| 【発明の名称】 |
油圧制御回路及び油圧成形機 |
| 【発明者】 |
【氏名】近本 国仁
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| 【要約】 |
【課題】油圧アクチュエータに供給する作動油の流量と圧力を変更可能とすると共に、ポンプユニットを簡易な構成でありかつ小型化することを可能とする油圧制御回路を提供すること、及びこの油圧制御回路を利用する成形機を提供する。
【解決手段】エアハイドロコンバーター11(密封容器)と、このエアハイドロコンバーター11に加圧気体を送り込む高圧空気供給源14(加圧気体供給手段)と、エアハイドロコンバーター11と複動油圧シリンダ2(油圧アクチュエータ)とを接続する経路Lf1(第1の経路)と、作動油FLを加圧するポンプユニット12(加圧手段)と、ポンプユニット12と複動油圧シリンダ2とを接続する経路Lf3(第2の経路)と、経路Lf1または経路Lf3と複動油圧シリンダ2との接続状態を変更する遮断弁16(経路切換手段)とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 油圧アクチュエータを作動させるために供給する作動油の油圧制御回路であって、作動油の蓄えられた密封容器と、この密封容器に加圧気体を送り込む加圧気体供給手段と、前記密封容器と油圧アクチュエータとを接続する第1の経路と、作動油を加圧する加圧手段と、前記加圧手段と油圧アクチュエータとを接続する第2の経路と、前記第1または第2の経路と前記油圧アクチュエータとの接続状態を変更する経路切換手段と、を備えることを特徴とする油圧制御回路。 【請求項2】 前記経路切換手段により第1の経路と油圧アクチュエータとを接続し、前記加圧気体供給手段を駆動して油圧アクチュエータの高速動作を可能とする制御モードと、前記経路切換手段により第2の経路と油圧アクチュエータとを接続し、前記加圧手段を駆動して油圧アクチュエータの加圧動作を可能とする制御モードと、を有する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の油圧制御回路。 【請求項3】 前記油圧アクチュエータはピストンにより隔てられた少なくとも2つの室を有する複動油圧シリンダであり、前記複動シリンダの一方の室に前記第1及び第2の経路を接続し、前記複動シリンダの他方の室に前記加圧気体供給手段からの加圧気体を供給する第3の経路を接続することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の油圧制御回路。 【請求項4】 油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータにより駆動される可動部材と、前記油圧アクチュエータを作動させる請求項1乃至3のいずれかに記載の油圧制御回路と、を備えることを特徴とする油圧成形機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、油圧アクチュエータを制御する油圧制御回路及び該油圧制御回路を備える油圧成形機に関し、加圧気体を利用することで油圧アクチュエータを駆動させる作動油の流量を増加可能とする技術に関する。 【0002】 【従来の技術】図2は、従来技術による油圧成形機100の主要構成と油圧回路を模式的に説明する図である。図2において、101は成形型であり、油圧成形機100の所定位置に固定される固定型101Aと、この従来技術においては油圧シリンダ102により上下方向に移動する可動型101Bを備えている。 【0003】固定型101Aと可動型101Bの配置は、この図のように固定型101Aが上方で可動型101Bが下方に位置する構成に限られるものではなく、実際には固定型と可動型が水平方向に配置されている構成や、可動型が上方に配置される構成も存在する。 【0004】また、油圧成形機100により行なうことの可能な成形方法としては様々な方法があり、限定されるものではないが、シート材(例えば金属板や不織布等のシート状の材料)のプレス成形や樹脂材料のモールド成形、ダイキャスト成形等各種の成形方法が採用可能である。ここでは、油圧成形機100はシート材のプレス成形を行なうものとして説明する。 【0005】この油圧成形機100の成形時の動作を説明すると、まず可動型101Bを大きく開いた位置P101まで下げ、この状態で固定型101Aと可動型101Bの間にシート材(シート状材料)としてのワークWを供給する。 