| 【発明の名称】 |
バッテリ・レンタル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】畑中 薫
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| 【要約】 |
【課題】バッテリの保存温度を一定の温度範囲に保ち、何処にでも設置することができる利便性に優れたバッテリ・レンタル装置を提供する。
【解決手段】バッテリ収納部23を包む温度保存部30と、温度センサ32または外気温度センサ31と、この温度センサ(32、31)からの温度信号(Ti、To)に基づいて温度保存部30の温度を変更する温度調節器34と、この温度調節器34を駆動する温度制御部33とから構成する温度管理手段を備えたバッテリ・レンタル装置1。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電動車両に搭載される着脱可能なバッテリを複数収納するバッテリ収納部を備え、利用者から返却されるバッテリを回収して充電するとともに、既に充電されたバッテリを貸し出すバッテリ・レンタル装置において、前記バッテリ収納部を所定の温度範囲に保つ温度管理手段を備えたことを特徴とするバッテリ・レンタル装置。 【請求項2】 前記温度管理手段は、前記バッテリ収納部を包む温度保存部と、前記バッテリ収納部に設けた少なくとも1つの温度センサまたは装置外部に設けた少なくとも1つの外気温度センサと、この温度センサからの温度信号に基づいて前記温度保存部の温度を変更する温度調節器と、この温度調節器を駆動する温度制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ・レンタル装置。 【請求項3】 前記温度制御部は、バッテリの上限および下限の保存温度を設定する温度設定手段と、保存温度と前記温度センサまたは前記外気温度センサが検出する温度とを比較する比較手段と、この比較手段が検出した温度偏差に基づいて前記温度調節器の駆動を制御する制御信号発生手段と、を備えたことを特徴とする請求項2記載のバッテリ・レンタル装置。 【請求項4】 前記温度保存部を断熱材で構成し、上部および下部に通風用の切欠部と、通風用のファンと、を設けたことを特徴とする請求項2記載のバッテリ・レンタル装置。 【請求項5】 装置ケースに、通風用の切欠部と、通風用のファンと、を設けたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ・レンタル装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は電動車両のバッテリ・レンタル装置に係り、特に装置に収容された複数のバッテリの温度をバッテリの保存温度に保つバッテリ・レンタル装置に関する。 【0002】 【従来の技術】特開平6−293251号公報に開示されているように、複数の電気自動車用二次電池を収納して充電するように構成された二次電池の充電装置が知られている。 【0003】この充電装置は、装置の搭上支持体の最上部に、充電処理中に発生した熱やガスを集約して回収または処理するための隔離室が設けられ、二次電池を充電する際に発生する熱の処理が行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】特開平6−293251号公報の充電装置は、熱やガスを集約して回収または処理するための隔離室が設けられているが、周囲温度の変化や二次電池の充電時に発生する熱に対し、二次電池を所定の保存温度に保つための手段がなく、充電装置を屋外に設置した場合には、二次電池の温度が高過ぎたり、低過ぎたりして二次電池の性能劣化を招いたり、充電の効率が低下する課題がある。 【0005】特に、電動車両のバッテリ・レンタル装置は、その利用目的から屋外に設置される場合が想定され、直射日光下の高温環境や冬季の低温環境に晒されるため、その温度管理が特に要望される。 【0006】このような厳しい環境(温度)条件を避けるためには、バッテリ・レンタル装置を屋内に配置するとよいが、屋内に配置するとバッテリ・レンタル装置の配置場所および設置台数に制約があり、利用者の利便性が低下する課題がある。 【0007】特に、着脱可能なバッテリを備える電動自転車の普及に伴って利用者が何処でもいつでもバッテリの交換ができることが望まれている。 