| 【発明の名称】 |
ガス衣類乾燥機 |
| 【発明者】 |
【氏名】砂金 寛
【氏名】河合 哲夫
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| 【要約】 |
【課題】熱源となるガス燃焼部により加熱された熱風を回転ドラム内に供給して衣類を乾燥させるガス衣類乾燥機において、ガス燃焼部の異常を的確に検知できるようにし、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防止する。
【解決手段】衣類を回転撹拌させる回転ドラム内へ導入する熱風の熱源となるガス燃焼部7の温度を第1の温度センサ16により検知し、第1の温度センサ16の出力を制御手段に入力してファン、ガス燃焼部7、乾燥機本体の異常を報知する報知手段を制御する。ガス燃焼部7には外側バーナーケース12と内側バーナーケース14で空気案内部15を形成し、この空気案内部15に第1の温度センサ16を配設し、制御手段は、第1の温度センサ16の出力が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前記回転ドラム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、前記熱風の熱源となるガス燃焼部と、前記ガス燃焼部の温度を検知する第1の温度センサと、乾燥機本体の異常を報知する報知手段と、前記第1の温度センサの出力により前記送風手段、ガス燃焼部、報知手段を制御する制御手段とを備え、前記ガス燃焼部には内外二重のバーナーケースで空気案内部を形成し、前記空気案内部に前記第1の温度センサを配設し、前記制御手段は、前記第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、前記報知手段により異常を報知するように構成したガス衣類乾燥機。 【請求項2】 制御手段は、第1の温度センサの出力が所定値より大きくなった場合、運転を停止するように構成した請求項1記載のガス衣類乾燥機。 【請求項3】 制御手段は、第1の温度センサの温度が所定の温度以下になるまで運転を再開できないように構成した請求項1または2記載のガス衣類乾燥機。 【請求項4】 ガス燃焼部の熱風出口付近に第2の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第2の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス衣類乾燥機。 【請求項5】 ガス燃焼部のバーナー炎口付近に第3の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第3の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス衣類乾燥機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、熱源となるガス燃焼部により加熱された熱風を回転ドラム内に供給して衣類を乾燥させるガス衣類乾燥機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のガス衣類乾燥機は、図10に示すようなものが一般的であった。以下、その構成について説明する。 【0003】図10に示すように、乾燥機本体30は、下部に駆動源となるモータ31を設けており、このモータ31と乾燥機本体30の背面部に設けたファン32およびこのファン32の前方に設けた回転ドラム33との間にそれぞれファンベルト34およびベルト35を張設してモータ31の駆動によりファン32および回転ドラム33を回転させるように構成している。 【0004】また、乾燥機本体30の側面に熱源となるガス燃焼部36と乾燥機本体30の背面に吸気口37を配設し、ファン32の回転により吸気口37から乾燥機本体30に取り込まれた空気は熱源となるガス燃焼部36を通って加熱されて熱風となり、熱風出口38を介して回転ドラム33内に導入され、回転ドラム33内に収容された被乾燥物(衣類)を加熱乾燥するよう構成している。 【0005】そして被乾燥物と熱交換した熱風は湿った空気となり、回転ドラム33に配設したフィルター39を介して排気口40より乾燥機本体30の外に排出される。矢印Dは風の流れを示す。また、ガス燃焼部36は、図11および図12に示すように、バーナー41とそれを囲うバーナーケース42、温度センサ43により構成している。 【0006】上記構成において、ファンベルト34が外れたり、吸気口37、排気口40が完全に閉塞されるなどにより、ガス燃焼部36が酸欠状態となった場合、バーナー41の炎が広がり、ガス燃焼部36の温度が上昇して不完全燃焼となるが、温度センサ43により温度の上昇を検知し異常であることを判断する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の構成では、正常状態でも、吸気口37、排気口40、フィルター39などの空気の経路にほこりなどの抵抗がある場合、また、瞬間的にバーナー41の炎が広がった場合などに、温度センサ43が温度の上昇を検知し異常と判断してしまうことがあり、また、それを避けるために、温度センサ43の異常と判定する温度のしきい値を高くすると、異常状態でも異常を検知するまでに時間がかかってしまうことがあるという問題があった。 【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので、ガス燃焼部の異常を的確に検知できるようにし、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防止することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、衣類を回転撹拌させる回転ドラム内へ送風手段により熱風を導入して排出させ、熱風の熱源となるガス燃焼部の温度を第1の温度センサにより検知し、第1の温度センサの出力を制御手段に入力して送風手段、ガス燃焼部、乾燥機本体の異常を報知する報知手段を制御するよう構成し、ガス燃焼部には内外二重のバーナーケースで空気案内部を形成し、この空気案内部に第1の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したものである。 