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【発明の名称】 |
マンホール蓋の枠体 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 ▲隆▼一 |
【課題】すでに形成されている基礎コンクリートに手を加えることなく、マンホール蓋の高さが実際の仕上がり面と同じになるように、マンホール蓋を支持する枠体の高さを調節することができるマンホール蓋の枠体を提供する。
【解決手段】マンホール蓋の枠体10は、枠体30、スライド筒19及び荷重受け台11とにより構成されている。スライド筒19の周壁には、それぞれ、高さの異なる位置に第1〜第3位置決め孔21〜23と第1〜第4微調節孔25〜28が形成されている。荷重受け台11は、反転して使用することができ、その周壁には、高さの異なる位置に第1及び第2支持孔17,18が形成されている。そして、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28と第1及び第2支持孔17,18を調節して固定することにより、支持するマンホール蓋34の高さを調節することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 地盤に配置される支持部と、前記支持部に高さ調節可能な位置調節部を介して支持され、マンホールを閉塞するマンホール蓋とより構成され、位置調節部を支持部に対し所要の高さで位置決め固定するための位置決め手段を設けたマンホール蓋の枠体。 【請求項2】 前記位置決め手段は、位置調節部の周壁の高さの異なる位置に設けられた複数の孔と、支持部の周壁に設けられた複数の孔とよりなる請求項1に記載のマンホール蓋の枠体。 【請求項3】 前記位置調節部は、周壁に係止孔が形成され、前記マンホール蓋を支持する枠体と、周壁に高さの異なる位置に位置決め孔が形成されたスライド筒とより構成し、前記スライド筒は、枠体及び支持部に対して相対移動可能である請求項1又は請求項2に記載のマンホール蓋の枠体。 【請求項4】 前記マンホール蓋の高さをさらに細かく調節するために、前記スライド筒の周方向に前記位置決め孔と高さの異なる位置に微調節孔を設けた請求項3に記載のマンホール蓋の枠体。 【請求項5】 前記支持部は反転して使用可能である請求項1に記載のマンホール蓋の枠体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、マンホール蓋の高さを調節することができるマンホール蓋の枠体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のマンホール蓋の設置工事では、まず、マンホール蓋が工事計画において想定された仕上がり面の高さとなるように、基礎コンクリートの上面に枠体が配置される。そして、枠体の周囲にコンクリートを打設して枠体の周囲を被覆するように、仕上がり面を形成するとともに、基礎コンクリート上に枠体が固定される。そして、マンホール蓋は仕上がり面と同じ高さとなるように枠体に支持されて、マンホールを閉塞するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマンホール蓋の設置工事では、水道管やガス管の配管工事や地下タンク等の設置工事の完成間際になって、実際の仕上がり面が確定し、工事計画の想定仕上がり面と高さが違ってくることがあった。そのため、マンホール蓋によりマンホールを閉鎖したとき、マンホール蓋と仕上がり面に段差が生じてしまうことがあった。 【0004】その結果、すでに設置した枠体の高さを実際の仕上がり面に対応させるため、基礎コンクリートを増打ちしてかさ上げしなければならないという問題があった。また、基礎コンクリートを増打ちしない場合は、かさ上げする高さと同じ高さの鉄製の枠体を新たに作成し、かさ上げを行っていた。そのため、工事に費やす時間が長くなり、さらに製造コストの上昇を招くという問題もあった。 【0005】この発明は、このような従来技術に存在する問題に着目してなされたものである。その目的とするところは、すでに形成されている基礎コンクリートに手を加えることなく、マンホール蓋の高さが実際の仕上がり面と同じになるように、マンホール蓋を支持する枠体の高さを調節することができるマンホール蓋の枠体を提供することにある。 【0006】その他の目的は、マンホール蓋を支持する枠体の高さを仕上がり面と同じ高さに短時間で調節することができるとともに、製造コストの低減を図ることができるマンホール蓋の枠体を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1に記載のマンホール蓋の枠体は、地盤に配置される支持部と、前記支持部に高さ調節可能な位置調節部を介して支持され、マンホールを閉塞するマンホール蓋とより構成され、位置調節部を支持部に対し所要の高さで位置決め固定するための位置決め手段を設けたものである。 