| 【発明の名称】 |
あらゆる様式の仕上がり形材を圧延するための圧延設備およびこの圧延設備を運転する方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】ゲオルク・エンゲル
【氏名】ウルリッヒ・スベイコフスキー
【氏名】ハンス− ユルゲン・ノヴアク
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| 【要約】 |
【課題】あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備およびこの圧延設備を運転するための方法を提供すること【解決手段】 コンパクチング圧延群の前方にそれぞれ一つのローラテーブルR2が、そして前方にローラテーブルR3が設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、ローラテーブルR1と両ローラテーブルR2とR3間に横方向送り装置QT1とQT2が設けられている。この圧延設備の運転は重量のある仕上がり形材、特にH形材を粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブルとこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル間に設けられている横方向送り装置QT2を経てこのローラテーブルR3上にもたらし、次いで前方に設けられている次位加工装置に供給するようにして行なわれる
【解決手段】コンパクチング圧延群の前方にそれぞれ一つのローラテーブルR2が、そして前方にローラテーブルR3が設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、ローラテーブルR1と両ローラテーブルR2とR3間に横方向送り装置QT1とQT2が設けられている。この圧延設備の運転は重量のある仕上がり形材、特にH形材を粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブルとこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル間に設けられている横方向送り装置QT2を経てこのローラテーブルR3上にもたらし、次いで前方に設けられている次位加工装置に供給するようにして行なわれる |
【特許請求の範囲】
【請求項01】 互いに接近して相前後して設けられている対のユニバーサルロールスタンドから成り、これらのユニバーサルロールスタンド間に据込みロールスタンドを備えているコンパクチング圧延群を備えており、このコンパクチング圧延群の前方において位置ずれして平行に配設されている粗圧延群が設けられており、この粗圧延群が同様に互いに接近して相前後して設けられている垂直ロールスタンド、水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドとの群から成る様式の、フラット−ブロック−粗形素材、或いは最終寸法に近い粗形素材、連続鋳造設備から到来する、場合によっては手前に接続されている加熱炉内に貯蔵されている、および/または圧延熱に保持されている粗形素材から、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備において、コンパクチング圧延群の前方にそれぞれ一つのローラテーブル(R2)が、そして前方にローラテーブル(R3)が設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、および粗圧延群の前方にローラテーブル(R1)が設けられており、このローラテーブルが上記ローラテーブル(R2とR3)に対して平行に、それらの両長さの全長にわたってコンパクチング圧延群の傍らを走っており、この場合このローラテーブル(R1)と両平行なローラテーブル(R2とR3)間に横方向送り装置(QT1とQT2)が設けられていることを特徴とす、るあらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備。 【請求項02】 粗圧延群が垂直ロールスタンド(VG)、水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG)から成ることを特徴とする請求項1に記載の圧延設備。 【請求項03】 粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)が二つ或いは多数の選択カリバー(K1,K2)を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の圧延設備。 