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【発明の名称】 背圧補償圧力発生弁装置
【発明者】 【氏名】野沢 勇作

【氏名】西村 良純

【氏名】市来 伸彦

【氏名】高橋 欣也

【要約】 【課題】背圧補償圧力発生弁装置において、信号圧力検出弁に安全弁の機能も持たせ機器の簡素化を図りかつ回路全体の自由度を増し、更に小径化を可能とする。

【解決手段】固定絞り8を有する信号圧力発生弁9、スリーブ11内に収容された小径部23と大径部25からなる信号圧力検出弁10、これら2つの弁9,10に働く油圧力に対抗する弁ばね12を設け、信号圧力発生弁9とスリーブ11の間の背圧室22にポート6−1の圧力を誘導し、信号圧力検出弁10の小径部23を背圧室22に突出させ、大径部25と小径部23とスリーブ11間で受圧室27を形成する。背圧室22の圧力を信号圧力検出弁10の中心部の受圧室24bに誘導し、入力ポートaと出力ポートb及び受圧室27間をスリット26−1からなる可変絞りX1を介して接続し、受圧室27ドレンポートc間をスリット26−5からなる可変絞りX2を介して接続する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】圧油が流れる流路上に配置された絞りを有し、この絞りの前後差圧による油圧力が所定レベル以下にあるときには、前記流路を流れる圧油の流量に応じた信号圧力を発生し、前記油圧力が所定レベルを越えると前記流路を開放し、安全弁として機能する背圧補償圧力発生弁装置において、前記流路上に配置され、一端に前記絞りの入側の圧力が作用し、他端に前記絞りの出側の圧力が作用し、当該絞りの前後差圧による油圧力を発生させる信号圧力発生弁と、前記信号圧力発生弁の他端側でこの信号圧力発生弁に分離、当接するよう同軸的に配置され、ストローク位置に応じて外部油圧源の圧力を減圧し、前記信号圧力を生成すると共に、前記信号圧力が前記絞りの前後差圧により前記信号圧力発生弁に働く油圧力と同方向に作用する信号圧力検出弁と、前記絞りの前後差圧により前記信号圧力発生弁に働く油圧力と前記信号圧力により前記信号検出弁に働く油圧力との和が常にある定められた値になるよう、その和の油圧力に対向して設置された付勢手段とを備えることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項2】請求項1記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記信号圧力検出弁に関連して、前記外部油圧源につながる入力ポート、前記信号圧力を出力する出力ポート、タンクにつながるドレンポートの各ポートと、前記入口ポートと出口ポートの間に位置する第1及び第2の2つの絞りとが設けられ、前記第1及び第2絞りの少なくとも一方は、前記信号圧力検出弁のストローク位置に応じて開口面積を変化させる可変絞りであり、この第1絞りと第2絞りとの中間圧力を前記信号圧力として取り出し、前記出力ポートに導きかつ前記信号圧力検出弁に作用させることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項3】請求項2記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記第1及び第2の絞りが両方とも可変絞りであることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項4】請求項2記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記第1の絞りが固定絞りであり、第2の絞りが可変絞りであることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項5】請求項2記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記信号圧力検出弁はスリーブに収容され、かつこのスリーブに前記入力ポート、出力ポート、ドレンポートが形成されると共に、前記信号圧力検出弁はこのスリーブの端部を貫通し前記信号圧力発生弁の他端に当接する小径部と、前記スリーブ内に位置する大径部とを有し、この大径部の端面と小径部の外周面とスリーブの内面とで前記信号圧力が導かれる受圧室を形成し、前記大径部の端面に前記信号圧力を作用させることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項6】請求項5記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記スリーブの前記信号圧力発生