電池2を外す。
【0030】このように本実施の形態における非常用照明器具においては、器具本体1の周側壁1aに電池挿入開口1bを設け、この電池挿入開口1bの内側に蓄電池2が収納されて電池挿入開口1bが蓋体14によって塞がれる電池収納部11を設けて、この電池収納部11に蓄電池2を非常灯ブロック12に接続する一対の接続端子15を設けたため、蓄電池2を交換する際に、蓄電池2よりも器具本体1の前面側に配設されたランプや、反射板、グローブなどの器具構成部品を取り外す必要がなく、蓋体14を外せば器具本体1の外部から蓄電池2が取り出せて蓄電池2の交換が容易に行える。
【0031】図6および図7は、本発明の非常用照明器具の第4の実施の形態を示すもので、前記第3の実施の形態と異なる点は、電池挿入開口1bと電池収納部11であり、他は前記第3の実施の形態と略同様に構成されている。
【0032】電池挿入開口1bは、1本の蓄電池2がその周側面側から挿通できる程度の大きさにあけられており、両側周端には爪片係合部1eが設けられて形成されている。
【0033】電池収納部11は、その収納部本体13の内側下面に、上端に板片26が取り付けられた第6のコイルバネ27を設けられており、板片26が、第6のコイルバネ27の付勢力によって、収納部本体13の内側上面側に押し上げられるようにされている。そして、板片26は、電池挿入開口1bから入れられる蓄電池2に押し下げられると共に、第6のコイルバネ27の復元力により、蓄電池2を常に押し上げて電池挿入開口1bに蓄電池2が1本だけ覗けるようにされている。また、収納部本体13の内側には、横方向に突設された複数の第7のコイルバネ28の先端に、一対の接続端子15として略半球殻状の電極部品29が取付けられている。この電極部品29は、第7のコイルバネ28によって、蓄電池2をその両極2a、2bを結ぶ方向に挟持して接続されるように付勢されている。また、第7のコイルバネ28による付勢力により電極部品29と電極2a、2bとの間に発生する摩擦力は、第6のコイルバネ27の付勢力による蓄電池2の上方への移動を妨げないような大きさとなるようにされている。
【0034】このような電池収納部11は、接続端子15の間に複数の蓄電池2が装着されて直列接続されるように、接続端子15間を導電板またはリード線25で予め接続されており、両端の接続端子15が器具内配線12aで非常灯ブロック12と接続されるようにされている。また、蓋体14は、電池挿入開口1bを覆う略四角形状の板状部の下端に電池押え片14dが突設されて略L字状に形成され、その側辺には爪片係合部1eにかみ合う爪片14cが形成されている。そして、蓋体14で電池挿入開口1bを塞いだときに、電池押え片14dが、蓄電池2を下方の板片26側に押圧するようにされている。
【0035】このように構成しても、前記第3の実施の形態と略同様の効果を奏すると共に、蓄電池2を電池挿入開口1bから一本取り出すと、その下の蓄電池2が第6のコイルバネ27の復元力によって収納部本体13の内側上面に到達するまで押し上げられるようにしたため、すなわち、取り出された蓄電池2のすぐ下の蓄電池2が電池挿入開口1bまで上がってくるようにしたため、電池挿入開口1bを蓄電池2の1本分の大きさのみあければよく、電池挿入開口1bを小さくできる。
【0036】なお、上記各実施の形態においては、器具本体と収納部本体とを一体に形成したものであってもよい。また、上記各実施の形態においては、蓋体14を、器具本体1から取り外せるものを例示したが、本発明はこれに限らず、蓋体を、ヒンジ等の回動部品を介して器具本体に取付けて、電池挿入開口を開閉自在とするようにしたものであってもよい。
【0037】
【発明の効果】このように構成したため本発明は、請求項1記載の発明にあっては、器具本体の周側壁に、蓄電池が挿入される電池挿入開口を設け、この電池挿入開口の内側に電池挿入開口により器具本体の外部に連通する収納空間を備え電池挿入開口に着脱自在に装着される蓋体によって塞がれる電池収納部を設けると共に、この電池収納部の内壁から突出して蓄電池の電極に接続される接続端子を設けたため、蓄電池を交換する際に、蓄電池よりも器具本体の前面側に配設されたランプや、反射板、グローブなどの器具構成部品を取り外す必要がなく、蓋体を外せば器具本体の外部から蓄電池が取り出せて蓄電池の交換が容易に行える。
【0038】請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、電池収納部を、電池挿入開口が収納空間の斜め下方に向くように設けたため、蓋体を周側壁から外せば収納空間の蓄電池が重力により電池挿入開口から周側壁外へ出てくるようになって、蓄電池の取り出しに手間がかからず、蓄電池の交換が更に容易に行えて作業性が向上できる。
【0039】請求項3記載の発明にあっては、請求項2記載の発明の効果に加えて、蓄電池を、一端側に内部に収納される蓄電池の両極に接続された一対の補助電極を有する略筒状の電池ケースに収容させたため、電池ケースを電池収納部に着脱することによって複数の蓄電池を電池収納部に同時に着脱できて、複数の蓄電池の交換作業が容易に行えて作業性が向上できる。また、一対の接続端子を電池収納部の奥側内壁に配設して、電池ケースの一対の補助電極に当接させて接続させるように設けたため、取り外される部材である蓋体を含む接続構造を収納部本体の下端側に設ける必要がなく、接続端子の構造を簡単にすることができる。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成9年(1997)6月24日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 成示 (外1名)
【公開番号】 特開平11−16409
【公開日】 平成11年(1999)1月22日
【出願番号】 特願平9−166746