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【発明の名称】 ポリアリールアミンの製造方法
【発明者】 【氏名】山本 敏秀

【氏名】西山 正一

【氏名】鯉江 泰行

【要約】 【課題】簡便で汎用性の高い新規なポリアリールアミンの製造方法を提供する。

【解決手段】下記一般式(1)
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記一般式(1)
【化1】

(式中、Arは、無置換の若しくは置換基を有するフェニル基、無置換の若しくは置換基を有するナフチル基、又は無置換の若しくは置換基を有するフェルオレニル基を表し、XはCl、Br又はIを表す。)で示されるアミノアリールハライドを塩基の存在下、Pd化合物とホスフィンからなる触媒を用いてアミノ化反応により縮重合させることを特徴とする下記一般式(2)
【化2】

(式中、Arは、無置換の若しくは置換基を有するフェニル基、無置換の若しくは置換基を有するナフチル基、又は無置換の若しくは置換基を有するフェルオレニル基を表す。)で示される繰り返し単位からなるポリアリールアミンの製造方法。
【請求項2】 Arが、無置換の又は置換基を有するフェニル基であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】 ホスフィンが、トリアルキルホスフィン又はアリールホスフィンである請求項1又は請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】 トリアルキルホスフィンが、トリターシャリーブチルホスフィンであることを特徴とする請求項3記載の製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なポリアリールアミンの製造方法に関するものである。ポリアニリンに代表されるポリアリールアミンは、電極材料や樹脂材料として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】ポリアニリンは、アニリンを塩酸酸性条件下に電解酸化重合又はペルオキソ二硫酸アンモニウム等の酸化剤を用いる化学酸化重合して合成されることが、萩原らにより報告されている(日本化学会誌,10,1791(1989))。
【0003】また、他の合成法としては、窒素気流中、クロロアニリン類を銅化合物存在下、加熱還流することより合成できることがYoshizawaらにより報告されている(Chem.Lett.,1311(1990))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、萩原らによる合成方法では、定量的に反応が進行するものの、多量の酸性水溶液を必要とし、反応時間が長く極端に生産性が低い。
【0005】また、Yoshizawaらによる合成方法では、200℃以上の高温が必要であり反応収率も40%以下と低い。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡便で汎用性の高い新規なポリアリールアミンの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に関して鋭意検討した結果、新規なポリアリールアミンの製造方法を見出した。
【0008】即ち本発明は、下記一般式(1)
【0009】
【化3】

【0010】(式中、Arは、無置換の若しくは置換基を有するフェニル基、無置換の若しくは置換基を有するナフチル基、又は無置換の若しくは置換基を有するフェルオレニル基を表し、XはCl、Br又はIを表す。)で示されるアミノアリールハライドを塩基の存在下、Pd化合物とホスフィンからなる触媒を用いてアミノ化反応により縮重合させることを特徴とする下記一般式(2)
【0011】
【化4】

