| 【発明の名称】 |
圧縮天然ガス用減圧レギュレータ |
| 【発明者】 |
【氏名】稲生 忠夫
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| 【要約】 |
【課題】流量抵抗を低減し、圧力損失を小さくする。燃料流量が大きくなったときの出口圧力(調圧圧力)の低下を少なくする。
【解決手段】フラットな部材9とテーパ面10aを有するプレート部材10を重ね、制御弁本体8の上端で押圧固定する。両部材9と10で弁座を構成する。弁座のテーパ面10aのテーパ角θ2 は60°で、弁体12のテーパ面12aのテーパ角θ1 の45°より大きい。入口4から流入した高圧の天然ガスは、弁体12とプレート部材10のテーパ面の間を通りダイアフラム室16から出口5に流れる。出口圧力はスプリング18の力で設定される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ダイアフラム式のレギュレータであって、テーパ角θ1 のテーパ面を有する弁体に、θ1 より大きいテーパ角θ2 のテーパ面を有する弁座を対向配置したことを特徴とする圧縮天然ガス用減圧レギュレータ。 【請求項2】 天然ガス自動車用の燃圧レギュレータにおいて、弁座部に内周がテーパ状になったプレート部材を追加したことを特徴とする請求項1記載の圧縮天然ガス用減圧レギュレータ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は天然ガス自動車の高圧燃料を車両に使う低圧に減圧(調圧)するレギュレータの調圧性能の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】特開平6−249076号公報で公知の圧縮天然ガス用減圧レギュレータは、ダイアフラム式であって、その弁構造は図3に示すようにフラットな座面1aを有する弁座1に弁体2のテーパ面2aが対向するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、弁座がフラットであるため流量抵抗が大きく、大流量時に出口圧力(調圧圧力)が大きく低下するという問題点があった。 【0004】このものの調圧性能を図2の破線で示す。そこで本発明は、このような問題点を解消できる圧縮天然ガス用減圧レギュレータを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ダイアフラム式のレギュレータであって、テーパ角θ1 のテーパ面を有する弁体に、θ1 より大きいテーパ角θ2 のテーパ面を有する弁座を対向配置したことを特徴とする圧縮天然ガス用減圧レギュレータである。 【0006】そして請求項2の発明は、請求項1の圧縮天然ガス用減圧レギュレータにおいて、天然ガス自動車用の燃圧レギュレータにおいて、弁座部に内周がテーパ状になったプレート部材を追加したことを特徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態を図面の実施例に従って説明する。図1(a)(b)において、レギュレータ3は高圧の天然ガスの入口4と出口5を取り付けたレギュレータ本体6を有している。レギュレータ本体6は、周囲に一部ねじを設けた中央空所7を有し、この空所7の内部に制御弁本体8が螺着してある。 【0008】空所7の上部には従来のレギュレータで弁座として作用していたフラットな部材9に重ね合わせて内周がテーパ状になったプレート部材10が配設され、前記制御弁本体8の上端でレギュレータ本体6の内部に押し当てられて固定されている。 【0009】制御弁本体8の上端部は流体(燃料)が流通できるように溝状の通路11が形成されている。また、制御弁本体8の中央部にはテーパ面を有する弁体12が上下方向に移動可能に収納され、スプリング13で上方に付勢されている。 【0010】弁体12のテーパ面12aは45°のテーパ角θ1 を有し、弁座を構成するプレート部材10のテーパ面10aは60°のテーパ角θ2 を有する。入口4からの高圧燃料はフィルタ14、通路15、通路11、弁体12のテーパ面12aと弁座を構成するプレート部材10のテーパ面10aの間を通り、更にフラットな部材9の中央の穴からダイアフラム室16に入る。 【0011】ダイアフラム室16の燃圧はダイアフラム17と、ダイアフラム17の中央部に連結された弁体12をスプリング18に抗して上方に移動させ、スプリング18の力とダイアフラム17の燃圧による力がつり合う位置でバランスする。 【0012】ダイアフラム室16の流体は出口5に連通するとともに、通路19を通じて弁体12bの下端にその圧力が伝達される。図1の実施例の調圧性能を図2の実線に示す。破線の従来技術と比較して燃料流量の増大に伴う出口圧力(調圧圧力)の低下が少ない。 【0013】 【発明の効果】本発明の圧縮天然ガス用減圧レギュレータは上述のように構成されているので、大流量時の出口圧力(調圧圧力)の低下が小さくなり、制御精度が向上する。 【0014】また、従来のフラットな弁座として使用していた部材にテーパ形状のプレート部材を追加することで、流量抵抗を低減し、圧力損失を小さくでき、前記制御精度の向上を簡単に実現できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000116574 【氏名又は名称】愛三工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月16日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】長谷川 好道
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| 【公開番号】 |
特開平11−304029 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−105911 |
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