| 【発明の名称】 |
エンジンのシール構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】蜷川 浩
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| 【要約】 |
【課題】ガスケットのせり出しを防止すると共に,シリンダヘッドとシリンダブロックの間のシール耐久性に優れたエンジンのシール構造を提供すること。
【解決手段】シリンダヘッド3と,複数の気筒50を有するシリンダブロック5と,両者の間に配設したガスケット2とよりなる。上記ガスケット2は,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5との間を連通させる複数のガスケット孔20を有する母材21と,上記ガスケット孔20の周縁をシールする断面U字状のグロメット23とよりなる。また上記シリンダブロック5とシリンダヘッド3との少なくとも一方には,上記気筒50の開口部51の周縁に突出した突起部53を設けている。かつ上記ガスケット2のグロメット23の内周面231は,上記突起部53の外周面539に対向配置されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シリンダヘッドと,複数の気筒を有するシリンダブロックと,両者の間に配設したガスケットとよりなるエンジンのシール構造において,上記ガスケットは,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を連通させる複数のガスケット孔を有する母材と,上記ガスケット孔の周縁をシールする断面U字状のグロメットとよりなり,また上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの少なくとも一方には,上記気筒の開口部の周縁に突出した突起部を設けてなり,かつ上記ガスケットのグロメットの内周面は,上記突起部の外周面に対向配置されていることを特徴とするエンジンのシール構造。 【請求項2】 請求項1において,上記突起部は,上記複数の気筒のうち,両端に位置する気筒の開口部に配設してあることを特徴とするエンジンのシール構造。 【請求項3】 請求項1又は2において,上記突起部は,気筒の内壁に配設したシリンダライナーによって形成されていることを特徴とするエンジンのシール構造。 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,上記突起部は,環状に設けてあることを特徴とするエンジンのシール構造。 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか一項において,上記突起部は,間隔を置いて複数個設けてあることを特徴とするエンジンのシール構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【技術分野】本発明は,シリンダヘッド,シリンダブロック,及び両者間に配設したガスケットによって構成したエンジンのシール構造に関し,特にシリンダブロックの気筒の開口部に突起部を設けたエンジンのシール構造に関する。 【0002】 【従来技術】従来,エンジンのシール構造として,次のシール構造が知られている。図9〜図12に示すごとく,上記シール構造9は,シリンダヘッド3と,複数の気筒950を有するシリンダブロック95と,ガスケット2とよりなる。該ガスケット2は,ガスケット孔20を有する母材21と,グロメット23と,ワイヤリング22とよりなる。 【0003】また,上記グロメット23は,その一端233を上記シリンダヘッド3と上記ワイヤリング22,上記母材21によって挟持されており,その他端235を上記シリンダブロック95と上記ワイヤリング22,上記母材21によって挟持されている。また,上記グロメット23は,上記シリンダヘッド3及びシリンダブロック95に対して摺動可能に配設されている。 【0004】なお,上記ガスケット孔20は,上記グロメット23を介して,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95,及びピストン75によって閉塞されたボア7(図2参照)に配設されている。また,上記ガスケット2はヘッドボルト(図2参照)によって,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95との間に固定されている。そして,上記シール構造9は,上記ヘッドボルトの軸力(締結力)によって,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95との間をシールしている。 【0005】 【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のシール構造9においては,次の問題がある。即ち,上記ガスケット2は,エンジンの運転時に,加熱,冷却されて伸縮する。特に,上記ガスケット2の変形量は,その長手方向において大きくなる。例えば,上記ガスケット2が熱膨張した時には,図10,図11に示すごとく,上記ガスケット2のガスケット孔20の位置がずれてしまい,上記シリンダブロック95の気筒950の位置に対応しなくなる。また,図示しないが,上記ガスケット2が収縮した時にも,同様に上記ガスケット孔20と気筒950との位置ずれが生じる。 【0006】上記のごとく,上記ガスケット2の変形により,上記ガスケット2の一部が上記ボア7内へ突出した状態(以下,「せり出し」)になると,上記ピストン75の上部が上記ガスケット2の一部に接触して,上記ガスケット2のグロメット23を損傷するおそれがある。