【0006】そして、可動型101Bをリミットスイッチ104が切り換わる位置P102まで高速でストロークさせ(空送ストロークSv1)、位置P102から型閉められた位置P103までは、低速かつ高圧力を発生させる加圧ストロークSpによりワークWの成形を行なう。 【0007】その後、型閉められた位置P103から位置P101まで可動型101Bを高速でストローク(空送ストロークSv2)させて型開きし、成形されたワークWの取り出しや必要に応じて型のクリーニング・注油作業等を行なう。 【0008】次に、油圧シリンダ102を作動させる油圧回路110の構成を説明する。111は油圧回路110の作動油を供給貯蔵する油圧タンク、112は油圧タンク111から作動油を加圧供給するポンプユニット、113はクローズドセンタタイプの4ポート3位置切換ソレノイド弁(以後油圧制御弁113と呼ぶ)であり、油圧シリンダ102の高速ストローク動作を切り換える。 【0009】ポンプユニット112は、ポンプを駆動する電動機112Cと、低吐出圧力で大吐出油量の1段目ポンプ112A及び高吐出圧力で少吐出油量の2段目ポンプ112Bが備えられた2段吐出型のものであり、1段目ポンプ112Aにより吐出された作動油は油圧制御弁113へと供給されている。 【0010】油圧制御弁113は、両端部にソレノイド113a,113bを備え、それぞれスプール113c,113dをセンタ部113eへと移動することにより、油圧シリンダ102の空送ストロークSv1,Sv2を行なう際に、を高速上昇(スプール113cがセンタ部113eへと移動)と高速降下(スプール113dがセンタ部113eへと移動)させる。 【0011】また、2段目ポンプ112Bにより吐出された作動油は油圧シリンダ102の加圧ストロークSpを行なう際に必要となる高圧力の作動油を制御する高圧回路114へと供給され、圧力や油量を高精度に制御された状態で油圧シリンダ102へと供給される。 【0012】尚、各構成機器を接続する経路には、高速ストローク用の経路と加圧ストロークを行なう経路とに分けられている。 【0013】高速ストローク用の経路としては、油圧タンク111とポンプユニットを接続する経路L101、1段目ポンプ112Aと油圧制御弁113を接続する経路L102、油圧制御弁113の高速上昇ポートと油圧シリンダ102の送りポートを接続する経路L103、油圧制御弁113の高速降下ポートと油圧シリンダ102の戻りポートを接続する経路L104、油圧制御弁113のドレインポートと油圧タンク111の戻り側とを接続する経路L105が備えられている。 【0014】加圧ストローク用の経路としては、2段目ポンプ112Bと高圧回路114とを接続する経路L106、高圧回路114の出力ポートと経路L103(または油圧シリンダ102の送りポート)を接続する経路L107、高圧回路114のドレインポートと経路L105(油圧タンク111の戻り側)とを接続する経路L108が備えられている。 【0015】114aは高圧回路114内部の圧力の過上昇を防止する逆止弁、115は高圧回路114の出力経路L105の圧力を検出する圧力センサである。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】従って、図2にような構成を備えた油圧成形機100では、油圧シリンダ102のストロークにより可動型101Bを移動させることになるが、サイクルタイム短縮のため、空送ストローク領域を高速でストロークさせるためには、圧力は必要ないが大流量の作動油を供給し、また加圧ストローク領域においては流量は少なくても良いが高圧の作動油を供給する必要があるので、1段目ポンプ112Aと2段目ポンプ112Bとを有する2段吐出型のポンプユニット112を備え、各ポンプを切り換えて使用する必要があり、ポンプユニットの構成が複雑でかつ、大型化してしまうという問題が発生する。 【0017】例えば、油圧シリンダ102の直径が140(mm)、高速ストロークの範囲が270(mm)と設定された条件において、2秒間で高速ストロークを行なうためには、1段目ポンプ112Aの吐出油量は毎分124リットル程度が必要となる。 【0018】この性能を満足するポンプの一例としては、吐出圧力5(kgf /cm2 )の使用状況において所要馬力3〜10(Kw)が必要となり、電動機の重量は50(Kg)以上、またポンプ単体の重量も50(Kg)以上という構成となり、大型化してしまう。 