| 【発明の名称】 |
研削用工具 |
| 【発明者】 |
【氏名】西 健一朗
【氏名】温井 満
【氏名】中嶋 和男
【氏名】村井 史朗
【氏名】和田 豊尚
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| 【要約】 |
【課題】各砥石セグメント上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメントを有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる研削用工具を提供する。
【解決手段】工具本体25の端面外周縁に複数の砥石セグメント33を配設する。工具本体25には、各砥石セグメント33に対応して冷却液の供給通路36を形成する。各供給通路36の一端には、工具本体25の外周面に開口してノズル37から噴射される冷却液を取り入れるための入口36aを形成する。各供給通路36の他端には、工具本体25の端面に開口して冷却液を砥石セグメント33の内周面に向けて吹き付けるための出口36bを形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 円盤状の工具本体の端面外周縁に複数の砥石セグメントを配設した研削用工具において、前記工具本体には各砥石セグメントに対応して冷却液の供給通路を形成し、各供給通路の一端には工具本体の外周面に開口してノズルから噴射される冷却液を取り入れるための入口を形成するとともに、各供給通路の他端には工具本体の端面に開口して冷却液を砥石セグメントの内周面に向けて吹き付けるための出口を形成した研削用工具。 【請求項2】 前記各砥石セグメント間に位置するように、工具本体の端面外周縁には複数の排出通路を形成した請求項1に記載の研削用工具。 【請求項3】 前記各供給通路は、入口よりも出口の方が工具本体の外周側に位置するように傾斜状態に形成した請求項1または請求項2に記載の研削用工具。 【請求項4】 前記各供給通路は、入口よりも出口の方が大径となるように形成した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の研削用工具。 【請求項5】 前記工具本体の裏面には、ノズルから噴射される冷却液を各供給通路の入口に導くための案内面を形成した請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の研削用工具。 【請求項6】 前記各供給通路の入口には、取り入れられた冷却液を出口側に規制誘導するための規制面を形成した請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の研削用工具。 【請求項7】 前記工具本体の端面にはその外周縁を除いて凹所を形成するとともに、外周縁には砥石セグメントの取付座を形成し、供給通路の出口が凹所内において開口した請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の研削用工具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ワークの表面を研削する研削装置に装備される研削用工具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えばワイヤソーによりスライス状に切断された硬脆材料のウエハの両面を研削する研削装置においては、工具本体の端面外周縁に複数の砥石セグメントを配設した一対の研削用工具が装備されている。そして、各研削用工具の砥石セグメントがウエハの両面に接合された状態で、両研削用工具が回転されることにより、ウエハの両面が同時に研削されるようになっていた。 【0003】この種の研削装置によるウエハの研削時には、各砥石セグメントを冷却するとともに、研削に伴って発生する研削屑を各砥石セグメント上から排出除去する必要がある。 【0004】このため、工具本体の中心に冷却液の供給路を形成し、この供給路から工具本体の端面にクーラントや水等の冷却液を噴出して、各砥石セグメント上に供給するように構成した研削用工具が、従来から提案されている。また、工具本体の外周に複数のノズルを対向配置し、これらのノズルから砥石セグメントの外周に向かって冷却液を直接噴射するようにした構成も、従来から提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの従来構成においては、次のような問題があった。すなわち、前者の構成では、工具本体の中心位置において供給路から工具本体の端面側に冷却液が噴出されるため、冷却液に対して遠心力が充分に作用せず、冷却液が各砥石セグメントに向かって十分に供給されない。特に縦型の両頭研削盤の場合には、上下両工具本体の中央部にクーラントや水等を供給しても、重力の影響により上下の工具に供給されるクーラントの量が異なり、表面と裏面の加工条件が違うことにより、加工物の反りやうねりの原因となり十分な加工精度を得ることができなかった。 【0006】また、後者の構成では、砥石セグメントの外周に噴射される冷却液が遠心力により外方に飛ばされるため、冷却液が各砥石セグメントの内周側まで十分に供給されない。従って、これらの従来構成では、砥石セグメントの冷却効果及び研削屑の除去効果を十分に期待することができなかった。 【0007】この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、各砥石セグメント上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメントを有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる研削用工具を提供することにある。また、縦型両頭研削盤において、上下の工具本体に全く同一の構造の研削工具を使用することにより、確実に上下が等しい冷却液が供給され、極めて高精度の加工が可能となる。