| 【発明の名称】 |
洗濯機用フィルタ |
| 【発明者】 |
【氏名】申 正秀
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| 【要約】 |
【課題】自身の形状による洗濯物へのダメージを防止できる洗濯機の毛羽フィルタを提供する。
【解決手段】前方パネル410、後方パネル430、及び後方パネル430の下側に固定されるチェック弁450で構成されるポケット型フィルタ400と、それ自体を洗濯機の脱水槽について取り付けるための取付部510、及びポケット型フィルタ400がその前側から挿入される開口部522が形成されたフィルタ収容部520を含み、脱水槽の内側の下部に取り付けられ脱水槽との間に所定の空間を形成するフィルタケース500と、で構成され、ポケット型フィルタ400の前方パネル410とフィルタケース500は、ポケット型フィルタ400がフィルタケース500のフィルタ収容部520に挿入された時、連続的な曲面を形成する前面形状を有するようになることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一側に洗濯用水に混在した毛羽を濾すための網体が取り付けられた前方パネルと、前記前方パネルにヒンジ軸により開閉自在に結合され、一側に前記洗濯用水に混在した毛羽を濾すための網体が取り付けられ、かつ前記前方パネルとの間に所定の空間を形成する後方パネルと、前記後方パネルの下側に固定され、前記前方パネルと後方パネルとの間に流入される洗濯用水の流れを断続するチェック弁とで構成されるポケット型フィルタと、それ自体を洗濯機の脱水槽について取り付けるための取付部と、前記ポケット型フィルタがその前側から挿入される開口部が形成されたフィルタ収容部とを含み、前記脱水槽の内側の下部に取り付けられ前記脱水槽との間に所定の空間を形成するフィルタケースと、で構成され、前記ポケット型フィルタの前方パネルと前記フィルタケースは、前記ポケット型フィルタが前記フィルタケースのフィルタ収容部に挿入された時、連続的な曲面を形成する前面形状を有するようになることを特徴とする洗濯機用フィルタ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に係り、特に洗濯用水から毛羽 (fluff) などのような異物をフィルタリングするための洗濯機用フィルタに関する。 【0002】 【従来の技術】図1には従来の洗濯機が示されている。図1によれば、従来の洗濯機は、ケース110の内側に洗濯槽120が懸架装置130により懸架されている。前記洗濯槽120の内側にはベルト140によりモータ150に連結されているクラッチ組立体160により選択的に駆動される脱水槽170及びパルセータ(またはアジテータ、以下、「パルセータ」と称する)180が配置されている。 【0003】前記パルセータ180の下側にはポンプの機能を果たすインペラ182が一体に形成されており、前記脱水槽170の上端近傍にはフィルタ190が備えられており、前記インペラ182とフィルタ190との間には前記インペラ182によりポンピングされた洗濯用水を前記フィルタ190側に案内するガイド部172が形成されている。 【0004】このように構成される洗濯機は、その洗濯または濯ぎ行程時、モータ150及びクラッチ組立体160によりパルセータ180が回転すれば、パルセータ180の下部のインペラ182によりポンピングされる洗濯用水はガイド部172に沿ってフィルタ190に案内され、前記フィルタ190を介して脱水槽170の内部に落下する。この過程において、洗濯用水に混在している異物はフィルタ190により濾される。 【0005】しかし、前述したように構成された一般の洗濯機によれば、フィルタ190が脱水槽170の上端近傍に配置されているので、少量の洗濯用水により少量の洗濯物が洗濯される場合には、洗濯用水がフィルタ190まで至らない場合が発生した。すなわち、洗濯用水に混在された異物がフィルタ190により十分濾され難くて洗濯効率が低下した。 【0006】このような問題点を解決するために提案された洗濯機用フィルタの他の例が図2ないし図4に示されている。図示した通り、洗濯機用フィルタの他の例は、脱水槽170の内側の下部に取り付けられ、フィルタケース300と、該フィルタケース300に挿入され毛羽を濾すポケット型フィルタ200とにより構成されている。 【0007】フィルタケース300は、脱水槽170の内側の下部に取り付けられ、脱水槽170との間に所定の空間を形成し、それ自体を脱水槽170に取り付ける取付部310と、多数の排出孔322が形成された前面部320と、前記前面部320の背面の両側に形成されその上部が開放された挿入ガイド330と、から構成されている。 【0008】そして、ポケット型フィルタ200は、前方パネル210、後方パネル230、及びチェック弁250からなる。前方パネル210と後方パネル230は後方パネル230に形成されたヒンジ軸232により開閉自在に結合され、毛羽を濾すための網体220,240がそれぞれ取り付けられる。また、チェック弁250は、前方パネル210と後方パネル230との間を開閉できるよう後方パネル230の下側に固定され、ゴムのような材質でなされる。 【0009】かかるポケット型フィルタ200は、前記フィルタケース300の挿入ガイド330の上部から挿入ガイド330に沿って摺動することによりフィルタケース300と脱水槽170との間の空間の内部に挿入される。 【0010】前述したように構成され、洗濯または濯ぎ行程時、インペラ182によりポンピングされた洗濯用水は、脱水槽170とフィルタケース300との間に形成された空間を通してポケット型フィルタ200に流動され、チェック弁250を上側に押し広げながらポケット型フィルタ200の内部に流入される。 【0011】このようにポケット型フィルタ200の内部に流入された洗濯用水は、前方パネル210と後方パネル230の網体220,240を通して脱水槽170に排出され、この際、洗濯用水に混在した毛羽は前方パネル210及び後方パネル230に取り付けられた網体220,240により濾される。また、前記ポケット型フィルタ200の外部に流出された洗濯用水は、フィルタケース300の前面部320に形成された排出孔322を通して脱水槽170の内部に排出される。 