| 【発明の名称】 |
物干竿等の支持装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】日向野 健
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| 【要約】 |
【課題】天井面が水平でも傾斜していても簡単かつ確実に取り付けられる。
【解決手段】支持具1は、基板6の両側に略半円状の一対の挟持板7・7を設け、挟持板7・7には、基板6の中央の中心点12から等距離にあるそれぞれ2箇所に円形の支持用孔8・・・8を相対向するように設けてある。支柱2は、金属棒と金属パイプで伸縮式になっており、その上端に、円弧状形の固定部9を設け、その固定部9に、円弧状の長孔の固定用孔10・10を2つ直列的に並べて設け、下端には、ほぼ円形状の竿受部11・・・11を設けた金属製の受具3を固着してある。固定用孔10・10は、支持具1に装着した状態で、支柱2の中心線13が基板6上面と交わる中心点12を中心とする円弧になっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】支持具に、受具を有する支柱の上端を取り付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、基板の両側下部に間隔をおいて対峙する一対の挟持板を設け、挟持板には、それぞれ支持用孔を設け、支柱の上端には固定部を設け、固定部には、固定用孔を設け、支持用孔と固定用孔の少なくとも一方を、基板より上の点を中心とする円弧状の長孔にして支柱を揺動可能にし、支持用孔及び固定用孔に挿通するねじにより締め付けて支柱を固定できることを特徴とする物干竿等の支持装置。 【請求項2】支持具に、受具を有する支柱の上端を取り付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、基板の両側下部に間隔をおいて対峙する一対の挟持板を設け、挟持板には、それぞれ支持用孔を設け、支柱の上端には固定部を設け、固定部には、固定用孔を設け、支持用孔と固定用孔の少なくとも一方を、支柱の中心線が基板上面と交わる中心点又はその近傍にある点を中心とする円弧状の長孔にして支柱を揺動可能にし、支持用孔及び固定用孔に挿通するねじにより締め付けて支柱を固定できることを特徴とする物干竿等の支持装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ下の天井面等に取り付けて物干竿等を支持する支持装置に関するものであり、取り付ける天井面が水平の場合にも、傾斜している場合にも、支柱をまっすぐに設けることができるように改良したものである。 【0002】 【従来の技術】従来例として、図5〜図6に示すものが考えられる。固定部aが挟持板bに軸cで回動可能に軸支され、長孔の固定用孔dに貫通するねじeを締め付ければ固定されるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来例においては、回転中心から締め付けて固定している部分までの距離(図5におけるx)が小さくて固定後でも外力によって動き易いという問題がある。また、傾斜天井面に取り付ける場合、支柱の中心と支持具の中心にずれ(図6におけるy)が生じ、このずれyは、天井面の傾斜角度によって相違するため、例えば、支柱を壁面から一定距離離して取り付けたい場合、天井面にその一定距離のところに印をつけて支持具の中心をそこに合わせて取り付けるという方法では、yだけずれてしまうので、支柱までの距離を直接測りながら位置決めしなければならず大変面倒であるという問題がある。特に、前もってねじ部のみを準備するアンカー埋込み工事の方式では、支柱の取付位置に間違いが生じ易い。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解決するために、請求項1においては、支持具に、受具を有する支柱の上端を取り付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、基板の両側下部に間隔をおいて対峙する一対の挟持板を設け、挟持板には、それぞれ支持用孔を設け、支柱の上端には固定部を設け、固定部には、固定用孔を設け、支持用孔と固定用孔の少なくとも一方を、基板より上の点を中心とする円弧状の長孔にして支柱を揺動可能にし、支持用孔及び固定用孔に挿通するねじにより締め付けて支柱を固定できるようにして成るものであり、請求項2においては、支持具に、受具を有する支柱の上端を取り付けて成る物干竿等の支持装置において、支持具は、基板の両側下部に間隔をおいて対峙する一対の挟持板を設け、挟持板には、それぞれ支持用孔を設け、支柱の上端には固定部を設け、固定部には、固定用孔を設け、支持用孔と固定用孔の少なくとも一方を、支柱の中心線が基板上面と交わる中心点又はその近傍にある点を中心とする円弧状の長孔にして支柱を揺動可能にし、支持用孔及び固定用孔に挿通するねじにより締め付けて支柱を固定できるようにして成るものである。 