【0008】この発明はこのような課題を解決するためなされたもので、その目的はバッテリの保存温度を一定の温度範囲に保ち、何処にでも設置することができる利便性に優れたバッテリ・レンタル装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するためこの発明に係るバッテリ・レンタル装置は、電動車両に搭載される着脱可能なバッテリを複数収納するバッテリ収納部を備え、利用者から返却されるバッテリを回収して充電するとともに、既に充電されたバッテリを貸し出すバッテリ・レンタル装置において、バッテリ収納部を所定の温度範囲に保つ温度管理手段を備えたことを特徴とする。 【0010】この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、バッテリ収納部を所定の温度範囲に保つ温度管理手段を備えたので、温度環境条件の厳しい屋外に設置してもバッテリの性能を最適に保つことができる。 【0011】また、この発明に係る温度管理手段は、バッテリ収納部を包む温度保存部と、バッテリ収納部に設けた少なくとも1つの温度センサまたは装置外部に設けた少なくとも1つの外気温度センサと、この温度センサからの温度信号に基づいて温度保存部の温度を変更する温度調節器と、この温度調節器を駆動する温度制御部とを備えたことを特徴とする。 【0012】この発明に係る温度管理手段は、バッテリ収納部を包む温度保存部と、バッテリ収納部に設けた少なくとも1つの温度センサまたは装置外部に設けた少なくとも1つの外気温度センサと、この温度センサからの温度信号に基づいて温度保存部の温度を変更する温度調節器と、この温度調節器を駆動する温度制御部とを備えたので、バッテリ収納部内に収容された複数のバッテリを一定温度範囲に保つことができる。 【0013】さらに、この発明に係る温度制御部は、バッテリの上限および下限の保存温度を設定する温度設定手段と、保存温度と温度センサまたは前記外気温度センサが検出する温度とを比較する比較手段と、この比較手段が検出した温度偏差に基づいて温度調節器の駆動を制御する制御信号発生手段とを備えたことを特徴とする。 【0014】この発明に係る温度制御部は、バッテリの上限および下限の保存温度を設定する温度設定手段と、保存温度と温度センサまたは前記外気温度センサが検出する温度とを比較する比較手段と、この比較手段が検出した温度偏差に基づいて温度調節器の駆動を制御する制御信号発生手段とを備えたので、バッテリ収容部内の温度または外気温度が設定された上限または下限の保存温度の範囲外になった時のみ、温度調節器を駆動することができる。 【0015】また、この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、温度保存部を断熱材で構成し、上部および下部に通風用の切欠部と、通風用のファンとを設けたことを特徴とする。 【0016】この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、温度保存部を断熱材で構成し、上部および下部に通風用の切欠部と、通風用のファンとを設けたので、バッテリ収容部内の温度変化を抑制し、複数のバッテリを均一の温度に保つことができる。 【0017】さらに、この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、装置ケースに、通風用の切欠部と、通風用のファンとを設けたことを特徴とする。 【0018】この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、装置ケースに、通風用の切欠部と、通風用のファンとを設けたので、装置内部の温度を均一にしてバッテリ収容部内の温度を保存温度に保つことができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、複数のバッテリを収納し、バッテリ収納部や装置外部の温度変化に対応してバッテリ温度を保存温度に保つことにより、何処にでも設置して、バッテリの返却と貸出しを可能にする利便性の高いバッテリ・レンタル装置を提供するものである。 【0020】図1はバッテリ・レンタル装置の接続系統図である。図1において、バッテリ・レンタル装置1は、通信回線を介して中央管理装置3と接続する。 【0021】バッテリ・レンタル装置1は、電動自転車の普及台数やフル充電された電動自転車の走行距離等を考慮し、地域各所に複数の台数を設置して利用者の便宜を図る。 