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【発明の名称】 電動工具
【発明者】 【氏名】杉原 勝利

【要約】 【課題】使用に便利な前照灯付き電動工具を提供することを目的とする。

【解決手段】本発明は、工具4の電動手段21を備えた本体2と、この本体2に内蔵された前照灯3とからなる電動工具1であって、前照灯3と電動手段21の電源5が共用されているものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 工具の電動手段を備えた本体と、この本体に内蔵された前照灯とからなる電動工具であって、前照灯と電動手段の電源が共用されていることを特徴とする電動工具。
【請求項2】 前照灯と電動手段のON/OFFを連動させる連動スイッチが、本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開昭63−2383号公報記載の電動工具(ラッピングツール)が知られている。上記公報記載の電動工具は、線材と装置、端子板との間を接続するのに使用されるものであって、対象物照射用のランプと、その収容部とを備えることにより、別にワーキングランプを必要とせず、作業能率が向上でき、また収容部にランプを収容できるため、移動時に便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術において、対象物照射用のランプが、本体の上部から突出して取り付けられているので、安定性に欠け、ビスやボルト等の締結に使用する電動工具では、使用時に嵩張ったり、ランプが共振して揺れが大きくなって作業に支障を来したり、ランプ切れし易い、等の問題がある。また、本体のスイッチとランプのスイッチが、別々に設けられているので、スイッチの切り忘れで電源が消耗し易いという問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、使用に便利な前照灯付き電動工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明は、工具の電動手段を備えた本体と、この本体に内蔵された前照灯とからなる電動工具であって、前照灯と電動手段の電源が共用されているものである。
【0006】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の電動工具において、照明灯と電動手段のON/OFFを連動させる連動スイッチが、本体に取り付けられているものである。
【0007】(作用)請求項1記載の電動工具は、前照灯が本体に内蔵されているので、狭い作業空間でもじゃまにならず、前照灯の揺れが小さくなり、作業がし易くなる。また、これによって、前照灯の玉切れも生じ難くなる。さらにまた、前照灯と電動手段の電源が共用されているので、照明用に別の電源が不要となる。
【0008】請求項2記載の電動工具は、前照灯と電動手段のON/OFFを連動させる連動スイッチが、本体に取り付けられているので、前照灯の切り忘れによる電源の消耗を防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。図1と図2は、本発明の一実施例であって、図1はバッテリ付き電動工具の内部を模式的に示す説明図、図2は図1の電動工具の変形例であって、その外観図である。
【0010】図において、1は電動工具であって、この電動工具1は、ビス等を締結するために工具4を回転駆動させて使用するものであって、工具4の電動手段21(電動モーター)を備えた本体2と、この本体2に内蔵された前照灯3とからなり、前照灯3と電動手段21の電源が、本体2に取り付けられたバッテリー5で共用されている。
【0011】前照灯3は、市販の豆電球を交換可能にしたものであり、抵抗器等で電圧が過剰にならないようになっている。本体2は、合成樹脂または軽金属で形成された箱体と、その内部に収容された電動手段21とからなり、前照灯3はこの箱体の前部上方に内蔵するように取り付けられている。なお、電動手段21と工具4の間に配設される駆動機構を図示省略している。工具4は、+ドライバー、−ドライバー、キリ、ドリル、六角ボルト用のボックス型ドライバー、やすり、等から選ばれた一つ、または複数のいずれかである。
【0012】22はスイッチであって、このスイッチ22は、照明灯3と電動手段21のON/OFFを連動させるものであって、本体2の下方に取り付けられている。このスイッチ22をONにすると、照明灯3が点灯して手元を照明すると同時に、電動手段21が駆動されて工具4を回転させる。スイッチ22をOFFにすると、照明灯3が消灯すると同時に、電動手段21も停止する。
【0013】上記電動工具1は、図1に示すように、バッテリ5付きになされたものであるが、図2に示すように、電源コード6付きになされているものであってもよい。
【0014】本実施例の電動工具1は、前照灯3が本体2に内蔵されているので、施米空間でのねじ止め等の作業ができ、前照灯3の揺れが小さくなり、作業がし易くなる。また、これによって、前照灯3の玉切れも生じ難くなる。さらにまた、前照灯3と電動手段21の電源が共用されているので、照明用に別の電源が不要となる。
【0015】また、本実施例の電動工具1は、前照灯3と電動手段21のON/OFFを連動させるスイッチ22が、本体2に取り付けられているので、この前照灯3の切り忘れによるバッテリ5の消耗を防ぐことができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の電動工具は、前照灯が本体に内蔵されているので、前照灯の揺れが小さくなり、作業がし易くなる。また、これによって、前照灯の玉切れも生じ難くなる。さらにまた、前照灯と電動手段の電源が共用されているので、照明用に別の電源が不要となる。
【0017】請求項2記載の電動工具は、前照灯と電動手段のON/OFFを連動させる連動スイッチが、本体に取り付けられているので、前照灯の切り忘れによる電源の消耗を防ぐことができる。
【出願人】 【識別番号】000002174
【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
【出願日】 平成9年(1997)10月3日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−111002
【公開日】 平成11年(1999)4月23日
【出願番号】 特願平9−271722