【0008】請求項2に記載のマンホール蓋の枠体は、請求項1に記載の発明において、前記位置決め手段は、位置調節部の周壁の高さの異なる位置に設けられた複数の孔と、支持部の周壁に設けられた複数の孔とよりなるものである。 【0009】請求項3に記載のマンホール蓋の枠体は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記位置調節部は、周壁に係止孔が形成され、前記マンホール蓋を支持する枠体と、周壁に高さの異なる位置に位置決め孔が形成されたスライド筒とより構成し、前記スライド筒は、枠体及び支持部に対して相対移動可能であるものである。 【0010】請求項4に記載のマンホール蓋の枠体は、請求項3に記載の発明において、前記マンホール蓋の高さをさらに細かく調節するために、前記スライド筒の周方向に前記位置決め孔と高さの異なる位置に微調節孔を設けたものである。 【0011】請求項5に記載のマンホール蓋の枠体は、請求項1に記載の発明において、前記支持部は反転して使用可能なものである。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、マンホール蓋の枠体10の実施形態について詳細に説明する。 (第1実施形態)図1及び図2に示すように、支持部としての荷重受け台11は、鉄により形成された円筒部12と、接地フランジ13とにより構成されている。円筒部12の外径は、基礎コンクリート15に形成されたマンホール14の内径と対応するようになっている。接地フランジ13は、円筒部12の基端縁に形成されている。そして、基礎コンクリート15上に荷重受け台11を配置したとき、接地フランジ13の上面13a又は下面13bのどちらか一面を基礎コンクリート15の上面に接地させて使用するようになっている。 【0013】第1及び第2支持孔17,18は前記円筒部12に、その周方向に所定間隔をおいて、高さが異なる2位置に透設されている。位置調節部を構成するスライド筒19は、鉄により円筒状に形成されている。その外径は、前記荷重受け台11の内径と対応するように形成され、その下端側を荷重受け台11の内側に嵌入することができるようになっている。また、第1〜第3位置決め孔21〜23はスライド筒19の周方向に所定間隔をおいて、高さが異なる3位置に透設されている。 【0014】第1〜第4微調節孔25〜28はスライド筒19の周方向に所定間隔をおいて、前記位置決め孔21〜23の縦列間に高さが異なるように4位置に透設されている。 【0015】位置調節部を構成する枠体30は、筒状をなし、その下端側の外径は前記スライド筒19の内径と対応するように鉄により形成されている。そして、枠体30の下端側を、スライド筒19の上端側からその内側に嵌入することができるようになっている。支持枠31は、枠体30の中央内周面に形成されている。また、傾斜面32は、支持枠31から枠体30の上端方向へ向かうに従いその内径を拡げるように形成されている。係止孔33は、枠体30の下端側の周壁に所定間隔をおいて透設されている。 【0016】そして、荷重受け台11の内側にスライド筒19の下端側を嵌入し、枠体30の下端側をスライド筒19の上端側からその内側に嵌入する。次いで、スライド筒19が所要とする高さになるように前記第1又は第2支持孔17,18に対して第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28の位置を調節して位置決めする。 【0017】次に、枠体30が所要とする高さになるように第1若しくは第2位置決め孔21,22又は第1若しくは第2微調節孔25,26に対して、係止孔33を調節して位置決めする。又は、第1若しくは第2位置決め孔21,22又は第1若しくは第2微調節孔25,26、さらに、第1又は第2支持孔17,18に対して係止孔33を調節する。そして、ワッシャー43を介してボルト29aとナット29bにより枠体30、スライド筒19及び荷重受け台11又は枠体30とスライド筒19、スライド筒19と荷重受け台11を固定する。その結果、枠体30を所要とする高さに位置決め固定することができるようになっている。 【0018】そして、前記スライド筒19と枠体30により、位置調節部を構成している。マンホール蓋34は、鉄により形成された天板36とその下面周縁に形成された筒部35とより形成され、筒部35はその下端側に向かうに従い縮径するように形成されている。マンホール蓋パッキン37は、筒部35の周面に嵌着されている。そして、マンホール蓋34の筒部35の下端縁を枠体30の支持枠31に載置することにより、マンホール蓋34が枠体30に支持されるようになっている。このとき、枠体30の上端縁と支持されたマンホール蓋34の天板36は同じ高さになるようになっている。 【0019】また、マンホール蓋34を枠体30の支持枠31に支持させたとき、マンホール蓋パッキン37が枠体30の内周面に当接して、枠体30とマンホール蓋34の隙間をシールし、マンホール14内に雨水等が浸透するのを防止するようになっている。 【0020】内蓋用嵌合穴38は、マンホール蓋34の天板36の中央に形成されている。その下縁は、内方へ折り曲げられ、内蓋用支持部39を形成している。