| 【発明の名称】 |
ワイヤソー |
| 【発明者】 |
【氏名】鄭萬燮
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| 【要約】 |
【課題】ワイヤロープの一定間隔にダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層を有する切削スリーブが弾性材料層により射出成形されて付着維持されるワイヤソーに関し、特に水中作業等のような特殊な作業時に、摩擦抵抗に伴う問題点を解決することを目的とする。
【解決手段】ワイヤロープ10に一定間隔に挿入設置され、弾性材料層20により付着維持される円筒型マウント32の周りに付設されるダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層34を形成し、流体抵抗を減少させるための手段として、一側は小さな外径による小さな端顎面34Aを、他側は大きな外径による大きな端顎面34Bを有するようにし、傾斜周面34Cを形成したテーパ型切削メタル層34で形成したことを特徴とするワイヤソー。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ワイヤロープ10に一定間隔に挿入設置され、弾性材料層20により付着維持される円筒型マウント32の周りに付設されるダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層34を形成し、流体抵抗を減少させるための手段として、一側は小さな外径による小さな端顎面34Aを、他側は大きな外径による大きな端顎面34Bを有するようにし、傾斜周面34Cを形成したテーパ型切削メタル層34で形成されたことを特徴とするワイヤソー。 【請求項2】 切削メタル層34の大きな外径を有する側に比較的短い区間の平行周面34Dを形成したことを特徴とする請求項1に記載のワイヤソー。 【請求項3】 切削スリーブ30をワイヤロープ10の一定間隔に配列して弾性材料層20へ射出成形し、付着時上記切削メタル層34の小さな端顎面34Aは埋立てられ、弾性材料層20との間に端顎を形成しないことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤソー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤロープの一定間隔にダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層を有する切削スリーブが弾性材料層により射出成形されて付着維持されるワイヤソー(WIRESAW)に関し、特に水中作業等のような特殊な作業時、流体による摩擦抵抗に伴う問題点を解決するためのワイヤソーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般的にワイヤソーは、一定間隔に切削スリーブを有するエンドレスのループ形態として図1のようにコンクリート壁にコアドリル等で通過孔110、120を開け、これを通過してエンドレスループ化したワイヤソー1の前方に動力伝達装置(図示しない)により回転するプーリー130と案内ローラ140、150とを設置し、上記プーリー130が回転しながら図面のようにA位置からB位置へ進むことによって切断するように構成されている。 【0003】一方、上記の説明は、図面に従ってコンクリート壁の切断状態を説明しているが、その他の柱の切断が採石等でも上記のような大同小異な方式で切断作業を成す。 【0004】しかし、上記のような大気中での作業にはあまり問題はないが、橋の橋脚等のような水中での被削体を切断する水中作業のように、その切断作業が流体内でなされる時には、ワイヤソー1の一定間隔に設置された切削スリーブが突出された構造として、水との摩擦抵抗に因って切削のための回転走速が減少しながら切削性を大きく低下させる問題点がある。 【0005】このような従来のワイヤソー1は、図2と図3のように弾性材料層20によりワイヤロープ10の一定間隔に埋立固定される円筒型マウント32の周りに付設されるダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層34がやはり円筒型で付設されて弾性材料層20と端顎を成すため、その端顎面34Bによりワイヤソー1の水中作業時、抵抗が発生して切削性を大きく低下させる問題点が発生する。 【0006】従って、作業時間が長くなり、走速を高めるために、もっと大きな動力伝達装置を必要とする等の問題がある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために創案されたものであって、本発明の目的は、メタル切削層の周りに傾斜面を形成し、弾性材料層によりワイヤロープに付設時、どの一側の弾性材料層とメタル切削層に、段差が発生しないように射出成形し、回転時、水との摩擦抵抗問題を解決することにその目的がある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明はワイヤロープの一定間隔に挿入設置され、弾性材料層により付着維持される円筒型マウントの周りに付設されるダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層を形成し、流体抵抗を減少させるための手段として、一側は小さな外径による小さな端顎面を、他側は大きな外径による大きな端顎面を有するようにし、傾斜周面を形成したテーパ型切削メタル層で形成したことを特徴とする。 【0009】一方、切削メタル層の大きな外径を有する側に、比較的短い区間の平行周面を形成してなされる。 【0010】そして、上記のように構成された切削スリーブをワイヤロープに対し一定間隔に配列し、弾性材料層へ射出成形して付着時上記切削メタル層の小さな端顎面は埋立てられ、弾性材料層との間に端顎を形成しないことを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明を望ましい実施の形態を、添付された図面により、詳細に説明する。 【0012】なお、本発明で従来と同一又は同等な部分は、同一な符号を付して説明することにする。 【0013】まず、本発明の構成を図4及び図5により説明すれば次の通りである。 【0014】ワイヤロープ10に対し一定間隔に挿入設置され、弾性材料層20により付着維持される円筒型マウント32の周りに付設されるダイヤモンド研摩粒子が均等に分布含有された切削メタル層34を形成し、流体抵抗を減少させるための手段として、一側は小さな外径による小さな端顎面34Aを、他側は大きな外径による大きな端顎面34Bを有するようにし、傾斜周面34Cを形成したテーパ型切削メタル層34を形成する。 【0015】この時、大きな外径を有する側に平行周面34Dを形成するが、比較的短い区間で構成する。 【0016】一方、上記のように構成された切削スリーブ30を、ワイヤロープ10に対し一定間隔に配列し、弾性材料層20へ射出成形して付着する。この時、上記切削メタル層34の小さな端顎面34Aは埋立てられ、弾性材料層20との間に端顎を形成しない。 【0017】以上のように構成された本発明の作用を説明すれば次の通りである。 【0018】本発明によるワイヤソーを使用する時、動力伝達装置により回転されるワイヤソー1は、傾斜周面34Cのある方向、即ち、大きな端顎面34Bの反対方向へ回転されるようにして、水中の被切削体を切断できるようにする。これによって、ワイヤソー1の切削メタル層34が、水などの流体抵抗を比較的少なく受けることとなり、水中作業の効率が良くなる。 【0019】一方、水中での切削作業時、平行周面34Dは、その長さが相対的に小さいため、被削材との接触面積が減り、作業初期に切削性を高めてワイヤソー1が安定化される時間を短縮する作用を成す。 【0020】なお、上記のワイヤソー1で大気中の作業をする時には、水中作業とは反対方向へ回転させることによって、被削体を切断する時切削進行方向への前方部位の急磨耗によるワイヤソーの寿命減少を防止する作用を有する。 【0021】 【発明の効果】以上のように構成され、作用する本発明は、切削メタル層を一定区間の傾斜周面を有する流線型の構造を形成することによって、水中作業時、流体による抵抗を減少させて切削性を向上することができ、反対方向へ回転をかけることによって、大気中の切削作業にも平行した周面により切削作業を十分に遂行できる。これは水中での切削作業時、初期切削性を高めてワイヤソーが安定化される時間を短縮する効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592019202 【氏名又は名称】二和ダイヤモンド工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成9年(1997)11月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−42511 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)2月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平9−324792 |
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