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【発明の名称】 熱可塑性ポリエステルがマトリックスの構造を有する複 合材料からなるモノフィラメント状成形物により外郭の骨 組みを形成する照明具の火袋。
【発明者】 【氏名】内田 富久生

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱可塑性ポリエステルがマトリックスの構造を有する複合材料からなるモノフィラメント状成形物により外郭の骨組みを形成する照明具の火袋。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性ポリエステルがマトリックスの構造を有する複合材料からなるモノフィラメント状成形物[岐阜県羽島郡笠松町大字長池字宮代353番地、株式会社エービックの出願による、特願平6−337633号(特開平8−183102号)]を骨骼材として外郭の骨組みした、提灯、行灯等の照明具の火袋(シエード)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記の火袋の外郭を形成する骨格材は、竹ヒゴ、塩化ビニール線、又は金属線等を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然し、従来使用している骨格材において、竹ヒゴの骨格材は複数本を線状に繋ぎ合わせて使用しなければならず、作業に手間が掛り、かつ繋ぎ目に凹凸が出来ると共に、竹ヒゴは生産量が少なくコスト高であり、又熱に弱い等の欠点がある。塩化ビニール線を骨格材とした火袋は、塩化ビニール線が熱の影響を受け易く、使用時における照明の熱による歪みや燃焼、及び不使用時の収納保管中の熱による火袋の変形等の虞があった。又金属線を骨格材とした火袋は、丈夫で内部からの熱の影響により歪みを生ずる虞がなく、かつ耐火性である等の利点があるが、廃棄した火袋を焼却処理する場合、骨格材が残骸として残るので後始末が面倒である等の問題点がある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、前記の問題点を解決することを目的とするもので、以下図面に示す提灯や行灯の火袋によって説明する。
【0005】横断面が円形、角形、正多角形等適形状の筒形で、上下方向に折り畳み自在の火袋(図は横断面が円形状の普通の火袋Aの場合を示す)は、公知の提灯の火袋製法技術による所望の火袋成形枠体を組み立て、その上下両端部に、適径で円環状の上下部枠体1・2を、上下に所定間隔を隔てゝて、水平で、且つ対向する如く配設し、上下部枠体1・2間を、熱可塑性ポリエステルがマトリックスの構造を有する複合材料からなるモノフィラメント状成形物[特願平6−337633号(特開平8−183102号)]の適径の線材よりなる骨格材3により、筒形螺旋状、又は随所で交差する筒形螺旋状に連結して外郭骨格体4を形成し、該骨格体4を含む上下部枠体1・2間の全周表面を和紙等の被覆材5により貼着被包し、火袋成形枠体を分解して取外し、上下方向に伸縮自在の火袋Aを構成する。
【0006】
【本発明の効果】本発明の火袋の骨格材に使用する、「特開平8−183102号」によるモノフィラメント状成形物は、耐折曲げ強度及び引張り強度が鋼製ワイヤーのそれより著しく大きく、錆ることなく軽量であり、特に曲げ疲労では鋼製ワイヤーの数百倍という耐久度をもっており、表面に艶があり、難燃性が強く、且つ加工が容易であるという優れた特徴があり、従来の竹ヒゴや塩化ビニール線による骨格材の如く熱による変形や、燃焼する事なく、又金属線の骨格材の如く、不要になった火袋を廃棄する場合は焼却により完全に処理することが可能である等の優れた効果を有するものである。
【出願人】 【識別番号】597029114
【氏名又は名称】内田 富久生
【出願日】 平成9年(1997)9月10日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−86612
【公開日】 平成11年(1999)3月30日
【出願番号】 特願平9−287550