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、円盤状の工具本体の端面外周縁に複数の砥石セグメントを配設した研削用工具において、前記工具本体には各砥石セグメントに対応して冷却液の供給通路を形成し、各供給通路の一端には工具本体の外周面に開口してノズルから噴射される冷却液を取り入れるための入口を形成するとともに、各供給通路の他端には工具本体の端面に開口して冷却液を砥石セグメントの内周面に向けて吹き付けるための出口を形成したものである。 【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の研削用工具において、前記各砥石セグメント間に位置するように、工具本体の端面外周縁には複数の排出通路を形成したものである。 【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の研削用工具において、前記各供給通路は、入口よりも出口の方が工具本体の外周側に位置するように傾斜状態に形成したものである。 【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の研削用工具において、前記各供給通路は、入口よりも出口の方が大径となるように形成したものである。 【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の研削用工具において、前記工具本体の裏面には、ノズルから噴射される冷却液を各供給通路の入口に導くための案内面を形成したものである。 【0013】請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の研削用工具において、前記各供給通路の入口には、取り入れられた冷却液を出口側に規制誘導するための規制面を形成したものである。 【0014】請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の研削用工具において、前記工具本体の端面にはその外周縁を除いて凹所を形成するとともに、外周縁には砥石セグメントの取付座を形成し、供給通路の出口が凹所内において開口したものである。 【0015】 【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1に示すように、第1の実施形態の両頭平面研削盤は、下部フレーム11を備え、その下部フレーム11上には中間フレーム202が固定され、さらに、中間フレーム202の上部には上部フレーム201が固定されている。下部フレーム11には下部砥石回転昇降機構12及びワーク支持機構14が装設され、上部フレーム201には上部砥石回転昇降機構13が装設されている。下部及び上部砥石回転昇降機構12,13は、砥石駆動装置としての働きをする。下部及び上部砥石回転昇降機構12,13には研削用工具18が互いに対向するように取り付けられている。そして、ワーク支持機構14上のワーク22の上下両面に研削用工具18が接合された状態で、両研削用工具18が回転されることにより、ワーク22の上下両面が同時に研削される。 【0016】前記砥石回転昇降機構12,13の研削用工具18にはそれぞれ下部、上部砥石15,16が配設され、それらの砥石15,16は、その上部端面またはその下部端面の砥石作用面15a,16aが互いに平行となり、それぞれの砥石15,16の回転軸が一直線上に対向して配置されている。なお、下部及び及び上部砥石回転昇降機構12,13では図示しない制御装置によって下部及び上部砥石15,16の送りが制御される。 【0017】次に、前記研削用工具18について詳細に説明すると、図2,図3に示すように、工具本体25は円盤状に形成され、その裏面中央部には取付ボス部26が突出形成されている。工具本体25及び取付ボス部26には、複数の取付ネジ孔27が所定間隔おきで軸線方向に延長形成されている。そして、取付ボス部26を各砥石回転昇降機構12,13の回転軸12a,13aに嵌合した状態で、各取付ネジ孔27及び回転軸12a,13aにボルト29を螺合することにより、工具本体25が各砥石回転昇降機構12,13に取り付けられている。 【0018】前記工具本体25の端面中央には凹所31が形成され、その外周縁には段差状の取付座32が形成されている。取付座32には複数の直方体状の砥石セグメント33が、同一円周上で所定間隔おきに配置されるように接着固定されている。各砥石セグメント33と対応するように、工具本体25の裏面にはネジ孔34がそれぞれ形成され、これらのネジ孔34にネジ35を選択的に螺合することにより、工具本体25の回転バランスを調整するようになっている。 【0019】図2〜図4に示すように、前記各砥石セグメント33と対応して、工具本体25には複数の円孔状の供給通路36が、一端の入口36aよりも他端の出口36bの方が工具本体25の外周側に位置するように傾斜状態で形成されている。出口36bは凹所31内に位置している。なお、工具本体25の端面に対する各供給通路36の傾斜角度A1は、ドリル加工にて供給通路36を形成する際に、取付座32の内端縁32aに干渉しない限りで、最小となるように設定されている。 【0020】前記各供給通路36の入口36aは、工具本体25の裏面及び取付ボス部26の外周面に開口するように形成され、工具本体25の外方に配設された複数のノズル37から噴射されるクーラントや水等の冷却液を取り入れるようになっている。また、各供給通路36の出口36bは、工具本体25の端面側へ開口するように形成され、入口36aから取り入れられた冷却液を各砥石セグメント33の内周面33aに向けて吹き付けるようになっている。そして、各供給通路36の出口36bは、入口36aを含む供給通路36の内径よりも大径となるように形成されている。 【0021】前記工具本体25の裏面には斜状の案内面38が形成され、ノズル37から噴射される冷却液がこの案内面38に沿って各供給通路36の入口36aに導かれるようになっている。また、案内面38を設けたことにより、工具本体25が冷却液の噴射経路の邪魔にならないように、しかも入口36aが拡開されて冷却液の導入が円滑に行われるようになっている。各供給通路36の入口36aには規制面39が形成され、入口36aから取り入れられた冷却液がこの規制面39により規制されて、出口36b側へ誘導されるようになっている。 