【0019】あるいは、圧力と流量を変更することのできる可変容量型のポンプを採用することも考えられるが、価格が高価でありまた頻繁に吐出圧力を変更する圧力設定機構の耐久性を確保することが難しい等の問題がある。 【0020】本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、油圧アクチュエータに供給する作動油の流量と圧力を変更可能とすると共に、ポンプユニットを簡易な構成でありかつ小型化することを可能とする油圧制御回路を提供すること、及びこの油圧制御回路を利用する成形機を提供することにある。 【0021】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明にあっては、油圧アクチュエータを作動させるために供給する作動油の油圧制御回路であって、作動油の蓄えられた密封容器と、この密封容器に加圧気体を送り込む加圧気体供給手段と、前記密封容器と油圧アクチュエータとを接続する第1の経路と、作動油を加圧する加圧手段と、前記加圧手段と油圧アクチュエータとを接続する第2の経路と、前記第1または第2の経路と前記油圧アクチュエータとの接続状態を変更する経路切換手段と、を備えることを特徴とする。 【0022】この構成により、密封容器に送り込まれた加圧気体により密封容器から第1の経路に吐出される作動油により油圧アクチュエータを作動させることと、加圧手段により加圧され第2の経路に吐出される作動油により油圧アクチュエータを作動させることを、経路切換手段により経路を選択することで行なうことができる。従って、加圧気体の密封容器への流入量と圧力に応じた作動油を第1の経路より供給し、また加圧手段の吐出量と加圧力に応じた作動油を第2の経路より供給することで、油圧アクチュエータの作動速度や加圧力が変更可能となる。 【0023】また、前記経路切換手段により第1の経路と油圧アクチュエータとを接続し、前記加圧気体供給手段を駆動して油圧アクチュエータの高速動作を可能とする制御モードと、前記経路切換手段により第2の経路と油圧アクチュエータとを接続し、前記加圧手段を駆動して油圧アクチュエータの加圧動作を可能とする制御モードと、を有する制御手段を備えることを特徴とする。 【0024】これによると、油圧アクチュエータに供給する作動油の流量と圧力を変更して高速動作または加圧動作を選択して行なうことが可能となる。 【0025】また、前記油圧アクチュエータはピストンにより隔てられた少なくとも2つの室を有する複動油圧シリンダであり、前記複動シリンダの一方の室に前記第1及び第2の経路を接続し、前記複動シリンダの他方の室に前記加圧気体供給手段からの加圧気体を供給する第3の経路を接続することを特徴とする。 【0026】これによると、作動油を供給してピストンを移動させることの不要な他方の室には、第3の経路を介して加圧気体が供給され、加圧気体の圧力により直接ピストンを移動させて油圧アクチュエータを作動させることができる。 【0027】油圧成形機においては、油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータにより駆動される可動部材と、前記油圧アクチュエータを作動させる上記記載の油圧制御回路と、を備えることを特徴とする。 【0028】 【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した実施の形態における油圧成形機1の主要構成と油圧成形機1に備えられた油圧アクチュエータとしての複動油圧シリンダ2を作動させる油圧制御回路3を模式的に説明する図である。 【0029】図1において、4は成形型であり、油圧成形機1の所定位置に固定される固定型4Aと、この実施の形態においては複動油圧シリンダ2により上下方向に移動する可動型4Bを備えている。 【0030】固定型4Aと可動型4Bの配置は、この図のように固定型4Aが上方で可動型4Bが下方に位置する構成に限られるものではなく、実際には固定型と可動型が水平方向に配置されている構成や、可動型が上方に配置される構成であっても良い。 【0031】また、油圧成形機1により行なうことの可能な成形方法としては様々な方法があり、限定されるものではないが、シート材(例えば金属板や不織布等のシート状の材料)のプレス成形や樹脂材料のモールド成形、ダイキャスト成形等各種の成形方法が採用可能である。ここでは、油圧成形機1はシート材のプレス成形を行なうものとして説明する。 