【請求項04】 コンパクチング圧延群の水平ロールスタンド(HG)が二つの或いは多数の選択カリバーを備えていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項05】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組が円筒形の垂直ロールを備えているH−カリバーを有していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項06】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組および/またはコンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1)のロール組がV形の垂直ロールを備えているX−カリバーを有していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項07】 粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)のロール組、粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)のロール組および/またはコンパクチング圧延群のロールスタンド(UG1,HZとUG2)のロール組が、特別なカリバーが形成されているロール組を備えていことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項08】 コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1とUG2)が二重式ロール組を備えていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項09】 粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)の水平ロールが1200から1800mmの範囲の直径を有していることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項10】 コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG1とUG2)の水平ロールが800から1300mmの範囲の直径を有していることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の圧延設備。 【請求項11】 互いに接近して相前後して設けられている対のユニバーサルロールスタンドから成り、これらのユニバーサルロールスタンド間に据込みロールスタンドを備えているコンパクチング圧延群を備えており、このコンパクチング圧延群の前方において位置ずれして平行に配設されている粗圧延群が設けられており、この粗圧延群が同様に互いに接近して相前後して設けられている垂直ロールスタンド、水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドとの群から成る様式の、フラット−ブロック−粗形素材、或いは最終寸法に近い粗形素材、連続鋳造設備から到来する、場合によっては手前に接続されている加熱炉内に貯蔵されているおよび/または圧延熱に保持されている粗形素材から、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備を運転するための方法において、重量のある仕上がり形材、特にH形材を粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブル(R1)とこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル(R3)間に設けられている横方向送り装置(QT2)を経てこのローラテーブル(R3)上にもたらし、次いで前方に設けられている次位加工装置に供給することを特徴とする、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延する圧延設備を運転するための方法。 【請求項12】 コンパクチング圧延群の出側のユニバーサルロールスタンド(UG2)を、自体公知のように、その傍らを案内されているローラテーブル(R1)とコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブル(R3)へと案内されている横方向送り装置(QT2)を使用してこのローラテーブル(R3)を経て移動させることを特徴とする請求項10或いは11に記載の運転方法。 【請求項13】 粗圧延群が平滑なロールを備えている垂直ロールスタンド(VG)、輪郭が形成されているロールを備えている水平ロールスタンド(HG)およびユニバーサルロールスタンド(UG)を有している場合、長方形の断面の或いはI形断面の粗形素材(VG)と粗形素材(VP)を垂直ロールスタンド(VG)内で据込み、次いで水平ロールスタンド(HG)内で粗成形し、引続きこの粗圧延群のユニバーサルロールスタンド(UG)内で輪郭成形し、場合によっては減面し、引続きこの群のユニバーサルロールスタンド(UG1)、水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG2)内でタンデム群として作業が行なわれるコンパクチング圧延群内でストレートのカリバー順序および場合によっては可逆カリバー順序で仕上げ圧延することを特徴とする請求項10から12までのいずれか一つに記載の運転方法。 