また,さらに損傷が進むと,該グロメット23の破片が上記ボア7内に落下して,上記ピストン75及びシリンダブロック95を損傷することも考えられる。 【0007】また,上記ガスケット2のグロメット23は,上記シリンダヘッド3及びシリンダブロック95に対して摺動可能に配設されている。そのため,エンジンの運転時に,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95とが加熱,冷却されて伸縮し,両者間にせん断力が働くと,上記グロメット23は,次のように摺動することがある。 【0008】例えば,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95とが冷却されて収縮すると,図12(A)に示すごとく,上記シリンダヘッド3は左側へ,上記シリンダブロック95は右側へ相対的にずれると共に,両者間の間隙が狭くなる場合がある。この場合,上記グロメット23は上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95に引きずられて,その他端235側に引き込まれた状態で変形する。 【0009】そして,上記冷却後,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック95とが加熱されて熱膨張すると,図12(B)に示すごとく,上記シリンダヘッド3と上記シリンダブロック95は,上記と逆方向の動きをする。このとき,両者間の間隙は若干広くなるので,上記グロメット23は,その一端233側に引き込まれることがない。そのため,上記グロメット23は変形したままの状態となる。これにより,上記グロメット23の変形によっても,上記グロメット23が上記ボア7内へ突出した状態となり,上記と同様,「せり出し」が発生してしまう。なお,上記グロメット23の変形が著しい場合,上記グロメット23が損傷して,シール不良が生じることもある。 【0010】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,ガスケットのせり出しを防止することができ,シリンダヘッドとシリンダブロックの間のシール耐久性に優れたエンジンのシール構造を提供しようとするものである。 【0011】 【課題の解決手段】請求項1の発明は,シリンダヘッドと,複数の気筒を有するシリンダブロックと,両者の間に配設したガスケットとよりなるエンジンのシール構造において,上記ガスケットは,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を連通させる複数のガスケット孔を有する母材と,上記ガスケット孔の周縁をシールする断面U字状のグロメットとよりなり,また上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの少なくとも一方には,上記気筒の開口部の周縁に突出した突起部を設けてなり,かつ上記ガスケットのグロメットの内周面は,上記突起部の外周面に対向配置されていることを特徴とするエンジンのシール構造にある。 【0012】本発明において最も注目すべきことは,上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの少なくとも一方には上記突起部を設け,該突起部の外周面と上記ガスケットのグロメットの内周面とを対向配置していることである。 【0013】次に,本発明の作用につき説明する。本発明のエンジンのシール構造においては,上記ガスケットのグロメットよりも内周側に上記突起部を位置させている。また,該突起部の外周面は,上記ガスケットのグロメットの内周面と対向している。そのため,エンジンの運転時に,上記ガスケットが冷却,加熱されて変形(伸縮)しようとしても,上記突起部の外周面に上記グロメットの内周面が当接するので,上記ガスケットの変形は抑制される。 【0014】また,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとが冷却,加熱されて,上記グロメットが両端のどちらか一方に引き込まれた状態で変形しようとしても,上記突起部の外周面に上記グロメットの内周面が当接するので,上記グロメットの変形も抑制される。それ故,上記シール構造は,上記突起部によって,上記ガスケット及びグロメットの変形を防止し,上記ガスケットが上記突起部よりも内周側に突出することを規制するので,上記ガスケットの「せり出し」を防止することができる。また,上記シリンダヘッドとシリンダブロックの間のシール耐久性を向上することができる。 【0015】なお,上記突起部の高さは,上記ガスケットの厚さの10%〜50%以下であることが好ましい。この場合には,上記エンジンの運転時に,上記シリンダヘッドとシリンダブロックとが冷却,加熱されて伸縮し,両者間の間隙が狭くなっても,例えば,上記シリンダブロックに設けた上記突起部が,上記シリンダヘッドに当接することを防止することができる。また,上記シリンダヘッドに設けた上記突起部が,上記シリンダブロックに当接することを防止することができる。なお,上記突起部の高さが,上記ガスケットの厚さの10%未満である場合には,上記ガスケットのグロメットが,上記突起部を乗り越えて上記ボア内へせり出すおそれがある。 【0016】次に,請求項2の発明のように,上記突起部は,上記複数の気筒のうち,両端に位置する気筒の開口部に配設してあることが好ましい。