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【発明の名称】 分配型燃料噴射ポンプ
【発明者】 【氏名】矢田 俊樹

【要約】 【課題】燃料スピル弁の全閉故障時においてエンジン停止を確実に行わせる。

【解決手段】フェイスカム式の分配型燃料噴射ポンプ1において、ポンプヘッド9に配設されたシリンダ11には、エンジンの運転に同期して回転及び往復動するプランジャ14が収容されている。吸入通路28の途中には燃料カット弁40が配設されている。燃料カット弁40とポンプヘッド9との間には、高圧燃料をシールするためのゴム製のガスケット44が配設されている。シリンダ11には、プランジャ14を挟んで吸気通路28の180度反対側の位置と、吸気通路28から90度回転した位置との2箇所に吸入ポート26が形成されている。電磁スピル弁30が全閉状態で故障した場合、燃料スピル圧はポンプヘッド内壁に当たって減圧された後、燃料カット弁40に作用する。そのため、ガスケット44が破損し、それが原因でエンジン停止が不可能になるという不具合が回避できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】エンジンの回転に伴い往復動してポンプ高圧室内の燃料を圧縮するプランジャと、そのプランジャを収容するシリンダとを有し、前記ポンプ高圧室に燃料を吸入するための吸入通路の途中には燃料カット弁が設けられると共に、前記ポンプ高圧室での圧縮燃料をスピルするためのスピル通路の途中には電磁式燃料スピル弁が設けられる分配型燃料噴射ポンプにおいて、前記シリンダには、前記燃料カット弁に直結しない部位に燃料吸入部が設けられることを特徴とする分配型燃料噴射ポンプ。
【請求項2】前記燃料カット弁とそれが組み付けられるポンプヘッドとの間には高圧燃料をシールするためのゴム部材が配設されてなる請求項1に記載の分配型燃料噴射ポンプ。
【請求項3】前記シリンダはポンプヘッドに密接状態で挿入配置され、前記シリンダに設けられる燃料吸入部は、プランジャ外壁とポンプヘッド内壁とにより仕切れられてなる請求項1又は請求項2に記載の分配型燃料噴射ポンプ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジンに高圧燃料を供給するための分配型燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多気筒ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルに対して高圧燃料を供給するポンプとして、フェイスカム式或いはインナカム式の分配型燃料噴射ポンプが知られている。また近年では、ポンプハウジングに燃料スピル通路を設けると共にこの燃料スピル通路の途中に電磁式燃料スピル弁を配設した、燃料スピル式の燃料噴射ポンプも多用化されている。燃料スピル式の燃料噴射ポンプでは、電磁式燃料スピル弁の通電ON/OFFに伴い燃料の圧送と圧送停止とが行われ、それにより燃料噴射量が制御されるようになっている。
【0003】また一般に燃料噴射ポンプにおいては、燃料スピル通路とは別に、燃料室からポンプ高圧室に燃料を吸入するための吸入通路が設けられ、この吸入通路の途中にはエンジン停止時においてポンプ高圧室への燃料供給を停止するための電磁式の燃料カット弁が設けられる。つまり、燃料カット弁は、イグニッションキー(IGキー)のON操作に従い開弁されて燃料供給を許容し、同IGキーのOFF操作に従い閉弁されて燃料供給を停止する。また、燃料カット弁は、電磁式燃料スピル弁が全閉状態で故障した際、閉弁されてエンジンオーバーランを防止する手段としても利用される。
【0004】フェイスカム式燃料噴射ポンプにおける燃料吸入系の構成について図3を用いて簡単に説明する。図3において、ポンプヘッド51には円筒状のシリンダ52が収容され、そのシリンダ52内にはエンジンの運転に同期して回転し且つ、紙面に直交する方向に往復動するプランジャ53が配設されている。プランジャ53には、図示しないポンプ高圧室に燃料を吸入するための吸入グルーブ54が気筒数分(図では、4つ)だけ設けられている。ポンプヘッド51には吸入通路55が形成され、その吸入通路55の途中には電磁式の燃料カット弁56が配設されている。燃料カット弁56とポンプヘッド51との間には、燃料カット弁56をポンプヘッド51に密着させ、高圧燃料をシールするためのゴム部材57が配設されている。シリンダ52には、吸入通路55に直結する位置と吸入通路55から90度回転した位置との2箇所に、吸入ポート58が形成されている。
