| 【発明の名称】 |
サスペンション装置のダストカバー |
| 【発明者】 |
【氏名】園田 雅明
【氏名】川嶋 隆
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| 【要約】 |
【課題】異物等がストラットの伸縮部位に入り込むのを防止する。
【解決手段】上下のスプリングシート9,10とコイルスプリング6の上下端との間に筒状のダストカバー20の両端21を介在せしめ、ダストカバー20の蛇腹状の本体部22でコイルスプリング6全体をおおうようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シリンダとこのシリンダ内に摺動自在に嵌挿されたピストンとこのピストンに下端部が連結されてシリンダから突出するピストンロッドとから成るストラットのシリンダ側とピストンロッド側とを振動発生部側と振動受け部側とに取付け、ストラットの上下に上部スプリングシートと下部スプリングシートを設け、上下のスプリングシート間にストラットの外周囲に位置するようにコイルスプリングを設けたサスペンション装置のダストカバーであって、上下のスプリングシートとコイルスプリングの上下端との間に筒状のダストカバーの両端を介在せしめ、ダストカバーの蛇腹状の本体部でコイルスプリング全体をおおうようにしたことを特徴とするサスペンション装置のダストカバー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、振動発生部側と振動受け部側との間に設けられたサスペンション装置に用いられるストラットに異物等が入り込まないよう設けられるダストカバーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のサスペンション装置としては、図3に示すように、上端部がストラットマウント1を介して車体2に取付けられ、下端部が取付部材3を介して車輪4に結合されたストラット5と、このストラット5の外周囲に装着されたコイルスプリング6とを備えたものが知られている。ストラット5により車体2を車輪4に懸架するように構成してあり、ストラット5は内部にオイルが充満されたシリンダ7と、このシリンダ7内に摺動自在に嵌挿されたピストン(図示せず)と、このピストンに下端部が連結され上部がシリンダ7から突出するピストンロッド8とから成っている。また、図4に示すように、ピストンロッド8の上部又は車体側に取付く部材に固着した上部スプリングシート9とシリンダ7に固着した下部スプリングシート10との間にコイルスプリング6を設けてある。上下のスプリングシート9,10とコイルスプリング6の上下端との間には受けゴム11を夫々設けてある。さらに、ストラット5の伸縮を所定位置で規制するためのストッパ12がピストンロッド8を取囲むように上部スプリングシート9に取付けてあり、このストッパ12の下側にシリンダ7を取囲むようにダストカバー100が設けてある。このダストカバー100の下端は開口し、シリンダ7との間には隙間101が存在していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のダストカバー100では、コイルスプリング6の外側から隙間101を通じてダストカバー100の内部に土や小石等の異物等が入り込み易く(図4の矢印参照)、ピストンロッド8とシリンダ7との摺動部位に異物等が入り込むとストラット5の伸縮動作が阻害されるおそれがあった。 【0004】そこで、この発明は、異物等がストラットの伸縮部位に入り込むのを防止したサスペンション装置のダストカバーを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、この発明は、シリンダとこのシリンダ内に摺動自在に嵌挿されたピストンとこのピストンに下端部が連結されてシリンダから突出するピストンロッドとから成るストラットのシリンダ側とピストンロッド側とを振動発生部側と振動受け部側とに取付け、ストラットの上下に上部スプリングシートと下部スプリングシートを設け、上下のスプリングシート間にストラットの外周囲に位置するようにコイルスプリングを設けたサスペンション装置のダストカバーであって、上下のスプリングシートとコイルスプリングの上下端との間に筒状のダストカバーの両端を介在せしめ、ダストカバーの蛇腹状の本体部でコイルスプリング全体をおおうようにしたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説明する。 【0007】図1に示すこの発明の第1実施例では、上端部に車体等に取付くストラットマウント1が設けてあり、下端部には従来と同様の取付部材を介して車輪等に取付くようなストラット5の外周囲にコイルスプリング6が挿着されている。ストラット5は、シリンダ7とこのシリンダ7内に摺動自在に嵌挿されたピストン(図示せず)と、このピストンに下端部が連結されてシリンダ7から突出するピストンロッド8とから成る。コイルスプリング6は、上部スプリングシート9と下部スプリングシート10との間に設けてあり、上部スプリングシート9はピストンロッド8の上部に位置し車体側に取付く部材に固着してあり、下部スプリングシート10はシリンダ7に固着してある。また、ストッパ12がピストンロッド8を取囲むように設けてある。コイルスプリング6の上下端と上下のスプリングシート9,10との間には筒状のダストカバー20の両端21を介在せしめ、ダストカバー20の蛇腹状の本体部22でコイルスプリング6全体をおおうようにしてある。このダストカバー20の両端21は従来の受けゴム11を兼ねるものである。本体部22はコイルスプリング6の伸縮に伴って伸縮するようになっている。両端21と上下のスプリングシート9,11とは接着しておくことが好ましい。このようなダストカバー20をコイルスプリング6に装着することにより、上下のスプリングシート9,10の間にあるストラット5は外部から遮蔽され、ストラット5に異物等が侵入するのを防止できる。 【0008】図2に示すこの発明の第2実施例では、ダストカバー20をコイルスプリング6の外周側に設けた例を示す。この第2実施例では、コイルスプリング6自体も土や小石等から防護される。 【0009】ダストカバー20は、ゴム等の弾性材料から成形される。ダストカバー20の両端21はコイルスプリング6の上下端側に固着されるので、コイルスプリング6で取囲まれたストラット5は外部から遮蔽される。 【0010】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、上下のスプリングシートとコイルスプリングの上下端との間に筒状のダストカバーの両端を介在せしめ、ダストカバーの蛇腹状の本体部でコイルスプリング全体をおおうようにしたので、ストラットに異物が入り込むのを防止することができ、ストラットの伸縮を阻害することはない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005278 【氏名又は名称】株式会社ブリヂストン
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】増田 竹夫
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| 【公開番号】 |
特開平11−94003 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−273823 |
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