【0032】この油圧成形機1の成形時の動作を説明すると、まず可動型4Bを大きく開いた位置P1まで下げ、この状態で固定型4Aと可動型4Bの間にシート材(シート状材料)としてのワークWを供給する。 【0033】そして、可動型4Bをリミットスイッチ5が切り換わる位置P2まで高速で上方にストロークさせ(空送ストロークSv1)、位置P2から型閉められた位置P3までは、低速かつ高圧力を発生させる加圧ストロークSpによりワークWの成形を行なう。 【0034】その後、型閉められた位置P3から位置P1まで可動型4Bを高速で下方にストローク(空送ストロークSv2)させて型開きし、成形されたワークWの取り出しや必要に応じて型のクリーニング・注油作業等を行なう。 【0035】次に、複動油圧シリンダ2を作動させる油圧制御回路3の構成を説明する。11は油圧制御回路3の作動油FLを蓄える密封容器としてのエアハイドロコンバーター、12はエアハイドロコンバーター11からの作動油FLを加圧する加圧手段としてのポンプユニット、13は圧力や油量を高精度に制御した状態で複動油圧シリンダ2に供給して加圧ストロークSpを行なう際に必要となる高圧力の作動油FLを制御する高圧回路、14は加圧気体供給手段としての不図示のコンプレッサーに接続する高圧空気供給源、15は高圧空気供給源14の加圧気体を制御する制御バルブ、16は経路切換手段としての遮断弁、17は高圧回路13からの作動油FLの圧力を検出する圧力センサである。 【0036】複動油圧シリンダ2は、シリンダ室内部のピストン2aにより仕切られた一方の室である油圧室2cに作動油FLを供給・排出する油圧ポート2dと、他方の室である空圧室2eに加圧気体としての高圧空気を供給・排出する空圧ポート2fを備え、シリンダ室を移動するピストン2aに接続するピストンロッド2bにより可動型4Bを移動させる。 【0037】エアハイドロコンバーター11は、密封容器の内部に作動油FLを蓄積しており、制御バルブ15を制御することにより高圧空気供給源14から高圧空気(5〜10kgf /cm2 程度)を空気ポート11aから内部に流入させ、作動油ポート11bから作動油FLを吐出する。 【0038】作動油FLの圧力は高圧空気の圧力に応じて低圧力であるが、高圧空気のエアハイドロコンバーター11内部への流入量を大きくすることにより、容易に作動油FLの吐出量を大きくすることが可能である。また、ハイドロコンバーター11内部を高圧空気の圧力で蓄圧状態に維持し、作動油FLを一気に吐出することも可能である。 【0039】ポンプユニット12は、複動油圧シリンダ2の加圧ストロークSpを行なう際に必要となる高圧力(この実施の形態では例えば100kgf /cm2 程度)を発生させるものであるが、吐出量は少量で良いので小型の電動機付ポンプ(電動機馬力0.75KW,電動機とポンプの合計重量30kg)を使用することが可能となっている。 【0040】高圧回路13は、油圧成形機1本体側の命令により圧力や油量を高精度に制御した状態で複動油圧シリンダ2に供給することを可能とするために、不図示の圧力制御手段や流量調節手段が備えられている。 【0041】尚、ポンプユニット12から供給された高圧力の作動油FLの余剰分は経路Lf4により、エアハイドロコンバーター11へと戻される。また、13aは高圧回路13内部の圧力の過上昇を防止する逆止弁である。 【0042】次に、各構成機器を接続する経路に関して説明する。経路には空圧経路及び油圧経路があり、さらに、油圧経路には低圧力で大流量の作動油が流れる第1の経路としての高速ストローク用経路と、高圧回路13を介してポンプユニット12で加圧された高圧力の作動油が流れる第2の経路としての加圧ストローク用経路が存在する。 【0043】空圧経路としては、高圧空気供給源14(制御バルブ15を介して)とエアハイドロコンバーター11の空気ポート11aを接続する経路La1、高圧空気供給源14(制御バルブ15を介して)と複動油圧シリンダ2の空圧ポート2fを接続する第3の経路としての経路La2が設けられている。 【0044】油圧経路としては、エアハイドロコンバーター11の作動油ポート11bと複動油圧シリンダ2の油圧ポート2dを接続する経路Lf1、作動油ポート11bと高圧回路13とを接続する経路Lf2、高圧回路13と油圧ポート2dを接続する経路Lf3、高圧回路13からの作動油FLの戻り経路となる経路Lf4が備えられ、経路Lf1は高速ストローク用経路、経路Lf3は加圧ストローク用経路として機能する。 