| 【発明の名称】 |
自動車で前方へ走行中に急ブレーキを行ったときに自動的 にギアがR(リバース)に入りタイアが後転して自動車を 止め、後方へ走行中に急ブレーキを行ったときには自動的 にギアが1(ロー)に入りタイアが前転して自動車を止め る制動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】上遠野 悟
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| 【要約】 |
【課題】自動車が急ブレーキを行っても、制動距離を短くして、障害物を回避する事が出来て安全で速やかに自動車を停止するようにすること。
【解決手段】通常走行中に急ブレーキを行った場合に、タイアがロックせずに、制動距離が短く、障害物を回避する事が出来る手段を設ける制動装置である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前方へ走行中の自動車は、ギアがR(リバース)に入りタイアが後転する制動装置。 【請求項2】 後方へ走行中の自動車は、ギアが1(ロー)、L(ロー)に入りタイアが前転する制動装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、交通手段等で最も多く使用される自動車の走行を急ブレーキを行った場合にドラムブレーキ、ディスクブレーキで止める変わりに、自動車を止める制動装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より走行中の自動車等を停止させるには、油圧式、エア式を利用したドラムブレーキ、ディスクブレーキを用いて全タイアと路面との摩擦を利用している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のブレーキにあっては、急ブレーキ、通常ブレーキに拘わらず油圧式、エア式を利用したドラムブレーキ、ディスクブレーキ等を用いて全タイアと路面との摩擦を利用して自動車を停止させていた。ドラムブレーキは、車輪に取り付けられたブレーキドラムを、ブレーキシューで押さえつけ、回転を止めるブレーキである。ディスクブレーキはブレーキドラムの代わりに車輪に取り付けられたディスクをブレーキパッドで挟み付けて回転を止める仕組みのブレーキである。よって、ブレーキはタイアの回転を止め、タイアは自動車を止める。しかし、走行中に危険を感じ急ブレーキを行った場合は人間は反射的に強くブレーキペダルを踏み込んでしまうためブレーキが効きすぎてタイアの回転が停止してしまう。即ちタイアがロックしてしまう。通常走行中に運転者が危険を感じて急ブレーキを行ってしまうとブレーキが効きすぎてタイアがロックしてしまうと、逆に自動車が停止するまでの距離、つまり制動距離が長くなってしまい、障害物を回避する事が出来なくなってしまうという問題点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の制動装置においては、タイアがロックせず逆回転し、制動距離が短く、障害物を回避して停止が出来るものである。 【0005】前方へ走行中の自動車をタイアをロックせずに、制動距離を短く、障害物を回避する事が出来る様にするにはギアをR(リバース)に入れてタイアを後転して自動車を停止するようにする制動装置。 【0006】後方へ走行中の自動車をタイアをロックせずに、制動距離を短く、障害物を回避する事が出来る様にするにはギアを1(ロー)に入れてタイアを前転して自動車を停止するようにする制動装置。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の制動装置を実施するときは、自動車が走行中に、急激に力強くブレーキペダルを踏み込んだ場合に限り、次ぎのようにして制動距離を短くして障害物を回避して自動車を停止する事が出来る。 【0008】自動車が前方へ走行中に、急激に力強くブレーキペダルを踏み込んだ場合は、自動的にクラッチが切れトランスミッション内で自動的にギアがR(リバース)に入り、タイアが後転し制動距離を短くして障害物を回避して自動車を停止する事が出来る。 【0009】又、自動車が後方へ走行中に、急激に力強くブレーキペダルを踏み込んだ場合は、自動的にクラッチが切れトランスミッション内で自動的にギアが1(ロー)に入り、タイアが前転し制動距離を短くして障害物を回避して自動車を停止する事が出来る。 【0010】 【実施例】以下、本発明の実施例をのべる。 【0011】(イ)自動車が前方に走行中に急激に力強くブレーキペダルを踏み込む。 (ロ)自動的にクラッチが切れ、トランスミッション内で自動的にギアがR(リバース)に入りタイアが後転する。 【0012】(ハ)自動車が後方に走行中に急激に力強くブレーキペダルを踏み込む。 (ニ)自動的にクラッチが切れ、トランスミッション内で自動的にギアが1(ロー)に入りタイアが前転する。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用するときは、自動車に搭載しておくだけで、次ぎのようにして自動車が停止される。 