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【発明の名称】 板状部材の取付け挟持具
【発明者】 【氏名】杉田 晴彦

【要約】 【課題】取付け取り外しが簡単に行なえるとともに、取付け時に確実な挟持を可能にする。

【解決手段】基片2の両側に設けられた側片3と、この両側片の上部を内側に折り曲げて先狭状に設けられた傾斜片4と、この両傾斜片の先端を内側に折り曲げて設けられた折曲片5とによって形成された。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基片の両側に設けられた側片と、この両側片の上部を内側に折り曲げて先狭状に設けられた傾斜片と、この両傾斜片の先端を内側に折り曲げて設けられた折曲片とによって形成されたことを特徴とする板状部材の取付け挟持具。
【請求項2】 前記両傾斜片の先端外面を粗面に形成したことを特徴とする請求項1記載の板状部材の取付け挟持具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広告媒体等が表示されたパネルなどの板状部材を簡単に取付け挟持することができる板状部材の取付け挟持具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、広告媒体等が表示された板状部材を取付け挟持する場合、U字状に形成された挟持具に板状部材を取付けた後、挟持具の側面に設けた蝶ボルトによって板状部材を挟持して固定するものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このような挟持具では板状部材を挟持するのが面倒であるのと同時に、蝶ボルトによって板状部材に傷を付けるなどの問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、取付け取り外しが簡単に行なえるとともに、取付け時に確実に挟持することができる板状部材の取付け挟持具を提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための手段として、本発明に係る板状部材の取付け挟持具は、基片の両側に設けられた側片と、この両側片の上部を内側に折り曲げて先狭状に設けられた傾斜片と、この両傾斜片の先端を内側に折り曲げて設けられた折曲片とによって形成されたことを特徴とする。
【0006】前記両傾斜片の先端外面を粗面に形成したものであってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施の形態の一例について説明する。
【0008】図1において、符号1は本発明に係る板状部材の取付け挟持具を示し、この取付け挟持具1は金属製で板状の部材を折り曲げて形成されている。
【0009】取付け挟持具1は矩形状の基片2と、この基片2の長手方向の両側全長に亘って設けられた側片3と、この両側片3の上部3aを内側にU状に折り曲げて設けられた傾斜片4と、この両傾斜片4の先端を稍内側に折り曲げて設けられた折曲片5とによって形成されている。そして、前記両傾斜片4の先端は挟く形成されている。また、前記基片2の底部中央部には後述する支持具7に取着するためのボルト6が溶着されている。
【0010】なお、取付け挟持具1は矩形状の基片2と側片3と傾斜片4と折曲片5とが設けられた二枚を向かい合わせに配置し、重合された基片2同士を溶着して形成してもよい。
【0011】また、図4に示すように傾斜片4の先端外面を粗面4a状に形成してもよく、これによって、傾斜片4間に挟持されたパネルなどの板状部材8の挟持状態をさらに確実にすることができる。
【0012】さらに、取付け挟持具1は金属によって形成されているが、これに限らず、例えば合成樹脂によって形成してもよい。
【0013】支持具7は図2に示すように基台9と支持棒10とによって形成されるとともに、この支持棒10は前記基台9の中央に溶着されたボルト11に取り外し可能に螺着されている。また、前記支持棒10の上部には取付け挟持具1の基片2に設けたボルト6が螺着されるように設けられている。
【0014】なお、支持棒10は図3に示すように連結可能に形成してもよく、これによって、取付け挟持具1の高さを状況に応じて調整することができる。
【0015】上記構成の取付け挟持具1によれば、基台9に支持棒10を螺着するとともに、この支持棒10の上端に挟持具1を螺着することでパネルなどの板状部材8を挟持するスタンド12が形成される。そして、前記挟持具1に板状部材8を挟持させればよい。
【0016】上述のように板状部材の取付け挟持具1によれば、広告媒体等が表示されたパネルなどの板状部材8の付け取り外しが簡単に行なえる。このときに、両傾斜片4の先端には稍内側に折り曲げられた折曲片5が設けられているので、前記板状部材8に傷などが付くのを防ぐことができる。
【0017】また、板状部材8の下部は両傾斜片4の先端を拡開するようにして挿入され、且つ前記両傾斜片4によって挟持されているので、取付状態を確実にすることができる。
【0018】さらに、蝶ボルトによって板状部材を挟持するのと違い、外観体裁が損なわれるようなこともない。
【0019】挟持具1は基台9と支持棒10とにより形成された支持具7に取付けることによって、利用範囲の拡大が計れる。また、前記支持棒10を連結可能に形成すれば状況に応じて前記挟持具1の高さを自由に調整することができる。
【0020】
【発明の効果】前記構成のように、請求項1の本発明によれば、広告媒体等が表示されたパネルなどの板状部材の付け取り外しが簡単に行なえる。このときに、両傾斜片の先端には稍内側に折り曲げられた折曲片が設けられているので、前記板状部材に傷などが付くのを防ぐことができる。
【0021】また、板状部材の下部は両傾斜片の先端を拡開するようにして挿入され、且つ前記両傾斜片によって挟持されているので、取付状態を確実にすることができる。
【0022】さらに、蝶ボルトによって板状部材を挟持するのと違い、外観体裁が損なわれるようなこともない。
【0023】請求項2の発明によれば、挟持された板状部材の挟持状態をさらに確実にすることができる。
【出願人】 【識別番号】596065681
【氏名又は名称】株式会社五洋スプリング
【出願日】 平成10年(1998)2月9日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】瀬川 幹夫
【公開番号】 特開平11−230123
【公開日】 平成11年(1999)8月27日
【出願番号】 特願平10−42814