| 【発明の名称】 |
方向指示器を兼ねた誘導灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】湯浅 民夫
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| 【要約】 |
【課題】従来通り昼夜使用が可能なうえ、簡単な操作で持続的に、正確かつ安全に、誘導方向を明示でき、仮置きが可能で、しかも移送時や保管時に不用意に通電しにくい誘導灯を提供する。
【解決手段】把持部と長・短2つの発光部からなる誘導灯において、長いほうの発光部2の略先端に中空のピンを介して短いほうの発光部3をおりたたみ自在に取り付け、おりたたむと、発光部全体が一個の細長い筒状の概観をなすように形成された発光部2、3を設けるとともに、把持部の発光部側略先端の外周に2個以上の磁石を突起状に取り付けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 把持部と長・短2つの発光部(2、3)からなる誘導灯において、長い方の発光部(2)の略先端にピン(6)を介して短い方の発光部(3)をおりたたみ自在に取り付け、おりたたむと、発光部(2)及び発光部(3)を重ね合わせた発光部全体が、コンパクトな一個の細長い筒状の外観をなすように形成された発光部を特徴とする誘導灯。 【請求項2】 発光部(2)にピン(6)を介して発光部(3)をおりたたむ場合、互いにスライドする発光部の外壁(9、10)に、光を通さぬ矢印状の部分(12、13)を設けた請求項1記載の誘導灯。 【請求項3】 把持部(1)の外周に2個以上の磁石(5)を突起状に取り付けた請求項1記載の誘導灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は工事現場、事故現場、駐車場、イベント会場等で車両や人を誘導するために使用する誘導灯に関する。 【0002】 【従来の技術】誘導灯は、特に夜間の交通誘導においては誘導員が携帯すべき必須のアイテムであり、誘導員が自らの存在を積極的にアピールし自己の生命への危険を減らすと共に、臨機応変、即時に効果的な誘導が可能な唯一の道具である。特にスピードが出やすい道路等における夜間の大規模な工事においては、車両の誘導や保安に関する資器材があらかじめ設置されるのが一般的だが、これとても設置自体に危険がともない誘導が必要であるうえ、状況の変化に即時的な対応が難しく、交通の混雑、近隣からの苦情、人員の制約等様々な事情により、誘導員が車両の前面に出て体を張って誘導せざるを得ないことが多い。日中からたまたま夜間にずれ込んだ工事における誘導や、事件・事故に伴う緊急の交通規制がからむ誘導にあっては、特に誘導及び保安に関する設置資器材が十分でなく、誘導灯のみに頼らざるを得ないことが多い。交通誘導にあたり経験、能力、体力、集中力等、当然ばらつきがある生身の誘導員への、誘導灯に頼りすぎる過重な負担が、しばしば生命にかかる重大な事故を惹起している。 【0003】さらに、従来の誘導灯は転がりやすく、きづかぬうちに電源スイッチが入って電池が消耗していることが多い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来通りの携帯に便利な誘導灯として使用できるうえ、任意にかつ瞬時の動作のみで持続的に誘導方向を明示でき、仮置きも可能な誘導灯の提供を検討した。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結果、本発明の誘導灯においては、発光部を長・短二つの独立した発光部を設け、ピンを介しておりたたみ自在に連結するとともに、把持部の発光部近くに複数個の磁石を突起状に取り付けたものである。 【0006】上記ピンを取り付ける位置は発光部の略先端に取り付けることが望ましい。 【0007】上記ピンは中空にし通電用の導線を挿通するのが望ましい。 【0008】上記長・短二つの発光部は、おりたたんだ場合、一見するとシンプルな細長い一個の筒状の発光部の概観を呈し、広げると一見して片側の斜線を欠く一個の矢印状の概観を呈すのが望ましい。 【0009】誘導灯を平面上に置いた場合、把持部の外周が平面に接触しないように、上記磁石を把持部の外周に取り付けるのが望ましい。 【0010】上記の短いほうの発光部を広げて誘導灯を平面上に置いたとき、短いほうの発光部が平面に対して垂直の状態で安定するように、上記磁石を把持部の外周に取り付けるのが望ましい。 【0011】 【発明実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1から図2において、発光部3は発光部2の略先端にピンを介しておりたたみ自在に取り付けられている。発光部2は長手方向へ20センチメートル程度の長さに形成されている。その先端は、観るものが動的な感触を持ちやすいように尖っているのが望ましい。 【0012】発光ダイオード8を設けた通電用の導線7が、発光部2から中空のピン6を挿通して発光部3に配されている。 【0013】発光部2の外壁9及び発光部3の外壁10には、光を通さない矢印状の黒色のワッペンが接着剤で張ってある。 【0014】把持部1の発光部側略先端に磁石5を2個接着剤で接着、この2個の磁石の頂点を結ぶ直線が、2つの磁石間における把持部1の外周より5ミリメートルほど高くなるように設けられている。 【0015】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。 【0016】従来の誘導灯として使えるうえ、任意にすばやく略矢印状の信号を持続的に発し、正確に誘導方向を持続的に明示できる。 【0017】本発明の誘導灯の外壁に設けた光を通さない矢印状の部分は、夜間の実験の結果、光のコントラストによる心理的なものであると思われるが、車輌運転者からかなり離れていても分かり易いうえ、車輌運転者の目線と注意が黒い矢印状部分の先端に集中し、車輌運転者に対する非常に説得力のあるデザインであることが判明した。また、従来通りの伝統的な使い方によるべくおりたたんだときには、光の乱反射も一つの要因だと思われるが、黒い矢印状部分は瞬時に消えることが判明した。 【0018】仮置きによる持続的なメッセージの伝達、危険の回避、体力・気力・集中力の温存、冷静な観察ができる。 【0019】誘導が主な仕事でない人でも、必要に応じて置くだけでよく、あつかいやすい。 【0020】事件・事故の発生にともなう道路封鎖など緊急の交通規制に対しても余裕を持って誘導ができる。 【0021】本発明の誘導灯を幾本か用意し、従来通りの誘導方法と組み合わせると、誘導にともなうリスクを限りなく少なくできるうえ、車輌の運転者などに非常に分かり易く誘導することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598077543 【氏名又は名称】湯浅 民夫
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月7日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−329002 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−164103 |
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