【0045】また、経路Lf1の途中には遮断弁16が備えられ、経路Lf2の途中にはポンプユニット12が備えられている。 【0046】このような構成の油圧制御回路3による、複動油圧シリンダ2の作動制御は以下のように行なうことができる。尚、各構成機器の制御は油圧成形機1に備えられた不図示の制御手段(具体的にはシーケンス制御やCPU制御等を行なう電気的制御回路)により駆動制御されるものとして説明する。 【0047】(空送ストロークSv1)複動油圧シリンダ2の空送ストロークSv1を行なう場合には、高圧空気供給源14から高圧空気をエアハイドロコンバーター11に送り、遮断弁16を開くことで、一気に作動油FLを油圧室2cに送り、ピストン2aを高速で上昇させる(油圧アクチュエータの高速動作を可能とする制御モード)。 【0048】(加圧ストロークSp)可動型4Bが位置P2まで高速でストロークし、リミットスイッチ5が切り換わることで、可動型4Bは位置P2から型閉められた位置P3まで加圧ストロークSpを行なう。この時には遮断弁16を閉塞すると共に、不足圧力を高圧回路13を介してポンプユニット12により補い、成形を行なう(油圧アクチュエータの加圧動作を可能とする制御モード)。 【0049】(空送ストロークSv2)成形完了後の空送ストロークSv2を行な場合には、高圧空気供給源14から高圧空気を空圧室2eに送ると共に、遮断弁16を開くことでピストン2aを高速で下降させる(油圧アクチュエータの高速動作を可能とする制御モード)。 【0050】従って、空送ストロークSv1,Sv2を行なう際には、高圧空気供給源14から供給される高圧空気によりピストン2aを高速で移動させることができるので、ポンプユニット12の吐出流量を大きくする必要はなく、小型のポンプユニット12使用することができる。 【0051】加圧ストロークSpは、ストローク量が小さいので作動油FLの流量を大きくする必要はないが、高圧力を必要とするので、ポンプユニット12を高圧力・少吐出流量タイプとしている。 【0052】尚、油圧制御回路3は上記の説明のように油圧と空圧の両方の制御回路が複合して構成されるので、正確には油圧・空圧制御回路と呼称すべきものであるが、複動油圧シリンダ2による成形にはポンプユニット12により加圧された作動油が必要であることから、単に「油圧制御回路」としている。 【0053】 【発明の効果】本発明によると、加圧気体供給手段の加圧気体と加圧手段により加圧された作動油を、油圧アクチュエータを作動させるための動力とすることができ、油圧アクチュエータの高速作動と加圧作動を所望に応じて行なうことが可能となる。 【0054】加圧手段は油圧アクチュエータの高速作動を行なうために大流量の作動油を吐出する必要はなく、小型のものを採用することができる。 【0055】従って、この油圧制御回路を成形機に使用される油圧アクチュエータに適用した場合には、例えば油圧による大出力と高速作動の必要となる型閉め・型開きのスピードをアップさせて成形サイクルを短くすることが可能となる。 【0056】制御手段により、油圧アクチュエータに供給する作動油の流量と圧力を変更して高速動作または加圧動作を選択して行なうことが可能となる。 【0057】油圧アクチュエータが複動油圧シリンダである場合には、作動油を供給してピストンを移動させることの不要な他方の室には、第3の経路を介して加圧気体が供給され、加圧気体の圧力により直接ピストンを移動させて油圧アクチュエータを作動させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004385 【氏名又は名称】エヌオーケー株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)6月20日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】世良 和信 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−13706 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)1月22日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−179100 |
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