この場合には,上記両端に位置する気筒は,上記ガスケットの長手方向にあたるので,上記ガスケットの変形量が特に大きくなるところである(図10,11参照)。そのため,この両端の気筒の開口部に,上記ガスケットの変形を防止する上記突起部を設けることで,より効果的に上記ガスケットの「せり出し」を防止することができる。 【0017】次に,請求項3の発明のように,上記突起部は,気筒の内壁に配設したシリンダライナーによって形成されていることが好ましい。この場合には,上記シリンダライナーの上端面を上記シリンダブロックの上端面よりも上記シリンダヘッド側へ突出させて配設することで,上記シリンダライナーの上端部を上記突起部とすることができる。そのため,上記突起部を容易に形成することができる。 【0018】次に,請求項4の発明のように,上記突起部は,環状に設けてあることが好ましい。この場合には,より確実に上記ガスケットの「せり出し」を防止することができる。また,上記突起部の形成が容易である。 【0019】次に,請求項5の発明のように,上記突起部は,間隔を置いて複数個設けてあることが好ましい。この場合にも,上記と同様に,上記ガスケットの「せり出し」を防止することができる。 【0020】 【発明の実施の形態】実施形態例1本発明の実施形態例にかかるエンジンのシール構造について,図1〜図5を用いて説明する。本例のシール構造は,図1〜図5に示すごとく,シリンダヘッド3と,複数の気筒50を有するシリンダブロック5と,両者の間に配設したガスケット2とよりなる。上記ガスケット2は,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5との間を連通させる複数のガスケット孔20(図5)を有する母材21と,上記ガスケット孔20の周縁をシールする断面U字状のグロメット23と,該グロメット23と上記母材21との間に収納するワイヤリング22とよりなる。 【0021】また,上記シリンダブロック5には,上記気筒50の開口部51の周縁に上記シリンダヘッド3に向かって突出した突起部53を設けてなり,かつ上記ガスケット2のグロメット23の内周面231は,上記突起部53の外周面539に対向配置されている。 【0022】以下,順を追って説明する。上記シール構造1は,図1,図2に示すごとく,上記シリンダブロック5と,その上方に組付ける上記シリンダヘッド3と,両者間に介設する上記ガスケット2とによって構成されている。また,上記ガスケット2は,図3に示すごとく,4気筒用のガスケットであり,上記ガスケット2の母材21は,4つの上記ガスケット孔20(図5)を有している。また,上記シリンダブロック5は,4気筒用のシリンダブロックであり,直列に並んだ4つの上記気筒50を有している。 【0023】そして,図1に示すごとく,上記4つのガスケット孔20の周縁において,上記ガスケット2の母材21は,上記グロメット23の両端を取付けるための段部を有している。また,上記ガスケット2のグロメット23は,環状に形成されており,その両端によって,上記グロメット23の段部を上下から挟持した状態で,上記ガスケット孔20の周縁に配設されている。また,上記グロメット23の内周面231は,上記グロメット23の曲折した部分を示す。 【0024】なお,上記母材21はグラファイト等の非金属からなり,上記グロメット23は金属からなる。また,図5に示すごとく,上記ガスケット2の母材21は,多数のボルト孔27と多数の冷却水孔28とを有している。なお,図2において,符号58は,冷却水路である。 【0025】一方,図1,図2に示すごとく,上記気筒50の開口部51の周縁において,上記シリンダブロック5は,上記シリンダヘッド3に向かって突出した突起部53を有している。上記突起部53は,略正方形の断面形状を有しており,その高さhは上記ガスケット2の厚さtの50%である。そして,この突起部53の外周面539に,上記ガスケット2のグロメット23の内周面231が対向配置されている。なお,上記突起部53の外周面539の外径と,上記グロメット23の内周面231の内径とは,略等しい。 【0026】また,図3に示すごとく,上記突起部53は,上記シリンダブロック5における4つの気筒50の中,両端に位置する気筒50の開口部51に配設してある。また,図4に示すごとく,上記突起部53は,上記シリンダブロック5の開口部51の全周に設けられた環状の突起である。 【0027】そして,図2に示すごとく,上記ガスケット2は,多数のボルト孔27(図5)に締結用のヘッドボルト4を挿通し,これを螺着することによって,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5との間に組付け固定されている。これにより,上記シリンダブロック5の気筒50は,上記シリンダヘッド3,ガスケット2,及びピストン75によって閉塞されて,燃焼室であるボア7を形成している。 【0028】そして,上記シール構造1は,上記ヘッドボルト4(図2)の軸力(締結力)によって,上記シリンダヘッド3とグロメット23の上端との間に面圧を発生させると共に,上記グロメット23の下端とシリンダブロック5との間に面圧を発生させることにより,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5との間をシールしている。 【0029】次に,本例の作用につき説明する。本例のエンジンのシール構造1においては,図1,図2に示すごとく,上記ガスケット2のグロメット23よりもボア7(内周)側に上記突起部53を位置させている。