【請求項14】 粗圧延群内での粗形素材(VP)の据込みと輪郭成形を、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序で経て行うことを特徴とする請求項13に記載の運転方法。 【請求項15】 粗圧延群内での粗形素材(VP)の輪郭成形と減面を、この群の水平ロールスタンド(HG)とユニバーサルロールスタンド(UG)内で、相前後しているカリバー順序および可逆カリバー順序で行うことを特徴とする請求項13に記載の運転方法。 【請求項16】 圧延を粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)内で二つの選択カリバー(K1,K2)を組合わせ行うことを特徴とする請求項15に記載の運転方法。 【請求項17】 コンパクチング圧延群のロールスタンドが、輪郭が形成された水平ロール対を備えている場合、I断面を有する粗形素材から特別な仕上がり形材の成形のため、コンパクチング圧延群内の仕上げ成形を、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序を経て行うことを特徴とする請求項15或いは16に記載の運転方法。 【請求項18】 粗圧延群内の相前後しているカリバーおよび可逆カリバーにあって、更なる減面を再び粗圧延群の水平ロールスタンド(HG)の第一の選択カリバー(K1)内で、続いて水平ロールスタンド(HG)の選択カリバー(K2)の従属カリバー内で、そして引続く減面を入側のユニバーサルロールスタンド(UG1)と据込みロールスタンド(HZ)内のカリバー順序および可逆カリバー順序で、最終据込み成形をコンパクチング圧延群の入側のユニバーサルロールスタンド(UG1)、据込みロールスタンド(HZ)と出側ユニバーサルロールスタンド(UG2)で行うことを特徴とすることを特徴とする請求の範囲第13項から第10項までのいずれか一つに記載の運転方法。 【請求項19】 I断面の粗形素材(VP)を粗圧延群内の垂直ロールスタンド(VG)内で据込み、引続きそれぞれ水平ロールスタンド(HG)内のカリバー順序と可逆カリバー順序でフランジ据込みを行い、ユニバーサルロールスタンド(UG)内で輪郭成形し、減面し、ユニバーサルロールスタンド(UG)の最後のカリバーを経て仕上げ圧延することを特徴とする請求の範囲第11項から第19項までのいずれか一つに記載の運転方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、互いに接近して相前後して設けられている対のユニバーサルロールスタンドから成り、これらのユニバーサルロールスタンド間に据込みロールスタンドを備えているコンパクチング圧延群を備えており、このコンパクチング圧延群の前方(明細書に記載の方向、即ち前方、手前等は圧延方向を基準としている)において位置ずれして平行に配設されている粗圧延群が設けられており、この粗圧延群が同様に互いに接近して相前後して設けられている垂直ロールスタンド、水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドとの群から成る様式の、フラット−ブロック−粗形素材、或いは最終寸法に近い粗形素材、連続鋳造設備から到来する、場合によっては手前に接続されている加熱炉内に貯蔵されているおよび/または圧延熱に保持されている粗形素材から、あらゆる様式の仕上がり形材を圧延するための圧延設備およびこの圧延設備を運転する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】この様式の公知の圧延設備は、その構造様式と使用されるロールスタンドおよび付帯装置の点で全く一定した様式の圧延製品、例えば重量のある形材および/または重量のある桁或いは軽量の桁および中程度の重量の桁、そして場合によっては適切な形材を圧延するのに適しているに過ぎない。目的としている市場の広さのいかんによっては、このような圧延設備の稼働には、しばしばその能力を十分に発揮すると言うことに関して難点が生じ、従ってこの圧延設備の稼働に経済性が問われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の構造の圧延設備を、この圧延設備によりあらゆる様式の市販の形材、しかも通常の形材も、限られた枠内での特殊形材も製造することができるように、例えば軽量の桁も、重量のある桁、矢板用形材或いは釣上げマスト用形材およびあらゆる形材を少量のロットででも製造することができるように改良することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明により、コンパクチング圧延群の前方と後方にそれぞれローラテーブルが設けられており、これらのローラテーブルの長さが仕上がり被圧延材の抜出し長さに相当していること、および粗圧延群の前方にローラテーブルが設けられており、このローラテーブルが上記ローラテーブルに対して平行にそれらの両長さの全長にわたってコンパクチング圧延群の傍らを走っており、この場合この平行なローラテーブル間に横方向送り装置が設けられていることによって解決される。 