| 【発明の名称】 |
トルクコンバータのバランスウエイト接合装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】丸山 勉
【氏名】永田 直史
【氏名】風間 慎二
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| 【要約】 |
【課題】バランスウエイト長さを計測する計測センサの破損を防止する技術を提供する。
【解決手段】トルクコンバータ2を回転自在に支持するターンテーブル4と、バランスウエイト8をターンテーブル4まで運ぶと共に外ケース2aの外周に押付けるウエイト搬送機構10と、外ケース2aにバランスウエイト8をスポット溶接する溶接機構60と、バランスウエイト8の取付け不良を検出する異常検出機構70と、この異常検出機構70の異常検出信号に基づいて装置を停止する制御部80と、異常検出信号が発信されない正常時に前記バランスウエイト8の長さを計測する測長機構82とからなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 アンバランスを是正するために、トルクコンバータの外ケースにバランスウエイトを接合するトルクコンバータのバランスウエイト接合装置において、このバランスウエイト接合装置は、トルクコンバータを回転自在に支持するターンテーブルと、バランスウエイトをターンテーブルまで運ぶと共に外ケースの外周に押付けるウエイト搬送機構と、外ケースにバランスウエイトをスポット溶接する溶接機構と、バランスウエイトの取付け不良を検出する異常検出機構と、この異常検出機構の異常検出信号に基づいて装置を停止する制御部と、異常検出信号が発信されない正常時に前記バランスウエイトの長さを計測する測長機構とからなるトルクコンバータのバランスウエイト接合装置。 【請求項2】 前記ウエイト搬送機構は、回転軸廻りに揺動する揺動アームと、この揺動アームの先端に設けたバランスウエイト保持のためのチャック部と、このチャック部をバランスウエイト受取り位置に位置決めする為の第1ストッパと、チャック部をトルクコンバータの外ケースに臨む位置に位置決めする為の第2ストッパと、前記揺動アームを第1ストッパと第2ストッパとの間を揺動させるアーム揺動機構とからなることを特徴とした請求項1記載のトルクコンバータのバランスウエイト接合装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はトルクコンバータのバランスウエイト接合装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図15は代表的なトルクコンバータの断面図であり、トルクコンバータ100は、内燃機関のクランクシャフトに連結する外ケース101と、この外ケース101の内側に設けたポンプ羽根102と、このポンプ羽根102の回転で発生させた流体の流れで回転するタービン羽根車103と、このタービン羽根車103からポンプ羽根102に流体を戻すステータ104とからなる。106はトルクコンバータ100のアンバランスを是正するために外ケース101に貼付けたバランスウエイトである。 【0003】このバランスウエイト106を外ケース101に接合する装置には、例えば特開平4−8953号公報「トルクコンバータのバランスウエイト接合方法及び装置」が提案されている。この技術は、同公報の第3図に示されるように、チャック爪68,68で保持したバランスウエイト34をトルクコンバータTまで搬送し、このバランスウエイト34をトルクコンバータTの外周に押付けてスポット溶接するバランスウエイト接合機構49を要旨とするものである。 【0004】このバランスウエイト接合機構49は、チャック爪68,68を揺動アーム57に取付け、この揺動アーム57の基部ブロック57aにローラ63を取付け、このローラ63を略V字状のカム溝62aに沿って後退させることによりチャック爪68,68をバランスウエイト34を保持する位置に配置し、ローラ63をカム溝62aに沿って前進させることによりチャック爪68,68をバランスウエイト34をトルクコンバータTの外周に押付ける位置に配置するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記機構では、ローラ63をカム溝62aに沿って左右に移動するが、ローラ63を円滑に移動できるようにカム溝62aを公差分だけ僅かに広幅にしておく必要がある。