【0005】通常の動作時には、IGキーのオン操作に伴い燃料カット弁56が開弁され、燃料カット弁56→吸入通路55→吸入ポート58→吸入グルーブ54という経路を辿って図示しない燃料室からポンプ高圧室に燃料が吸入される。そして、ポンプ高圧室で燃料が圧縮された後、燃料噴射ノズルからその時々の燃焼気筒に対して圧縮燃料が噴射供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、異物の混入などが原因で電磁式燃料スピル弁が全閉状態で故障した場合において、ポンプ高圧室に残った圧力(燃料スピル圧)が大きいと、その燃料スピル圧で燃料カット弁56が損傷し、エンジン停止が不可能になるおそれがある。すなわち、図示されるように、シリンダ52の吸入ポート58は燃料カット弁56に対して直結されるような位置関係にある。このため、燃料スピル弁が全閉状態で故障した場合には、プランジャ53の吸入グルーブ54とシリンダ52の吸入ポート58とが連通する際に、ポンプ高圧室に残った高圧燃料がスピル圧として燃料カット弁56に直接作用する(図の矢印方向の力)。このとき、高圧の燃料スピル圧により燃料カット弁56とポンプヘッド51との間のゴム部材57が破損する。これにより、IGキーをOFF操作しても燃料室とポンプ高圧室とが連通状態のままとなって燃料供給が停止できず、エンジン停止が不可能になる。
【0007】本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、燃料スピル弁の全閉故障時においてエンジン停止を確実に行わせることができる分配型燃料噴射ポンプを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の分配型燃料噴射ポンプでは、エンジンの回転に伴いシリンダ内に収容されたプランジャが往復動し、ポンプ高圧室内の燃料を圧縮する。吸入通路の途中には燃料カット弁が設けられ、燃料カット弁が開弁されるとポンプ高圧室への燃料供給が許容され、燃料カット弁が閉弁されるとポンプ高圧室への燃料供給が停止される。また、スピル通路の途中には電磁式燃料スピル弁が設けられ、燃料スピル弁が閉弁されるとポンプ高圧室内で燃料が圧縮され、燃料スピル弁が開弁されるとポンプ高圧室から圧縮燃料がスピル(溢流)される。
【0009】こうした基本構成の燃料噴射ポンプにおいて、請求項1に記載の発明では、燃料カット弁に直結しない部位に、シリンダの燃料吸入部が設けられる。また実際には、請求項2に記載したように、燃料カット弁とそれが組み付けられるポンプヘッドとの間において、高圧燃料をシールするためのゴム部材が配設される。
【0010】要するに、前記図3に示されるような従来技術では、電磁式燃料スピル弁が全閉状態で故障した場合において、高圧の燃料スピル圧が燃料カット弁に直接作用し、ゴム部材が破損するなどの不具合を招く。これに対し、本発明によれば、高圧の燃料スピル圧が燃料カット弁に直接作用するようなことはない。従って、例えばゴム部材が破損し、それが原因でエンジン停止が不可能になるといった不具合が回避できる。その結果、燃料スピル弁の全閉故障時においてエンジン停止を確実に行わせることができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、シリンダはポンプヘッドに密接状態で挿入配置される。そして、シリンダに設けられる燃料吸入部は、プランジャ外壁とポンプヘッド内壁とにより仕切れられるようになっている。この場合、燃料スピル弁の全閉故障時において、燃料スピル圧はポンプヘッド内壁に当たって減圧された後、燃料カット弁に作用する。そのため、ゴム部材の破損等による不具合が確実に防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1は、4気筒ディーゼルエンジンに採用されるフェイスカム式の分配型燃料噴射ポンプの概略構成を示す断面図である。なお、図1の燃料噴射ポンプ1においては要部のみを示し、燃料供給系から燃料を吸い上げると共に所定のフィード圧に加圧するためのフィードポンプや、燃料噴射時期を調整するためのタイマ機構等の図示を省略している。
【0013】図1において、燃料噴射ポンプ1のポンプハウジング2内には、エンジンの図示しないクランクシャフトに同期して1/2の速度で回転するドライブシャフト3が配設され、同ドライブシャフト3には外周面に多数の歯を有するパルサ4が取り付けられている。そして、エンジンの回転に伴いドライブシャフト3が回転すると、図示しないフィードポンプが回転し燃料室5に所定のフィード圧の燃料が供給される。
【0014】ドライブシャフト3の図中右端には図示しないカップリングを介してカムプレート6が連結されている。カムプレート6の一側面(図の左側面)には、ディーゼルエンジンの気筒数と同数(本実施の形態では、4つ)のカム山6aが設けられている。パルサ4とカムプレート6との間にはローラリング7が配置され、同ローラリング7にはカムプレート6のカム山6aに対向する複数のカムローラ8が取り付けられている。
