| 【発明の名称】 |
融着継手製造装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】湯浅 淳一
【氏名】荒木 建国
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| 【要約】 |
【課題】金型に精度良く位置決めして電熱線の巻取を行うことのできる融着継手製造装置を提供する。
【解決手段】管材間の連結に用いられ、周囲に巻かれた電熱線4の発熱により管材を熱融着する継手の製造に用いられ、前記電熱線4を継手内周面に位置させるための金型21の周囲に前記電熱線4を巻く融着継手製造装置11であって、電熱線4を送り出す線材供給部12と、送り出された電熱線4を前記金型21の周囲に巻き付けながら巻き取る巻き取り部13と、上記巻き取り部13に巻取る際に電熱線4の位置決めを行う位置決め部材15が、巻き取り部13の軸方向に、金型21に対して相対的に移動調整可能に設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 管材間の連結に用いられ、周囲に巻かれた電熱線の発熱により管材を熱融着する継手の製造に用いられ、前記電熱線を継手内周面に位置させるための金型の周囲に前記電熱線を巻く融着継手製造装置であって、電熱線を送り出す線材供給部と、送り出された電熱線を前記金型の周囲に巻き付けながら巻き取る巻き取り部と、上記巻き取り部に巻取る際に電熱線の位置決めを行う位置決め部材が、巻き取り部の軸方向に、金型に対して相対的に移動調整可能に設けられていることを特徴とする融着継手製造装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、管体の接続に用いる融着継手を製造する際、電熱線の巻取を行う融着継手製造装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の融着継手製造装置としては、例えば、図4に示す特開平4−59319号公報に記載されている様なものが知られている。このようなものでは、金型である巻き取りコア1に、電熱線原反側のボビン(以下、原反ボビンと記す)3から送り出される電熱線4を、数個のローラー5,6,7を通過させて機械的にテンションを掛けてから、前記巻き取りコア1側に巻取る様にしている。巻き取り後、溶融樹脂を電熱線4の周囲に充填して継手本体を形成する。このような融着継手製造装置では、原反ボビン3の重量がテンションに大きく寄与する。 【0003】このような従来の製造装置にあっては、継手本体に巻かれる電熱線4の太さは、直径約0.4〜1.2mmと細いため、巻き取りコア1を用いて巻取る際のテンションによっては、部分的に該電熱線4が伸び、抵抗値が大きくなる虞がある。このように部分的に電熱線4の抵抗値が異なると、管材間融着時の融着ムラ等の発生の原因となり、品質が良好であるとは言い難い。 【0004】そこで、所定の設定値に応じて指示値を演算する制御部と、巻き取り部に巻取る際に電熱線を前記指示値に応じてピッチ送りする線送り部とを有する融着継手製造装置が提案されている(特開平7−144831号公報)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この製造装置では、別の巻線数やピッチ、中間位置に巻線のジャンプがある等、異なる種類の継手本体2を同じ装置で製作しようとすると、その瞬間に巻線にかかるテンションが変化するため、位置決め精度が落ちるという問題があった。 【0006】本発明は上記の課題を解決し、金型に精度良く位置決めして電熱線の巻取を行うことのできる融着継手製造装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の融着継手製造装置は、管材間の連結に用いられ、周囲に巻かれた電熱線の発熱により管材を熱融着する継手の製造に用いられ、前記電熱線を継手内周面に位置させるための金型の周囲に前記電熱線を巻く融着継手製造装置であって、電熱線を送り出す線材供給部と、送り出された電熱線を前記金型の周囲に巻き付けながら巻き取る巻き取り部と、上記巻き取り部に巻取る際に電熱線の位置決めを行う位置決め部材が、巻き取り部の軸方向に、金型に対して相対的に移動調整可能に設けられているものである。 【0008】(作 用)本発明の融着継手製造装置は、管材間の連結に用いられ、周囲に巻かれた電熱線の発熱により管材を熱融着する継手の製造に用いられ、前記電熱線を継手内周面に位置させるための金型の周囲に前記電熱線を巻く融着継手製造装置であって、電熱線を送り出す線材供給部と、送り出された電熱線を前記金型の周囲に巻き付けながら巻き取る巻き取り部と、上記巻き取り部に巻取る際に電熱線の位置決めを行う位置決め部材が、巻き取り部の軸方向に、金型に対して相対的に移動調整可能に設けられているものであるから、電熱線を捲回して行く場合に、その位置決め部材により位置決めでき、容易に、しかも、金型に正確に捲回することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。 【0010】図1は、本発明の融着継手製造装置を示す側面図である。なお、従来技術と同一乃至均等な部分については同一符号を付す。 【0011】図1において4は電熱線、11は融着継手製造装置、12は線材供給部、13は巻き取り部、15は位置決め部材であるガイドバーである。継手製造装置11は、主に電熱線4を送り出す線材供給部12と、送り出された電熱線4を巻き取る巻き取り部13と、位置決め部材15及び電熱線4の動きを制御する制御部14と、前記巻き取り部13に電熱線4を巻取る際にこの電熱線4の位置決めを行うガイドバー15とからなる。 【0012】そして、この融着継手製造装置11は、管材間の連結に用いられ、周囲に巻かれた電熱線4の発熱により管材を熱融着する継手の製造に用いられ、継手(通常ポリエチレン製)を前記電熱線4を継手内周面に位置させて形成するため、図2に示すように略円筒状の金型21の金型本体22周囲に前記電熱線4を巻くように構成されている。この電熱線4は、芯材表面にポリエチレン被膜を施したものが使用される。 【0013】上記線材供給部12は、図1に示すように、上記電熱線4を巻いて収納するリール17と、リール17から供給される電熱線4を適切なテンションを与えながらガイドバー15と共に、線材供給を行なうアーム18とを有している。 【0014】上記巻き取り部13は、前記継手の径に対応した金型21の金型本体22を図示しないスピンドルと、押し込みスピンドルとの間にセットし、電熱線4をこの金型21の巻線開始点に固定する様にしている。 【0015】ガイドバー15は、金型21表面に直接当たって傷つけぬよう、金型21外表面から、一定のクリアランスが設けられている。このクリアランスは大きすぎると巻線時に電熱線4が外れることがあるので、通常、電熱線4の線径以下とされるのが好ましい。このクリアランスは継手製造装置11に設けられたガイド位置微調整ネジによって調整される。 【0016】ガイドバー15はNCボールネジに取り付けられ、所定速度(一定でなくてもよい)で巻き取り部13の軸方向(図1面に直交する方向)に移動調整可能となされている。 【0017】さらに、ガイドバー15はエアーシリンダーを駆動源とするカム機構19が図1の矢印方向に回転することにより上下動可能とされ、巻線時以外は巻き取り部13から離れるようになされている。 【0018】図3は、本発明の融着継手製造装置の巻き取り部の別の例を示す斜視図である。ガイドバー15に代えてガイドローラー25が設けられていること以外は図2と同様である。 【0019】なお、以上位置決め部材が、巻き取り部の軸方向に移動する場合について説明したが、位置決め部材を固定しておいて金型を移動しても構わない。 【0020】 【発明の効果】本発明の融着継手製造装置は上述の如き構成となされているので、金型に精度良く位置決めして電熱線の巻取を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月12日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−201364 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−4152 |
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