| 【発明の名称】 |
熱風制御弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】岩野 武範
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| 【要約】 |
【課題】限られたスペース内に設置する事のできる熱風制御弁を提供することにある。
【解決手段】高炉等の送風支管に配設される熱風制御弁において、金属製ケーシングの内周に耐熱断熱層をもって形成した熱流体の流路を有した球面付短管内に耐熱性弁板を配設し、該耐熱性弁板の一部に固定され且つ前記ケーシングを貫いて配設された第1、第2の支持軸と、該第1の支持軸を回転駆動する駆動機構とを有したので、限られた送風支管内に熱風制御弁を設置する事ができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 高炉等の送風支管に配設される熱風制御弁において、金属製ケーシングの内周に耐熱断熱層をもって形成した熱流体の流路を有した球面付短管内に耐熱性弁板を配設し、該耐熱性弁板の一部に固定され且つ前記ケーシングを貫いて配設された第1、第2の支持軸と、該第1の支持軸を回転駆動する駆動機構とを有したことを特徴とする熱風制御弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄用高炉の送風支管に配設され、高温流体の流量を制御するための熱風制御弁の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、製鉄用高炉の送風支管は、高温(約1200から1350゜C)の羽口へ高圧の空気を高速で送り込んでいる。この高炉の操業を効果的に行うために、既存の送風支管に空気の送風量を制御するための熱風制御弁が設けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したように既存の送風支管は、非常に限られたスペースに熱膨張を考慮して伸縮管や、ブローパイプの羽口に対する当接角度が変化する場合を考慮して球面接合部等において可動的に支持されているために、熱風制御弁の設置場所を確保する事が困難であった。つまり、送風支管の送風環状管に近い部分では、管径が大きく、大きな弁板を設ける必要があり設置が大変である。また、羽口に近い部分では、管径は小さいが管路が複雑に曲がっている為に、弁板を設ける事が困難であった。 【0004】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑みなされたもので、限られた設置スペースに設置可能な熱風制御弁を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る熱風制御弁は、高炉等の送風支管に配設される熱風制御弁において、金属製ケーシングの内周に耐熱断熱層をもって形成した熱流体の流路を有した球面付短管内に耐熱性弁板を配設し、該耐熱性弁板の一部に固定され且つ前記ケーシングを貫いて配設された第1、第2の支持軸と、該第1の支持軸を回転駆動する駆動機構とを有したものである。 【0006】このように、本発明に係る熱風制御弁は、球面付短管内に耐熱性弁板を設けたので、従来の限られたスペース内に設置する事が出来る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。図1は、本発明の熱風制御弁と送風支管との関係を示す要部断面図、図2は同熱風制御弁の全体構成を示す要部断面図である。 【0008】図1に示すように本発明の熱風制御弁10は高炉の羽口9と送風環状管11の間に設置された送風支管12の球面付短管13内に設けられている。球面付短管13は、金属製のケーシング14内周側に耐熱断熱層15が形成されており、この耐熱断熱層15が熱流体の流路16を形成している。耐熱断熱層15は、高アルミナ質等から構成されている。 【0009】耐熱性弁板17は、例えばセラミックス等で形成されており、高温に耐える事ができる。セラミックスは、例えば炭化ケイ素、窒化ケイ素、ザイアロイ、ジルコニア、アルミナ等を主原料とするものである。この耐熱性弁板17の周縁から対称にやはりセラミックス等からできた弁板の鍔部18,19が延設されている。弁板の鍔部18,19の先端には、ステンレス合金(SUS304)等で形成された、第1、第2の支持軸20,21が接合されている。そして、第1、第2の支持軸20,21は、軸受で回転自在に支持されている。 【0010】また、第1、第2の支持軸20,21の内部は、図外の冷却機構によって冷却され、焼き付きが防止されている。 【0011】第1の支持軸20には、カップリングを介して駆動機構である駆動モータ22が連結されており、図外の制御機構からの制御信号により第1の支持軸20を介して耐熱性弁板17を回転駆動する。また、第2の支持軸21に連結された図外の手動レバーは、耐熱性弁板17と支持軸20との接合部にトラブルが生じた場合に、手動で耐熱性弁板17を開閉する事が出来る。 【0012】次に、以上のように構成された熱風制御弁の動作について説明する。先ず、熱風制御弁10は、駆動モータ22の駆動により第1の支持軸20を介して開閉される。また、駆動モータ22が故障した場合には、駆動部に設けられた図外の手動機構によって弁板を開閉する。更に、耐熱性弁板17の鍔部19が破損した場合には、前述のように第2の支持軸21側に設けられた図外の手動レバーで開閉できる。 【0013】このように、本発明の熱風制御弁は、球面付短管部に設けたので、設置スペースの狭い送風支管内に既存の寸法を変更する事なく取り付ける事ができる。 【0014】尚、本発明は以上の実施例に限ることなく本発明の技術思想に基づいて種々の設計変更が可能である。 【0015】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係る熱風制御弁は、高炉等の送風支管に配設される熱風制御弁において、金属製ケーシングの内周に耐熱断熱層をもって形成した熱流体の流路を有した球面付短管内に耐熱性弁板を配設し、該耐熱性弁板の一部に固定され且つ前記ケーシングを貫いて配設された第1、第2の支持軸と、該第1の支持軸を回転駆動する駆動機構とを有したので、設置スペースの限られた送風支管内に既存の寸法を変更する事なく熱風制御弁を設置する事が出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000221524 【氏名又は名称】東鉄工株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月27日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 功 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−132340 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月21日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−294074 |
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