| 【発明の名称】 |
カップリング本体内にチューブをロックするためのコレット |
| 【発明者】 |
【氏名】ジョン・デリク・ゲスト
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構成で金属の歯を備えるコレットを提供する。
【解決手段】カップリング本体内にチューブを固定するためのコレット10は、軸方向に延在する複数の弾力のあるアーム13を有する環状スリーブ11を含むプラスチック成形部を備える。アームのうち2つは、アームの自由端に嵌合して固定されたスプリングメタルクリップ15を有する。クリップ15は、内側に傾いた歯19を有する。歯19は、コレットを通ってコレットの内側に延在するチューブを圧迫してグリップし、コレットからチューブが引き抜かれないようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カップリング本体にチューブをロックするためのコレットであって、少なくとも一軸方向に延在する弾力のあるアームを有する環状要素を含むプラスチック成形部と、上記アームの自由端のまわりにかみ合って固定されるスプリングメタルクリップとを備え、該クリップは、内側に傾いた歯を有し、コレット内でアームの内側面沿って延在するチューブをグリップし、チューブがコレットから引き出されないようにすることを特徴とする、コレット。 【請求項2】 上記スプリングメタルクリップは、U字形状であり、上記アームの自由端を取り囲んで固定されることを特徴とする、請求項1記載のコレット。 【請求項3】 上記U字形クリップは、間隔を設けて配置された複数の支持片を有し、それらの間に上記アームの自由端を受け入れ、該支持片の一方は上記アームの内側に嵌合しかつ上記内側に突出した歯を有し、該支持片の他方は上記アームの外側に嵌合することを特徴とする、請求項2記載のコレット。 【請求項4】 上記アームの外側と上記クリップの上記他方の支持片とは、上記アームの縦方向に分離しないように上記アームに上記クリップを固定する相互嵌合手段を有することを特徴とする、請求項1、2又は3記載のコレット。 【請求項5】 上記クリップの上記他方の支持片と上記アームの外側との間の相互嵌合手段は、上記アームに一体的に形成した直立部と、クリップの支持片に形成した穴とからなり、該穴が上記直立部に嵌合することを特徴とする、請求項4記載のコレット。 【請求項6】 コレットの環状要素と一体的に形成され軸方向に延在する弾力のある複数のアームを有し、1または2以上の該アームはそれにスプリングメタルクリップを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかひとつに記載のコレット。 【請求項7】 上記コレットは、上記スプリングメタルクリップを支持し、その自由端に内側に向いた一体成形されたプラスチック歯車を有し、コレットを通って延在するチューブをグリップする複数のアームを有することを特徴とする、請求項6記載のコレット。 【請求項8】 上記コレットは、軸方向に延在するいくつかのアームを有し、該アームの全ては、その自由端に上記スプリングメタルクリップを有することを特徴とする、請求項6記載のコレット。 【請求項9】 上記コレットは、環状スリーブの形であり、該スリーブのまわりに形成された1または2以上の弾力のあるアームを有し、その自由端に上記スプリングメタルクリップを備え、コレットを通って延在するチューブをグリップするとを特徴とする、請求項6記載のコレット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カップリング本体内にチューブをロックするためのコレットに関する。 【0002】 【従来の技術】本願出願人は、本願出願人による英国特許第1573757号に、カップリング本体内にチューブをロックする射出成形コレットを開示し説明した。このコレットは、複数の弾性のあるアームを有する環状要素を備える。アームの自由端には、内側に向けられた金属の歯がモールドされ、コレットを通って延在するチューブの表面にかみ合ってグリップして、カップリング本体内にチューブを固定する。カップリング本体に金属の歯をモールドするために必要とされる成形は、相対的に費用がかかる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コレットサイズの広い範囲に対して金属の歯をコレットアームに備えることができ、簡素化された構成によって成形を簡素化し、それによってより安価な成形を用いることができる、代わりのコレットの構成を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成のカップリング本体内にチューブを固定するためのコレットを提供する。すなわち、コレットは、少なくとも1の軸方向に延在する弾力のあるアームを有する環状要素を含むプラスチック成形部と、アームの自由端のまわりに嵌合して固定され、内側に傾いた歯を有し、コレットを通ってアームの内側に延在するチューブを圧迫してグリップし、チューブがコレットから引き出されるのを阻止するスプリングメタルクリップとを備える。 【0005】本発明の一つの実施例において、スプリングメタルクリップは、U字形とすることができ、アームの自由端を取り巻いて自由端に固定される。 