【0022】図2及び図3に示すように、前記各砥石セグメント33間において、工具本体25の端面外周縁には複数の溝状の排出通路40が形成され、それらの内端が凹所31内に開口されている。そして、各供給通路36から砥石セグメント33の内周面33aに吹き付けられる冷却液が、研削時に発生する研削屑とともに、これらの排出通路40を通って工具本体25の外周側へ排出除去されるようになっている。 【0023】次に、前記のように構成された研削用工具の動作を説明する。ワーク22の研削時には、図2及び図3に示すように、研削用工具18の外方に配設された複数のノズル37から、工具本体25に向かってクーラントや水等の冷却液が噴射される。すると、工具本体25上の各供給通路36の入口36aがノズル37と対応するごとに、冷却液が入口36aから供給通路36内に取り入れられる。そして、供給通路36内に取り入れられた冷却液は、研削用工具18及び工具本体25の回転に伴う遠心力により、供給通路36に沿って出口36b側に移動され、その出口36bから砥石セグメント33の内周面33aに向けて吹き付けられる。 【0024】そして、この冷却液が研削時に発生する研削屑とともに、工具本体25の端面の凹所31内から排出通路40を通って、工具本体25の外周側へ排出される。これにより、各砥石セグメント33が冷却されて、研削中における砥石セグメント33及びワーク22の過熱が防止される。また、研削中に発生する研削屑が、砥石セグメント33の周辺から速やかに排出除去される。 【0025】前記の実施形態によって期待できる効果について、以下に記載する。 ・ この実施形態の研削用工具においては、工具本体25の端面外周縁に複数の砥石セグメント33が配設されている。工具本体25には、各砥石セグメント33に対応して冷却液の供給通路36が形成されている。各供給通路36の一端には、工具本体25の外周面に開口してノズル37から噴射される冷却液を取り入れるための入口36aが形成されている。各供給通路36の他端には、工具本体25の端面に開口して冷却液を砥石セグメント33の内周面33aに向けて吹き付けるための出口36bが形成されている。 【0026】このため、研削用工具の回転によりワークが研削される際には、ノズル37から噴射される冷却液が各供給通路36内に入口36aから取り入れられた後、遠心力により出口36b側に移動されて、砥石セグメント33の内周面33aに吹き付けられる。従って、砥石セグメント33上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメント33を有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる。 【0027】・ この実施形態の研削用工具においては、各砥石セグメント33間に位置するように、工具本体25の端面外周縁に複数の排出通路40が形成されている。このため、各砥石セグメント33上に供給される冷却液、及び研削に伴って発生する研削屑を、排出通路40に沿って工具本体25の外周側へ確実に排出除去することができる。 【0028】・ この実施形態の研削用工具においては、各供給通路36が、入口36aよりも出口36bの方が工具本体25の外周側に位置するように傾斜状態に形成されている。このため、各供給通路36に取り入れられた冷却液が、遠心力により傾斜状態の供給通路36に沿って砥石セグメント33の内周面33aに向かい確実に吹き付けられる。従って、砥石セグメント33の冷却効果を高めることができるとともに、冷却液がウエハ等のワーク22に直接吹き付けられて、ワーク22に振動が発生するおそれを防止することができる。 【0029】・ この実施形態の研削用工具においては、各供給通路36が、入口36aよりも出口36bの方が大径となるように形成されている。このため、冷却液を供給通路36の大径状の出口36bから砥石セグメント33の内周面33aに向かって広範囲に吹き付けることができて、砥石セグメント33の冷却効果を高めることができる。 【0030】・ この実施形態の研削用工具においては、工具本体25の裏面に、ノズル37から噴射される冷却液を各供給通路36の入口36aに導くとともに、冷却液の導入を円滑にするための案内面38が形成されている。このため、ノズル37から噴射される冷却液が案内面38に沿って各供給通路36内に有効に取り入れられ、砥石セグメント33の冷却効果を高めることができる。 【0031】・ この実施形態の研削用工具においては、各供給通路36の入口36aに、冷却液を出口36b側へ規制誘導するための規制面39が形成されている。このため、供給通路36内に取り入れられた冷却液が、規制面39により出口36b側に規制誘導されて、砥石セグメント33の内周面33aに確実に吹き付けられ、砥石セグメント33の冷却効果を高めることができる。 【0032】・ この実施形態の研削用工具においては、工具本体25の端面にはその外周縁を除いて凹所31を形成するとともに、外周縁には砥石セグメント33の取付座32を形成し、供給通路36の出口36bが凹所31内において開口されている。そのため、砥石セグメント33に対向する供給通路36の出口36bが砥石セグメント33よりも低いところに位置する。従って、高い遠心力が作用しても、冷却液は砥石セグメント33の内周面33aに確実に当たり、冷却と研削屑との排出を効率的に行うことができる。 【0033】(第2の実施形態)次に、この発明の第2の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。 【0034】さて、この第2の実施形態においては、図5に示すように、各供給通路36が、入口36aよりも出口36bの方が工具本体25の外周側に位置するとともに、回転方向の後方側に位置するように傾斜した状態で形成されている。そして、研削用工具18の回転に伴う遠心力により、冷却液が供給通路36内に沿って出口36b側に移動されて、その出口36bから砥石セグメント33の内周面33aの中央部付近に向かって吹き付けられるようになっている。 