| 【発明の名称】 |
LED合図灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】都築 雅夫
【氏名】廣澤 昌彦
【氏名】中島 哲雄
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| 【要約】 |
【課題】高輝度且つ長寿命なLED光源を使用して、視認性、電池寿命、小型且つ軽量の3要素を全て満たす合図灯を提供すること。
【解決手段】LED合図灯の円筒状本体1を透光筒部18と握持部19とから形成し、透光筒部18内に透明な導光棒12を配置し、その握持部側の端面にLED16が導光棒の同軸上に透光筒部先端方向に向かって配置され、握持部内に収納した電池を電源として、当LEDをパルスによって点滅させる点滅回路部9を備えた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 円筒状の握持部と円筒状の透光筒部から形成されるLED合図灯において、該透光筒部内には、導光棒が配置され、該握持部側の該導光棒端面には、該透光筒部先端に向う方向にLEDが配置され、該LEDをパルスによって点滅させる点滅回路が備えられており、握持部には、電池を収納していることを特徴とするLED合図灯。 【請求項2】 前記導光棒は、円筒状の透明棒であり、複数の溝が部分的に全周に設けられていることを特徴とする請求項1記載のLED合図灯。 【請求項3】 前記導光棒が複数設けられていることを特徴とする請求項1、2記載のLED合図灯。 【請求項4】 前記透光筒部には、内周面にプリズムシ−トが配置されることを特徴とする請求項1、2、3記載のLED合図灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、夜間の交通取り締まりや道路工事現場、駐車場等の指示、案内等に使用する合図灯に関するものであり、詳細には、単三電池を使用した小型且つ軽量のLED合図灯に関するもので、一つの光源を利用し、点滅回路をパルス点灯とすることによって小型且つ軽量で長寿命の合図灯を提供するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の合図灯は、図5、図6に示すように円筒状の握持部aと円筒状の透光筒部bが連接部cによって連接されており、該透光筒部b内に発光ダイオ−ドj(以下LEDと称す。)が円周方向に複数配置されている。 【0003】握持部aは、内部に単一電池を2個収納する電池収容部eと上部表面に突出形成されたON,OFFの2個の押圧部からなるプッシュスイッチ部fとから形成されている。 【0004】前記握持部aの底部には、釣りひも穴kが形成されており、釣りひもhがとおされており、止め金具iによって固定されている。 【0005】lは、光源配置基板であり点滅回路部mと取付板部dとソケット部oから形成されており、前記透光筒部bの軸方向に略等間隔で軸方向と略垂直で夫々が異なる3方向にLEDjが配置している。 【0006】連接部cは、握持部aと透光筒部bがパッキンgでしっかりと挟みこまれた状態で、前記取付板部dと共に固定されている。 【0007】nは、該光源配置基板lを保持するための環状の保持リングであり、該透光筒部bの内周面と略同形状の環を設け保持固定している。 【0008】該ソケット部oは、ソケットスプリングpが内在されており、電池を収容したとき電池端子がソケットスプリングpに圧接した状態となっている。そして、該ソケットスプリングpからは、電源のリ−ド端子qが、点滅回路にはんだ付けされている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このように従来のLEDを使った合図灯は、円筒状の握持部と円筒状の透光筒部が連接部によって連接され、該透光筒部内にLEDを円周方向に複数個配置しなければ、視認性が良好とならず単一電池を2を使用しなければユ−ザ−が満足する電池寿命が得られない。その為、単三電池を用いて小型化及び軽量化を図るのは困難であった。 【0010】光源としては、高輝度且つ長寿命な発光ダイオ−ド(以下LEDと称す。)を使用することが望まれる。しかし、LEDは、指向性を有するために透光筒部の視認性を向上させるには、透光筒部内の円周方向に複数のLEDを複数列配置しなければならずLEDの数が増え、それに伴い消費電力が増加し電池寿命が著しく低下するという問題が生じてしまう。 【0011】そこで、単一電池×2(3V)の電源を使用することで、ユ−ザ−の満足する電池寿命及び視認性を確保しているのが現状である。 【0012】しかし、単一電池を使用することで、その重量も約350gと大変重く、合図灯を手に持って誘導作業するユ−ザ−には、大きな負担となっている。 【0013】従って、ユ−ザ−から、小型且つ軽量の合図灯が望まれているのが現状である。小型且つ軽量を満足するためには、単三電池を使用しなければならない。しかしながら、単三電池では電池寿命に問題があり満足に使用できない。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に鑑み視認性、電池寿命、小型且つ軽量の3要素を全て満たす合図灯を提供することを目的としたものであり、単三電池を使用してもユ−ザ−の満足する電池寿命が得られることを趣旨としているものである。 【0015】詳細には、小型でスリムにするために、導光手段を用い一つの導光手段に一つのLEDだけで透光筒部を点灯させており、特に点灯時に、パルス点灯させた残像効果を利用しているので、低消費電力化を実現している。 【0016】また、単三電池を使用しても、ユ−ザ−が満足する視認性、電池寿命が実現できる。更に、単三電池により小型且つ軽量なLED合図灯を可能としている。 【0017】 【発明の実施の形態】図1に示す本発明の第一実施例の合図灯は、円筒状の本体1で形成されており、透光筒部18と握持部19とにわかれている。