内蓋40は、有蓋円筒状に形成され、その周面には内蓋パッキン41が嵌着されている。 【0021】そして、内蓋40を内蓋用嵌合穴38に嵌合し、内蓋40の下縁を内蓋用支持部39に支持させて内蓋用嵌合穴38を閉塞するようになっている。このとき、マンホール蓋34の天板36と内蓋40は同じ高さになるようになっている。 【0022】係止凹所42は、天板36上に3カ所凹設され、そのうち1カ所は内蓋40上に設けられている。そして、マンホール蓋34を枠体30の支持枠31上に載置したり枠体30から離脱したり、あるいは内蓋40を内蓋用支持部39に載置したり内蓋用支持部39から離脱したりするときに、係止凹所42にバール等を係止することにより、マンホール蓋34又は内蓋40の運搬を容易にしている。 【0023】次に、第1実施形態におけるマンホール蓋の枠体10の使用方法について説明する。まず、図2に示すように、例えば、地盤中に水道管を配置するために、地盤を所定の深さまで掘り下げ、地盤中に水道管を配管する。さらに、水道管と地上を連絡するためのマンホール14を形成する。そして、形成されたマンホール14の周囲の地盤上に基礎コンクリート15を形成する。 【0024】次に、地盤上に荷重受け台11の円筒部12が下側に、接地フランジ13が上側になるようにする。そして、スライド筒19の下端側を荷重受け台11の内側に嵌入する。さらに、枠体30の下端側を、荷重受け台11の内側に嵌入されたスライド筒19の上端側の内側に嵌入する。次に、第2支持孔17、第2微調節孔26及び係止孔33とを対応させる。そして、ボルト29aを第2支持孔18から第2微調節孔26及び係止孔33に挿通し、ワッシャー43を介してナット29bをボルト29aに螺合して荷重受け台11、スライド筒19及び枠体30を一体化する。 【0025】次いで、荷重受け台11、スライド筒19及び枠体30を一体化することにより形成されたマンホール蓋の枠体10を、円筒部12を基礎コンクリート15のマンホール14に嵌入するとともに、接地フランジ13の下面13bを基礎コンクリート15上に接地させる。さらに、マンホール蓋34の筒部35の下端を枠体30の支持枠31に支持させる。最後に、支持されたマンホール蓋34と同じ高さとなるように、基礎コンクリート15上にコンクリートやアスファルトを打設して土間44を形成する。その結果、第2微調節孔26を使用した場合、マンホール蓋34の高さを最も低くすることができる。 【0026】その他、図3〜図5(a)、(b)に示すように、第1及び第2支持孔17,18に対して第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28を適宜調節して固定することにより、マンホール蓋34を所要とする高さにすることができる。 【0027】また、図6〜図8に示すように、地盤上に荷重受け台11の円筒部12を突出させ、接地フランジ13の上面13aを基礎コンクリート15上に接地させて荷重受け台11を使用した場合も、第1及び第2支持孔17,18に対して第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28を適宜調節して固定することにより、マンホール蓋34を所要とする高さにすることができる。 【0028】以上のように、第1実施形態によれば、次のような効果が発揮される。 ・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、スライド筒19と枠体30とより構成される位置調節部を荷重受け台11に対して相対移動させ、所要とする高さで位置決め固定することができる。その結果、すでに形成されている基礎コンクリート15に手を加えることなく、マンホール蓋34の高さを実際の仕上がり面と同じにすることができる。また、基礎コンクリート15を再度打設したり、新たに別の枠体を作成して高さを調節したりする場合と比較して、工事時間の短縮を図ることができるとともに、製造コストの短縮を図ることができる。 【0029】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、位置調節部を構成するスライド筒19の周壁には、高さの異なる第1〜第3位置決め孔21〜23が設けられ、荷重受け台11の周壁には、高さの異なる第1及び第2支持孔17,18が設けられている。そのため、それらを調節することにより、位置調節部を所要とする高さに調節することができる。その結果、すでに形成されている基礎コンクリート15に手を加えることなく、マンホール蓋34の高さを実際の仕上がり面と同じにすることができる。 【0030】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、スライド筒19を枠体30及び荷重受け台11に対して相対移動させ、第1〜第3位置決め孔21〜23の位置を調節することができる。そのため、枠体30をスライド筒19に相対移動不能に固定した場合に比べて、枠体30に支持されるマンホール蓋34の高さの調節の範囲を拡げることができる。 