【0013】運転者が前方へ走行中に危険を感じてブレーキペダルを強い力で踏み付けた場合、マニュアル車ではギアがロー、セカンド、サード、トップ、オーバートッブ及びニュートラルの位置で走行していた場合、自動的にクラッチが切れギアがR(リバース)に入る。一方、オートマチック車ではギアがドライブ、セカンド、ロー及びニュートラルの位置で走行していた場合、自動的にギアがR(リバース)に入る。マニュアル車、オートマチック車共にギアがR(リバース)に入った瞬間より自動車が停止するまで、エンジンの回転力に伴いタイアは後転して自動車を止める。前方へ走行中の自動車は、前方へ慣性が働く。よって急ブレーキを行ってタイアをロックして止めても、数秒間は慣性の勢いが有るためスリップしながら前方へ進む。シートベルトを締めずに乗車していたら、我々人間はフロントガラスを突き破って外へ放り出されてしまう。その様な状態にある自動車を、最も制動距離を短くして停止させるにはギアをR(リバース)に入れて強引にタイアを後転させて停止させるしかない。つまり、最も慣性に逆らった停止方法である。自動車が前へ進む慣性の力が無くなったら、マニュアル車はエンジンが停止して自動車自体が完全に停止する。オートマチック車はエンジン停止若しくはエンジン作動の状態で自動車自体が完全に停止する。マニュアル車、オートマチック車共に前へ進む慣性の力が無くなってもタイアが後転していたら、今度は自動車が後退してしまうので危険である。よって、マニュアル車はエンジン停止、オートマチック車はエンジン停止若しくはエンジン作動の状態で自動車は完全に停止する。又、急ブレーキを行ってもタイアはロックをしないためハンドルを操作する事により、障害物を回避する事が出来る。 【0014】又、運転者が後方へ走行中に危険を感じてブレーキペダルを強い力で踏み付けた場合、マニュアル車、オートマチック車共にR(リバース)及びニュートラルの位置で走行していた場合自動的にクラッチが切れギアがマニュアル車ではギアが1(ロー)、オートマチック車ではギアがL(ロー)に入る。マニュアル車、オートマチック車共にギアがローに入った瞬間より自動車が停止するまで、エンジンの回転力に伴いタイアは前転して自動車を止める。今度は後方へ走行中であるから、後方へ慣性が働く。その様な状態にある自動車を、最も制動距離を短くして停止させるにはギアを1(ロー)、L(ロー)に入れて強引にタイアを前転させて停止させるしかない。これも、最も慣性に逆らった停止方法である。さらに、急ブレーキを行ってもタイアはロックしないためハンドルを操作する事により、障害物を回避する事が出来る。 【0015】又、ギアは1(ロー)、L(ロー)ではなく、マニュアル車では2(セカンド)、3(サード)、4(トップ)及び5(オーバートップ)、オートマチック車ではD(ドライブ)及び2(セカンド)の何れかの内の一つに連結するようにしてもよい。 【0016】尚、急ブレーキ以外のブレーキ操作、タイアの制動回転を用いらなくてもよい場合のブレーキ操作、即ち速度減速や極端な低速走行中の停止、極端な低速走行中の緊急停止及び通常の停止等は油圧式、エア式を利用したドラムブレーキ、ディスクブレーキ等を用いての従来の停止方法でよい。 【0017】マニュアル車で、ギアは入っているがクラッチペダルを踏み込んでいるためエンジンの動力が伝達していない状態も、ニュートラルの状態と考えてもよい。 【0018】タイアの後転制動、前転制動はエンジンの回転に伴って行われるため、タイアの制動回転数及び制動回転力を調節するには、エンジンの回転数及び回転力も調節する必要がある。このエンジンの回転数及び回転力は、自動車の走行速度に関係するようにする。例えば、高速走行中に急ブレーキを行った場合は、高速回転、中速回転及び低速回転等と、エンジンの回転数及び回転力は、自動的に調節されるのが好ましい。それにより、タイアの制動回転数及び制動回転力も調節せれる。 【0019】又、自動車以外の汽車、電車、新幹線及び飛行機等のタイア若しくは車輪等を使用するものには上記の制動方法を利用してもよい。 【0020】 【発明の効果】急ブレーキを行った場合も、タイアがロックせず制動距離が短く、障害物を回避する事が出来て停止する。さらに、冬の雪道やアイスバーン等の極端に滑りやすい状況の路上でも、通常の路上を走行して急ブレーキを行うのと同じ様な効果を得られる。それにより、自動車等が引き起こす人命を奪う交通事故等が一段と激減する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594159652 【氏名又は名称】上遠野 悟
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)10月31日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−141669 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)5月25日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−337601 |
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