【0006】より詳しくは、U字形クリップは、間隔を設けた支持片を有し、その間にアームの自由端を受け入れる。支持片の一方は、アームの内側に嵌合し、かつ、上記内側に突出する歯を有する。支持片の他方は、アームの外側に嵌合する。 【0007】上記のいずれの構成においても、アームの外側とクリップの上記支持片の他方とは、アームの縦方向に離れないように、クリップをアームに固定する相互嵌合手段を有する。 【0008】後者の構成において、クリップの上記支持片の他方とアームの外側との間の相互嵌合手段は、アームに一体に形成した直立部と、その直立部に係合するクリップの支持片の穴とを備える。 【0009】また、上記構成のいずれにおいても、コレットは、コレットの環状要素と一体的に形成された軸方向に延在する弾力のある複数のアームを有し、そのアームの1または2以上がスプリングメタルクリップを備えてもよい。 【0010】たとえば、コレットは、上記スプリングメタルクリップを支持する複数のアームを有し、いくつかのアームは、内側に向けられた一体のプラスチックの歯をその自由端に有し、コレットを通って延在するチューブをグリップしてもよい。 【0011】あるいは、コレットは、そのすべてがその自由端に上記スプリングメタルクリップを有する軸方向に延在するいくつかのアームを有してもよい。 【0012】さらなる構成としては、コレットは、環状スリーブの形であってもよい。スリーブは、そのまわりに形成された1または2以上の弾力のあるアームを有する。コレットは、コレットを通って延在するチューブをグリップするために、その自由端に上記スプリングメタルクリップを備えてもよい。 【0013】 【発明の実施の形態】以下に、図1〜図3に示した本発明の一実施形態に係るコレット10について詳細に説明する。 【0014】コレット10は、本願出願人の英国特許第573757号に開示され説明されたものと同様に、チューブカップリング本体内にチューブをロックするための成形されたプラスチックコレットである。コレットは、環状スリーブ11を有する。環状スリーブ11は、一端に外側に曲がったフランジャーヘッド12を有する。また、スリーブの他端から軸方向に延在する6つの弾力のあるアーム13を有する。6つのアームのうちの4つ(符号13aで示す)は、自由端の内側に歯14が成形され、コレットを通って延在するチューブの面に嵌合してグリップする。アーム13の外側の面には、チューブカップリング本体のカム面に嵌合する浅いV字状断面の湾曲部(図示せず)を有し、カップリング本体の外側へのコレットの移動に伴ってアームを内側に付勢し、コレットを通って延在するチューブをコレットアームの内側がグリップして嵌合するようにする。 【0015】コレットの他の2つのアーム13bは、コレットの径方向に間隔を設けて配置され、U字状のスプリングメタルクリップ15が取り付けられる。各クリップは、コレットアームの内側に嵌合する内側支持片16と、コレットアームの外側に嵌合する外側支持片17と、アーム端上に延在するフラットベース18とを有する。クリップの内側支持片16には、内側に傾けられた弾力のある歯19が形成され、コレットを通って延在するチューブの外表面を圧迫してグリップする。歯は、アームの内側に一体形成された浅く隆起した湾曲部20に支持される。 【0016】クリップの外側支持片17は、大きく広がった穴21を有し、アーム13の端部外側面に一体形成された垂直部22を受け入れて嵌合し、クリップをアームに保持する。 【0017】垂直部22には、カップリング本体の貫通部のテーパーカム面に嵌合する傾斜面23が形成され、コレットがカップリング本体からわずかに引き出されたときに、アームを内側に付勢して、コレット内のチューブに嵌合するようにする。 【0018】歯をアームにクリップすることによってコレットアームに金属の歯を備えることは、本願出願人の英国特許第1573757号に開示され説明された構成に成形することに比べ、歯を取り付けるずっと簡単な手段である。コレットサイズの広い範囲で、一つのクリップタイプを用いることが可能であり、これによって成形の費用を簡約でき、また、多くの異なるコレット形状に役に立つ。例えば、コレットの各アームに一つのメタルクリップを備えてもよく、また、上記実施例のように、選択されたアームだけに備えてもよい。また、複数のメタルクリップを備えた1または2以上の弾性アームを有するスリーブ形状のコレットを用いてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593020083 【氏名又は名称】ジョン・デリク・ゲスト 【氏名又は名称原語表記】JOHN DEREK GUEST
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)6月8日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−13976 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月22日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−158982 |
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