公差分のガタとカム溝62aが略V字状を呈していることとの二つの要素から、移動中にローラ63が上下方向にガタつくことになり、この結果、チャック爪68,68で挟んでいたバランスウエイト34が脱落する虞れがあり、チャック爪68,68の挟持力を高めるなどの処置を講じる必要がある。しかし、挟持力を強めると、薄テープ状のバランスウエイト34が変形する虞れがあり、適度な挟持力にするために高価な制御機構が必要となった。 【0006】一方、トルクコンバータに接合したバランスウエイトの長さを、測長センサで計測する方法が知られている。しかし、この方法では、測長センサをバランスウエイトの近傍に配置するので、バランスウエイトがトルクコンバータから剥離すると、剥離した部分が測長センサに当って測長センサを破損する虞れがある。 【0007】そこで、本発明の目的は、バランスウエイトがチャック爪から脱落する虞れがなく、かつバランスウエイト長さを計測する計測センサの破損を防止する技術を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1は、アンバランスを是正するために、トルクコンバータの外ケースにバランスウエイトを接合するトルクコンバータのバランスウエイト接合装置において、このバランスウエイト接合装置は、トルクコンバータを回転自在に支持するターンテーブルと、バランスウエイトをターンテーブルまで運ぶと共に外ケースの外周に押付けるウエイト搬送機構と、外ケースにバランスウエイトをスポット溶接する溶接機構と、バランスウエイトの取付け不良を検出する異常検出機構と、この異常検出機構の異常検出信号に基づいて装置を停止する制御部と、異常検出信号が発信されない正常時に前記バランスウエイトの長さを計測する測長機構とからトルクコンバータのバランスウエイト接合装置を構成する。 【0009】異常検出機構はバランスウエイトの取付け不良を検出し、制御部は異常検出信号に基づいて装置を停止することができる。このため、取付け不良のバランスウエイトを測長機構に到達する前に静止させて、バランスウエイトの剥離部が測長機構に当たることを阻止できる。 【0010】請求項2は、ウエイト搬送機構を、回転軸廻りに揺動する揺動アームと、この揺動アームの先端に設けたバランスウエイト保持のためのチャック部と、このチャック部をバランスウエイト受取り位置に位置決めする為の第1ストッパと、チャック部をトルクコンバータの外ケースに臨む位置に位置決めする為の第2ストッパと、揺動アームを第1ストッパと第2ストッパとの間を揺動させるアーム揺動機構とから構成したことを特徴とする。 【0011】揺動アームを回転軸廻りに揺動可能に取付け、この揺動アームを第1ストッパと第2ストッパとの間を揺動させることにより、チャック部をバランスウエイト受取り位置に位置決めでき、かつトルクコンバータの外ケースに臨む位置に位置決めできる。チャック部を単純な旋回と直線的に移動するだけにしたのでチャック部に不都合な衝撃の作用する虞れはなく、バランスウエイトを取り落とす心配もない。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の平面図である。トルクコンバータのバランスウエイト接合装置1は、トルクコンバータ2を回転自在に支持するターンテーブル4と、バランスウエイト8をターンテーブル4まで運ぶと共にトルクコンバータ2の外ケース2a外周に押付けるウエイト搬送機構10と、外ケース2aの外周にバランスウエイト8をスポット溶接する溶接機構60と、バランスウエイト8の取付け状態の良否を検出する異常検出機構70と、この異常検出機構70の異常検出信号に基づいて装置を停止する制御部80と、この制御部80から異常検出信号が発信されない正常時にバランスウエイト8の長さを計測する測長機構82とからなる。なお、矢印はトルクコンバータ2の搬送方向を示す。 【0013】図2は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の平面図である。ウエイト搬送機構10は、一対のXガイド12,12と、これらXガイド12,12に沿ってX方向に移動可能に配置したX方向移動台13と、このX方向移動台13に連結したX方向移動用シリンダ14と、X方向移動台13の上面に取付けた一対のYガイド16,16と、これらYガイド16,16に沿ってY方向に移動可能に配置したY方向移動台17と、このY方向移動台17に連結したY方向移動用シリンダ18と、Y方向移動台17に取付けたウエイト保持機構25とからなる。