【0022】利用者は、バッテリ・レンタル装置1を利用しようとする際、まずバッテリ・レンタルシステム会社や代理店等との間でバッテリ・レンタル装置1の利用に関する契約を行う。 【0023】契約の内容は、例えば1つの電動自転車(バッテリ)単位毎に、利用者登録番号(レンタルID)を登録し、この登録番号を中央管理装置3で管理した後に、実際に電動自転車を利用してバッテリの容量が少なくなった場合には、バッテリをバッテリ・レンタル装置1に返却し、フル充電されたバッテリを借りることができる。 【0024】図2はバッテリ・レンタル装置の構成図である。図2において、バッテリ・レンタル装置1は、バッテリ7、格納部15、格納部表示灯15a、警報装置16、ディスプレイ装置17、可聴表示器17a、人体センサ20、照明機器22を備える。 【0025】利用者がバッテリ・レンタル装置1の前に立つと、人体センサ20が利用者を感知し、格納部15の出入用のロックを解除した後、ディスプレイ装置17と可聴表示器17aによりガイダンスを行う。ガイダンスは、例えば「いらっしゃいませ。使用済みのバッテリを1番目のベイ(又は格納部)に入れて下さい。」のような音声で出力する。 【0026】利用者が返却するバッテリを格納部15に挿入すると、バッテリ7をロックし、バッテリ7の識別番号や固有情報を読み取った後に、バッテリ識別番号のチェックを行い、新たなバッテリを貸出し可能かどうかを判断する。 【0027】返却するバッテリ7の識別番号に問題がある場合には、ディスプレイ装置17と可聴表示器17aから使用が不可能な理由を伝え、充電されたバッテリの貸出しを行わず、返却用のバッテリ7を利用者に返却する。 【0028】返却用バッテリ7の識別番号に問題のない場合には、返却用バッテリ7の使用量をチェックして検出した後、利用者に操作手順をディスプレイ装置17と可聴表示器17aで案内する。 【0029】また、返却されたバッテリ7の貸出時のバッテリ容量の残量と現在の残量を図1に示す通信回線を介して中央管理装置3に送信し、中央管理装置3から送信されてくる使用量、使用料金、最新レンタル日時等のデータを、ディスプレイ装置17と可聴表示器17aで利用者に知らせるとともに、返却されたバッテリの識別番号と使用料金を記憶する。 【0030】次に、多段に配列されている複数の貸出し用バッテリ7の中から、フル充電、または残量が70%以上のバッテリ7の格納部15をディスプレイ装置17と可聴表示器17aで利用者に知らせる。この時は、例えば「お客様がご使用された電気料金は、500円です。2番目のベイ(又は格納部)のバッテリをお取り下さい。」と音声で行う。 【0031】貸出し用バッテリ7のバッテリ識別番号とバッテリ容量の残量をバッテリ・レンタル装置1に記憶する。貸出し用バッテリ7には、バッテリ残量を記憶させた後に、貸出し用バッテリ7に付加されているロックピン12のロックを解除して利用者が容易にバッテリ7を格納部15から取り出せるようにする。 【0032】利用者がバッテリ7が取り出すと、例えば「ご利用有難うございました。」という操作完了を音声で出力する。 【0033】バッテリ・レンタル装置1は、返却されたバッテリ7の返却日時、使用料金、レンタル回数および最新レンタル日時等と、充電するための固有の電気的データ情報をも一時記憶し、これらのデータを通信回線2を介して中央管理装置3に伝送する。 【0034】また、中央管理装置3からデータ情報に対応する電気的処理方法の情報を受け、受けた情報の情報命令に従って電気的処理を行うとともに、電気的処理を行った結果のデータ情報を、再度通信回線2を介して中央管理装置3に伝送する。 【0035】警報装置16は、何らかのトラブル時には警報音を発し、さらに緊急時には、インターホン呼出スイッチ21により、中央管理装置3を介してバッテリ・レンタルシステム会社と交信できるようにする。 【0036】図3はバッテリの格納を説明する説明図である。図3において、バッテリ7は、バッテリ・レンタル装置1のバッテリ格納部15からバッテリ7を取り出すためのハンドル13、ロック用のロックピン12、電源供給用プラス端子9、電気測定用端子10、電源供給用マイナス端子11を備える。 【0037】バッテリ7への充電、またはバッテリ7からの放電は、電源供給用プラス端子9、電源供給用マイナス端子11を介して行われる。また、電気測定用端子10は、図示しない記憶手段に製造番号や製造年月日等の識別番号、および返却日時、充放電回数、レンタル日時(貸出日時)、バッテリ温度、バッテリ残量のデータ等の固有情報させたり、バッテリ・レンタル装置1に固有情報を伝達するものである。 