【0031】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、スライド筒19の周方向に、第1〜第3位置決め孔21〜23と高さの異なる第1〜第4微調節孔25〜28が設けられている。そのため、さらに細かくマンホール蓋34の高さを調節することができる。 【0032】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、荷重受け台11の円筒部12の周方向には、高さの異なる第1支持孔17と第2支持孔18が形成されている。そのため、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28により調節したマンホール蓋34の高さを、第1支持孔17と第2支持孔18により、さらに調節することができる。 【0033】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、荷重受け台11には接地フランジ13が形成されている。そのため、接地フランジ13により、円筒部12が形成された方をマンホール14中に嵌入しても使用することができる。 【0034】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、スライド筒19の周壁にはその周方向に、第1〜第3位置決め孔21〜23と第1〜第4微調節孔25〜28が複数箇所形成されている。そのため、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28を第1及び第2支持孔17,18及び係止孔33に対して容易に位置合わせすることができるため、作業時間の短縮を図ることができる。 【0035】・第1実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、荷重受け台11を反転することにより、円筒部12の周壁に形成された第1及び第2支持孔17,18の高さを変更することができる。そのため、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28により調節したマンホール蓋34の高さを、荷重受け台11を反転することにより、さらに調節することができる。 【0036】(第2実施形態)第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分について主に説明する。第2実施形態のマンホール蓋の枠体10は、スライド筒19と枠体30が、溶接等により一体化された位置調節体45を有している。例えば、図9(a)に示すように、位置調節体45は、スライド筒19の第1位置決め孔21と枠体30の係止孔33が対応するように一体形成されるとともに、その周壁には、第1〜第3位置決め孔21〜23が、周方向に所定間隔をおいて、高さが異なる3位置に透設されている。 【0037】そして、荷重受け台11の接地フランジ13の下面13bを接地させるように使用し、荷重受け台11の内側に位置調節体45を嵌入し、位置調節体45が所要とする高さとなるように、荷重受け台11の第1及び第2支持孔17,18と位置調節体45の第1〜第3位置決め孔21〜23の位置を調節して位置決めする。次いで、ワッシャー43を介してボルト29aとナット29bにより荷重受け台11と位置調節体45を固定する。その結果、位置調節体45を所要とする高さに位置決め固定することができる。さらに、図10(a)に示すように、荷重受け台11の接地フランジ13の上面13aを接地させて使用することも可能である。 【0038】その他、図9(b)及び図10(b)に示すように、枠体30の係止孔33に第1微調節孔25が対応するように一体化して位置調節体45を形成する。そして、荷重受け台11を、その接地フランジ13の下面13b又は13aを接地させて使用し、第1及び第2支持孔17,18と位置調節体45の第1〜第4微調節孔25〜28を調節して位置決めすることにより、位置調節体45を所要とする高さに位置決め固定することができる。 【0039】従って、第2実施形態のマンホール蓋の枠体10によれば、スライド筒19の第1位置決め孔21又は第1微調節孔25と枠体30の係止孔33を対応させて一体化し、位置調節体45を形成することにより、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28と第1及び第2支持孔17,18を対応させることにより、マンホール蓋34を所要とする高さに調節することができる。さらに、荷重受け台11に対する固定に要する時間の短縮を図ることができる。 【0040】尚、前記実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。 ・スライド筒19の周方向の対向する位置に、縦列方向に位置決め孔を2箇所又は4箇所以上形成すること。 【0041】このように構成した場合も、位置決め孔の位置を調節することにより、枠体30を所要とする高さに調節することができ、マンホール蓋34を所要とする高さにすることができる。 【0042】・スライド筒19の周方向の対向する位置に、縦列方向に微調節孔を2箇所若しくは3箇所又は5箇所以上形成すること。