弁と反対側の端部はキャップにより閉じられ、このキャップに前記信号圧力検出弁の小径部と同じ径のピストンロッドを突設し、このピストンロッドを前記信号圧力検出弁の大径部に摺動自在に挿入し、前記小径部の中心部に軸方向の貫通孔を形成し、この貫通孔を介して前記絞りの出側の圧力を前記ピストンロッドの端面とこの端面に対向する前記大径部の内面に導いたことを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項7】請求項5記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記付勢手段は、前記信号圧力発生弁と反対側で前記スリーブ内に配置され、前記信号圧力検出弁の大径部を前記信号圧力発生弁に向けて付勢するばねであることを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【請求項8】請求項1記載の背圧補償圧力発生弁装置において、前記信号圧力発生弁は前記一端側に前記流路に開口する穴部を形成するスカート状の壁部を有し、この壁部に前記絞りとなる貫通孔を形成したことを特徴とする背圧補償圧力発生弁装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建設機械の油圧回路に用いられる背圧補償圧力発生弁装置に係わり、特に可変容量型の油圧ポンプとセンターバイパスを有するオープンセンター型の方向制御弁とを組み合わせた油圧回路において、センターバイパス油通路を流れる圧油の流量に応じた信号圧力を生成し、油圧ポンプの吐出流量を増加させるのに用いる背圧補償圧力発生弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械の代表例である油圧ショベルの油圧回路として、可変容量型の油圧ポンプとセンターバイパスを有するオープンセンター型の方向制御弁とを組み合わせた油圧回路が数多く用いられている。その代表例として、特公昭48―36874号公報の第1図に示されるように、方向制御弁が中立位置にある時、油圧ポンプの吐出油量を最低値に保ち、方向制御弁が中立位置からフル位置に操作する過程でアクチュエータへ油圧ポンプの吐出油が流れたことを検出し、この検出信号で油圧ポンプの吐出油量を増加させる油圧回路がある。この油圧回路を図8に示す。
【0003】図8において、101が可変容量型油圧ポンプであり、106がセンターバイパス油通路108に直列に接続されるセンターバイパスを有する方向制御弁である。センターバイパス油通路108と方向制御弁106のタンクポートをタンク112へつなげる戻り通路109との間に圧力発生弁装置として固定絞りSとリリーフ弁110が設けられており、固定絞りSの上流側から油圧ポンプ101の吐出油量を制御するための信号圧力が信号回路139で検出されている。
【0004】方向制御弁106が中立位置にある時、油圧ポンプ101の吐出油はすべてセンターバイパス油通路108を通過する。この吐出油は絞りSを通過するから、P=(Q/(C×a×√2g/γ))2(ここで、Cは流量係数、aは絞りSの断面積、Qは絞りSを通過する流量、gは重力の加速度、γは油の比重)の関係で与えられ圧力が信号回路139に発生する。
【0005】油圧ポンプ101の吐出油量が方向制御弁106が中立位置にある時に定めた最小流量Qminより多いと信号圧力Pが大きくなり、レギュレータ129は油圧ポンプ101の吐出油量を減らそうとし、油圧ポンプ1の吐出油量が当該最小油量Qminより少ないと、信号回路139に発生する信号圧力Pが小さくなり、レギュレータ129は油圧ポンプ101の吐出油量を増やそうとする。即ち、信号圧力Pが定められた値より大きい時は油圧ポンプ101の吐出油量を減らし、小さい時は油圧ポンプ101の吐出油量を増やす。
【0006】方向制御弁106を中立位置からフル作動位置へと操作する場合、方向制御弁106の各油通路は次のように変化する。
【0007】■油圧ポンプ101の吐出油路107とセンターバイパス油通路108の間の油通路の面積は次第に減じる;
■油圧ポンプ101の吐出油路107とアクチュエータポートA又はB間の油通路の面積は次第に増え、アクチュエータポートB又はAと戻り通路109の間の油通路の面積も次第に増える。
【0008】この時、油圧ポンプ101の吐出油路107の圧力がアクチュエータポートA又はBの負荷圧より高くならないと、アクチュエータ105側へ油は流れない。従って、油圧ポンプ101の吐出油は最低油量に保たれる。