【0038】ロックピン12は、バッテリ・レンタル装置1の返却用のバッテリ7を格納部15に挿入すると機械的にロックピン12が引き起こされ、バッテリ7がロックされる。 【0039】また、貸出し用バッテリ7を取り出す際には、バッテリ・レンタル装置1の解除信号に基づいて格納部15内の戻し金具により、ロックピン12が押し戻され、バッテリ7は格納部15から容易にハンドル13で取り出せる。 【0040】図3(a)は、格納部表示灯15aが点滅している格納部15に返却用の使用済みバッテリ7を挿入する状態を示す説明図である。図3(b)は、挿入する途中の状態を示す説明図であり、ロックピン12が図3(d)に示すようには突起していない状態である。図3(c)は、返却用の使用済みバッテリ7が完全に押し込まれた状態を説明する説明図であり、ロックピン12が突起してロックされた状態である。 【0041】図4はこの発明に係る温度管理手段の温度保存部を表わすバッテリ・レンタル装置の外観図である。図4(a)に表面図、図4(b)に側面図を示す。図4において、バッテリ・レンタル装置1は、複数のバッテリ7を収納するバッテリ収納部23を正面を除いて包む温度保存部30を備える。温度保存部30は、断熱性に優れた断熱材で形成する。 【0042】複数のバッテリ7を充電する充電器18および電源19は、バッテリ・レンタル装置1の底部に配置する。これらの熱源をヒタとともにバッテリの温度を高める時に利用することができる。 【0043】図5はこの発明に係る温度管理手段を備えたバッテリ・レンタル装置の一実施の形態構成図である。図5において、温度管理手段は、バッテリ収納部23を包む温度保存部30と、バッテリ収納部23に設けた少なくとも1つの温度センサ32または装置外部に設けた少なくとも1つの外気温度センサ31と、この温度センサ(32、31)からの温度信号(Ti、To)に基づいて温度保存部30の温度を変更する温度調節器34と、この温度調節器34を駆動する温度制御部33とから構成する。 【0044】温度保存部30は、バッテリ収納部23の表面(バッテリ取り出し部)を除いいた全ての面を断熱材で覆い、バッテリ収納部23内の温度変化を小さく抑制するよう形成する。 【0045】温度保存部30の上面部には、切欠部30Bを設け吸入用のファン35を配置する。また、温度保存部30の下面部には、切欠部30Aを設け、温度調節器34からの温風または、冷風がバッテリ収納部23内に送風されるように形成する。 【0046】温度センサ32は、バッテリ収納部23に少なくとも1つ配置し、バッテリ収納部23内の温度Tiを検出して温度信号Tiを温度制御部33に供給する。 【0047】外気温度センサ31は、バッテリ・レンタル装置1のケースに少なくとも1つ配置し、外気温度Toを検出して外気温度信号Toを温度制御部33に供給する。 【0048】温度制御部33は、温度設定手段、比較手段、制御信号発生手段を備え、温度センサ32から供給される温度信号Ti、または外気温度センサ31から供給される外気温度信号Toをバッテリの保存温度を比較し、比較結果に基づいて制御信号Voを温度調節器34に供給する。 【0049】図6はこの発明に係る温度制御部の要部ブロック構成図である。図6において、温度制御部33は、温度設定手段41、比較手段44、制御信号発生手段45を備える。 【0050】温度設定手段41は、上限温度設定手段42、下限温度設定手段43を備える。上限温度設定手段42は、RAM等の書換え可能なメモリで構成し、バッテリ7の保存温度の上限値(例えば、30℃)を記憶し、上限温度信号Tuを比較手段44に供給する。 【0051】下限温度設定手段43は、RAM等の書換え可能なメモリで構成し、バッテリ7の保存温度の下限値(例えば、10℃)を記憶し、下限温度信号Tdを比較手段44に供給する。 【0052】なお、保存温度の上限値および下限値は、バッテリ・レンタル装置1の設置時や季節に応じて自由に外部設定ができる。 【0053】比較手段44は、コンパレータ、増幅器等で構成し、温度信号Tiまたは外気温度信号Toと、上限温度信号Tuおよび下限温度信号Tdを比較し、温度信号Tiまたは外気温度信号Toが上限温度信号Tuを超えた場合(Ti、To>Tu)、または温度信号Tiまたは外気温度信号Toが下限温度信号Tdを下回る場合(Ti、To<Td)には、上限温度信号Tuと、温度信号Tiまたは外気温度信号Toとの温度偏差ΔT(=Tu−Ti、=Tu−To)、または下限温度信号Tdと、温度信号Tiまたは外気温度信号Toとの温度偏差ΔT(=Td−Ti、=Td−To)を演算し、温度偏差信号ΔTを制御信号発生手段45に供給する。 