また,該突起部53の外周面539は,上記ガスケット2のグロメット23の内周面231と対向している。そのため,エンジン(図示略)の運転時に,上記ガスケット2が冷却,加熱されて変形(伸縮)しようとしても,上記突起部53の外周面539に上記グロメット2の内周面231が当接するので,上記ガスケット2の変形は抑制される。 【0030】また,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5とが冷却,加熱されて,上記グロメット23が両端のどちらか一方に引き込まれた状態で変形しようとしても,上記突起部53の外周面539に上記グロメット23の内周面231が当接するので,上記グロメット23の変形も抑制される。それ故,上記シール構造1は,上記突起部53によって,上記ガスケット2及びグロメット23の変形を防止し,上記ガスケット2のグロメット23が上記突起部53よりもボア7側に突出することを規制するので,上記ガスケット2の「せり出し」を防止することができる。 【0031】また,図3に示すごとく,上記突起部53は,上記4つの気筒50の中,上記ガスケット2の長手方向にあたり,上記ガスケット2の変形量が特に大きい両端の気筒50に配設してある。そのため,この両端の気筒50の開口部51に,上記ガスケット2の変形を防止する上記突起部53を設けることで,より効果的に上記ガスケット2の「せり出し」を防止することができる。また,内側に位置する2つの気筒50の開口部51には,上記突起部53を設けなくてもよいので,上記シール構造1を,より簡単な構造にすることができる。 【0032】また,図4に示すごとく,上記突起部53は環状であるので,上記ガスケット2はどの方向からも上記ボア7内に突出できない。そのため,より確実に上記ガスケット2の「せり出し」を防止することができる。また,上記突起部53の形成が容易である。 【0033】また,上記グロメット23の変形が抑制されることによって,上記グロメット23の損傷を防止することができるので,上記グロメット23の損傷を原因としたシール不良を防止することができる。そのため,上記シリンダヘッド3とシリンダブロック5の間のシール耐久性を向上することができる。 【0034】実施形態例2本例は,図6に示すごとく,突起部54を,間隔を置いて8個設けて形成したものである。その他は,実施形態例1と同様である。本例においても,実施形態例1と同様の作用効果を有する。 【0035】実施形態例3本例は,図7に示すごとく,実施形態例1の突起部53の外周面539を傾斜させたものである。本例の突起部55は,略直角三角形の断面形状を有している。なお,本例の突起部55の高さHは,上記突起部53の高さhと等しい。また,この突起部55の外周面559には,上記ガスケット2のグロメット23の内周面231が対向配置されている。その他は,実施形態例1と同様である。 【0036】本例においては,上記外周面559が傾斜しているので,上記グロメット23の内周面231が上記外周面559に当接する際,その接触面積を大きくすることできる。そのため,上記グロメット23の損傷を防止することができるという効果を有する。その他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。 【0037】実施形態例4本例は,図8に示すごとく,上記気筒50の内壁に配設したシリンダライナー6によって突起部を形成している。その他は,実施形態例1と同様である。本例においては,上記シリンダライナー6の上端面67を上記ガスケット5の厚みtの50%だけ,上記シリンダブロック5の上端面57よりも上記シリンダヘッド3側へ突出させて配設することで,上記シリンダライナー6の上端部を突起部63とすることができる。そのため,上記突起部63を容易に形成することができる。その他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。 【0038】その他,シリンダヘッド3において,気筒50の開口部51の周縁に対向する位置に,シリンダブロック5に向かって突出した上記突起部を設けてもよい。また,上記突起部は,シリンダブロック5とシリンダヘッド3の両方に設けることもできる。 【0039】 【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,ガスケットのせり出しを防止することができ,シリンダヘッドとシリンダブロックの間のシール耐久性に優れたエンジンのシール構造を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003218 【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機製作所
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月14日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 祥泰
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| 【公開番号】 |
特開平11−304001 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月5日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−102980 |
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