【0010】これにより、ガス燃焼部に形成した空気案内部に配設した第1の温度センサによりガス燃焼部の異常を的確に検知することができ、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防ぐことができ、第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、報知手段により異常であることを使用者に知らせることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前記回転ドラム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、前記熱風の熱源となるガス燃焼部と、前記ガス燃焼部の温度を検知する第1の温度センサと、乾燥機本体の異常を報知する報知手段と、前記第1の温度センサの出力により前記送風手段、ガス燃焼部、報知手段を制御する制御手段とを備え、前記ガス燃焼部には内外二重のバーナーケースで空気案内部を形成し、前記空気案内部に前記第1の温度センサを配設し、前記制御手段は、前記第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、前記報知手段により異常を報知するように構成したものであり、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、ガス燃焼部内に熱がこもり、また、空気案内部を流れる空気も著しく低下するため、流れる空気に冷やされることがなく、第1の温度センサによりガス燃焼部の異常を的確に検知することができ、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防ぐことができる。また、第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、報知手段により異常であることを使用者に知らせることができる。 【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、第1の温度センサの出力が所定値より大きくなった場合、運転を停止するように構成したものであり、第1の温度センサにより検知する温度が高くなって、第1の温度センサの出力が所定値より大きくなった場合、モータへの通電を停止し、ガス燃焼部へのガスの供給を停止することにより、異常状態でガス燃焼部が動作しつづけることがなく、ガス燃焼部が過熱されるなどの不具合を防止することができる。 【0013】請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、制御手段は、第1の温度センサの温度が所定の温度以下になるまで運転を再開できないように構成したものであり、異常を報知した直後に使用者が運転を再開しようとしても、第1の温度センサにより検知した温度が低下して、第1の温度センサの出力が所定値以下になるまで運転を再開できないため、ガス燃焼部が過熱されるなどの不具合を防ぐことができる。 【0014】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜3に記載の発明において、ガス燃焼部の熱風出口付近に第2の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第2の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したものであり、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、第1の温度センサで検知する温度は高くなり、第2の温度センサで検知する温度は低くなるため、第1の温度センサの出力から第2の温度センサの出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサの出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部の異常を的確に検知することができる。 【0015】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜3に記載の発明において、ガス燃焼部のバーナー炎口付近に第3の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第3の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したものであり、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、第1の温度センサで検知する温度は高くなり、第3の温度センサで検知する温度は低くなるため、第1の温度センサの出力から第3の温度センサの出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサの出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部の異常を的確に検知することができる。 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0017】(実施例1)図3に示すように、乾燥機本体1は、下部に駆動源となるモータ2を設けてあり、このモータ2と乾燥機本体1の背面部に設けたファン(送風手段)3およびこのファン3の前方に設けた回転ドラム4との間にそれぞれベルト5、6を張設してモータ2の駆動によりファン3および回転ドラム4を回転させるようにしている。 【0018】また、乾燥機本体1の側面に熱源となるガス燃焼部7を配設するとともに、乾燥機本体1の背面に吸気口8を配設し、ファン3の回転により吸気口8から乾燥機本体1に取り込まれた空気は熱源となるガス燃焼部7を通って加熱されて熱風となり、熱風出口9を介して回転ドラム4内に導入され、回転ドラム4内に収容された被乾燥物(衣類)が加熱乾燥するよう構成している。 【0019】そして被乾燥物と熱交換した熱風は湿った空気となり、回転ドラム4に配設したフィルター10を介して排気口11より乾燥機本体1の外に排出される。矢印Aは風の流れを示す。 【0020】ガス燃焼部7は、図1および図2に示すように、内外二重のバーナーケースで形成しており、外側バーナーケース12は吸気口13を有し、外側バーナーケース12の内側には、内側バーナーケース14を約5mmの隙間を設けて配設し、空気案内部15を形成し、空気案内部15に熱電対で構成した第1の温度センサ16を配設している。内側バーナーケース14は吸気口17と上方に略水平方向にのびた開口部18を有している。これら内外二重のバーナーケースの中に、バーナー19を配設している。 