【0054】なお、Tiまたは外気温度信号Toが下限温度信号Td以上で上限温度信号Tu以下の場合(Td≦Ti、To≦Tu)には、温度偏差信号ΔTを0とする。 【0055】制御信号発生手段45は、信号発生器で構成し、温度偏差信号ΔTに対応した制御信号Voを温度調節器34に供給する。 【0056】温度調節器34は、クーラやヒータで構成し、温度制御部33から供給される制御信号Voに基づいて駆動され、温度保存部30の切欠部30Aを介してバッテリ収納部23内に温風または冷風(図5の一点鎖線表示)を送る。 【0057】温度信号Tiまたは外気温度信号Toが上限温度信号Tuを超えた場合(Ti、To>Tu)には、クーラを駆動して冷風を送る。 【0058】一方、温度信号Tiまたは外気温度信号Toが下限温度信号Tdを下回る場合(Ti、To<Td)には、ヒータを駆動して温風を送る。 【0059】また、Tiまたは外気温度信号Toが下限温度信号Td以上で上限温度信号Tu以下の場合(Td≦Ti、To≦Tu)には、温度調節器34の駆動を停止して電力の消費を低減する。 【0060】ファン36は、装置ケースの上部に設けられた通風用の切欠部に設け、ファン35から送られてくる風を装置外部に排気する。 【0061】なお、温度センサ32または外気温度センサ31を複数個配置して、欠く温度センサが検出した温度の平均温度(平均値)で、温度制御をする構成としてもよい。 【0062】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、バッテリ収納部を所定の温度範囲に保つ温度管理手段を備え、温度環境条件の厳しい屋外に設置してもバッテリの性能を最適に保つことができるので、利用者へのバッテリ・レンタルサービスを充実することができる。 【0063】また、この発明に係る温度管理手段は、バッテリ収納部を包む温度保存部と、バッテリ収納部に設けた少なくとも1つの温度センサまたは装置外部に設けた少なくとも1つの外気温度センサと、この温度センサからの温度信号に基づいて温度保存部の温度を変更する温度調節器と、この温度調節器を駆動する温度制御部とを備え、バッテリ収納部内に収容された複数のバッテリを一定温度範囲に保つことができるので、バッテリの性能を保証することができる。 【0064】さらに、この発明に係る温度制御部は、バッテリの上限および下限の保存温度を設定する温度設定手段と、保存温度と温度センサまたは前記外気温度センサが検出する温度とを比較する比較手段と、この比較手段が検出した温度偏差に基づいて温度調節器の駆動を制御する制御信号発生手段とを備え、バッテリ収容部内の温度または外気温度が設定された上限または下限の保存温度の範囲外になった時のみ、温度調節器を駆動するので、バッテリの性能の安定化を図るとともに、装置の低消費電力化を図ることができる。 【0065】また、この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、温度保存部を断熱材で構成し、上部および下部に通風用の切欠部と、通風用のファンとを設け、バッテリ収容部内の温度変化を抑制し、複数のバッテリを均一の温度に保つことができるので、複数のバッテリで均一な性能を保証することができる。 【0066】さらに、この発明に係るバッテリ・レンタル装置は、装置ケースに、通風用の切欠部と、通風用のファンとを設けたので、装置内部の温度を均一にしてバッテリ収容部内の温度を保存温度に保つことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)9月15日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
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| 【公開番号】 |
特開平11−98613 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)4月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−269383 |
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