【0035】従って、この第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、各砥石セグメント33上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメント33を有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる。また、この第2の実施形態においては、冷却液が砥石セグメント33の内周面33aの中央部付近に確実に吹き付けられるため、砥石セグメント33を一層効果的に冷却することができて、冷却効率を高めることができる。 【0036】(第3の実施形態)次に、この発明の第3の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。 【0037】さて、この第3の実施形態においては、図6に示すように、各供給通路36が、入口36aよりも出口36bの方が工具本体25の外周側に位置するように傾斜した状態で、供給通路36が工具本体25の回転方向の前方側へ偏倚して形成されている。そして、研削用工具18の回転に伴う遠心力により、冷却液が供給通路36内に沿って出口36b側に移動されて、その出口36bから砥石セグメント33の内周面33aの中央部付近に向かって吹き付けられるようになっている。 【0038】従って、この第3の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、各砥石セグメント33上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメント33を有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる。また、この第3の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、冷却液が砥石セグメント33の内周面33aの中央部付近に吹き付けられるため、砥石セグメント33を一層効果的に冷却することができて、冷却効率を高めることができる。 【0039】(第4の実施形態)次に、この発明の第4の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。 【0040】さて、この第4の実施形態においては、図7及び図8に示すように、各砥石セグメント33の中央部に対応して、工具本体25の端面外周縁に複数の溝状の供給通路36が形成されている。そして、各供給通路36が工具本体25の外周面に開口されている。 【0041】従って、この第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の効果を発揮させることができる。また、この第4の実施形態においては、冷却液の供給通路36が溝状になっていて、工具本体25の外周面に開口されているため、切削加工により工具本体25上に複数の供給通路36を容易に形成することができる。 【0042】なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。 ・ 各供給通路36を楕円孔状に形成すること。この場合、楕円の長軸が工具本体25の円周方向に沿うようにするのが望ましい。 【0043】・ 各供給通路36を入口36a側よりも出口36b側が大径となるようにテーパ状に形成すること。 ・ 各砥石セグメント33を不等ピッチで配列すること。或いは、各砥石セグメント33として工具本体25の円周方向の長さが異なるものを複数使用すること。これらの場合、出口36bは各砥石セグメント33の長さ方向の中央部に配置されるようにする。 【0044】 【発明の効果】この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明によれば、各砥石セグメント上に冷却液を十分に供給することができて、各砥石セグメントを有効に冷却することができるとともに、研削に伴って発生する研削屑を確実に排出除去することができる。 【0045】請求項2に記載の発明によれば、各砥石セグメント上に供給される冷却液、及び研削に伴って発生する研削屑を、排出通路に沿って工具本体の外周側へ確実に排出除去することができる。 【0046】請求項3に記載の発明によれば、冷却液を遠心力により傾斜状態の供給通路に沿って各砥石セグメントの内周面に向かい確実に吹き付けることができ、砥石セグメントの冷却効果を高めることができる。また、冷却液がウエハ等のワークに直接吹き付けられて、ワークに振動が発生するおそれを防止することもできる。 【0047】請求項4に記載の発明によれば、冷却液を供給通路の大径状の出口から砥石セグメントの内周面に向かって広範囲に吹き付けることができて、砥石セグメントの冷却効果を高めることができる。 【0048】請求項5に記載の発明によれば、ノズルから噴射される冷却液を、案内面に沿って各供給通路内へ有効に取り入れることができて、砥石セグメントの冷却効果を高めることができる。 【0049】請求項6に記載の発明によれば、供給通路内に取り入れられた冷却液を、入口から外方に漏出することなく規制面により出口側に誘導して、各砥石セグメントの内周面へ確実に吹き付けることができ、砥石セグメントの冷却効果を高めることができる。 【0050】請求項7に記載の発明によれば、冷却と研削屑との排出を効率的に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000152675 【氏名又は名称】株式会社日平トヤマ
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)3月16日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】恩田 博宣
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| 【公開番号】 |
特開平11−262865 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月28日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−65461 |
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