【0009】方向制御弁106の操作量が増加するに従い油圧ポンプ101の吐出油路107とセンターバイパス油通路108の間の油通路の面積は減じるから、同じ油量が通過するためには油圧ポンプ101の吐出油路107の圧力は次第に高くなり、油圧ポンプ101の吐出油の一部がアクチュエータ115側へも流れるようになる。また、方向制御弁106の操作量が増加するに従い油圧ポンプ101の吐出油路107とセンターバイパス油通路108の間の油通路の面積が減じると、センターバイパス油通路108の流量が減じ、信号回路139に発生する信号圧力Pが小さくなり、油圧ポンプ101へ吐出油量を増やす信号が与えられる。
【0010】以上のように、固定絞りSで発生した信号圧力Pを用いて油圧ポンプ101の吐出油量を制御することにより、方向制御弁106の中立位置での油圧ポンプ101の吐出油量は冷却等を考慮した最小油量Qminに制御され、省エネ効果がある。また、アクチュエータ115へ油が流れるまで油圧ポンプ101の吐出油量を増加しないから、この点でも省エネ効果がある。
【0011】また、方向制御弁106の操作量を減らすに従い油圧ポンプ101の吐出油路107とセンターバイパス油通路108の間の油通路の面積は増えるので、センターバイパス油通路108の流量が増え、信号回路139に発生する信号圧力Pが大きくなり、油圧ポンプ101へ吐出油量を増やす信号が与えられる。この時、制御の遅れから大量にセンターバイパス油通路108に油が流れ込んだ時には、リリーフ弁110が作動し、安全弁として機能する。
【0012】固定絞りSに代わる提案として、特開平1−269703号公報の第1図、第2図及び第3図に示す圧力発生弁装置がある。特開平1−269703号公報の第1図に示す圧力発生弁装置を図9(a)に示し、同公報の第2図に示す圧力発生弁装置を図9(b)に示し、同公報の第3図に示す圧力発生弁装置を図9(c)に示す。
【0013】図9(a)において、この提案は、絞り212の上流から直接信号圧力を検出するので無く、絞り212の前後差圧を弁215に作用させ、この差圧力と釣り合う力を作り出し、検出圧として利用している。
【0014】図9(b)において、この提案は図9(a)に示す絞り212を弁215に組み込んでいる。
【0015】図9(a)、図9(b)の提案とも、絞り212の前後差圧に応じた信号圧力を作り出しているから、上記のように油圧ポンプの吐出油量の制御の遅れから大量にセンターバイパス油通路に油が流れ込んだ時の安全弁として、図9(a)のリリーフ弁213、図9(b)のリリーフ弁217が必要である。
【0016】図9(c)において、この提案は、信号圧力を外部の油圧源220を利用して作り出している。この提案では、外部の油圧源220側のリリーフ弁213で規制される圧力以上の油圧は検出できないから、弁215側に安全弁は必要無くなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す油圧回路は種々の利点を有しているが、固定絞りSの出口が戻り通路109と連結されているため、油通路139に検出される信号圧力Pは油通路109又は111内の背圧の影響を受け、通過流量Qに応じた正しい圧力が検出できない欠点がある。即ち、絞りSを通過する流量Qとその差圧Pの間に先に示した関係があり、Q=40(リットル/min)でP=20(Kg/cm2)の関係にある時、Q=35(リットル/min)でP=15.3(Kg/cm2)であるが、もし油通路109又は111の圧力がPh=4.7(Kg/cm2)であると、検出圧はP=20(Kg/cm2)となり、Q=40(リットル/min)とQ=35(リットル/min)の区別がつかなくなる。
【0018】油通路109又は111の圧力PhはアクチュエータポートA又はBから戻り通路109への戻り油量の大小に依る。なお、油圧ポンプ101の吐出油がアクチュエータ115側へ流れなくても、A又はBポートが戻り通路109と連通すると戻りの流れが発生する。
【0019】図9(a)、図9(b)、図9(c)に示す従来技術では、絞り212の前後差圧を弁215に作用させ、この差圧力と釣り合う力を作り出し、検出圧として利用しており、この場合、絞り212を通過する流量Qに対する前後差圧は背圧が変化しても同じであるから、背圧の影響をキャンセル(補償)したことになる。
【0020】しかし、図9(a)、図9(b)の場合、検出信号圧力は自己圧から作り出しているため、弁215の入口圧が高くなると検出圧も高くなってしまう。このため、信号圧力検出弁以外に安全弁213又は217が必要となり、機器の構成が複雑になると同時にコストも高くなる。
