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【発明の名称】 非常用灯具
【発明者】 【氏名】上原 善司郎

【要約】 【課題】特に災害時、自動車故障時等の非常時に有効に活用することができ、より視覚に訴える警告灯としての機能を高めた非常用灯具を提供する。

【解決手段】充電式電源及び制御回路を内蔵した灯具本体と、該灯具本体に照射方向調整自在に取り付けられた本体とは別体の一又は2以上のライト部と、前記灯具本体に取り付けられ、各ライト部に対応した発光のオンオフのスイッチと、前記ライト部の少なくとも一は前記制御回路により散光効果を付与してなる非常用灯具を構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】充電式電源及び制御回路を内蔵した灯具本体と、該灯具本体に照射方向調整自在に取り付けられた本体とは別体の一又は2以上のライト部と、前記灯具本体に取り付けられ、各ライト部に対応した発光のオンオフのスイッチと、前記ライト部の少なくとも一は前記制御回路により散光効果を付与してなる非常用灯具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震等の災害時、レジャー、夜間作業等において使用される非常用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】地震等の災害による停電時に非常用灯具が使用されているが、これらは単灯又は複灯のもの、ラジオを内蔵したもの等、各種提供されており、レジャー、夜間作業等においても便利であり、各方面で使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の灯具では、単純な照明、有色照明、点滅、回転灯、マーク表示等の機能を有するものの、携帯性の確保等の制約のため、特に災害時、自動車故障時等の非常時における機能としては不十分なものであった。そこで、より視覚に訴える警告灯としての機能を高めた非常用灯具の提供を課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、非常時における灯具のニーズに応えるべく、充電式電源及び制御回路を内蔵した灯具本体(1)と、該灯具本体(1)に照射方向調整自在に取り付けられた本体とは別体の一又は2以上のライト部(2)と、前記灯具本体(1)に取り付けられ、各ライト部(2,2')に対応した発光のオンオフのスイッチ(3a,3b)と、前記ライト部(2)の少なくとも一は前記制御回路により散光効果を付与してなる非常用灯具を構成している。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態としては、灯具本体(1)と、該灯具本体(1)とは別体のライト部(2)より構成される。
【0006】前記灯具本体(1)には、充電式電源及び制御回路を内蔵している。充電式電源は家庭用電源、自動車用シガーレットより充電できるものである。制御回路は前記ライト部(2)の発光を制御するものであり、本発明においては散光機能を付加するものである。
【0007】前記灯具本体(1)へのライト部(2)の取り付けは、取り付け部(4)によりライト部(2)の照射方向の調整を自在に取り付ける。又、ライト部(2)は一つに限らず、2以上を取り付けることにより、一のライト部(2)が断線等により故障しても、他のライト部(2)により発光の確保ができる。尚、前述の散光機能は本体に取り付けられたライト部(2)の少なくとも一つに付与する。本発明に係る灯具の警示的な意義を確保するためである。
【0008】前記灯具本体(1)には、各ライト部(2,2')に対応した発光のオンオフのスイッチ(3a,3b)をそれぞれ取り付ける。これにより、使用時に必要なだけの発光を得ることができ、電気の浪費を防ぐことができる。即ち、係る構成は複数のライト部(2)を有する非常用ライトに使用された場合に意義がある。
【0009】ライト部(2)は、LED(5)を使用している。一のライト部(2)にLED(5)を複数配列することにより、面発光に近い発光となり、又、光源が複数となり、より視覚に訴え、本発明の非常用ライトの警示灯としての意義に合致するためであるが、通常の電球を使用してもよい。
【0010】ライト部(2)は、樹脂等のベース板(6)の表面に、カラーフィルム(7)を貼着すると共に複数のLED(5)を配置している。又、ベース板(6)の裏面にはリード線(8)が配設される。カラーフィルム(7)は適宜な色彩のものを選択して使用し、係る色の発光を得る。警示灯としては赤いフィルムその他の原色、銀色等の金属色を使用する。以上の構成からなるベース板(6)に図2に示すようにレンズ(10)を取り付け、ケーシング(9)及びライトケース(11)により狭持させてボルトで固定し、ライト部(2)を構成する。
【0011】前記LED(5)と電源との接続は、ベース板(6)の裏面よりリード線(8)に接続したコード(15)を延出し、該コード(15)を本体内に設置した充電式電源に接続する。この時、図2に示す如く、コード(15)をプラグ(16)及びソケット(14)を介して接続する。これにより、本実施の態様においてはLED基盤を接続して発光させることとしているが、電球による発光を得たい場合にも取り替えが可能であり、又、故障時の取り替えも容易となる。
【0012】又、係る非常用灯具は、様々な状況の下での使用が想定されるため、完全防水性、防錆性及び耐久性を付与することが望ましく、ラジオ等その他の機能を付加してもよい。又、灯具本体(1)の上部には、持ち運びの利便のため、ハンドル(12)が取り付けられている。灯具本体(1)に取り付けられているシグナル(13)は、充電時に点灯するものである。
【0013】
【発明の効果】本発明を利用すれば、従来には存在しなかった散光効果のある非常用灯具を構成したことにより、故障により自動車を路肩に停車する場合や、工事現場等における警示灯としての機能を向上させた非常用灯具を構成することができる。また、複数のライトを取り付けた場合には、それぞれのライトを別個に点灯することができるので、必要とされる発光のみを得ることにより、電気の浪費を防ぐことができる。
【出願人】 【識別番号】592056322
【氏名又は名称】ユーエンジニアリング株式会社
【出願日】 平成9年(1997)7月4日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−25702
【公開日】 平成11年(1999)1月29日
【出願番号】 特願平9−193311