| 【発明の名称】 |
ブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具 |
| 【発明者】 |
【氏名】林 英一
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】ブーム1の先端に連結する伸縮自在な連結保持体5を設け、この連結保持体5の先端に、先端ホース3の外側面に着脱自在に巻着する巻着ベルト4を設ける。巻着ベルト4に、巻着ベルト4を連結するスライド状の連結バックル4Bを設ける。巻着ベルト4の端部を巻着ベルト4の側面に接合する面ファスナーを設ける。面ファスナーで接合された巻着ベルト4の外側面にスライドさせて緊締する固定リングを設ける。連結保持体5の両端に一対の係止フック5Aを設け、ブーム1の先端と巻着ベルト4とに夫々固定した連結リング1A,4Aに、係止フック5Aを夫々着脱自在に係止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブームの先端部にドッキングホースを支持し、このドッキングホースの先端に先端ホースを着脱自在に連結するブーム付コンクリートポンプ車において、ブームの先端に連結する伸縮自在な連結保持体を設け、この連結保持体の先端に、先端ホースの外側面に着脱自在に巻着固定する巻着ベルトを設けたことを特徴とするブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具。 【請求項2】 前記巻着ベルトは、先端ホースの側面を締め付ける帯状を成し、巻着ベルトを連結するスライド状の連結バックルを設けると共に、巻着ベルトの端部を巻着ベルトの側面に接合する面ファスナーと、面ファスナーで接合された巻着ベルトの外側面にスライドさせて緊締する固定リングとを設けた請求項1記載のブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具。 【請求項3】 前記連結保持体の両端に一対の係止フックを設け、ブームと巻着ベルトとに夫々固定した連結リングに、係止フックを夫々着脱自在に係止する請求項1又は2記載のブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ブーム付コンクリートポンプ車の改良に係り、特に、ブームに支持されるドッキングホースと先端ホースとの連結部分を確実に保持するブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のコンクリートポンプ車では、圧送作業範囲を拡大するため、ポンプ車に長尺なブームを装着し、更に、このブームにロングベンドパイプ等を装着している。そして、このロングベンドパイプ等の先端に連結した可撓性のドッキングホースと、躯体内部に配設して所定位置にコンクリートを排出する先端ホースとを連結して使用するものである。このドッキングホースと先端ホースとの連結部分は、コンクリート圧送作業中に、万が一外れた場合の事故を防止するため、連結部分にワイヤー等のホース保持具を使用することが義務付けられている(図5参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、先端ホース使用時において、連結補助具に使用するワイヤー等が弛んでいると、このワイヤーに鉄筋や構造物に引っ掛かる不都合が生じる。反対にワイヤー等をきつく締め付け過ぎると、ワイヤー等は伸縮しないので、ブームを回してドッキングホースや先端ホースを移動させようとしたときに、絡めたワイヤーが、これらドッキングホースや先端ホースを締め付けてホースの径を狭めてしまい、先端ホースを破損させるおそれもある。しかも、ドッキングホースと先端ホースとの連結状態は、例えば、現場ごとに外してホース内部を洗浄する必要があるなどと、着脱作業が頻繁に行われる。したがって、前述のようにワイヤーを弛ませず、且つ、締め付け過ぎないように、適度な調整を図りながらワイヤー等のホース保持具を先端ホースに絡める作業が極めて面倒な作業になっていた。 【0004】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、連結作業が極めて容易で、しかも、鉄筋や構造物に引っ掛かる不都合がなく、先端ホースを破損するおそれもないブーム付コンクリートポンプ車用ホース保持具の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべくこの発明の第1の手段は、ブーム1の先端部にドッキングホース2を支持し、このドッキングホース2の先端に先端ホース3を着脱自在に連結するブーム付コンクリートポンプ車において、ブーム1の先端に連結する伸縮自在な連結保持体5を設け、この連結保持体5の先端に、先端ホース3の外側面に着脱自在に巻着固定する巻着ベルト4を設けたことにある。 【0006】第2の手段の巻着ベルト4は、先端ホース3の側面を締め付ける帯状を成し、巻着ベルト4を連結するスライド状の連結バックル4Bを設けると共に、巻着ベルト4の端部を巻着ベルト4の側面に接合する面ファスナー4Cと、面ファスナー4Cで接合した巻着ベルト4の外側面にスライドさせて緊締する固定リング4Dとを設けたものである。 