| 【発明の名称】 |
リリーフバルブ |
| 【発明者】 |
【氏名】宮崎 武治
【氏名】富永 真和
【氏名】若原 龍雄
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トルクコンバーターとオイルクーラー間の回路に設けられ、前記回路を流れる作動油が低温の時には開方向に作動し、作動油が高温の時には閉方向に作動するよう形状記憶スプリングを有することを特徴とするリリーフバルブ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、作動油の低温時にトルクコンバーターの引きずりを改善できるリリーフバルブに関するものである。 【0002】 【従来の技術及びその課題】従来、自動変速機のトルクコンバーターと、作動油を冷やすオイルクーラー間の回路内にはリリーフバルブが設けられており、作動油の低温時には作動油の粘性アップにより流れが悪くなり、トルクコンバーターとオイルクーラー間の回路内の圧力が高まり、トルクコンバーターが引きずりを起こすために、リリーフバルブを開けて低温時に作動油を逃がすように構成されているが、作動油の高温時には十分にオイルクーラー側へ作動油を流す必要があるため、従来のリリーフバルブでは低温時に十分に作動油を逃がして回路内の圧力を調節することができず、トルクコンバーターが引きずりを起こしてしまうという問題点があった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、作動油の低温時に確実に作動油を逃がしてトルクコンバーターの引きずりを防ぐことのできるリリーフバルブを提供せんことを目的とし、その要旨は、トルクコンバーターとオイルクーラー間の回路に設けられ、前記回路を流れる作動油が低温の時には開方向に作動し、作動油が高温の時には閉方向に作動するよう形状記憶スプリングを有することである。 【0004】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、トルクコンバーターとオイルクーラー間の回路内に設けられたリリーフバルブの概略配置構成図であり、トルクコンバーター1とオイルクーラー2間の回路3にはリリーフバルブ4が接続されており、このリリーフバルブ4が開くことにより、ドレン4aを通し回路3内の作動油を逃がすことができるものである。 【0005】なお、トルクコンバーター1のアプライA側に作動油が供給されるとトルクコンバーターが作動し、また、リリースR側へ作動油が供給されるとトルクコンバーターの作動が解除されるものであるが、作動油が低温の時には作動油の粘性がアップし、これによりオイルクーラー2側へ流れる作動油の流れが悪くなり、低温では作動油が詰まりぎみとなって回路3内の圧力が高まり、アプライA側の圧力がリリースR側の圧力に近くなってトルクコンバーター1に引きずりが生ずるが、このような状態時に、アプライA側の圧力(回路3内の圧力)がある値以上にならない様に前記リリーフバルブ4が開かれてドレン4aから作動油が逃がされるが、本例のリリーフバルブ4には形状記憶スプリング5が設けられており、この形状記憶スプリング5は作動油に浸されており、作動油が低温の時にはその荷重を変化させて前記リリーフバルブ4を開方向へ付勢し、リリーフバルブ4を大きく開けてドレン4aから大量の作動油を逃がすことができ、これにより回路3及びアプライA側の圧力が低くなり、リリースR側とアプライA側の圧力差が確保されトルクコンバーター1の引きずりが防がれるものである。 【0006】即ち、従来では、作動油の高温時には十分な油量をオイルクーラー2側へ流す必要があるため、回路3の圧力が高くなる様にリリーフバルブ4の荷重を決めるが、回路3の圧力を高くしすぎると低温時にはさらに高くなり、リリースR側の圧力に近づきトルクコンバーター1が引きずるという問題があったが、本例では、高温時には良好にリリーフバルブ4を閉止して作動油を十分にオイルクーラー2側へ流して作動油を冷却することができ、また、作動油の低温の時には形状記憶スプリング5が荷重を変えて、これにより強力にリリーフバルブ4を開け、十分な量の作動油を逃がしてアプライA側の圧力がある値以上に高くならない様にして、トルクコンバーター1の低温時の引きずりを良好に防止できるものとなる。 【0007】 【発明の効果】本発明は、トルクコンバーターとオイルクーラー間の回路に設けられ、前記回路を流れる作動油が低温の時には開方向に作動し、作動油が高温の時には閉方向に作動するよう形状記憶スプリングを有することにより、作動油の低温の時には形状記憶スプリングが確実にリリーフバルブを開かせて十分な量の作動油を逃がし、回路内の圧力が高くならない様にしてトルクコンバーターの引きずりを防止することができ、また、作動油が高温の時にはリリーフバルブを閉ざして作動油をオイルクーラー側へ流し、良好に冷却できる効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390009896 【氏名又は名称】愛知機械工業株式会社 【識別番号】000003997 【氏名又は名称】日産自動車株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】清水 義久
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| 【公開番号】 |
特開平11−94050 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−273888 |
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