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【発明の名称】 熱可塑性樹脂組成物
【発明者】 【氏名】豊高 立自

【氏名】阪野 元

【要約】 【課題】PC/ABSアロイにおける耐衝撃性とウエルド強度の改良。

【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)20〜80重量%および重量平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子ジエン系ゴムラテックス(b−i)に対して水溶性酸性物質を添加して肥大化してなる重量平均粒子径0.20〜2.0μmの肥大化ジエン系ゴム(b−1)10〜90重量%と芳香族ビニル系単量体50〜90重量%、シアン化ビニル系単量体50〜10重量%からなる単量体(b−2)90〜10重量%とを重合してなるゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜20重量%からなり、かつ、組成物中に占める肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合が8〜20重量%である熱可塑性樹脂組成物。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポリカーボネート樹脂(A)20〜80重量%および重量平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子ジエン系ゴムラテックス(b−i)100重量部(固形分)に対して0.1〜15重量部の水溶性酸性物質を添加して肥大化してなる重量平均粒子径0.20〜2.0μmの肥大化ジエン系ゴム(b−1)10〜90重量%と芳香族ビニル系単量体50〜90重量%、シアン化ビニル系単量体50〜10重量%からなる単量体(b−2)90〜10重量%とを重合してなるゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜20重量%からなり、かつ、組成物中に占める肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合が8〜20重量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
【請求項2】 水溶性酸性物質のpHが4.5以下である請求項1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小粒子径のジエン系ゴムラテックスを肥大化して得られた肥大化ジエン系ゴムに、スチレンに代表される芳香族ビニル、アクリロニトリルに代表されるシアン化ビニルをグラフト重合して得られるゴム強化スチレン系樹脂とポリカーボネート樹脂からなる耐衝撃性、ウエルド強度に優れる熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からポリカーボネート樹脂は、耐衝撃性および耐熱性に優れたエンジニアリング樹脂として、広く用いられているが成形温度が高く、流動性に劣り、また、衝撃強度の厚み依存性が大きいと言う欠点がある。このため、ABS樹脂等のゴム強化スチレン樹脂とのアロイ化が提案されており、すでに、車両、OA機器、電気部品に用いられている。このようなポリカーボネート樹脂とABS樹脂に代表されるゴム強化スチレン樹脂とのアロイについては、耐衝撃性の向上や厚み依存性を少なくする試みが多くなされており、古くは公昭38−15225号、特公昭39−71号、特公昭42−11496号で提案されており、特定の製造方法によるABS樹脂を用いて改良する方法も提案されている(特公昭51−11142号)。しかしながら、いずれの提案においても、成形性、衝撃強度が改良されるが成形方法として最も一般的な射出成形において生じるウエルド強度が十分ではなく、実用的な優れた材料とは言い難いのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリカーボネート樹脂とゴム強化スチレン樹脂からなる耐衝撃性とウエルド強度に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題の解決について鋭意研究した結果、小粒子径のジエン系ゴムラテックスを水溶性酸性物質を用いて肥大化させたジエン系ゴムを用いたゴム強化スチレン樹脂を用いることにより、耐衝撃性、ウエルド強度に優れた樹脂組成物が得られることを見いだし本発明に到達した。
【0005】即ち、本発明は、ポリカーボネート樹脂(A)20〜80重量%および重量平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子ジエン系ゴムラテックス(b−i)100重量部(固形分)に対して0.1〜15重量部の水溶性酸性物質を添加して肥大化してなる重量平均粒子径0.20〜2.0μmの肥大化ジエン系ゴム(b−1)10〜90重量%と芳香族ビニル系単量体50〜90重量%、シアン化ビニル系単量体50〜10重量%からなる単量体(b−2)90〜10重量%とを重合してなるゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜20重量%からなり、かつ、組成物中に占める肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合が8〜20重量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明にて用いられるポリカーボネート樹脂(A)とは、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン;”ビスフェノールA”から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
【0007】上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