このように構成した場合も、微調節孔の位置を調節することにより、枠体30を所要とする高さに調節することができ、マンホール蓋34を所要とする高さにすることができる。 【0043】・荷重受け台11の支持孔を1箇所又は3箇所以上形成すること。このように構成した場合、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28で枠体30の高さを調節し、さらに、第1及び第2支持孔17,18により調節することができる。 【0044】・第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28をスライド筒19の周壁に一対のみ形成すること。このように構成した場合も、第1〜第3位置決め孔21〜23又は第1〜第4微調節孔25〜28を調節することにより、枠体30の高さを調節することができる。 【0045】さらに、前記実施形態より把握される技術的思想について以下に記載する。 ・前記支持部を筒状に形成し、その他端に支持部に対して直交するように所定幅だけ外方へ延びる接地フランジを形成した請求項1〜請求項5のいずれかに記載のマンホール蓋の枠体。 【0046】このように構成した場合、接地フランジにより、支持部を反転して使用することができ、枠体に支持されるマンホール蓋の高さ調節の範囲を拡げることができる。 【0047】・円筒状に形成された支持部の内側に、円筒状をなす位置調節部を嵌入し、位置調節部を支持部に対して相対移動させて高さを調節するとともに、支持部の周壁の高さの異なる位置に設けられた孔と位置調節部の周壁の高さの異なる位置に設けられた孔とを対応させて、連結体をそれらの孔に挿通して固定し、位置調節部にマンホール蓋を支持させるマンホール蓋の枠体の使用方法。 【0048】このように構成した場合、マンホール蓋の高さを容易かつ短時間に調節することができる。 【0049】 【発明の効果】この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明のマンホール蓋の枠体によれば、すでに形成されている基礎コンクリートに手を加えることなく、マンホール蓋の高さが実際の仕上がり面と同じになるように、マンホール蓋を支持する枠体の高さを調節することができる。また、マンホール蓋を支持する枠体の高さを仕上がり面と同じ高さに短時間で調節することができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。 【0050】請求項2に記載の発明のマンホール蓋の枠体によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、スライド筒を枠体及び荷重受け台に対して相対移動させ、位置決め孔の位置を調節することができる。そのため、枠体をスライド筒に相対移動不能に固定した場合に比べて、枠体に支持されるマンホール蓋の高さの調節の範囲を拡げることができる。 【0051】請求項3に記載の発明のマンホール蓋の枠体によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、係止孔と位置決め孔を調節することにより、位置調節部を所要とする高さに調節することができる。その結果、すでに形成されている基礎コンクリートに手を加えることなく、マンホール蓋の高さを実際の仕上がり面と同じにすることができる。 【0052】請求項4に記載の発明のマンホール蓋の枠体によれば、請求項3に記載に発明の効果に加え、微調節孔により、さらに細かくマンホール蓋の高さを調節することができる。そのため、位置決め孔と微調節孔により、マンホール蓋の高さを広範囲にわたって調節することができる。 【0053】請求項5に記載の発明のマンホール蓋の枠体によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、荷重受け台を反転することにより、支持部に形成された孔の高さを変更することができる。そのため、位置決め孔又は微調節孔により調節したマンホール蓋の高さを、荷重受け台を反転し、支持部に形成された孔を調節することにより、さらに高さを調節することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391057638 【氏名又は名称】株式会社チカタン
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月10日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】恩田 博宣
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| 【公開番号】 |
特開平11−293692 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−98997 |
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