【0012】(式中、Arは、無置換の若しくは置換基を有するフェニル基、無置換の若しくは置換基を有するナフチル基、又は無置換の若しくは置換基を有するフェルオレニル基を表す。)で示される繰り返し単位からなるポリアリールアミンの製造方法である。
【0013】本発明に使用されるアミノアリールハライドとしては、上記一般式(1)で示されるアミノアリールハライドであれば特に限定するものではない。具体的には、m−クロロアニリン、p−クロロアニリン、3−メチル−m−クロロアニリン、3−メチル−p−クロロアニリン、4−メチル−m−クロロアニリン、2−メチル−p−クロロアニリン、2−メチル−m−クロロアニリン、5−メチル−p−クロロアニリン、5−メチル−m−クロロアニリン、6−メチル−m−クロロアニリン、6−メチル−p−クロロアニリン、3−エチル−m−クロロアニリン、3−エチル−p−クロロアニリン、4−エチル−m−クロロアニリン、2−エチル−p−クロロアニリン、2−エチル−m−クロロアニリン、5−エチル−p−クロロアニリン、5−エチル−m−クロロアニリン、6−エチル−m−クロロアニリン、6−エチル−p−クロロアニリン、3−(n−ヘキシル)−m−クロロアニリン、3−(n−ヘキシル)−p−クロロアニリン、4−(n−ヘキシル)−m−クロロアニリン、2−(n−ヘキシル)−p−クロロアニリン、2−(n−ヘキシル)−m−クロロアニリン、5−(n−ヘキシル)−p−クロロアニリン、5−(n−ヘキシル)−m−クロロアニリン、6−(n−ヘキシル)−m−クロロアニリン、6−(n−ヘキシル)−p−クロロアニリン、3−(n−ドデシル)−m−クロロアニリン、3−(n−ドデシル)−p−クロロアニリン、4−(n−ドデシル)−m−クロロアニリン、2−(n−ドデシル)−p−クロロアニリン、2−(n−ドデシル)−m−クロロアニリン、5−(n−ドデシル)−p−クロロアニリン、5−(n−ドデシル)−m−クロロアニリン、6−(n−ドデシル)−m−クロロアニリン、6−(n−ドデシル)−p−クロロアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−m−クロロアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−p−クロロアニリン、4−(n−ヘキシルオキシ)−m−クロロアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−p−クロロアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−m−クロロアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−p−クロロアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−m−クロロアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−m−クロロアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−p−クロロアニリン、2−アミノ−7−クロロフルオレン、1−アミノ−4−クロロナフタレン等のクロロアリールアミン類:m−ブロモアニリン、p−ブロモアニリン、3−メチル−m−ブロモアニリン、3−メチル−p−ブロモアニリン、4−メチル−m−ブロモアニリン、2−メチル−p−ブロモアニリン、2−メチル−m−ブロモアニリン、5−メチル−p−ブロモアニリン、5−メチル−m−ブロモアニリン、6−メチル−m−ブロモアニリン、6−メチル−p−ブロモアニリン、3−エチル−m−ブロモアニリン、3−エチル−p−ブロモアニリン、4−エチル−m−ブロモアニリン、2−エチル−p−ブロモアニリン、2−エチル−m−ブロモアニリン、5−エチル−p−ブロモアニリン、5−エチル−m−ブロモアニリン、6−エチル−m−ブロモアニリン、6−エチル−p−ブロモアニリン、3−(n−ヘキシル)−m−ブロモアニリン、3−(n−ヘキシル)−p−ブロモアニリン、4−(n−ヘキシル)−m−ブロモアニリン、2−(n−ヘキシル)−p−ブロモアニリン、2−(n−ヘキシル)−m−ブロモアニリン、5−(n−ヘキシル)−p−ブロモアニリン、5−(n−ヘキシル)−m−ブロモアニリン、6−(n−ヘキシル)−m−ブロモアニリン、6−(n−ヘキシル)−p−ブロモアニリン、3−(n−ドデシル)−m−ブロモアニリン、3−(n−ドデシル)−p−ブロモアニリン、4−(n−ドデシル)−m−ブロモアニリン、2−(n−ドデシル)−p−ブロモアニリン、2−(n−ドデシル)−m−ブロモアニリン、5−(n−ドデシル)−p−ブロモアニリン、5−(n−ドデシル)−m−ブロモアニリン、6−(n−ドデシル)−m−ブロモアニリン、6−(n−ドデシル)−p−ブロモアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−m−ブロモアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−p−ブロモアニリン、4−(n−ヘキシルオキシ)−m−ブロモアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−p−ブロモアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−m−ブロモアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−p−ブロモアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−m−ブロモアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−m−ブロモアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−p−ブロモアニリン、2−アミノ−7−ブロモフルオレン、1−アミノ−4−ブロモナフタレン等のブロモアリールアミン類:m−ヨードアニリン、p−ヨードアニリン、3−メチル−m−ヨードアニリン、3−メチル−p−ヨードアニリン、4−メチル−m−ヨードアニリン、2−メチル−p−ヨードアニリン、2−メチル−m−ヨードアニリン、5−メチル−p−ヨードアニリン、5−メチル−m−ヨードアニリン、6−メチル−m−ヨードアニリン、6−メチル−p−ヨードアニリン、3−エチル−m−ヨードアニリン、3−エチル−p−ヨードアニリン、4−エチル−m−ヨードアニリン、2−エチル−p−ヨードアニリン、2−エチル−m−ヨードアニリン、5−エチル−p−ヨードアニリン、5−エチル−m−ヨードアニリン、6−エチル−m−ヨードアニリン、6−エチル−p−ヨードアニリン、3−(n−ヘキシル)−m−ヨードアニリン、3−(n−ヘキシル)−p−ヨードアニリン、4−(n−ヘキシル)−m−ヨードアニリン、2−(n−ヘキシル)−p−ヨードアニリン、2−(n−ヘキシル)−m−ヨードアニリン、5−(n−ヘキシル)−p−ヨードアニリン、5−(n−ヘキシル)−m−ヨードアニリン、6−(n−ヘキシル)−m−ヨードアニリン、6−(n−ヘキシル)−p−ヨードアニリン、3−(n−ドデシル)−m−ヨードアニリン、3−(n−ドデシル)−p−ヨードアニリン、4−(n−ドデシル)−m−ヨードアニリン、2−(n−ドデシル)−p−ヨードアニリン、2−(n−ドデシル)−m−ヨードアニリン、5−(n−ドデシル)−p−ヨードアニリン、5−(n−ドデシル)−m−ヨードアニリン、6−(n−ドデシル)−m−ヨードアニリン、6−(n−ドデシル)−p−ヨードアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−m−ヨードアニリン、3−(n−ヘキシルオキシ)−p−ヨードアニリン、4−(n−ヘキシルオキシ)−m−ヨードアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−p−ヨードアニリン、2−(n−ヘキシルオキシ)−m−ヨードアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−p−ヨードアニリン、5−(n−ヘキシルオキシ)−m−ヨードアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−m−ヨードアニリン、6−(n−ヘキシルオキシ)−p−ヨードアニリン、2−アミノ−7−ヨードフルオレン、1−アミノ−4−ヨードナフタレン等のヨードアリールアミン類等を例示することができる。上記一般式(1)において、Arは、無置換の若しくは置換基を有するフェニル基、無置換の若しくは置換基を有するナフチル基、又は無置換の若しくは置換基を有するフェルオレニル基を表すが、置換基としては、特に限定するものではなく、炭素数1〜20の範囲のアルキル基又はアルコキシ基が例示される。
【0014】本発明で製造されるポリアリールアミンは、上記一般式(2)で示されるポリアリールアミンであり、特に限定するものではない。具体的には、m−ポリアニリン、p−ポリアニリン、3−アルキル−m−ポリアニリン、3−アルキル−p−ポリアニリン、4−アルキル−m−ポリアニリン、2−アルキル−p−ポリアニリン、2−アルキル−m−ポリアニリン、5−アルキル−p−ポリアニリン、5−アルキル−m−ポリアニリン、6−アルキル−m−ポリアニリン、6−アルキル−p−ポリアニリン、3−アルコキシ−m−ポリアニリン、3−アルコキシ−p−ポリアニリン、4−アルコキシ−m−ポリアニリン、2−アルコキシ−p−ポリアニリン、2−アルコキシ−m−ポリアニリン、5−アルコキシ−p−ポリアニリン、5−アルコキシ−m−ポリアニリン、6−アルコキシ−m−ポリアニリン、6−アルコキシ−p−ポリアニリン、ポリナフタチルアミン、ポリフルオレニルアミン、ポリアミノピリジン、ポリアミノピロリジン等を例示することができ、これらのアルキル基及びアルコキシ基は炭素数が1〜20の範囲である。
【0015】本発明において触媒成分として使用されるパラジウム化合物としては、特に限定するものではないが、例えば、ヘキサクロロパラジウム(IV)酸ナトリウム四水和物、ヘキサクロロパラジウム(IV)酸カリウム等の4価のパラジウム化合物;塩化パラジウム(II)、臭化パラジウム(II)、酢酸パラジウム(II)、パラジウムアセチルアセトナート(II)、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム(II)、ジクロロビス(アセトニトリル)パラジウム(II)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、ジクロロテトラアンミンパラジウム(II)、ジクロロ(シクロオクタ−1,5−ジエン)パラジウム(II)、パラジウムトリフルオロアセテート(II)等の2価パラジウム化合物;トリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウムクロロホルム錯体(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)等の0価パラジウム化合物を挙げることができる。