【0008】これらは単独または2種類以上混合して使用されるが、これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノン、レゾルシン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル等を混合して使用してもよい。
【0009】さらに、上記のジヒドロキシジアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用してもよい。3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタンおよび2,2−ビス−〔4,4−(4,4’−ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキシル〕−プロパンなどがあげられる。なお、これらポリカーボネート樹脂を製造するに際し、分子量調節剤、触媒等を必要に応じて使用することができる。
【0010】また、使用されるポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量には特に制限はないが、10,000〜50,000、特に15,000〜30,000であることが好ましい。
【0011】ゴム強化スチレン系樹脂(B)とは、重量平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子ジエン系ゴムラテックス(b−i)100重量部(固形分)に対して0.1〜15重量部の水溶性酸性物質を添加して肥大化してなる重量平均粒子径0.20〜2.0μmの肥大化ジエン系ゴム(b−1)10〜90重量%と芳香族ビニル系単量体50〜90重量%、シアン化ビニル系単量体50〜10重量%からなる単量体(b−2)90〜10重量%とを重合して得られるものであり、具体的には、該肥大化ジエン系ゴム(b−1)の存在下に単量体(b−2)を重合したグラフト重合体(b−g)または、該グラフト重合体と単量体(b−2)を重合してなる共重合体(b−r)との混合物である。
【0012】上記にて使用されるジエン系ゴムとしては、ポリブタジエン、ブタシエンースチレン共重合体、ブタジエンーアクリロニトリル共重合体を挙げることができる。肥大化ジエン系ゴム(b−1)は、平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子径ジエン系ゴムラテックス(b−i)100重量部(固形分)に対して0.1〜15重量部の水溶性酸性物質を添加して得られる平均粒子径0.2〜2μmのジエン系ゴムである。小粒子径ジエン系ゴムラテックスの平均粒子径が0.05μm以下では、製造時の凝集物が多くなり、生産性が著しく劣る。また、0.15μm以上では水溶性酸性物質を添加しても十分肥大したゴムラテックス得られない。
【0013】添加する水溶性酸性物質としては、鉱酸、酸性塩類、有機酸であり、具体的には硫酸、塩酸、リン酸、硫酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、蓚酸、クエン酸、酢酸、蟻酸などが挙げられる。特に凝集肥大化の面でリン酸、硫酸、蓚酸が好ましい。水溶性酸性物質の添加量は小粒子径ジエン系ゴムラテックス100重量部(固形物)に対して0.1〜15重量部である。0.1重量部以下では、ゴム粒子の凝集が十分ではなく、目的とする肥大化ジエン系ゴムラテックスを得ることはできない。また15重量部以下では、凝集が著しくなり、凝固に至る。さらに水溶性酸性物質のpHは4.5以下であることが好ましい。pHが4.5以上では、ゴム粒子の凝集が十分ではなく、平均粒子径0.05〜0.15μmの小粒子径ゴム粒子が多数存在する傾向にあり好ましない。
【0014】ゴム強化スチレン系樹脂(B)を構成する芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、α−メチルビニルトルエン、ジメチルスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレン、ビニルナフタレン等が挙げられるが、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。
【0015】シアン化ビニル単量体としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、フマロニトリル等が例示され、特にアクリロニトリルが好ましい。
【0016】また、本発明においては、上記単量体と共に他の共重合可能な単量体、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、マレイン酸無水物等の不飽和カルボン酸または不飽和ジカルボン酸無水物、マレイミド、メチルマレイミド、エチルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイミド化合物、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート等の不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体を使用することも可能である。
【0017】単量体(b−2)における芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル単量体の構成比率は、芳香族ビニル系単量体50〜90重量%およびシアン化ビニル単量体50〜10重量%であり、かかる範囲外では、耐熱性と加工性さらにウエルド強度も劣り好ましくない。また、他の共重合可能な単量体は0〜20重量%の範囲で使用可能である。
【0018】肥大化ジエン系ゴム(b−1)と単量体(b−2)との組成比率は、肥大化ジエン系ゴム(b−1)10〜90重量%および単量体(b−2)90〜10重量%である。(b−1)が10重量%未満〔単量体(b−2)が90重量%を超える〕では、ポリカーボネートとのアロイにおいて耐衝撃性、ウエルド強度が著しく劣る。また(b−1)が90重量%を超える〔単量体(b−2)が10重量%未満〕では、耐熱性、流動性が劣る。