なお、ウエイト保持機構25については図4〜図6でさらに詳しく説明する。 【0014】X方向移動用シリンダ14は、ウエイト保持機構25のチャック部26を位置X1からX2まで移動するものである。X1はX2から図中右側にズレたオフセット位置を示し、X2は溶接機構60の溶接電極チップ64(後述する)と同軸の電極チップ位置を示す。 【0015】Y方向移動用シリンダ18は、後述するアーム揺動機構45を構成する部材であって、取付部材19(図3も参照)を介してX方向移動台13に取付けた部材である。このY方向移動用シリンダ18は、ウエイト保持機構25のチャック部26を位置Y1、Y2、Y3に移動するものである。Y1はバランスウエイト8を受取る後退位置、Y2はトルクコンバータ2と溶接電極チップ64との間のX方向移動位置、及びY3はバランスウエイト8をトルクコンバータ2の外ケース2aに押付ける溶接位置を示す。 【0016】20はチャック部26をオフセット位置X1に配置するためのX1位置決めセンサ、21はチャック部26を電極チップ位置X2に配置するためのX2位置決めセンサである。22はチャック部26を後退位置Y1に配置するためのY1位置決めセンサ、23はチャック部26をY方向移動位置Y2に配置するためのY2位置決めセンサ、24はチャック部26を溶接位置Y3に配置するためのY3位置決めセンサである。 【0017】図3は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の側面図であり、チャック部26のバランスウエイト8をトルクコンバータ2の外ケース2aに押付けた状態を示す。ターンテーブル4は、図示しない床部に配置したベース5と、このベース5に回転可能に取付けてトルクコンバータ2を載せるテーブル6とからなる。 【0018】溶接機構60は、ベース11に立てた逆L形の脚部61と、この脚部61の先端に取付けた加圧シリンダ62と、この加圧シリンダ62のピストンロッド62aにホルダ63を介して取付けたスポット溶接用の電極チップ64とからなる。溶接機構60は、加圧シリンダ62を伸縮することにより電極チップ64を溶接位置P1及び待機位置P2に位置決めするものであって、電極チップ64を溶接位置P1に位置決めした状態で、電極チップ64に通電することによりバランスウエイト8をトルクコンバータ2の外ケース2a外周にスポット溶接するものである。 【0019】図4は本発明に係るウエイト搬送機構の側面図である。ウエイト搬送機構10のウエイト保持機構25は、回転軸30を支点にして揺動する揺動アーム31と、この揺動アーム31の先端に設けたバランスウエイト保持用のチャック部26(前述した)と、回転軸30に取付けた位置決めブロック38と、この位置決めブロック38の後端38aを当てるための第1ストッパ40と、位置決めブロック38の前端面38bを当てるための第2ストッパ42と、揺動アーム31に連結して第1ストッパ40と第2ストッパ42との間を揺動させるアーム揺動機構(前述した)45とからなる。 【0020】位置決めブロック38は、後端38aを第1ストッパ40当てることによりチャック部26を上向きにしてバランスウエイト受取り位置に位置決めし、かつ前端面38bを第2ストッパ42に当てることによりチャック部26を立ててトルクコンバータ2の外ケース2aに臨む位置(図3に示す位置)に位置決めする部材である。 【0021】揺動アーム31は、回転軸30に取付けたL形アーム32と、このL形アーム32に取付けた一対のロッド33(奥側は図示せず)と、各ロッド33に嵌入した圧縮ばね34と、これら圧縮ばね34で押付けたチャック取付部材35とからなる。このチャック取付部材35はチャック部26を取付けた部材である。 【0022】第1ストッパ40は取付ブラケット41を介してY方向移動台17に取付けた部材であり、第2ストッパ42は取付ブラケット43を介してY方向移動台17に取付けた部材である。このY方向移動台17は、Yガイド16,16(奥側は図示しない)に嵌合するガイド溝部17a,17aを備える。アーム揺動機構45は、回転軸30に取付けたアーム46と、このアーム46にピン47を介して取付けた連結部材48と、この連結部材48をねじ結合したピストンロッド18aを備えたY方向移動用シリンダ18とからなる。 