握持部19には、握持カバ−14が取り付けられている。 【0018】本体1の先端には、トップキャップ11が取り付けられている。トップキャップ11は、内側中央に円形の凹部20が形成されており、透光筒部18に内在されている透明な導光棒12の端部が固定されている。また、該透光筒部18の内周面には、プリズムシ−ト13が設けられている【0019】該透明な導光棒12のもう片方の端部は、LED16と共にLEDホルダ−10によって固定されている。LED16は、導光棒12の同軸上に透光筒部先端方向に向かって配置されている。 【0020】前記導光棒12は、複数の溝が部分的に全周にカットされているV字溝群23が形成されている。LED16の光は、導光棒12の端面から入射し、図1に示すような光路で、棒の表面からは、臨界角を超えて全反射しながら進み、環状のV字溝群23内で屈折、反射及び透過され棒円周上に発光視認させながら先端まで届いている。 【0021】LEDホルダ−10は、小径円筒部からなるLED固定部21と大径円筒部からなる導光棒固定部22で形成されている。 【0022】6は、スライドスイッチである。3は、スイッチ接触ケ−スでありスイッチ端子7と電池端子を接合するものである。4は、電池ケ−ス押さえ板であり電池ケ−ス5がぬけないように、しかっり固定するためのものである。2は、蓋であり、電池ケ−ス5に単三電池を収納後にスイッチ接触ケ−ス3と電池押さえ板4をしっかり圧接固定している。該蓋2には、釣りひも15が取付けられている。 【0023】9は、点滅回路部でありプリント基板端部にLEDホルダ10が、LED16と共に配置されている。点滅回路部9の電池用スプリング8が電池ケ−ス5と共に設けられ、単三電池2個が収納されている。 【0024】点滅回路9は、図3に示すようにパルス点灯の時間T1がON状態、T2がOFF状態であり、且つON状態のT1は更にパルスにより点滅を行なっており、残像現象を利用してT1は点灯を継続しているように見せている。この構成により単三電池を使用した場合の電池の電力消費を小さくしている。 【0025】次に図2に示す本発明の第二実施例の合図灯について説明する。円筒状の透光筒部18と握持部19とそれらを連接する連接部24とから形成されている合図灯である。 【0026】合図灯の内部構成は、実施例一と略同様である。異なる点は、連接部24を設けて、連接部24のなかに点滅回路部9を収納固定し、更に、連接部24にプッシュスイッチ部25を設けた点である。 【0027】点滅回路部9は、プリント基板上にLED16と共に配置されている。5は、電池ケ−スであり、単三電池2個(3V)が収納されている。 【0028】点滅回路9は、実施例一同様で図3に示すようにパルス点灯の時間T1がON状態、T2がOFF状態であり、且つON状態のT1は更にパルスにより点滅を行なっており、残像現象を利用してT1は点灯を継続しているように見せている。この構成により単三電池を使用した場合の電力消費を小さくすることを可能としている。 【0029】該透光筒部18の先端には、トップキャップ11が取り付けられており、透光筒部18の内周面には、プリズムシ−ト13が設けられている。トップキャップ11は、内側中央に円形の凹部20が形成されており、透光筒部18に内在されている透明な導光棒12の端部が固定されている。 【0030】該導光棒12のもう片方の端部は、LED16と共にLEDホルダ−10によって固定されている。LED16は、導光棒12の同軸上に透光筒部先端方向に向かって配置されている。 【0031】LEDホルダ−10は、小径円筒部からなるLED固定部21と大径円筒部からなる導光棒固定部22で形成されている。 【0032】前記導光棒12も、実施例一同様で複数の溝が部分的に全周にカットされているV字溝群23が形成されている。LEDの光は、導光棒12の端面から入射し、図1に示すような光路で、棒の表面からは、臨界角を超えて全反射しながら進み、環状のV字溝群23内で屈折、反射及び透過され棒円周上に発光視認させながら先端方向に届いている。 【0033】図4は、本発明の合図灯(図1、2)と、従来の合図灯(単一電池×2でLEDを12個使用)及び従来の合図灯で単三電池を2個使用しLEDを1個とした場合のものを夫々電池寿命で比較してみたものである。 【0034】従来の合図灯では、300時間を経過すると電圧降下が著しいのに対し本発明の合図灯は、300時間経過しても電圧降下が殆どない。また、従来の合図灯では単三電池を使用すると電圧降下が著しくて使い物にならない。 【0035】本発明の合図灯では、高輝度LEDと導光棒の採用により視認性も良好で、単三電池を使用しても電池寿命を十分満足できる合図灯を提供できるものである。更に、重量も従来約350gであったのが150gと軽量になった。 【0036】今まで、導光棒を一本で説明してきたが、より明るいものが必要とされるならば、該導光棒を複数本用いても良い。又、電池ケ−スを握持部内に設けると説明してきたが、握持部を電池ケ−スとしても良い。 【0037】 【発明の効果】このように本発明は、長寿命且つ高輝度で指向性の強いLED一つに対して導光棒を一つだけ使用し、導光棒により合図灯の透光筒部をパルス点灯させることによって、単三電池を使用しても電池寿命が今まで以上に長く、視認性が良好で小型で150gと軽量な合図灯を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002303 【氏名又は名称】スタンレー電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月4日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−86601 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−254124 |
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