【0019】本発明におけるポリカーボネート樹脂(A)とゴム強化スチレン系樹脂(B)の組成比率はポリカーボネート樹脂(A)20〜80重量%およびゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜20重量%である。ポリカーボネート樹脂(A)が20重量%未満〔ゴム強化スチレン系樹脂(B)が80重量%を超える〕では、耐衝撃性、耐熱性に劣り、ウエルド強度にも劣る。ポリカーボネート樹脂(A)が80重量%を超える、〔ゴム強化スチレン系樹脂(B)が20重量%未満〕では、流動性に劣る。
【0020】また、本発明においては、ポリカーボネート樹脂(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)からなる組成物中に占める肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合が重要であり、該割合は8〜20重量%である。該肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合が8重量%未満では耐衝撃性のみならず、ウエルド強度が著しく劣り、また20重量%を超えても同様、耐衝撃性およびウエルド強度に劣るため好ましくない。耐衝撃性およびウエルド強度の面より、該肥大化ジエン系ゴム(b−1)の割合は、特に10〜18重量%の範囲であることが好ましい。
【0021】本発明の熱可塑性樹脂組成物の混合は、通常の押出機、ニーダー等公知の方法で実施できる。また、本発明の熱可塑性樹脂組成物には必要に応じて着色剤、分散剤酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、あるいは充填剤等を加えることができる。
【0022】〔実施例〕以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら制限されるものではない。なお、実施例中にて示す部および%は重量に基づくものである。
【0023】──ポリカーボネート樹脂(A)──2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンとホスゲンとからなる粘度平均分子量23,000の芳香族ポリカーボネート。
【0024】──ゴム強化スチレン系樹脂(B)──〔小粒子系ジエン系ゴムの製造〕耐圧容器に1,3−ブタジエン100部、開始剤として過硫酸カリウム0.25部、分子量調整剤としてt−ドデシルメルカプタン0.3部、過硫酸カリウム0.25部、ロジン酸ナトリウム2.5部、水酸化ナトリウム0.1部、純水170部を仕込み、80℃に昇温したのち重合を開始した。それぞれ重合時間を可変とすることにより、0.03μ(b−i−1)、0.08μ(b−i−2)、0.10μ(b−i−3)、0.12μ(b−i−4)、0.18μ(b−i−5)の小粒子系ジエン系ゴムおよび0.3μ(b−X)の未肥大ジエン系ゴムを重合した。
【0025】〔肥大化ジエン系ゴムの製造〕耐圧容器に、上記の小粒子系ジエン系ゴム〔0.03μ(b−i−1)、0.08μ(b−i−2)、0.10μ(b−i−3)、0.12μ(b−i−4)、0.18μ(b−i−5)〕100部(固形分)に対し、表1に示す水溶性酸性物質を添加し、それぞれ表1に示す肥大化ジエン系ゴム(b−1−1〜b−1−7)を得た。
【0026】〔グラフト重合体の製造〕耐圧容器に、上記肥大化ジエン系ゴム(b−1−1〜b−1−7)および未肥大ジエン系ゴム(b−X)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.5部、過硫酸カリウム、0.3部を仕込み、70℃に昇温した後、表2に示すスチレンおよびアクリロニトリルからなる単量体混合物を5時間に亘って連続添加し、それぞグラフト重合体ラテックス(b−g−1〜8)を得た。得られた各々のラテックス100重量部(固形分)当たり酸化防止剤としてフェノール系酸化防止剤(住友化学工業社製:スミライザーBBM)1部およびトリスノニルフェニルホスファイト2部を添加した後、硫酸マグネシウムを用いて塩析・脱水・乾燥し、グラフト重合体(b−g−1〜8)を得た。
【0027】〔共重合体の製造〕公知の塊状重合法により、アクリロニトリル30%およびスチレン70%からなる共重合体(b−r)を重合体した。
【0028】〔実施例1〜4および比較例1〜7〕ポリカーボネート樹脂(A)、上記のグラフト共重合体(b−g−1〜7)および共重合体(b−r)を表3に示す配合割合で混合し、40mm二軸押出機を用いて230℃で溶融混合、ペレットとした後、射出成形機にて各種試験片を作成し物性を評価した。結果を表3に示す。
【0029】o耐衝撃性:ASTM D−256に準拠。1/4インチ、23℃。
oウエルド強度:ゲート間隔100mmの2つのゲート(各2.5×2.5mm)より溶融樹脂(260℃)を射出し、150×150×3mm厚の試験片を作成する。試験片を治具(高さ80mm、内径120mm、外径126mm)の上に乗せる。−30℃に調整された低温室で1kgの鋼球を試験片中心部に落下させ、試験片が破壊しない最大エネルギ−値(kg・cm)を求める。
o成形性:ASTM D−1238に準拠。条件250℃、10kg。
o耐熱性:ASTM D−648に準拠。条件1.82MPa、6.4mm厚。
o外 観:50×50×3mm厚の平板を成形し、フローマークの有無を目視にて判定した。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
【表3】

【0033】
【発明の効果】本発明における樹脂組成物は、上記のとおり耐衝撃性およびウエルド強度に優れ、かつ各種物性にも優れるものであり、各種成形材料として有用である。
【出願人】 【識別番号】000183288
【氏名又は名称】住化エイビーエス・ラテックス株式会社
【出願日】 平成9年(1997)8月29日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−80531
【公開日】 平成11年(1999)3月26日
【出願番号】 特願平9−249325