| 【発明の名称】 |
連続圧延設備の接合装置の台車 |
| 【発明者】 |
【氏名】北山 好和
【氏名】益田 一隆
【氏名】中川 理洋
【氏名】羽島 養二
【氏名】原田 一則
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| 【要約】 |
【課題】車輪防止治具や車輪用ジャッキを使用することなく、短時間で安全に車輪交換ができる連続圧延設備の接合装置の台車走行車輪の提供。
【解決手段】先行するシートバー16の後端部と後行するシートバー17先端部とをクランプパッド18によって挟持し、CO2レーザー溶接する、連続圧延設備の接合装置の台車であって、車輪11の車輪軸を軸支したボギー8が進退自在の断面が門型で両端が開放されている台車サドル2には、ボギー8に対向する位置の高さ方向の中央部に水平にボギー軸6が支持され、ボギー8の上部には、ボギー軸6が入り込む位置決め凹部8aが形成され、ボギー軸6が位置決め凹部8aに入り込むことにより台車サドル2がボギー8に支持される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 先行するシートバーの後端部と後行するシートバー先端部とをクランプパッドによって挟持し、CO2レーザー溶接する、連続圧延設備の接合装置の台車であって、車輪の車輪軸を軸支したボギーが進退自在の断面が門型で両端が開放されている台車サドルには、ボギーに対向する位置の高さ方向の中央部に水平にボギー軸が支持され、ボギーの上部には、ボギー軸が入り込む位置決め凹部が形成され、ボギー軸が位置決め凹部に入り込むことにより台車サドルがボギーに支持されることを特徴とする連続圧延設備の接合装置の台車。 【請求項2】 門型の台車サドルの下部の両側にガイド中のボギーの転倒を防止するボギーガイドを設けたことを特徴とする請求項1記載の連続圧延設備の接合装置の台車。 【請求項3】 門型の台車サドルの下部に、補強のために車輪を除いた部分にセパレーターが固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の連続圧延設備の接合装置の台車。 【請求項4】 ボギーのうち、台車中央部のボギーと端部のボギーとが、連結ロッドで接続されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の連続圧延設備の接合装置の台車。 【請求項5】両端のボギーには、位置決めのための面板が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の連続圧延設備の接合装置の台車。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、粗圧延されたシートバーを接合して連続して仕上げ圧延する連続圧延設備の接合装置の台車走行車輪に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の鋼板の熱間圧延ラインでは、スラブを加熱炉で加熱し、粗圧延機で圧延し、得られたシートバーを仕上圧延機で圧延して所望の板厚になるように圧延処理していた。この熱間圧延ラインでは、シートバーをひとつずつ分けて圧延処理するので、作業効率が良くなかった。 【0003】そこで、最近、特開平8−192206号公報に記載されているように、粗圧延機を出たシートバーの先端部と先行するシートバーの後端部とを接合装置で接合し、これを仕上圧延機に連続的に供給して仕上げ圧延を行うようにした連続圧延ラインが開発されている。前記連続圧延ラインの接合装置においては、先行するシートバーの後端部と後行のシートバー先端部とが接合される。即ち、先行するシートバーの後端部は、接合装置の出側フレームのクランプ板によって挟持されるとともに、後行するシートバーの先端部は入側フレームのクランプ板によって挟持される。そして、両シートバーは、油圧シリンダによって接触部分が加圧され、この状態で誘導加熱装置に誘導電流を通電すると、その接触部分に渦電流が周回して半溶融状態となり、一体に接合される。接合の際、接合装置は台車により移動する。 【0004】図6は従来の台車の全体図、図7は図6のC−C断面図である。 【0005】接合装置は、先行シートバー16及び後行シートバー17の走行方向に沿って前後進する台車にクランプパッド18を有する入側クランプ19及び出側クランプ20と、CO2レーザートーチ15とを台車本体フレームに装備している。台車走行車輪11は、車輪軸4により台車サドル2に軸支されている。 【0006】図8、図9及び図10は、従来の台車走行車輪の交換の手順を示す説明図である。なお、台車に装着されているクランプ装置、CO2レーザートーチ等は省略している。 【0007】台車全体を大型クレーンで吊り上げ、車輪軸4を取り外し、車輪11を車輪転倒防止治具5で支持した後、台車全体を大型クレーンで吊り上げる(図8(1)、(2)参照)。その後、車輪を取り除く(図8(3)参照)。 【0008】次いで、車輪用ジャッキ12を配置して交換用の車輪を配置し(図9(1)参照)、その後、車輪用ジャッキ12により車輪11を台車サドル2まで上昇させ、車輪軸4を差し込んで固定する(図9(2)参照)。 【0009】車輪11の交換が済むと、吊り上げている台車をレールに下ろして交換作業が終了する(図10(1)、(2)参照)。