【0016】本発明においてパラジウム化合物の使用量は、特に限定するものではないが、原料のアミノアリールハライドに対し、パラジウム換算で0.00001〜20.0モル%である。パラジウムが上記範囲内であれば、反応は進行するが、高価なパラジウム化合物を使用することから、より好ましくは、原料のアミノアリールハライドに対し、パラジウム換算で0.001〜5.0モル%である。
【0017】本発明において触媒成分として使用されるホスフィンとしては、特に限定するものではなく、例えば、トリエチルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、トリイソブチルホスフィン、トリ−sec−ブチルホスフィン、トリ−tert−ブチルホスフィン等のトリアルキルホスフィン類を例示できる。これらのうち、高い反応活性を有することから好ましくはトリターシャリーブチルホスフィンである。また、本発明で使用されるホスフィンとして、トリフェニルホスフィン、トリ(o−トリル)ホスフィン、トリ(m−トリル)ホスフィン、トリ(p−トリル)ホスフィン、BINAP、トリメシチルホスフィン、ジフェニルホスフィノエタン、ジフェニルホスフィノプロパン、ジフェニルホスフィノフェロセン等のアリールホスフィン類を例示することができる。
【0018】ホスフィンの使用量は、パラジウム化合物に対して0.01〜10000倍モル使用すればよい。高価なトリアルキルホスフィン又はアリールホスフィンを使用する場合には、より好ましくはパラジウム化合物に対して0.1〜10倍モルである。
【0019】本発明では、触媒成分としてパラジウム化合物とトリアルキルホスフィンやアリールホスフィン等のホスフィンとが必須であり、両者を組み合わせて触媒として反応系に加える。添加方法は、反応系にそれぞれ単独に加えても、予め錯体の形に調製して添加してもよい。
【0020】本反応で使用できる塩基としては、ナトリウム、カリウムの炭酸塩やアルカリ金属アルコキシド等の無機塩基及び3級アミン等の有機塩基から選択すればよく、特に限定するものではないが、より好ましくは、例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、リチウム−tert−ブトキシド、ナトリウム−tert−ブトキシド、カリウム−tert−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシドであって、これらは反応場にそのまま加えても、またアルカリ金属、水素化アルカリ金属及び水酸化アルカリ金属とアルコールからその場で調製して反応場に供してもよい。
【0021】使用する塩基の量は、特に限定するものではないが、反応原料であるアミノアリールハライドに対して、0.5倍モル以上使用することが好ましい。塩基の量は大過剰に加えても収率に変化はないが、反応終了後の後処理操作が煩雑になることから、より好ましくは、1.0〜5倍モル以下である。
【0022】本発明おける反応は、通常は不活性溶媒下に実施され、そのような不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しない溶媒であればよく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル溶媒;アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホトリアミド等を例示することができる。より好ましくは、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒である。
【0023】本発明は、常圧下、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で実施することが好ましいが、たとえ加圧条件であっても実施することができる。
【0024】本発明は、反応温度20℃〜250℃、より好ましくは50℃〜150℃の範囲、反応時間は、数分乃至は20時間の範囲から選択すればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ポリアリールアミンを汎用性が高く簡便な方法で製造できるので、工業的に非常に有意義である。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこの実施例に限定されるものではないことはいうまでもない。
【0027】実施例1冷却管、温度計を装着した200ml四つ口フラスコに、室温下p−ブロモアニリン6.88g(0.04mol)、ナトリウムターシャリーブトキシド4.61g(臭素原子に対して1.2当量)及びo−キシレン60mlを仕込んだ。この混合液に窒素雰囲気下にトリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム51.8mg(0.5mol%)及びトリターシャリーブチルホスフィン0.2ml(パラジウム化合物に対して4当量)を添加した。その後窒素雰囲気下に温度を120℃まで昇温し、120℃で加熱撹拌しながら3時間反応を行った。反応終了後、水60mlを添加し水洗した後、固形分を濾別回収した。回収した固形分を再度30mlの水及びTHFで洗浄した後、減圧乾燥して、3.71gの濃紫色粉体を得た。このポリマーの融点は285.6℃であった(セイコー電子製、TG/DTA220にて測定)。このポリマーをIR(島津製作所製、DR−8000)にて分析した結果を図1に、元素分析(yanaco製、CHN CORDER MT−5にて測定)の結果を表1にそれぞれ示す。
【0028】
【表1】

【出願人】 【識別番号】000003300
【氏名又は名称】東ソー株式会社
【出願日】 平成9年(1997)9月10日
【代理人】
【公開番号】 特開平11−80346
【公開日】 平成11年(1999)3月26日
【出願番号】 特願平9−245218