【0005】粗圧延群は、本発明による他の構成により、二重式垂直ロールスタンド、二重式水平ロールスタンドとユニバーサルロールスタンドとから成る。この場合、粗圧延群の水平ロールスタンドおよび場合によってはコンパクチング圧延群の水平ロールスタンドは二つの或いは多数の選択カリバーを備えている。 【0006】H形材の粗圧延ロールと仕上げ圧延ロールに関して、粗圧延群のユニバーサルロールスタンドのロール組が円筒形の垂直ロールを備えているH−カリバーを有している。肉薄の桁を圧延するため、V形の垂直ロールを備えているX−カリバーが使用され、特別な形材を圧延するためには水平ロールと垂直ロールの相応するカリバーが使用される。 【0007】コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンドは、一定の形材を圧延するために二重式ロール組をも備えている。粗圧延群のユニバーサルロールスタンドの水平ロールは1200から1800mmの範囲の直径を有しており、コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンドの水平ロールは800から1300mmの範囲の直径を有している。 【0008】この圧延設備は、本発明による特徴により、重量のある仕上がり形材、特にH形材を、粗圧延群内で仕上げ成形し、コンパクチング圧延群の傍らを案内されているローラテーブルと、このローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられている横方向送り装置を経てこのローラテーブル上にもたらし、次いで前方に設けられている次位の加工装置に供給するようにして運転される。 【0009】コンパクチング圧延群の出側のユニバーサルロールスタンドは、公知のように、その傍らを案内されているローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブルに移動する横方向送り装置を使用してこのローラテーブル経て移動される。粗圧延群が平滑なロールを備えている二重式粗ロールスタンド、輪郭を形成されたロールを備えている二重式水平ロールスタンドおよびユニバーサルロールスタンドを有している場合、長方形の断面の或いはI形断面の粗形素材は、二重式粗ロールスタンド内で据込み圧延され、続いて二重式水平ロールスタンド内で粗成形され、引続き粗圧延群のユニバーサルロールスタンド内で輪郭成形され、場合によっては減面され、引続きコンパクチング圧延群内で、この群のユニバーサルロールスタンドと水平ロールスタンドのストレート(durchgehende) なカリバー順序、そして場合によっては可逆カリバー順序を経て仕上げ圧延される。 【0010】この場合、粗圧延群内での粗形素材の据込みと輪郭成形は、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序を経て行はれるか、或いはこの群の粗形素材の輪郭成形と減面を、二重式水平ロールスタンドとユニバーサルロールスタンドの相前後しているカリバー順序および可逆カリバー順序を経て行われる。コンパクチング圧延群のロールスタンドが輪郭が成形された水平ロール対を有している場合、I形断面の粗形素材からの肉薄形材の仕上げ成形は、コンパクチング圧延群内で、この群のロールスタンドのストレートなカリバー順序で行なわれる。 【0011】粗圧延群の水平ロールスタンドが選択カリバー、特に二つの選択カリバーを備えている場合、粗圧延群内の相前後しているカリバーと可逆カリバーにおいて、更なる減面が再び第一の選択カリバーと、このカリバーに続く次の選択カリバー内のカリバー内で、これに引続いて入側のユニバーサルロールスタンドと据込みロールスタンド内のカリバーと可逆カリバー内で更なる減面が、コンパクチング圧延群の入側のユニバーサルロールスタンド、据込みロールスタンドおよび出側のユニバーサルロールスタンドの最終カリバー順序を経て行なわれる。 【0012】H断面を有する重量のある仕上がり被圧延材を圧延する場合、この形材は粗圧延群の垂直ロールスタンド内で据込まれ、引続きカリバー順序と可逆カリバー順序で、自体圧延技術において公知の方法により、それぞれ水平ロールスタンド内でフランジ据込みし、ユニバーサルロールスタンド内で輪郭成形し、減面し、次いで最後のカリバー内でこの群のユニバーサルロールスタンドにより仕上げ圧延される。 【0013】以下に添付した図面に図示した発明の実施の形態に付き本発明を詳細に説明する。 【0014】 【発明の実施の形態】図1から認められるように、この圧延設備は加熱炉WOの前方に設けられており、この加熱炉から供給ローラテーブルZRが粗圧延群に通じている。