【0023】図5は図4の5矢視図であり、L形アーム32の中央に開口部32aを開け、この開口部32aに位置決めブロック38を配置し、L形アーム32に一対のロッド33,33を取付け、これらロッド33,33にチャック取付部材35を介してチャック部26を取付け、このチャック部26でバランスウエイト8を保持した状態を示す。 【0024】図6は図4の6矢視図であり、回転軸30を軸受50,50を介してY方向移動台17に取付け、位置決めブロック38をボルト36,36で回転軸30に取付け、第2ストッパ42を取付ブラケット43に取付けた状態を示し、さらにチャック部26の上下のチャック爪26a,26aを矢印方向に開閉するチャックシリンダ52(図5も参照)をチャック取付部材35に取付けた状態を示す。 【0025】チャック部26は、上下のチャック爪26a,26aを矢印方向に開閉することにより、バランスウエイト8を保持したり、バランスウエイト8を開放することができる部材である。27はスポット溶接時に電極チップ64(図4参照)が入り込む開口である。 【0026】図7は本発明に係る異常検出機構及び測長機構の平面図である。異常検出機構70は、測長機構82に取付けた本体71と、この本体71に移動可能に取付けたシャフト72と、このシャフト72の先端にピン73を介して取付けた検出ローラ74と、この検出ローラ74をトルクコンバータ2側に押出すための圧縮ばね76と、シャフト72の後端にねじ結合した検出ブロック78とからなる。測長機構82は、トルクコンバータ2の外ケース2a外周から間隔S1をおいて計測部84を配置し、この計測部84でバランスウエイト8の長さを計測するものである。なお、測長機構82については図9でさらに詳しく説明する。 【0027】図8は図7の8−8線断面図であり、シャフト72の先端にピン73を介して検出ローラ74を回転可能に取付け、本体71に取付プレート71aを介して異常検出センサ79を取付けた状態を示す。異常検出センサ79は、検出ブロック78が略中央まで移動して重なったときにオンに切換るように設定したセンサである。 【0028】図9は図7の9矢視図である。測長機構82は、ベース11に立てた脚部86と、この脚部86の上端に取付けたガイド溝部88と、このガイド溝部88に移動可能に配置した移動体90と、この移動体90の先端に取付けた計測部84と、移動体90の後端に取付けたプレート92と、このプレート92にピストンロッド94aを連結し且つ支持台96を介して脚部86に取付けたシリンダ94とからなる。 【0029】98は脚部86に取付けた位置決めボルトである。この位置決めボルト98は、シリンダ94を収縮して計測部84を測定位置まで移動したとき、プレート92に当たるように突出長さを調整したものである。 【0030】以上に述べた本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の作用を次に説明する。図10は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の第1作用説明図であり、トルクコンバータ2の外ケース2a外周にバランスウエイト8を接合する方法を説明する。 工程1:チャック部26をオフセット位置X1及び後退位置Y1に配置し、この位置でチャック部26を上向きのバランスウエイト受取り位置に配置する。チャック部26のチャック爪26a,26aを矢印の如く閉じてバランスウエイト8を保持する。 【0031】工程2:揺動アーム31を回転軸30を中心に矢印■の如く略90゜回転して、チャック部26を立ててトルクコンバータ2の外ケース2aに臨む位置に配置する。 工程3:チャック部26を後退位置Y1からX方向移動位置Y2まで矢印■の如くYガイド16,16に沿って移動する。 工程4:チャック部26をオフセット位置X1から電極チップ位置X2まで矢印■の如くXガイド12,12に沿ってX方向に移動する。 【0032】工程5:チャック部26を電極チップ位置Y2から溶接位置Y3まで矢印■の如くYガイド16,16に沿って移動してバランスウエイト8を外ケース2aのウエイト取付け箇所に押付ける。 【0033】このように、チャック部26を単純な旋回と直線的に移動するだけで、バランスウエイト8を外ケース2aのウエイト取付け箇所に押付けることができるので、チャック部26に不都合な衝撃の作用する虞れはなく、バランスウエイト8が脱落する心配もない。なお、外ケース2aのウエイト取付け箇所は、ターンテーブル4(図3参照)の操作で、予め溶接チャック位置X2に配置されている。 