| 【発明の名称】 |
配管用エルボ固定部材 |
| 【発明者】 |
【氏名】亀田 昌宏
【氏名】亀田 典宏
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| 【要約】 |
【課題】壁パネル内のように狭矮な場所での配管作業を容易にしたエルボ固定部材を提供する。
【解決手段】桟を含む枠材1の表面に合板2あるいは石膏ボード3を張りつけてなる壁パネル4の内部に設備される配管16のエルボ8の固定部材であって、上記壁パネル4の枠材面に取り付けられる短冊状でその両端に透孔5を穿設し、枠材1に向く面に両面接着テープ6を貼りつけたエルボ8の脚部9の段差より大きい厚さの座金11と、エルボ8の脚部9を締結するための、両端に上記座金11の透孔5に対応する長孔の透孔13を穿設した締結帯10と、上記透孔5,13を貫通しエルボ8とともにエルボ固定部材を上記枠材1に取り付けるためのネジ14とからなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 桟を含む枠材の表面に板材を張りつけてなる壁パネルの内部に設備される配管のエルボ固定部材であって、上記壁パネルの枠材面に取り付けられる短冊状で、その両端に透孔を穿設し枠材に向く面に両面接着テープを貼り付け、エルボの脚部の段差より厚さ大の座金と、エルボの脚部を締結するための両端に上記座金の透孔に対応する長孔の透孔を穿設した締結帯と、上記透孔を貫通しエルボとともにエルボ固定部材を上記枠材に取り付けるためのネジとからなる配管用エルボ固定部材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は壁パネル内に設備される配管のエルボ固定部材であって、狭矮な取り付け場所での取り付け作業を容易にした配管用エルボ固定部材に関する。 【0002】 【従来の技術】壁パネルの内部に設備される配管のエルボの固定部材としては、エルボの一方の脚部を半円筒形の部分に装填し他方の脚部をその位置から先に装填した脚部を軸に90度回転しその脚部をクランプすることにより、該エルボが前後、左右いずれの方向にも移動しないようにしたエルボ固定部材が市販されている。 【0003】一方、壁パネルは、経済的要求とその素材の改良によってますますコンパクトになってきている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記すでに市販されているエルボ固定部材は、その材料を熱硬化性樹脂を射出成形してなるものであり、樹脂そのものの機械的強度の限界から肉厚その他の寸法を小さくするには限界があって壁パネル内に設備する配管のエルボの固定には寸法的、強度的条件から採用することができなかった。また採用するとしても寸法が大きいため壁パネル内の取り付け作業を困難にしている。 【0005】この発明は上記従来技術の問題に鑑み、壁パネル内のように狭矮な場所での配管作業を容易にしたエルボ固定部材を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するためにこの発明は、桟を含む枠材の表面に板材を張りつけてなる壁パネルの内部に設備される配管のエルボ固定部材であって、上記壁パネルの枠材面に取り付けられる短冊状で、その両端に透孔を穿設し枠材に向く面に両面接着テープを貼り付け、エルボの脚部の段差より厚さ大の座金と、エルボの脚部を締結するための両端に上記座金の透孔に対応する長孔の透孔を穿設した締結帯と、上記透孔を貫通しエルボとともにエルボ固定部材を上記枠材に取り付けるためのネジとからなる構成としたものである。 【0007】上記の如く構成するこの発明にあっては、エルボを取り付けるときの座金の枠材に向く面に接着層を設けているので座金を枠材に押しつけるだけで仮に取り付けられ、エルボを座金にのせ締結帯をエルボの脚部に当て透孔を通してネジ締めすることによりエルボが固定される。したがって、壁パネル内側という狭矮な場所でも容易に工事を可能にしている。 【0008】また、エルボを取り付ける締結帯の締結板の透孔を長孔にしてエルボの外径変動があって断面逆U字形の口部が開いても座金の透孔と締結板の透孔が合うようにしている。 【0009】 【発明の実施の形態】次に、この発明に係る実施形態を図面と共に説明する。枠材1は40mm×20mmで、その後面には厚さ10mmの合板2が、前面には一般的には厚さ10mmの石膏ボード3が貼り合わされるが、石膏ボード3は、壁パネル4を組み立ててから貼ることもあり、前後面とも石膏ボードが貼り合わされることもある。 【0010】壁パネル4の枠材1には、ステンレスを材料とする幅12mm×長さ75mm×2mmで中心から両側に振り分けに30mmの位置に6mmφの透孔5が穿設し、その片面に離罫紙7で表面を覆った両面接着テープ6を貼りつけた座金11が上記離罫紙7を除去して貼り付けられている。ここで、座金11の厚さはエルボ8の脚部の段差より大にしてある。 【0011】エルボ8の脚部9を締結する締結帯10は厚さ1mm×幅12mmのステンレススチールの帯をエルボ8の脚部9の外形に合わせて断面逆U字状に成形し、その高さをエルボ8の脚部の外径より若干低くして座金11との間で締まり代ができるようにし、それから、それぞれ外側に略90度折り曲げ30mmをとって締結板12とし、その締結板12には前記座金11の透孔5に対応する位置に6mmの長孔(透孔)13が穿設されている。 【0012】エルボ8を壁パネル4の枠材1に固定する作業は、エルボ8を取り付けるべき位置を確認して、先ず座金11の両面接着テープの離罫紙7を剥がし壁パネル4の枠材1に貼りつける。次いでエルボ8の脚部9を締結帯10の断面逆U字部に嵌め、締結板12の透孔13を座金11の透孔5に一致させてネジ14で締めつける。なお、締結板12の透孔13を若干長孔にしているのはエルボ8の外径変動によって断面逆U字状部分の口が広がって座金11の透孔5と一致しなくなるのを回避するためのものである。 【0013】なお、図3(a)は縦枠材1に固定したエルボ8の開口が石膏ボードの裏面に位置して配管した施工状態を示し、同図(b)は縦枠材1に固定したエルボ8の開口が石膏ボードの中程に位置して配管した施工状態を示す。また、図4は横枠材1に固定したエルボ8の開口が石膏ボードの中程に位置して配管した施工状態を示す。 【0014】なお、エルボ8に対する蛇口15の取り付け、あるいは配管16の延長接続は、従来技術によって行われる。 【0015】 【発明の効果】以上説明した如く、この発明によれば壁パネルの内部という狭矮な場所での配管とりわけエルボの取り付け固定が極めて簡単に実施することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597133477 【氏名又は名称】亀田 昌宏 【識別番号】597133488 【氏名又は名称】亀田 典宏
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月18日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−94132 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−253211 |
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