【0021】一方、外部油圧源220を用いる図9(c)の提案によれば、弁215の入口圧が検出圧以上になると、リリーフ弁213のセット圧以上の圧力は検出されないから、信号圧力検出部に安全弁は必要無くなる。しかし、外部油圧源220を例えばパイロットリモートコントロール用の油圧源、あるいは油圧ポンプの傾転制御サーボピストン用の油圧源等、他の補器回路の油圧源としても用いた場合、これらの補器回路のリリーフセット圧が信号圧力発生弁回路の安全弁機能の観点のみで決められることにより、他の用途の自由度を損なうことになる。例えば、前記の補器回路で40(Kg/cm2)のリリーフセット圧を必要とし、信号圧力発生弁回路は省エネの観点から30(Kg/cm2)としたい時などのように、信号圧力検出弁側の都合でリリーフ弁13のセット荷重が決められてしまう回路構成は自由度に乏しいものとなる。
【0022】また、従来車体重量6ton以下のミニショベルと称される機械の油圧回路では、可変容量型の油圧ポンプが用いられる場合でも、傾転制御は吐出油量と吐出圧の積がエンジン出力を超えないようにする馬力制御が主体であった。この場合中立時の馬力損失はもとより、方向制御弁操作の際アクチュエータが必要としない油を吐出しており、急加速の問題が生じ易かった。これらの問題の解決策の一つが上記のような信号圧力発生弁装置を用い、油圧ポンプの吐出油量を制御する回路である。
【0023】ところで、このような油圧機械は小型の機種であるから方向制御換弁も小さく、信号圧力発生弁装置も極力小さいものが望ましい。また、この信号圧力発生弁装置はカートリッジ化されていることが望ましく、カートリッジの取り付けネジ部の径寸法を小さくするには、内部に収容される弁装置の径寸法が少しでも小さいことが望ましい。
【0024】図9(a)、図9(b)、図9(c)に示す従来技術では、絞り212の前後差圧を弁215に作用させるのに、弁215の外周に拡径部215aを設け、その前後に受圧室を形成しており、その分、弁装置の径寸法が大きくならざるを得なかった。
【0025】本発明の目的は、信号圧力検出弁に安全弁の機能も持たせ機器の簡素化を図り、かつ回路全体の自由度を増し、更に小径化が可能な背圧補償圧力発生弁装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、圧油が流れる流路上に配置された絞りを有し、この絞りの前後差圧による油圧力が所定レベル以下にあるときには、前記流路を流れる圧油の流量に応じた信号圧力を発生し、前記油圧力が所定レベルを越えると前記流路を開放し、安全弁として機能する背圧補償圧力発生弁装置において、前記流路上に配置され、一端に前記絞りの入側の圧力が作用し、他端に前記絞りの出側の圧力が作用し、当該絞りの前後差圧による油圧力を発生させる信号圧力発生弁と、前記信号圧力発生弁の他端側でこの信号圧力発生弁に分離、当接するよう同軸的に配置され、ストローク位置に応じて外部油圧源の圧力を減圧し、前記信号圧力を生成すると共に、前記信号圧力が前記絞りの前後差圧により前記信号圧力発生弁に働く油圧力と同方向に作用する信号圧力検出弁と、前記絞りの前後差圧により前記信号圧力発生弁に働く油圧力と前記信号圧力により前記信号検出弁に働く油圧力との和が常にある定められた値になるよう、その和の油圧力に対向して設置された付勢手段とを備えるものとする。
【0027】このように信号圧力発生弁と信号圧力検出弁を分離、当接させた構造とすることにより、必要な受圧室は全て信号圧力発生弁及び信号圧力検出弁の径の範囲内に納めて形成することができる。また、信号圧力発生弁に働く油圧力と信号圧力検出弁に働く油圧力の和と付勢手段の力を対抗させる方式を採用したので、信号圧力発生弁の受圧面積と信号圧力検出弁の受圧面積を一致させる必要がなく、後者の受圧面積を前者の受圧面積より小さくできる。このため、弁装置を小径化できる。
【0028】また、信号圧力発生弁に働く油圧力と信号圧力検出弁に働く油圧力の和が常にある定められた値になるよう、和の油圧力と対抗して付勢手段を配置することにより、和の油圧力を利用できるから、イ)信号圧力発生弁に働く油圧力が付勢手段の設定値に等しい時、信号圧力検出弁の検出圧(信号圧力)はほぼ零となり、信号圧力検出弁に働く油圧力もほぼ零となる。
【0029】ロ)センターバイパス流量がほぼ零で信号圧力発生弁に働く油圧力がほぼ零の時、信号圧力検出弁では付勢手段の設定値に等しい信号圧力を検出する。
【0030】このような機能するから、イ)の状態で安全弁の機能を持たせられる。
【0031】また、信号圧力検出弁には図9(c)と同様に外部油圧源を用いるが、ロ)の説明から明かなように、信号圧力発生弁に働く油圧力がほぼ零の時、外部油圧源のリリーフ弁の設定圧が本発明の弁装置の付勢手段の設定値より高い場合でも、信号圧力検出弁の減圧作用により付勢手段の設定値に等しい信号圧力を検出圧として出力するから、外部油圧源を含む回路全体の自由度が増す。