【0007】第3の手段は、連結保持体5の両端に一対の係止フック5Aを設け、ブーム1の先端と巻着ベルト4とに夫々固定した連結リング1A,4Aに、係止フック5Aを夫々着脱自在に係止するものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。 【0009】本発明は、ブーム付コンクリートポンプ車のホース保持具を改良したもので、特に、ブーム1に支持されるドッキングホース2と先端ホース3との連結部分が万が一外れた場合に、先端ホース3を確実に保持できるようにしたものである(図1参照)。 【0010】すなわち、ブーム1の先端に連結する伸縮自在な弾性を有する連結保持体5を設け、この連結保持体5の先端に、先端ホース3の外側面に着脱自在に巻着する巻着ベルト4を設けてある。図示の連結保持体5の構造は、緩く編んだナイロン製の綱5Bと、この綱5Bの内部に編み込まれて綱5Bを縮退方向に付勢するゴム紐5Cとで伸縮自在に形成したものを示している(図3参照)。連結保持体5の材質や構造は、この他、周知の材質や構造に変更することもできる。このとき、連結保持体5の伸縮性は、ドッキングホース2に先端ホース3を連結した状態で、ブーム1を移動した場合に、連結保持体5が先端ホース3に負荷をかけない程度の伸縮性を有するもので、通常は、ドッキングホース2や先端ホース3の側面に沿った状態を保持している。そして、万が一、先端ホース3がドッキングホース2から外れたときに、伸長した連結保持体5が先端ホース3を保持し得る強度を有するものである。 【0011】また、連結保持体5の両端には、一対の係止フック5Aを設けてある(図2参照)。そして、ブーム1の先端に溶着した連結リング1Aと、巻着ベルト4に設けた連結リング4Aとに、夫々係止フック5Aを着脱自在に係止するようにしている。このとき、巻着ベルト4に設けた連結リング4Aは、巻着ベルト4が挿通する環状紐体4Eで設けてある(図4参照)。 【0012】巻着ベルト4は、先端ホース3の外側面に着脱自在に巻着して固定する(図2参照)。図示の巻着ベルト4は、先端ホース3の側面を均一に締め付ける帯状を成す。巻着ベルト4には、巻着ベルト4を連結するスライド状の連結バックル4Bを設けると共に、巻着ベルト4の端部を接合する面ファスナー4Cを設けている(図4参照)。更に、面ファスナー4Cで接合された巻着ベルト4の外側面にスライドさせて、接合された巻着ベルト4相互を緊締する固定リング4Dを設けている。この巻着ベルト4によると、先ず、先端ホース3の側面に巻き付けた巻着ベルト4の先端をスライド状の連結バックル4Bに通し、次に、面ファスナー4Cで巻着ベルト4の先端を接合する。そして、予め巻着ベルト4に装着していた固定リング4Dをスライドさせて、接合した巻着ベルト4相互を緊締するものである。 【0013】符号6は、連結保持体5の位置ずれを防止するずれ止め体である(図2参照)。このずれ止め体6は、ホースガイド1Bやドッキングホース2等、連結保持体5の近傍に連結するもので、連結保持体5の側部を保持する環体紐状で形成している。このずれ止め体6は、硬質材で形成してもよく、また、軟質材で形成してもよい。 【0014】 【発明の効果】この発明は、上述の如き構成により、当初の目的を達成する。 【0015】すなわち、請求項1に記載の伸縮自在な連結保持体5により、従来の弛んだワイヤーのように、鉄筋や構造物に引っ掛かる不都合がなくなった。しかも、きつく締め付け過ぎたワイヤーのように、先端ホース3を破損するおそれも解消された。 【0016】また、請求項2に記載の連結バックル4Bと、面ファスナー4Cと、固定リング4Dとを設けた巻着ベルト4によって、極めて簡単な連結作業で強固な緊締力が得られる。この結果、ドッキングホース2と先端ホース3とを確実容易に連結することができる。 【0017】更に、請求項3の係止フック5Aと連結リング1A,4Aとにより、連結作業が容易になり、洗浄ごとの頻繁な着脱作業にも手間を要せずに済むものである。 【0018】このように、本発明によると、連結作業が極めて容易で、しかも、鉄筋や構造物に引っ掛かる不都合がなく、先端ホースを破損するおそれもないなどといった種々の効果を奏するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597100491 【氏名又は名称】有限会社 船橋ミニポンプ
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月30日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】中村 政美
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| 【公開番号】 |
特開平11−13972 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月22日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−189078 |
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