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】稼働頻度の高い台車の車輪は摩耗が大きく、車輪交換頻度が高い。しかしながら、従来のレール上での車輪交換方法は、数100トンもある台車を大型クレーンで車輪を完全にかわす高さ(700〜800mm)に吊り上げたままの車輪交換作業となり、不安定で危険な作業となる。 【0011】また、旧車輪の転倒防止治具の取付が必要であるため、危険で且つ時間を要する。また、新車輪を取り付ける際には、車輪軸を挿入するため、車輪用ジャッキで位置調整する必要があり、調整作業に時間を要する。 【0012】本発明は、車輪防止治具や車輪用ジャッキを使用することなく、短時間で安全に車輪交換ができる連続圧延設備の接合装置の台車走行車輪を提供するものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、先行するシートバーの後端部と後行するシートバー先端部とをクランプパッドによって挟持し、CO2レーザー溶接する、連続圧延設備の接合装置の台車であって、車輪の車輪軸を軸支したボギーが進退自在の断面が門型で両端が開放されている台車サドルには、ボギーに対向する位置の高さ方向の中央部に水平にボギー軸が支持され、ボギーの上部には、ボギー軸が入り込む位置決め凹部が形成され、ボギー軸が位置決め凹部に入り込むことにより台車サドルがボギーに支持されることを特徴とする。 【0014】門型の台車サドルの下部の両側には、ガイド中のボギーの転倒を防止するボギーガイドを設けてもよい。 【0015】また、門型の台車サドルの下部に、補強のために車輪を除いた部分にセパレーターを固定してもよい。 【0016】ボギーのうち、台車中央部のボギーと端部のボギーとを連結ロッドで接続してもよい。 【0017】また、両端のボギーには、位置決めのための面板を設けてもよい。 【0018】 【発明の実施の形態】図1は本発明のクランプパッドを備えた接合装置の全体図である。 【0019】接合装置は、先行シートバー16及び後行シートバー17の走行方向に沿って走行レール10上を前後進する台車にクランプパッド18を有する入側クランプ19及び出側クランプ20と、CO2レーザートーチ15が台車本体フレーム1に設けられている。 【0020】図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。 【0021】台車サドル2は、断面が門型で両端が開放され、ボギーが進退自在となっている。ボギー8に対向する位置の台車サドル2の高さ方向の中央部には、水平に取り外し自在のボギー軸6が支持されている。門型の台車サドル2の下部には、補強のために車輪11を除いた部分にセパレーター9が固定される。 【0022】車輪11の車輪軸4を軸支したボギー8の上部には、位置決め凹部8aが形成され、ボギー軸6が位置決め凹部8aに入り込み、台車サドル2がボギー8に支持される。 【0023】ボギー8のうち、台車中央部のボギーと端部のボギーとは、連結ロッド13で接続されている。両端のボギー8には、面板14が設けられ、台車サドル2に入れる際の位置決めとなる。ボギー8は、門型の台車サドル2の下部の両側に設けられたボギーガイド7により挟まれて、ボギー8の引き出し中に転倒しないように成っている。 【0024】図4及び図5は本発明の車走行車輪の交換の手順を示す説明図である。なお、図面では、台車に装着されているクランプ装置、CO2レーザートーチ等は省略している。 【0025】台車全体をジャッキ3で持ち上げ、ボギー軸6をボギー8の位置決め凹部8aから外す(図4(1)、(2)参照)。 【0026】その後、ボギー8を門型の台車サドル2から引き出す(図4(3)参照)。 【0027】次いで、新しいボギー8を走行レール10に載せ、ボギー8を押し、面板14が台車サドル2にぶつかるまで押し込むと、ボギー8と台車サドル2とが位置決めされる(図5(2)参照)。 【0028】次いで、ジャッキ3を下降させると、台車サドル2のボギー軸6がボギー8の位置決め凹部8aに入り込み、台車サドル2はボギー8に支持される。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、危険で且つ不安定なクレーン作業を回避することができ、また、台車全体をわずか上昇させるだけで、車輪防止治具や車輪用ジャッキを使用する必要がないので、短時間で交換作業ができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006655 【氏名又は名称】新日本製鐵株式会社 【識別番号】390022873 【氏名又は名称】日鐵プラント設計株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)4月15日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小堀 益 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−290924 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)10月26日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−104858 |
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