| 【発明の名称】 |
流量測定機能付き逆止弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】丸田 智則
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構造で流量を測定することもできる流量測定機能付き逆止弁を得ること。
【解決手段】入口4側に圧力センサ7を、出口5側に圧力センサ8を取り付ける。逆止弁体10の出口5側にコイルバネ11を閉弁方向に付勢して配置する。コイルバネ11に歪ゲ―ジ17を取り付ける。歪ゲ―ジ17でコイルバネ11の変位量すなわち逆止弁体10の弁開度が算出され、更に、一次側と二次側の圧力差から逆止弁を流下する流量を演算することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弁ケ―シングで入口と出口を形成し、当該入口と出口の間に弁座を設けて、当該弁座の出口側に逆止弁体を配置し、当該逆止弁体を弁座側に付勢する弾性部材を取り付けた逆止弁において、入口側の流体圧力を検出する一次側圧力検出手段と出口側の流体圧力を検出する二次側圧力検出手段を取り付けると共に、弾性部材の弾性変形を検出する歪ゲ―ジを弾性部材に取り付けて、当該弾性変形から逆止弁体の開度を算出する演算部を設けて、当該演算部によって算出された逆止弁体の開度と一次側及び二次側圧力から弁を流下する流量を演算することを特徴とする流量測定機能付き逆止弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は蒸気や圧縮空気や液体等の各種流体配管に取り付けて、一方向の流体の流れは許容するが、その反対方向の流体の流れは閉止する逆止弁に関し、特に、その逆止弁を流下する一方向の流体の流量を測定することのできる流量測定機能付逆止弁に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の逆止弁としては、例えば実開昭60−10964号に示されたものがある。これは、逆止弁体をディスク状としてその外周に突起を設け、この突起の外端を弁ケ―シングの内周壁面に摺接させることにより、一方向の流体の流れは許容するが反対方向の流体の流れは閉止するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、逆止弁としての機能は確実に果すことはできるが、弁を流下する流量を測定することができずに、逆止弁とは別途に流量計を取り付けなければならず、流体配管が複雑になると共に取り付け作業も繁雑なものとなる問題があった。 【0004】従って、本発明の課題は簡単な構造でもって流量を測定することのできる流量測定機能付き逆止弁を得ることである。 【0005】 【課題を解決するための技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明の手段は、弁ケ―シングで入口と出口を形成し、当該入口と出口の間に弁座を設けて、当該弁座の出口側に逆止弁体を配置し、当該逆止弁体を弁座側に付勢する弾性部材を取り付けた逆止弁において、入口側の流体圧力を検出する一次側圧力検出手段と出口側の流体圧力を検出する二次側圧力検出手段を取り付けると共に、弾性部材の弾性変形を検出する歪ゲ―ジを弾性部材に取り付けて、当該弾性変形から逆止弁体の開度を算出する演算部を設けて、当該演算部によって算出された逆止弁体の開度と一次側及び二次側圧力から弁を流下する流量を演算するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】弁を流下する流量は従来周知のように、流下する流体の種類に基づく定数をkとし、弁の一次側と二次側の圧力差を△Pとし、弁開度をパラメ―タとした弁固有の容量係数をCvとして、流量:Q=k・Cv・△P1/2 式により演算することができる。 【0007】一次側と二次側の圧力から△Pを求め、また、弾性部材の歪ゲ―ジで検出した変位から弁部の開度を算出することによりCvを求めて、上記式を用いて逆止弁を流下する流量:Qを演算することができる。 【0008】 【実施例】図1に本発明の流量測定機能付き逆止弁の全体構成図を示す。入口本体1と出口本体2で弁ケ―シングを形成する。入口本体1に流入管3と接続した入口4を設けると共に、出口本体2に出口5を設けて流出管6と接続する。流入管3に一次側圧力検出手段としての圧力センサ7を、流出管6には二次側圧力検出手段としての圧力センサ8を取り付ける。 【0009】入口本体1の端部に環状の弁座9を設け、弁座9の出口5側に対向して逆止弁体10を配置する。逆止弁体10は弁座9を覆うことのできる大きさと形状を有し、弾性部材としてのコイルバネ11で弁座9側へ付勢して配置する。逆止弁体10の中心部には摺動軸12を一体に取り付ける。摺動軸12は、入口4側と出口5側のそれぞれのリブ15,16に設けた摺動支持部13,14を摺動することにより、逆止弁体10が左右に変位して開閉弁するものである。 【0010】コイルバネ11は、圧縮状態で、出口5側のリブ16に一端を収容し他端を逆止弁体10に配置して、逆止弁体10を閉弁方向すなわち弁座9側に付勢するように配置すると共に、コイルバネ11にはその弾性変形量を検出するための歪ゲ―ジ17を取り付ける。 【0011】逆止弁の一次側圧力は圧力センサ7で検出され、二次側圧力は圧力センサ8で検出され、また、コイルバネ11の変位量は歪ゲ−ジ17で検出されてそれぞれ図示しないコントロ―ラ部へ送られる。 【0012】コントロ―ラ部には記憶部を設けて、容量係数であるCvと逆止弁体10の開度との関係、Cvと△Pから流量:Qを算出する式を記憶しておき、これらの記憶部の関係から流量を演算したり表示する演算部を設ける。 【0013】逆止弁は、入口4からの流体は出口5側へ流下させるが、反対側の流れ即ち出口5から入口4側への流れは逆止弁体10が弁座9に着座することにより閉止するものである。 【0014】 【発明の効果】弾性部材としてのコイルバネの弾性変形量を歪ゲ―ジで検出することにより、弁開度を検出することができ、従来の逆止弁の構成をほとんど変更することなく、簡単な構造でもって流量を測定することのできる逆止弁を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000133733 【氏名又は名称】株式会社テイエルブイ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)1月14日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−201310 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)7月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−17823 |
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