【0034】工程6:加圧シリンダ62を伸ばして電極チップ64を矢印■の如く移動してバランスウエイト8に押付け、この状態で通電することによりバランスウエイト8を外ケース2aのウエイト取付け箇所にスポット溶接する。スポット溶接は、バランスウエイト8が短いときには1箇所溶接し、バランスウエイト8が比較的長いときには例えば2箇所溶接する。 【0035】図11(a),(b)は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の第2作用説明図である。 (a)において、シリンダ94を収縮して移動体90を矢印■の如く移動し、計測部84及び異常検出機構70を矢印■の如く移動する。 (b)において、異常検出機構70の検出ローラ74をトルクコンバータ2の外ケース2a外周に当てる。測長機構82の計測部84を外ケース2aからS1離れた位置に配置する。 【0036】図12(a),(b)は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の第3作用説明図である。(a)において、ターンテーブル4(図3参照)を駆動して、トルクコンバータ2を■の如く回転する。この状態で、検出ブロック78は異常検出センサ79に重ならないので、異常検出センサ79はオフの状態を保つ。外ケース2aの外周に溶接したバランスウエイト8に検出ローラ74が乗り上げることにより、検出ローラ74が矢印■の如く移動する。(b)において、検出ブロック78が異常検出センサ79に僅かに重なる。この状態でも異常検出センサ79はオフの状態を保つ。 【0037】図13は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の第4作用説明図である。トルクコンバータ2の回転を継続することにより、バランスウエイト8が測長機構82の計測部84の近傍を通過する。計測部84は通過するバランスウエイト8の長さLを計測する。 【0038】図14(a),(b)は本発明に係るトルクコンバータのバランスウエイト接合装置の第5作用説明図である。(a)において、新たなトルクコンバータ2をターンテーブル4に載せて、トルクコンバータ2を矢印■の如く回転する。バランスウエイト8は後端8aが剥離して外ケース2aからS2だけ離れている。S2はS1(図11(b)参照)より大きい。 【0039】(b)において、バランスウエイト8に検出ローラ74が乗り上げることにより、検出ローラ74が矢印■の如く移動する。バランスウエイト8は後端8aが外ケース2aの外側に曲がっているので、検出ローラ74の移動量が大きくなる。このため、検出ブロック78が異常検出センサ79の中央まで移動して重なり、異常検出センサ79がオンに切換る。異常検出センサ79から異常検出信号が制御部80に伝わり、制御部80はターンテーブル4の回転を停止する信号を出力する。この結果、トルクコンバータ2が静止して計測部84(図7参照)にバランスウエイト8が当ることを防止する。 【0040】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮する。請求項1は、異常検出機構でバランスウエイトの取付け不良を検出し、制御部で異常検出信号に基づいて装置を停止することができる。このため、取付け不良のバランスウエイトを測長機構に到達する前に静止させて、バランスウエイトの剥離部が測長機構に当たることを阻止できる。この結果、取付け不良のバランスウエイトがトルクコンバータから剥離しても、このバランスウエイトで測長機構を破損する虞れはない。 【0041】請求項2は、揺動アームを回転軸廻りに揺動可能に取付け、この揺動アームを第1ストッパと第2ストッパとの間を揺動させることにより、チャック部をバランスウエイト受取り位置に位置決めでき、かつトルクコンバータの外ケースに臨む位置に位置決めできる。チャック部を単純な旋回と直線的に移動するだけにしたのでチャック部に不都合な衝撃の作用する虞れはなく、バランスウエイトが脱落する心配もない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−94047 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−255749 |
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