【0005】 【作用】請求項1の発明によれば、支柱を、揺動中心から離れたところで締め付けて固定することができ、揺動中心から近いところで締め付けて固定するより強固な固定状態を得ることができる。また、請求項2の発明によれば、上記請求項1の発明の作用に加え、取り付けられる天井面が水平でも、傾斜していても、支柱の中心が、常に、支柱の中心線が基板上面と交わる中心点の真下にくる。 【0006】 【実施例】支持具1は、基板6の両側に略半円状の一対の挟持板7・7を設け、挟持板7・7には、基板6の中央の中心点12から等距離にあるそれぞれ2箇所に円形の支持用孔8・・・8を相対向するように設けてある。挟持板7・7には、挟持板7・7と同心の小さい孔14・14を設け、基板6には、天井面への取付のための孔(符号なし)を設けてある。孔14・14は、挟持板7・7を撓み易くして、後述する固定部9に圧接し易くするためのものである。 【0007】支柱2は、金属棒と金属パイプで伸縮式になっており、その上端に、円弧状形の固定部9を設け、その固定部9に、円弧状の長孔の固定用孔10・10を2つ直列的に並べて設け、下端には、ほぼ円形状の竿受部11・・・11を設けた金属製の受具3を固着してある。固定用孔10・10は、支持具1に装着した状態で、支柱2の中心線13が基板6上面と交わる中心点12を中心とする円弧になっている。 【0008】組み立てるには、支柱2上端の固定部9を支持具1の挟持板7・7の間に挿入し、ねじ4・4を一方の挟持板7の支持用孔8・8から固定部9の固定用孔10・10を通って他方の挟持板7の支持用孔8・8まで貫通させ、ナット5・5で締め付ける。ねじ4・4を緩めれば、固定用孔10・10がねじ4・4に当接する範囲(本実施例では一方側が30度で他方側が3度)で、支柱2が揺動し、ねじ4・4を締め付ければ、挟持板7・7が固定部9に圧接され、その位置で固定されるようになっている。従って、挟持板7・7の内面と固定部9の外側面の少なくとも一方に凹凸を設ける等して摩擦力を大きくすることは有効的である。そして、組み立てた本発明を天井面に固定し、支柱2がまっすぐになるように調整し、ねじ4・4を締め付けて固定する。 【0009】支柱2の回転中心である中心点12からねじ4で締め付けて固定している部分までの距離(図3におけるX)は、挟持板7に回転中心がなく、図5〜図6に示す従来例よりも大きくすることができ、固定後でも外力によって容易に動きにくくなっている。また、支柱2の中心線13は、図3及び図4に示すように、天井面が水平でも傾斜していても、支柱2の回転中心である中心点12を通るようになっている。従って、例えば、支柱2を壁面から一定距離離して取り付ける場合、天井面にその一定距離のところに印をつけて支持具1の中心の中心点12をそこに合わせて取り付ければよい。 【0010】なお、本実施例とは逆に、固定部9の固定用孔10・10を円形孔にして、支持具1の挟持板7・7の支持用孔8・・・8を円弧状の長孔にしてもよいし、両方とも円弧状の長孔にしてもよい。その孔の数も本実施例に限定されない。また、固定用孔10を円形孔にした場合、その円形孔に螺刻し、そこに支持用孔8から挿入するねじ4を直接螺合するようにしてもよい。 【0011】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、水平な天井面にも、傾斜状態に施工されている天井面にも、簡単にまっすぐ取り付けることができ、取り付けた後は、強固な固定状態が得られるという効果がある。 【0012】さらに、請求項2の発明によれば、上記効果に加え、支柱を壁面などの構造物から一定距離の位置に取り付ける場合に、天井面が水平でも傾斜していても同様の方法で寸法出しができ、取り付け易く、支柱の取付位置に間違いも起こらないという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000148070 【氏名又は名称】株式会社川口技研
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月13日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−319390 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月24日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−148388 |
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