この粗圧延群は垂直ロールスタンドVG、水平ロールスタンドHGおよびユニバーサルロールスタンドUGとから成る。この粗圧延群の前方にはローラテーブルR1が設けられており、このローラテーブルは、タンデム−コンパクチング圧延群の手前に設けられている他のローラテーブルR2に対して平行に走っている。このタンデム−コンパクチング圧延群は二つのユニバーサルロールスタンドUG1とUG2およびこれらのユニバーサルロールスタンドの間に設けられている水平中間ロールスタンドZHとから成る。このタンデム−コンパクチング圧延群の前方にはローラテーブルR3が設けられている。ローラテーブルR2に対して平行に走っているローラテーブルR1はこのタンデム−コンパクチング圧延群の傍らを通り、引続いてローラテーブルR3に対して平行に走っている。ローラテーブルR1とそれぞれローラテーブルR2とR3の間には横方向送り装置QT1とQT2が設けられている。 【0015】この圧延設備により、図示していない連続鋳造設備内でフラットな断面、ブロック断面或いは最終寸法に近い断面を有する粗形素材として鋳造され、場合によっては加熱炉WO内で圧延温度に加熱されて、その温度に保持されている粗形素材が、同様に図示していない脱スケール装置、例えば高圧水噴射装置により脱スケール処理され、次いで供給ローラテーブルZRを介して粗圧延群に供給され、この粗圧延群内で粗形素材の断面の圧延される仕上がり輪郭への最初の適合が行なわれる。引続き、予め成形され、場合によっては既に減面されている粗形素材は、粗圧延群を去った後横方向送り装置QT1によりローラテーブルR2上にもたらされ、このローラテーブルによりタンデム−コンパクチング圧延群に供給され、このタンデム−コンパクチング圧延群内で仕上げ圧延される。この圧延工程は図2にグラフとして参照符号1で示した。重量のある形材、例えばH形材は既に粗圧延群内で仕上げ圧延され、次いでローラテーブルR1を介してタンデム−コンパクチング圧延群の傍らを移送されて、横方向送り装置QT2によりこの圧延群のローラテーブルR3上にもたらされ、このローラテーブルにより次位の処理装置、例えば調質装置に供給される。この圧延工程は図2にグラフとして参照符号2で示した。 【0016】粗圧延群の水平ロールスタンドHGは多数の、少なくとも二つの選択カリバーのためのカリバーを移動させるための装置を備えている。タンデム−コンパクチング圧延群はXH−圧延のためのロールスタンドを備えている。両ユニバーサルロールスタンドUG1とUG2は選択的に二重式ロール組を備えており、水平ロールスタンドHZは選択カリバーを備えていてもよい。コンパクチング圧延群の傍を案内されているローラテーブルR1の配設は、横方向送り装置QT2とローラテーブルR3と共にタンデム−コンパクチング圧延群が出側から始動し、従って可逆作業の際偶数の通過を可能し、これだけで粗形素材の仕上げ成形が達せられるような場合、例えば三つのカリバーの代わりに二つのカリバーにより、或いは五つのカリバーの代わりに四つのカリバーより作業を行うことを可能にする。 【0017】図2に示した圧延工程1は、例えば重量のある粗形素材を圧延している間この作業には利用されないタンデム−コンパクチング圧延群を組替えし、待機させておくことが可能である。図3によるパススケジュールにあっては、粗圧延群は平滑なロールを有する二重式垂直ロールスタンド、成形されたロールを有している二重式水平ロールスタンドとユニバーサルロールスタンドUGとを備えている。図面から明らかなように、粗形素材VPは垂直ロールスタンドVG内のカリバー1内で据込まれ、水平ロールスタンドHG内の第二のカリバー2内で予備成形され、ユニバーサルロールスタンドUG内の第三のカリバー3内で既に形材に圧延される。引続いて、タンデム−コンパクチング圧延群内のユニバーサルロールスタンドUG1、水平ロールスタンドHZおよびユニバーサルロールスタンドUG2のストレートなカリバー順序4,5,6を経て、並びに引続いて反対方向で上記のロールスタンドの同様にストレートの可逆カリバー順序R7,R8,R9を経て、そして工程開始方向でこのロールスタンドの新たなストレートなカリバー順序10,11,12を経て輪郭成形と輪郭減面の下に仕上げ圧延される。この場合、X−H−圧延方法が適用される。即ち、I形材のフランジはユニバーサルロールスタンドUG1を通過する度毎にV字形の垂直ロールスタンドVWにより外方へと僅かに曲げられ、引続き水平ロールスタンドHZとユニバーサルロールスタンドUG2の円筒形の垂直ロールスタンドZWにおける輪郭成形圧延を経て再び元のH位置にもたらされる。 【0018】図4によるパススケジュールは、この発明の実施の形態にあって出発輪郭として最終寸法に近いI断面を有する粗形素材VPが使用されており、極めて肉薄の仕上がり被圧延材を成形するために、タンデム−コンパクチング圧延群においてユニバーサルロールスタンドUG1、水平ロールスタンドHZとユニバーサルロールスタンドUG2のカリバー順序もしくは可逆カリバー順序4,5,6,R7,R8,R9,10,11,12,R13,R14,,R15,16,17,18を経て、全部で五つの通過が必要である点では大体図3によるパススケジュールに相応している。 