【0032】(2)上記(1)において、好ましくは、前記信号圧力検出弁に関連して、前記外部油圧源につながる入力ポート、前記信号圧力を出力する出力ポート、タンクにつながるドレンポートの各ポートと、前記入口ポートと出口ポートの間に位置する第1及び第2の2つの絞りとが設けられ、前記第1及び第2絞りの少なくとも一方は、前記信号圧力検出弁のストローク位置に応じて開口面積を変化させる可変絞りであり、この第1絞りと第2絞りとの中間圧力を前記信号圧力として取り出し、前記出力ポートに導きかつ前記信号圧力検出弁に作用させる。
【0033】このように第1及び第2絞りの少なくとも一方を可変絞りとすることにより、信号圧力検出弁のストローク位置に応じて外部油圧源の圧力を減圧し、ストローク位置に応じた信号圧力を生成できる。
【0034】(3)上記(2)において、例えば、前記第1及び第2の絞りが両方とも可変絞りである。
【0035】このように第1及び第2の絞りが両方とも可変絞りとすることにより信号圧力検出弁の減圧特性を自由に設定できる。
【0036】(4)上記(2)において、前記第1の絞りが固定絞りであり、第2の絞りが可変絞りであってもよい。
【0037】このように第1の絞りを固定絞りとすることにより、ポート間の流路を簡素化でき、弁構造を簡素化できる。
【0038】(5)また、上記(2)において、前記信号圧力検出弁はスリーブに収容され、かつこのスリーブに前記入力ポート、出力ポート、ドレンポートが形成されると共に、前記信号圧力検出弁はこのスリーブの端部を貫通し前記信号圧力発生弁の他端に当接する小径部と、前記スリーブ内に位置する大径部とを有し、この大径部の端面と小径部の外周面とスリーブの内面とで前記信号圧力が導かれる受圧室を形成し、前記大径部の端面に前記信号圧力を作用させる。
【0039】このように圧力検出弁をスリーブに収容することにより必要な受圧室を容易に形成でき、弁装置のカートリッジ化が可能となる。
【0040】(6)上記(5)において、好ましくは、前記スリーブの前記信号圧力発生弁と反対側の端部はキャップにより閉じられ、このキャップに前記信号圧力検出弁の小径部と同じ径のピストンロッドを突設し、このピストンロッドを前記信号圧力検出弁の大径部に摺動自在に挿入し、前記小径部の中心部に軸方向の貫通孔を形成し、この貫通孔を介して前記絞りの出側の圧力を前記ピストンロッドの端面とこの端面に対向する前記大径部の内面に導く。
【0041】このように絞りの出側の圧力をピストンロッドの端面とこの端面に対向する信号圧力検出弁の大径部の内面に導くことにより、信号圧力検出弁の小径部の端面に働く油圧力は大径部の内面に働く油圧力と相殺され、信号圧力検出弁には信号圧力による油圧力のみが働くようになる。
【0042】(7)また、上記(5)において、好ましくは、前記付勢手段は、前記信号圧力発生弁と反対側で前記スリーブ内に配置され、前記信号圧力検出弁の大径部を前記信号圧力発生弁に向けて付勢するばねである。
【0043】このようにばねを設けることにより、絞りの前後差圧により信号圧力発生弁に働く油圧力と信号圧力により信号検出弁に働く油圧力との和が常にある定められた値になるよう、その和の油圧力に対向した力を発生できる。
【0044】(8)また、上記(1)において、好ましくは、前記信号圧力発生弁は前記一端側に前記流路に開口する穴部を形成するスカート状の壁部を有し、この壁部に前記絞りとなる貫通孔を形成する。
【0045】このようにスカート状の壁部に貫通孔を形成し、この貫通孔を絞りとすることにより、絞りを流れる圧油により信号圧力発生弁に働く流体力を零にできる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
【0047】図1において、1は可変容量型の油圧ポンプであり、この油圧ポンプ1からの圧油は方向制御弁2−1,2−2を含む方向制御弁群2を介してアクチュエータポートA1又はB1,A2又はB2から図示しないアクチュエータに供給され、アクチュエータからの戻り油はアクチュエータポートB1又はA1,B2又はA2、方向制御弁2−1,2−2を介して油通路6に集約され、作動油タンク7に戻される。
【0048】方向制御弁2−1,2−2はセンターバイパス3−1,3−2を有するセンタバイパス型であり、センターバイパス3−1,3−2はセンターバイパス油通路4に直列に接続されている。センタバイパス油通路4は、上流端側4aが油圧ポンプ1の吐出管路に接続され、下流端側4bが本発明の背圧補償圧力発生弁装置5を介して油通路6に接続され、更にタンク7に接続されている。
【0049】背圧補償圧力発生弁装置5は固定絞り8を有し、この固定絞り8の前後差圧による油圧力が所定レベル以下にあるときには、センターバイパス油通路4bを流れる圧油の流量に応じた信号圧力を発生し、この圧力信号を油通路17を介して油圧ポンプ1の吐出量制御器18に出力し、当該油圧力が所定レベルを越えるとセンターバイパス油通路4bをタンク7へ開放し、安全弁として機能する。