【0015】ポンプハウジング2において図中右方にはポンプヘッド9が取り付けられている。ポンプヘッド9に形成された孔部10には円筒状のシリンダ11が嵌挿され、シリンダ11の右側開口端はヘッドプラグ12により閉鎖されている。シリンダ11に形成されたプランジャ孔13には、プランジャ14が摺動自在に配置されている。
【0016】プランジャ14にはフランジ15が取り付けられ、このフランジ15とポンプヘッド9との間には圧縮コイルバネ16が配設されている。つまり、圧縮コイルバネ16の付勢力によりカムプレート6は常にカムローラ8に付勢係合されている。従って、カムプレート6及びプランジャ14は、ドライブシャフト3の回転に伴い一体的に回転運動すると共に、カム山6aとカムローラ8との係合によって図中左右方向に往復運動する。
【0017】ポンプ高圧室17は、シリンダ11の内壁とポンプヘッド12及びプランジャ14の端面とにより区画形成され、同高圧室17はシリンダ11の第1連通路11aを介してポンプヘッド9の燃料スピル通路18a,18bに連通している。燃料スピル通路18a,18bの途中には、電磁式燃料スピル弁(以下、電磁スピル弁という)30が配設されており、電磁スピル弁30の開閉動作に伴い、燃料スピル通路18a,18bを介して燃料室5とポンプ高圧室17との間で燃料スピルが行われる。
【0018】ここで、電磁スピル弁30は周知の構成を有するものであるが、その構成を以下に略述する。すなわち、同電磁スピル弁30は常開弁にて構成され、コイル31の非通電時において、弁体32は圧縮コイルバネ33の付勢力により燃料通路34を開放する位置に保持されている(図示の状態)。そして、コイル31が通電されると、アーマチュア36がステータ35に吸引され、弁体32が圧縮コイルバネ33の付勢力に抗して閉弁位置(図示の下方)に移動する。これにより、燃料通路34が閉鎖される。こうした電磁スピル弁30の開閉動作は、その時々の必要燃料噴射量に応じて図示しない電子制御装置(ECU)により制御される。なお、電磁スピル弁30とポンプヘッド9との間には、高圧燃料をシールするためのスチール製のガスケット37が配設されている。
【0019】プランジャ14の先端部には、エンジン気筒数と同数(本実施の形態では、4つ)の吸入グルーブ20が設けられており、シリンダ11の吸入ポート26を通って燃料室5から供給される燃料は吸入グルーブ20を経由してポンプ高圧室17内に吸入される。また、プランジャ14には燃料通路21が設けられており、その一端はポンプ高圧室17に開口し、他端は分配ポート19に開口している。
【0020】シリンダ11にはエンジン気筒数と同数の第2連通路11bが形成され、この第2連通路11bは気筒毎に形成された分配通路22を介してデリバリバルブ23に連通している。デリバリバルブ23には燃料噴射ノズル24が接続されている。従って、プランジャ14の回転に伴い分配ポート19が第2連通路11bの一つに連通すると、ポンプ高圧室17で圧縮された燃料が燃料通路21、分配ポート19、第2連通路11b、分配通路22及びデリバリバルブ23を介して燃料噴射ノズル24に圧送され、同ノズル24からエンジン燃焼室に噴射供給される。なお、図中の符号25は、プランジャ14に形成された均圧グルーブであり、燃料噴射後には、均圧グルーブ25を介して分配通路22と第3連通路11cとが連通され、分配通路22内の燃料圧が燃料室5内の燃料圧に等しくなるよう調整される。
【0021】一方、図1中のA−A線断面を図2に示す。図2に示されるように、ポンプヘッド9には吸入通路28が形成され、その吸入通路28の途中にはエンジン停止時においてポンプ高圧室17への燃料供給を停止するための電磁式の燃料カット弁40が設けられている。つまり、燃料カット弁40は、IGキーのON操作に従い開弁されてポンプ高圧室17への燃料供給を許容し、同IGキーのOFF操作に従い閉弁されてポンプ高圧室17への燃料供給を停止する。
【0022】燃料カット弁40の構成については周知であるため、それを簡単に説明すれば、燃料カット弁40の弁体41は圧縮コイルバネ42により常に閉弁位置に付勢されている。そして、コイル43が通電されると、圧縮コイルバネ42の付勢力に抗して弁体41が開弁位置に移動する。これにより、吸入通路28を介してポンプ高圧室17に燃料が供給される。また、燃料カット弁40とポンプヘッド9との間には、燃料カット弁40をポンプヘッド9に密着させ、高圧燃料をシールするためのゴム製のガスケット44が配設されている。
【0023】シリンダ11には吸入ポート26が2箇所に形成されている。吸入ポート26にはシリンダ外周面に形成された円周溝27が連通され、円周溝27の一端は吸入通路28に開口している。吸入ポート26は、プランジャ14を挟んで吸気通路28(燃料カット弁40)の180度反対側の位置と、吸気通路28(燃料カット弁40)から90度回転した位置との2箇所に形成されている。すなわち、吸入ポート26は何れもその長手方向において、プランジャ外壁とポンプヘッド内壁とにより仕切れられるようになっている。