【0021】第1の温度センサ16は、図4に示すように、制御手段20に接続し、制御手段20は第1の温度センサ16の出力により、モータ2、ガス燃焼部7、乾燥機本体1の異常を報知する報知手段21を制御するように構成している。 【0022】上記構成において動作を説明すると、ガス燃焼部7の熱風出口22にはファン3による吸引力が働く。外側バーナーケース12の吸気口13から吸入された空気は、一部は内側バーナーケース14の吸気口17からバーナー19の炎の横を通り、暖められて熱風出口22へ流れ、一部は外側バーナーケース12と内側バーナーケース14の間の空気案内部15を通過し、熱風出口22へ流れる。 【0023】正常な燃焼の状態では、空気案内部15に配設された第1の温度センサ16は、バーナー19とは内側バーナーケース14を隔てて配設されているため、また、空気案内部15を流れる空気によって冷やされているため、第1の温度センサ16により検知する温度は低い温度となっている。矢印Bは風の流れを示す。 【0024】しかし、ファンベルト5が外れたり、吸気口8、排気口11が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、バーナー19の炎の熱がガス燃焼部7内にこもり、また、空気案内部15を流れる空気も著しく低下するため、流れる空気に冷やされることがなく、第1の温度センサ16により検知する温度が高くなり、第1の温度センサ16の出力は上昇する。 【0025】制御手段20は第1の温度センサ16の出力が所定値より大きくなると、報知手段23により異常であることを使用者に知らせる。したがって、第1の温度センサ16によりガス燃焼部7の異常を的確に検知することができ、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防ぐことができる。 【0026】(実施例2)図4に示す制御手段20は、第1の温度センサ16の出力が所定値より大きい場合、モータ2への通電を停止し、ガス燃焼部7へのガスの供給を停止する。他の構成は上記実施例1と同じである。 【0027】上記構成において動作を説明すると、ファンベルト5が外れたり、吸気口8、排気口11が完全に閉塞されるなどにより、第1の温度センサ16により検知する温度が高くなり、第1の温度センサ16の出力が上昇して所定値より大きくなると、モータ2への通電を停止し、ガス燃焼部7へのガスの供給を停止することにより、異常状態でガス燃焼部7が動作しつづけることがなく、ガス燃焼部7が過熱されるなどの不具合を防止することができる。 【0028】(実施例3)図4に示す制御手段20は、第1の温度センサ16の出力が所定値以下になるまで運転を再開できないようにしている。他の構成は、上記実施例1または実施例2と同じである。 【0029】上記構成において動作を説明すると、ファンベルト5が外れたり、吸気口8、排気口11が完全に閉塞されるなどにより、異常を報知した直後に使用者が運転を再開しようとしても、第1の温度センサ16により検知した温度が低下して、第1の温度センサ16の出力が低下し、所定値以下になるまで運転を再開できないため、ガス燃焼部7が過熱されるなどの不具合を防ぐことができる。 【0030】(実施例4)図5から図7に示すように、ガス燃焼部23は熱風出口24付近に、熱電対で構成した第2の温度センサ25を配設している。制御手段26は、第1の温度センサ16の出力から第2の温度センサ25の出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段21により異常を報知するように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。 【0031】上記構成において動作を説明すると、熱風出口24にはファン3による吸引力が働く。外側バーナーケース12の吸気口13から吸入された空気は、一部は内側バーナーケース14の吸気口17からバーナー19の炎の横を通り、暖められて熱風出口24へと流れ、一部は外側バーナーケース12と内側バーナーケース14の間の空気案内部15を通過し、熱風出口24へと流れる。 【0032】正常な燃焼の状態では、空気案内部15に配設された第1の温度センサ16は、バーナー19とは内側バーナーケース14を隔てて配設されているため、また、空気案内部15を流れる空気に冷やされているため、第1の温度センサ16により検知する温度は低い温度である。一方、第2の温度センサ25は、バーナー19により暖められた熱風の温度を検知するため、通常は高い温度を検知している。矢印Cは風の流れを示す。 【0033】しかし、ファンベルト5が外れたり、吸気口8、排気口11が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、バーナー19の炎の熱がガス燃焼部7内にこもり、また、空気案内部15を流れる空気も著しく低下するため、流れる空気に冷やされることがなく、第1の温度センサ16により検知する温度は高くなり、第1の温度センサ16の出力は上昇する。一方、熱風出口24では熱風の量が著しく低下するため、第2の温度センサ25により検知する温度は低下して、第2の温度センサ25の出力は低下する。 【0034】制御手段26は第1の温度センサ16の出力から第2の温度センサ25の出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段21により異常であることを使用者に知らせる。第1の温度センサ16の出力から第2の温度センサ25の出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサ16の出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部7の異常を的確に検知することができる。 【0035】(実施例5)図8および図9に示すように、ガス燃焼部27はバーナー19の炎口付近に、熱電対で構成した第3の温度センサ28を配設している。制御手段29は、第1の温度センサ16の出力から第3の温度センサ28の出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段21により異常を報知するように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。 【0036】上記構成において動作を説明すると、ガス燃焼部27の熱風出口にはファン3による吸引力が働く。外側バーナーケース12の吸気口13から吸入された空気は、一部は内側バーナーケース14の吸気口17からバーナー19の炎の横を通り、暖められて熱風出口へ流れ、一部は外側バーナーケース12と内側バーナーケース14の間の空気案内部15を通過し、熱風出口へと流れる。 