【0050】油圧ポンプ1の吐出量制御器18は上記信号圧力により作動し、信号圧力が上昇するに従って油圧ポンプ1の吐出量が増大するよう油圧ポンプ1の斜板傾転を制御する。
【0051】背圧補償圧力発生弁装置5の拡大図を図2に示す。圧力発生弁装置5は、固定絞り8を有する信号圧力発生弁9と、スリーブ11に収容され、信号圧力を生成しこれを検出圧として出力する信号圧力検出弁10と、これら2つの弁9,10に働く油圧力に対抗する弁ばね12より構成されている。スリーブ11の信号圧力発生弁9と反対側の端部はこれにネジ結合されたキャップ14により閉じられ、弁ばね12が収容されるばね室12−1を形成している。また、スリーブ11の外周には取付ネジ部11aが形成され、スリーブ11はこの取付ネジ部11aによりバルブ本体ブロックBにネジ結合され、信号圧力検出弁10をカートリッジ化している。
【0052】信号圧力発生弁9は油通路4bに開口した、行き止まりの穴部21を形成するスカート状の壁部9aを有し、穴部21は戻り油通路6に接続するポート6−1と固定絞り8を介して常時連通している。固定絞り8は穴部21に直角に窄孔されている。これにより固定絞り8を流れる圧油により信号圧力発生弁9に作用する流体力を零にできる。信号圧力発生弁9とスリーブ11の間に背圧室22が形成され、この背圧室22には孔22aを介してポート6−1の圧力が誘導されている。
【0053】信号圧力検出弁10は小径部23と大径部25とを有し、小径部23はスリーブ11の端部を貫通して背圧室22に伸び、先端が信号圧力発生弁9の端面に当接している。また、小径部23と大径部25の境界部において、大径部25の端面と小径部23の外周面とスリーブ11の内面とで受圧室27が形成されている。
【0054】キャップ14にはピストンロッド13の一端が収容当接され、ピストンロッド13の他端側には圧力検出弁10の小径部23と同じ径のピストン部分13a,13bが設けられ、ピストン部分13a,13bは信号圧力検出弁10の大径部25に摺動自在に挿入されている。
【0055】信号圧力検出弁10の小径部23の中心部には軸方向の貫通孔24aが形成され、この貫通孔24aを介してポート6−1又は背圧室22の圧力が信号圧力検出弁10の中心部の受圧室24bに誘導され、この受圧室24bに誘導された圧力はピストン部分13aの端面とこの端面に対向する大径部25の内面に作用している。これにより、ピストン部分13aの端面に働く油圧力はピストンロッド13をキャップ14側に押し付け、信号圧力検出弁10の内面に働く油圧力は背圧室22内で小径部23の端面に働く油圧力と相殺し合い、信号圧力検出弁10には受圧室27の信号圧力とばね室12−1の圧力による油圧力のみが作用するようになる。
【0056】スリーブ11の外周部には、外部油圧源15の吐出側の油通路16に接続する入力ポートa、油圧ポンプ1の吐出量制御器18へ信号圧力を伝達する油通路17に接続する出力ポートb及びばね室12−1の圧力を油通路6の圧力から分離するドレーン油通路19に接続するドレンポートcが形成されている。
【0057】また、信号圧力検出弁10の大径部25の外周にポートa,b間を接続するスリット26−1が形成され、このスリット26−1は出力ポートb側において大径部25の端面の手前で終端し、信号圧力検出弁10の変位(ストローク)に応じて開口面積を変化させる可変絞りX1を構成する。出力ポートbは受圧室27に連通し、出力ポートbの検出圧が受圧室27に誘導される。この受圧室27に誘導された圧力は信号圧力検出弁10を押し上げる方向に作用する。更に、受圧室27は信号検出弁10の大径部25に設けられた他のスリット26−2、大径部25に設けられた小孔26−3、大径部25とピストンロッド13で形成する油通路28、大径部25に設けられた小孔26−4を介して、大径部25に設けられたスリット26−5に連通し、スリット26−5はドレン油通路19に通じるドレンポートc側において大径部25の端面の手前で終端し、信号圧力検出弁10が変位(ストローク)した時ドレンポートcに連通し、かつ信号圧力検出弁10の変位(ストローク)に応じて開口面積を変化させる可変絞りX2を構成する。
【0058】以上のポート間の流路を回路図で模式的に示すと、図3のようである。
【0059】このように構成した圧力発生弁装置5の動作は次のようである。
【0060】信号圧力発生弁9の入口圧力、即ちセンターバイパス油通路4bの圧力がPiで、出口圧力、即ちポート6−1の圧力がPoとする。この出口圧力Poは孔22aを介して信号圧力発生弁9の背圧室22に誘導されている。信号圧力発生弁9のPi,Poが作用する端面の受圧面積をAとする。