【0012】洗濯及び濯ぎ行程が終了しパルセータの回転が止まった状態では、重力の作用によりチェック弁250は元の位置に復帰する。従って、濾された毛羽はポケット型フィルタ200の外部に抜け出ることなくポケット型フィルタ200の内部に積もる。 【0013】このようにポケット型フィルタの内部に積もった毛羽は、脱水行程時高速で回転する脱水槽170により前記毛羽に作用する遠心力のため後方パネル230側に密着する。これにより、次の洗濯または濯ぎ行程の初期に、インペラ182によりポンピングされた洗濯用水が容易にポケット型フィルタ200に流入されうる。 【0014】一方、ポケット型フィルタ200の内部に捕捉された毛羽が多量となれば、ポケット型フィルタ200をフィルタケース300から取り外して、ポケット型フィルタ200を開けて毛羽を取り除く。 【0015】しかし、前述した通り構成された洗濯機用フィルタの他の例によれば、図4(b)に示した通り、ポケット型フィルタ200の前方パネル210の上端210aが角状になされているので、洗濯または濯ぎ行程時、脱水槽170の内部で流動される洗濯物が前方パネル210の上端210aによりダメージを受ける場合が度々発生した。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的は自身の形状による洗濯物へのダメージを防止できる洗濯機の毛羽フィルタを提供することである。 【0017】 【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的は、一側に洗濯用水に混在した毛羽を濾すための網体が取り付けられた前方パネルと、前記前方パネルにヒンジ軸により開閉自在に結合され、一側に前記洗濯用水に混在した毛羽を濾すための網体が取り付けられ、かつ前記前方パネルとの間に所定の空間を形成する後方パネルと、前記後方パネルの下側に固定され、前記前方パネルと後方パネルとの間に流入される洗濯用水の流れを断続するチェック弁とで構成されるポケット型フィルタと、それ自体を洗濯機の脱水槽について取り付けるための取付部と、前記ポケット型フィルタがその前側から挿入される開口部が形成されたフィルタ収容部とを含み、前記脱水槽の内側の下部に取り付けられ前記脱水槽との間に所定の空間を形成するフィルタケースと、で構成され、前記ポケット型フィルタの前方パネルと前記フィルタケースは、前記ポケット型フィルタが前記フィルタケースのフィルタ収容部に挿入された時、連続的な曲面を形成する前面形状を有するようになることを特徴とする洗濯機用フィルタを提供することにより達成される。 【0018】このような本発明によれば、ポケット型フィルタがフィルタケースのフィルタ収容部に挿入された時、前記ポケット型フィルタの前方パネルと前記フィルタケースの前面形状が連続的な曲面を形成するようになっているので、洗濯または濯ぎ行程時、これらにより洗濯物にダメージを与えることを防止できる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい一実施の形態を詳述する。本発明による洗濯機用フィルタが図5ないし図7に示されている。図示した通り、本発明による洗濯機用フィルタは、脱水槽170の内側の下部に取り付けられ、脱水槽170との間に所定の空間を形成するフィルタケース500と、該フィルタケース500に挿入され毛羽を濾すポケット型フィルタ400と、から構成される。 【0020】フィルタケース500は、それ自体を脱水槽170に取り付ける取付部510と、ポケット型フィルタ400がその前側から挿入される開口部522が形成されたフィルタ収容部520と、から構成される。 【0021】そして、ポケット型フィルタ400は、前方パネル410、後方パネル430、及びチェック弁450よりなる。前方パネル410と後方パネル430は後方パネル430に形成されたヒンジ軸432により開閉自在に結合され、毛羽を濾すための網体420,440がそれぞれ取り付けられる。また、チェック弁450はゴムのような材質でなされ、前方パネル410と後方パネル430との間を開閉するよう後方パネル430の下側に固定される。 【0022】かかるポケット型フィルタ400は、フィルタケース500の前側からフィルタ収容部520の開口部522に挿入されることによりフィルタ収容部520に収容される。 【0023】この際、ポケット型フィルタ400の前方パネル410とフィルタケース500とは、ポケット型フィルタ400がフィルタケース500のフィルタ収容部520に挿入された時、連続的な曲面をなす前面形状を有する。 【0024】以上のように構成された本発明による洗濯機用フィルタの作用は従来の洗濯機用フィルタの他の例と同様なので、これに対する説明は省く。 【0025】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ポケット型フィルタがフィルタケースに挿入された時、ポケット型フィルタの前方パネルとフィルタケースの前面形状が連続的な曲面をなしているので、洗濯または濯ぎ行程時、これらにより洗濯物にダメージを与えることを防止できる。本発明は前述した特定の望ましい実施の形態に限らず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱せず、当該発明の属する技術分野において通常の知識を持つ者なら誰でも多様な変形実施が可能であることは勿論、そのような変形は請求の範囲に記載された範囲内にある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390019839 【氏名又は名称】三星電子株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月20日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−57282 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)3月2日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−39223 |
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