【0037】正常な燃焼の状態では、空気案内部15に配設された第1の温度センサ16は、バーナー19とは内側バーナーケース14を隔てて配設されているため、また、空気案内部15を流れる空気に冷やされているため、低い温度を検知している。一方、第3の温度センサ28は炎の温度を検知している。 【0038】しかし、ファンベルト5が外れたり、吸気口8、排気口11が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、バーナー19の炎の熱がガス燃焼部7内にこもり、また、空気案内部15を流れる空気も著しく低下するため、流れる空気に冷やされることがなく、第1の温度センサ16により検知する温度は高くなり、第1の温度センサ16の出力は上昇する。一方、第3の温度センサ28は、バーナー19の炎が酸欠状態となるため炎の温度が通常より低くなり、第3の温度センサ28により検知する温度は低下して、第3の温度センサ28の出力は低下する。 【0039】制御手段29は第1の温度センサ16の出力から第3の温度センサ28の出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段21により異常であることを使用者に知らせる。第1の温度センサ16の出力から第3の温度センサ28の出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサ16の出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部7の異常を的確に検知することができる。 【0040】なお、バーナー19の炎が酸欠状態となった状態で、第3の温度センサ28により検知する温度の絶対値は、第1の温度センサ16により検知する温度より高いが、本実施例では、第3の温度センサ28の構成を第1の温度センサ16と異ならせることにより、バーナー19の炎が酸欠状態となった状態で、第3の温度センサ28の出力(熱起電力)を第1の温度センサ16の出力(熱起電力)より小さくすることができ、第1の温度センサ16の出力から第3の温度センサ28の出力を減じた値が負の値にならないようにしている。 【0041】 【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前記回転ドラム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、前記熱風の熱源となるガス燃焼部と、前記ガス燃焼部の温度を検知する第1の温度センサと、乾燥機本体の異常を報知する報知手段と、前記第1の温度センサの出力により前記送風手段、ガス燃焼部、報知手段を制御する制御手段とを備え、前記ガス燃焼部には内外二重のバーナーケースで空気案内部を形成し、前記空気案内部に前記第1の温度センサを配設し、前記制御手段は、前記第1の温度センサの出力が所定値より大きい場合、前記報知手段により異常を報知するように構成したから、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、第1の温度センサによりガス燃焼部の異常を的確に検知することができ、正常な状態でも異常と誤検知したり、異常を検知するまで時間がかかってしまうのを防ぐことができ、また、報知手段により異常であることを使用者に知らせることができる。 【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、第1の温度センサの出力が所定値より大きくなった場合、運転を停止するように構成したから、第1の温度センサにより検知する温度が高くなって、第1の温度センサの出力が所定値より大きくなった場合、異常状態でガス燃焼部が動作しつづけることがなく、ガス燃焼部が過熱されるなどの不具合を防止することができる。 【0043】また、請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、第1の温度センサの温度が所定の温度以下になるまで運転を再開できないように構成したから、第1の温度センサにより検知した温度が低下して、第1の温度センサの出力が所定値以下になるまで運転を再開できないため、ガス燃焼部が過熱されるなどの不具合を防ぐことができる。 【0044】また、請求項4に記載の発明によれば、ガス燃焼部の熱風出口付近に第2の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第2の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したから、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、第1の温度センサの出力から第2の温度センサの出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサの出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部の異常を的確に検知することができる。 【0045】また、請求項5に記載の発明によれば、ガス燃焼部のバーナー炎口付近に第3の温度センサを配設し、制御手段は、第1の温度センサの出力から第3の温度センサの出力を減じた値が所定値より大きい場合、報知手段により異常を報知するように構成したから、ファンベルトが外れたり、吸気口、排気口が完全に閉塞されるなどにより、空気の流れが著しく低下した場合、第1の温度センサの出力から第3の温度センサの出力を減じた値の変化率は、第1の温度センサの出力だけの変化率より大きくなり、ガス燃焼部の異常を的確に検知することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月19日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】滝本 智之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−319397 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月24日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−136397 |
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