【0061】次に、外部油圧源15のリリーフ弁15aにより設定される吐出圧をPpとし、出力ポートbから検出される圧力をPcとすると、圧力Pcは信号圧力検出弁10の大径部25の受圧室27に露出した端面に作用する。この端面の面積をAcとする。また、ドレーン油通路19の圧力をPdとすると、この圧力Pdは信号圧力検出弁10の大径部25の上端に作用する。大径部25の上端の受圧面積は、信号圧力検出弁10の小径部23とピストンロッド13のピストン部分13a,13bと径が同一に設計されているので、先のAcに等しい。ドレーン油通路19を流れる油は非常に少ないから、以下の説明ではPd=0とする。
【0062】更に、弁ばね12の初期取付荷重をFs、ばね定数をK、信号圧力検出弁10の変位をXとする。センターバイパス油通路4bを流れて来る流量をQとすると、固定絞り8で生じる差圧(Pi−Po)と流量Qの関係は次の式で表される。
【0063】
Q=C×a×√(2g/γ)×√(Pi−Po) …(1)
(aは固定絞り(8)の断面積)
流量Qに対し、背圧室22の圧力(背圧)Poが変動しても差圧(Pi−Po)は変動しないから、この圧力Pi,Poを信号圧力発生弁9に作用させて利用する。
【0064】信号圧力発生弁9、信号圧力検出弁10と弁ばね12との力の釣合関係は次の式で表せられる。
【0065】
A×(Pi−Po)+Ac×Pc=Fs+K×X …(2)
(上記のように固定絞り8に関し流体力は無視できる構造になっている。)
弁ばね12の初期取付撓みをXsとし、このXsに対し変位Xが十分小さくても圧力制御が可能であるとすると、Fs+K×X=K×(Xs+X)
=K×Xs×(1+X/Xs)
≒K×Xs=Fsとなるから、上記(2)式は、 A×(Pi−Po)+Ac×Pc=Fs=一定 …(3)
となり、圧力発生弁装置5は差圧(Pi−Po)の変化に対し常に油圧力の和が弁ばね12の力Fsに等しくなるような検出圧Pcを出力することになる。
【0066】ここで、信号圧力発生弁9に作用する油圧力F9=A×(Pi−Po)、信号圧力検出弁10に作用する油圧力F10=Ac×Pcとして、(3)式の関係を図に示すと図4のようになる。
【0067】検出圧である受圧室27の圧力Pcが外部油圧源15の吐出圧Ppより小さい範囲にあるとき、受圧室27とドレンポートc間が閉じられていると吐出圧Ppが受圧室27に誘導され、信号圧力検出弁10に作用する油圧力F10が増加するから、信号圧力検出弁10が図示上方に変位し、入力ポートaと出力ポートb間のスリット26−1により形成される可変絞りX1を絞り、受圧室27とドレンポートc間のスリット26−5により形成される可変絞りX2を開放し、吐出圧Ppから信号圧力Pcへ減圧する。信号圧力Pcが低すぎた場合は、この逆の動作となる。
【0068】このため、ある流量Qで信号圧力発生弁9、信号圧力検出弁10と弁ばね12とが力の釣合状態にあるとき、流量Qが増大し、信号圧力発生弁9に作用する油圧力F9が増加すると、信号圧力検出弁10が図示上方に変位し、出力ポートbの検出圧、即ち受圧室27の圧力Pcは減圧され、信号圧力検出弁10に作用する油圧力F10が減少する。油圧力F9と油圧力F10の和が弁ばね12の力Fsに等しくなるまで受圧室27の圧力Pcが減圧されると、再び力の釣合状態が成立し、信号圧力検出弁10はその位置で停止する。流量Qが減少し、信号圧力発生弁9に作用する油圧力F9が減少した場合は逆の動作になり、受圧室27の圧力Pcは増圧される。
【0069】このように作動する圧力発生弁装置5の入出力特性、即ちセンターバイパス流量Qに対するセンターバイパス油通路4bの圧力Pi、ポート6−1の圧力Po、外部油圧源15の吐出圧Pp、出力ポートbの検出圧Pcの関係を図に示せば図5のようである。図中、Qmaxが方向制御弁2−1,2−2が非操作の中立位置にあるときの状態であり、差圧(Pi−Po)は最大で、検出圧Pcは最小となっている。方向制御弁2−1又は2−2が操作され、センターバイパス油通路4bの流量Qが減少すると、それに伴って差圧(Pi−Po)が減少し、検出圧Pcは増大する。このようにセンターバイパス油通路4bの流量Qに応じた検出圧Pcを得ることができる。
【0070】また、多量の油がセンターバイパス油通路4bに流れて来た時は、(1)式の差圧(Pi−Po)は大となり、(2)式の検出圧Pcは零となり、この差圧(Pi−Po)の油圧力に釣り合うまで弁ばね12が変位し、信号圧力検出弁9は通路4bをポート6−1に開放する。即ち、安全弁の機能を果たす。
