| 【発明の名称】 |
流量調整弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】迫 紀幸
【氏名】川上 享
【氏名】柿木 俊之
【氏名】池田 孝之
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| 【要約】 |
【課題】凍結防止も簡便に且つ安価に行う。
【解決手段】電磁駆動によって作動する弁体2と、該弁体2によって開閉される主流路14と、該主流路14よりも断面積が小さくて上記弁体2で開閉される仕切り部の前後をつないでいるバイパス路15とを備える。バイパス路15のみを流路とするか、主流路14を開いて主流路14も流路とするかによって流量を切り換える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電磁駆動によって作動する弁体と、該弁体によって開閉される主流路と、該主流路よりも断面積が小さくて上記弁体で開閉される仕切り部の前後をつないでいるバイパス路とを備えていることを特徴とする流量調整弁。 【請求項2】 水温検知手段と、水温低下に伴って弁体駆動用のコイルに通電を行う凍結防止回路とを備えていることを特徴とする請求項1記載の流量調整弁。 【請求項3】 コイルに供給する電流は、弁体を作動させないレベルのものであることを特徴とする請求項2記載の流量調整弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電動カラン、殊に湯水混合型電動カランにおいて用いる流量調整弁に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電動で流量調整を行うことができる流量調整弁としては、従来より断面積が異なる複数の通水孔を備えている弁体をモータにて回転させることで、任意の通水孔に湯水が流れるようにしたものが用いられている。 【0003】また、各種の電磁弁において凍結防止のためにヒータを巻きつけたりすることが行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】モータ駆動で弁体を回転させることで流量調節を行うものは、回路なども含めて複雑であり、コストアップの要因となっている。 【0005】また、凍結防止のために別途ヒータを設けて巻きつけたりすることも、その回路なども含めて複雑なものとなり、コストアップを招いている。 【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは流量調整を簡便に且つ安価に行うことができる流量調整弁を提供するにあり、また他の目的とするところは凍結防止も簡便に且つ安価に行うことができる流量調整弁を提供するにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】しかして本発明は、電磁駆動によって作動する弁体と、該弁体によって開閉される主流路と、該主流路よりも断面積が小さくて上記弁体で開閉される仕切り部の前後をつないでいるバイパス路とを備えていることに特徴を有している。バイパス路のみを流路とするか、主流路を開いて主流路も流路とするかによって流量を切り換えることができるようにしたものである。 【0008】この時、水温検知手段と、水温低下に伴って弁体駆動用のコイルに通電を行う凍結防止回路とを備えたものとしておくならば、弁体駆動用のコイルへの通電による発熱によって凍結の防止を行うことができ、しかもコイルに供給する電流は、弁体を作動させないレベルのものとしておくことで、流量調節動作に支障が生じることがないものとなる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1において、一端側が流入口11、他端側が流出口12となっているバルブハウジング1内には弁体2が上端開口縁に接触自在となっている筒体13が立ち上がっており、流入口11と流出口12とは上記筒体13を通る主流路14で連通しているほか、筒体13の周壁に孔を形成することで設けたバイパス路15によっても連通している。そして筒体13の上方には上記弁体2を駆動するためのソレノイド部3が配設されている。 【0010】弁体2が下端に設けられたプランジャー30と、プランジャー30を下方に向けて付勢するばね32と、通電励磁時にプランジャー30をばね32に抗して引き上げる方向に駆動するコイル31とからなるソレノイド部3は、コイル31への非通電時、図1に示すように、ばね32による付勢で弁体2を下降させて、筒体13の上端開口縁に弁体2を接触させて主流路14を閉じており、この時点では流入口11と流出口12とは主流路14よりも断面積が小さいバイパス路15を通じてのみ連通している。従って、この状態での流量は少ない。しかし、コイル31に通電することでプランジャー30及び弁体2を引き上げれば図2に示すように主流路14が開くために、流入口11に入った湯水は主流路14及びバイパス路15を経て流出口12へと流れるものであり、流量が大となる。 【0011】また、上記ソレノイド部3におけるコイル31は、サーミスタ4で検出される温度が低くて凍結の虞がある場合には、流量を少なくしている時にも、つまり弁体2を下げて主流路1を閉じている時にも、微小電流が流されるものとなっている。このような電流が流されたコイル31はばね32に抗してプランジャー30を引き上げて主流路14を開くことはないものの、その発熱によって凍結を防止する。 【0012】図3及び図4はコイル31の発熱をより積極的に利用するために、ソレノイド部3の上端部と、該流量調整弁Vの前後の配管、あるいは他の配管とを熱伝導率の高い伝熱板6で接続したところを示している。 【0013】なお、図5は上記流量調整弁Vの使用例を示しており、図中21は止水栓ユニット、22は湯・止・水切り換え弁、23は電磁弁、24は手動サーモブロックである。止水栓ユニット21や電磁弁23等があるために、バイパス路15が常時開いていることに問題が生じることはない。前記サーミスタ4は、本来は湯温検知のために設けられたものであり、この湯温検知のサーミスタ4を上記凍結防止に流用することで、凍結防止のためのコストを更に下げることができる。 【0014】 【発明の効果】以上のように本発明においては、電磁駆動によって作動する弁体と、該弁体によって開閉される主流路と、該主流路よりも断面積が小さくて上記弁体で開閉される仕切り部の前後をつないでいるバイパス路とを備えているために、バイパス路のみを流路とするか、主流路を開いて主流路も流路とするかによって流量を切り換えることができるものであり、モータ駆動で弁体を回転させるものに比して回路等も含めて簡略化することができるものであり、流量調整を簡便に且つ安価に行うことができる。 【0015】そして、水温検知手段と、水温低下に伴って弁体駆動用のコイルに通電を行う凍結防止回路とを備えたものとしておけば、弁体駆動用のコイルへの通電による発熱によって凍結の防止を行うことができるものであり、凍結防止も簡便に且つ安価に行うことができる。 【0016】特にコイルに供給する電流を、弁体を作動させないレベルのものとしておくことで、流量調節動作に支障が生じることがないものとなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−304008 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−113761 |
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