【0019】図5によるパススケジュールにあっては、粗形素材VPは垂直ロールスタンドVGの据込みカリバー1を経た後、既に粗圧延群において水平ロールスタンドHGとユニバーサルロールスタンドUGの、それぞれ相前後しているカリバー2,3と可逆カリバーR4,R5と、あらためてカリバー6,7とを経て予めX形に輪郭成形され、次いで図3によるパススケジュールに相応するタンデム−コンパクチング圧延群UG1,HZ,UG3内で三つのストレートなカリバー順序と可逆カリバー順序8,9,10,R11,R12,R13,14,15,16で仕上げ圧延される。 【0020】図6によるパススケジュールにあっては、粗圧延群は水平ロールスタンドHGを備えており、成形ロール組は二つの選択カリバーK1とK2を備えており、粗圧延群のユニバーサルロールスタンドUGのロールも、またタンデム−コンパクチング圧延群UG1,HZとUG2のロールも鋼矢板を造ることを可能にするようなロールを備えている。 【0021】粗形素材VP−ここではI断面を有する粗形素材−は、垂直ロールスタンドVG内の据込みカリバー1を経た後、それぞれ水平ロールスタンドHGの第一の選択カリバーK1とユニバーサルロールスタンドUGの二つの相前後しているカリバー順序と可逆カリバー順序2,3,R4,R5,6,7,R8,R9,10,11,R12,R13を経て十分に輪郭成形され、次いで水平ロールスタンドHGの第二の選択カリバーK2の単独のカリバー14を経た後、次のタンデム−コンパクチング圧延群のユニバーサルロールスタンドUG1、水平ロールスタンドHZとユニバーサルロールスタンドUG2の、ただ一つのストレートなカリバー順序15,16,17を経て仕上げ圧延される。 【0022】図7によるパススケジュールにあっては、粗圧延群の水平ロールスタンドHGは選択カリバーK1とK2を備えている。この粗圧延群の垂直ロールスタンドVG内で、粗形素材は第一のカリバー1内で据込まれ、引続き水平ロールスタンドHGの選択カリバーK1内で、そしてと水平ロールスタンドHGとユニバーサルロールスタンドUGによりカリバー2と3並びに次の可逆カリバーR4とR5内で、そしてこのロールスタンドの同じ選択カリバーK1内で、そしてこのロールスタンドの他方の選択カリバーK2により引続き次のカリバー6内で輪郭成形され、減面される。このようにして得られた形材は、次いでコンパクチング圧延群の入側のユニバーサルロールスタンドUG1内でカリバー順序と可逆カリバー順序7,R8,9で更に減面され、次いで次の据込みロールスタンドHZのカリバー10を経てフランジ減面され、次にあらためて入側のユニバーサルロールスタンドUG1に関して、続く可逆カリバーR11と従属カリバー12並びに据込みロールスタンドHZと出側のユニバーサルロールスタンドUG2の相前後しているカリバー13と14を経て仕上げ圧延される。 【0023】図8によるパススケジュールにあっては、重量のある粗形素材VP−ここではI断面を有する粗形素材−は、粗圧延群の垂直ロールスタンドVG内で第一のカリバー1で据込み圧延され、引続き水平ロールスタンドHGと水平ロールスタンドHG内のユニバーサルロールスタンドUGのカリバー順序と可逆カリバー順序2,3;R4,R5;6,7;R8,R9;10,11;R12,R13;14,15;R16,R17を経て強制的に据込み圧延され、ユニバーサルロールスタンドUG内で輪郭成形され、減面されし、次いでユニバーサルロールスタンドUGの最後のカリバー18を経て仕上げ圧延され、次いで−既に説明したように−コンパクチング圧延群の傍らを走っているローラテーブルR1(図1)とこのローラテーブルとコンパクチング圧延群の前方に設けられているローラテーブルR3との間に設けられている横方向送り装置QT2によりローラテーブルR3上にもたらされる。 【0024】 【発明の効果】本発明による圧延設備によりあらゆる様式の市販の形材、しかも通常の形材も、限られた枠内での特殊形材も製造することができ、例えば軽量の桁も、重量のある桁も、矢板用形材或いは釣上げマスト用形材およびあらゆる形材も少量のロットででも製造することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390035426 【氏名又は名称】エス・エム・エス・シュレーマン−ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)10月23日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】江崎 光史 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−239803 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−302872 |
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