| 【発明の名称】 |
浮上して進む電車 |
| 【発明者】 |
【氏名】山部 弘史
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| 【要約】 |
【課題】従来の電車ではレールの上を車輪が走るため摩擦が大きく、振動や高速化に問題があった。また浮上するリニアモーターカーは超伝導磁石を用いるためにその装置が複雑で冷却装置などを必要とするため、コストがかかり過ぎる。またその軌道上もコイルを敷き詰めていかなくてはならないため、レール自体にかかる費用も莫大なものとなる。
【解決手段】本発明では上記の欠点を克服するため、強力な磁石と伝導体を用いた。磁石はモーター軸に取り付け回転するようにし、伝導体はレールの間に敷く。円を等分するよう扇形に配置されたN極とS極で構成されている円筒形の磁石を高速回転させる事により、伝導体であるアルミと磁石との間で、電場を引き起こさせ、アルミ板に電流を生じさせる。この電流が磁石の磁束線に反発して電車は浮上現象を見せる。また、その磁石の配列により発生する歯車上の磁束線が電車の推進力となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 常温にて磁力の反発を利用せずに電車を空中に浮上させる事の出来る装置。 【請求項2】 電車のモーター軸に円筒の磁石を付けて回転させて、地面に敷いたアルミなどの伝導体との間に電車の浮上力、推進力を発生させる装置。 【請求項3】 磁石は円筒を上から見た時にN極とS極が等分された扇形に交互に配置されている構成をとる。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明による技術分野は電車やリニアモーターカー等の電車の技術分野に属する。 【0002】 【従来の技術】 従来の電車は鉄道の上をモーターを原動力として車輪を回転させて進むものである。 【0003】 また超伝導磁石を利用したリニアモーターカーはコイルを絶対ゼロ度付近まで冷却しなくてはならず、大変大掛かりな冷却装置が必要となる。その上、軌道上をコイルで埋める必要があるため建設コストも高くつく。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 従来の電車技術では電車を浮上させて運行させようと思えば、リニアモーターカーのような大掛かりで高価な装置が必要である。 【0005】 また電車を浮上させないで運行しようとするとその速度におのずと限度が生じてくる。これはレールの上で電車の車輪をモーターで回転させるため摩擦が生じるからである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明による装置では電車はレールと車輪との摩擦による限界からあるスピードまでしか出せなかった新幹線などの従来の列車と異なり、電車をレールから浮上させて運行する。しかしこの時に費用のかかる超伝導磁石など使わずに電車を簡単な原理で浮上させる。 【0007】 本発明による電車の基本概略図を図1に示す。すなわち本発明によれば従来の電車に磁石を付けて、後は線路の中央部分にアルミ等を敷けばいいと言う単純な構成となる。 【0008】 また図2に図1のローター部分(磁石)の断面を示す。 【0009】 図2に示す磁石はネオジウム等の磁力が強い希土類磁石を用いる。 【0010】 図1を追って説明すると、まずモーターの軸線上に取り付けられた磁石がモーターの回転と共に回転する。低速で回転している時にはまだ電車は浮上しない。これはリニアモーターカーと同じ現象である。 【0011】 モーターがある回転数を超えて回転すると図2に示すように円内に扇形に交互に配置されたN極とS極の磁石が作る磁場に伝導体であるアルミ板に電流を引き起こす。 【0012】 アルミ板に誘発された電場は、磁場と同方向に電流を生じる。 【0013】 このアルミ板の電流は磁石から発生する磁束に反発する。 【0014】 この反発のために電車は浮上するのである。 【0015】 次に推進原理を説明する。 【0016】 図2に示すように磁石上には磁束線が発生する。 【0017】 この磁束線が高速回転すると上記のようにアルミ板に電流が生じ、このアルミ板の電極に接近した磁石の弧に沿って磁石に浮上力が働く。 【0018】 例えて言うなら、磁石の磁束線がギアの役割をしてアルミ板の上を進むのである。 【0019】 よって磁石と電車の進行方向の関係は図2に示す通りになるのである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597087860 【氏名又は名称】山部 弘史
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)5月19日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平11−332025 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月30日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−175277 |
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