【0024】上記構成の燃料噴射ポンプ1において、エンジンの始動(IGキー=オン)に伴い燃料カット弁40が開弁されると、燃料室5→吸入通路28→円周溝27→吸入ポート26→吸入グルーブ20という経路を辿って燃料がポンプ高圧室17に吸入される。
【0025】そして、電磁スピル弁30が非通電状態から通電状態に移行すると、燃料スピル通路18a,18bが閉鎖される。また、カムプレート6のカム山6aがローラ8上に乗ってプランジャリフトが開始されると、ポンプ高圧室17内の燃料が圧縮される。このとき、プランジャ14の回転運動に伴い同プランジャ14の燃料通路21が全気筒の第2連通路11b並びに分配通路22のうち何れか一つに連通する。そして、ポンプ高圧室17内の燃料圧力がデリバリバルブ23や燃料噴射ノズル24の閉弁方向の圧力よりも大きくなると、高圧燃料が燃料噴射ノズル24からエンジンの一気筒に対し噴射供給される。
【0026】その後、噴射終了時において、電磁スピル弁30の通電が遮断されると燃料スピル通路18a,18bが開放される。従って、シリンダ11の第1連通路11a及び燃料スピル通路18a,18bを通って燃料室5に燃料がスピル(溢流)される。
【0027】一方で、電磁スピル弁30では、例えば弁体摺動部に異物が噛み込んだり、高温の環境下で弁体32と摺動部との熱膨張率の差により弁体32の摺動不良が生じたり、コイル31がバッテリショートしたりすると、それが原因で全閉状態のまま動かなくなることが考えられる。このとき、電磁スピル弁30が全閉状態のままで燃料噴射ポンプ1の動作が継続されると、すなわち燃料スピルができないままポンプ高圧室17での燃料圧縮が継続されると、プランジャ14の吸入グルーブ20とシリンダ11の吸入ポート26とが連通した際に、ポンプ高圧室17内に残った高圧燃料が吸入グルーブ20から吸入ポート26へと逆流する。
【0028】かかる場合、前記図3に示されるような従来の燃料噴射ポンプでは高圧の燃料スピル圧が燃料カット弁に直接作用し、ゴム部材が破損するなどの不具合を招く。これに対し、図2の構成によれば、高圧の燃料スピル圧が燃料カット弁40に直接作用することはない。つまり、燃料スピル圧はポンプヘッド9の孔部10内壁に当たり円周溝27を通って減圧された後、燃料カット弁40に作用する。そのため、ポンプヘッド9と燃料カット弁40との間に介在するゴム製のガスケット44が破損することはない。
【0029】以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。本実施の形態では、燃料カット弁40に直結しない部位に、すなわち燃料スピル圧の衝撃が燃料カット弁40に直接作用しない部位に、シリンダ11の吸入ポート(燃料吸入部)26を設けるようにした。この構成により、電磁スピル弁30が全閉状態で故障した際、高圧の燃料スピル圧により例えばガスケット44が破損し、それが原因でエンジン停止が不可能になるといった不具合が回避できる。その結果、電磁スピル弁30の全閉故障時においてエンジン停止を確実に行わせることができる。
【0030】また特に、シリンダ11の吸入ポート26はその長手方向がプランジャ外壁とポンプヘッド内壁とにより仕切られている。よって、燃料スピル弁30の全閉故障時には、ポンプヘッド内壁に当たって燃料スピル圧が減圧されるようになり、ガスケット44の破損等による不具合が確実に防止できる。
【0031】さらに、本実施の形態における燃料噴射ポンプ1では、従来既存の燃料噴射ポンプと比べて構成部材を追加する必要もなく、所望の効果を達成するためにコストアップが誘引されるなどの不都合もない。
【0032】なお、本発明の実施の形態は、上記以外に次の形態にて具体化できる。上記実施の形態では、プランジャ14を挟んで吸気通路28の180度反対側の位置と、吸気通路28から90度回転した位置との2箇所に吸入ポート26を形成したが(図2参照)、例えば吸気ポート26を図2とは異なる位置に設けるなど、図2の構成を任意に変更してもよい。要は、燃料カット弁40に直結しない部位に、すなわち燃料スピル圧の衝撃が燃料カット弁40に直接作用しない部位に、シリンダ11の吸入ポート(燃料吸入部)26が設けられる構成であればよい。
【0033】上記実施の形態では、フェイスカム式の燃料噴射ポンプに具体化したが、インナカム式の燃料噴射ポンプに具体化することも可能である。
【出願人】 【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
【出願日】 平成10年(1998)3月31日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
【公開番号】 特開平11−280586
【公開日】 平成11年(1999)10月12日
【出願番号】 特願平10−86052