【0071】以上のように本実施形態によれば、センターバイパス油通路4bの流量Qに応じた検出圧Pcを得ることができると共に、安全弁の機能を果たすことができる。 また、信号圧力検出弁10には図9(c)と同様に外部油圧源15を用いるが、信号圧力発生弁9に働く油圧力F9がほぼ零の時、外部油圧源15のリリーフ弁15aにより設定される吐出圧Ppが弁ばね12の設定値Fsの圧力換算値より高い場合でも、信号圧力検出弁10の減圧作用により弁ばね12の設定値Fsの圧力換算値に等しい信号圧力Pcを検出圧として出力するから、外部油圧源15を含む回路全体の自由度が増す。
【0072】更に、信号圧力発生弁9と信号圧力検出弁10を分離、当接させる構造としたので、背圧室22や受圧室27は全て信号圧力発生弁9及び信号圧力検出弁10の径の範囲内に納まり、また、信号圧力発生弁9に働く油圧力F9と信号圧力検出弁10に働く油圧力F10の和と弁ばね12の力Fsを対抗させる方式を採用したので、信号圧力発生弁9の受圧面積Aと信号圧力検出弁10の受圧面積Acを一致させる必要がなく、A<Acにできる。このため、弁部分を小径化でき、信号圧力検出弁10をスリーブ11に収容しカートリッジ化したときのカートリッジの取り付けネジ部11aの径寸法を小さくできる。このことは、ミニショベルと称される小型の油圧機械に圧力発生弁装置を用いるのに極めて有利であり、この圧力発生装置を用いることにより小型の油圧機械での油圧ポンプの流量制御が可能となる。
【0073】本発明の他の実施形態を図6及び図7により説明する。図中、図2に示す部分と同等の部分には同じ符号を付している。
【0074】図6において、本実施形態の圧力発生弁装置5Aのキャップ14にはピストンロッド13Aの一端が収容当接され、ピストンロッド13Aの他端側には圧力検出弁10の小径部23と同じ径のピストン部分13cが設けられ、ピストン部分13cは信号圧力検出弁10の大径部25Aに摺動自在に挿入されている。
【0075】また、信号圧力検出弁10の大径部25Aには、受圧室27側の端部部分にスリット25aが形成され、かつ図示上方の端部部分を除いた部分にもスリット25bが形成され、更にスリット25aとスリット25bとの間に環状溝25cが形成され、環状溝25cはスリット25aを介して受圧室27に連通している。
【0076】スリーブ11の外周部には、先の実施形態と同様、外部油圧源15(図1参照)の吐出側の油通路16に接続する入力ポートa、油圧ポンプ1の吐出量制御器18(図1参照)へ信号圧力を伝達する油通路17に接続する出力ポートb及びばね室12−1の圧力を油通路6の圧力から分離するドレーン油通路19に接続するドレンポートcが形成され、入力ポートaはスリーブ11に形成された小孔26を介して環状溝25cに接続され、更にこの環状溝25cとスリット25bを介して出力ポートbに接続されている。小孔26は固定絞りXcとして機能する。また、スリット25bは、ドレンポートc側において大径部25Aの端面の手前で終端し、先の実施形態と同様、信号圧力検出弁10の変位(ストローク)した時ドレンポートcに連通し、かつ信号圧力検出弁10の変位(ストローク)に応じて開口面積を変化させる可変絞りX2を構成する。
【0077】以上の流路を回路図で模式的に示すと、図7のようである。
【0078】以上のように構成した圧力発生弁装置5Aにおいても、上記上記(1)式〜(3)式が成り立ち、センターバイパス油通路4bの流量Qに応じた検出圧Pcを得ることができると共に、多量の油がセンターバイパス油通路4bに流れて来た時は、(1)式の差圧(Pi−Po)は大となるから、この差圧(Pi−Po)の油圧力に釣り合うまで弁ばね12が大きく変位し、安全弁の機能を果たす。
【0079】また、第1の実施形態と同様、外部油圧源15を含む回路全体の自由度が増しかつ弁部分を小径化できる。
【0080】更に、本実施形態では、入力ポートaと出力ポートb及び受圧室27との間の絞りを固定絞りXcとしたため、信号圧力検出弁10Aのポート間の流路がスリット25a,25bと環状溝25cを形成するだけの単純な構成でよくなり、構成の簡素化が図れる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、信号圧力検出弁に安全弁の機能も持たせ機器の簡素化が図れると共に、外部油圧源を含む回路全体の自由度を増し、更に弁部分の小径化が可能となり、カートリッジ化したときのカートリッジの取り付けネジ部の径寸法を小さくできる。
【出願人】 【識別番号】000005522
【氏名又は名称】日立建機株式会社
【出願日】 平成9年(1997)6月25日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】春日 讓
【公開番号】 特開平11−13704
【公開日】 平成11年(1999)1月22日
【出願番号】 特願平9−169079