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【発明の名称】 シャボン玉形成具及びその収容ケース
【発明者】 【氏名】川股 伸也

【要約】 【課題】小さなシャボン玉溶液の容器であっても、大きなリングを浸すことができ、しかも簡単に大きなリングにシャボン玉溶液の被膜を張らせることができるシャボン玉形成具とそのシャボン玉形成具を持ち運ぶ収容ケースを提供することを課題とする。

【解決手段】シャボン玉形成具21は、シャボン玉溶液の被膜を張らせるリング24と、このリング24の一側に設けられた取っ手15とからなる。リング24は、ヒンジ部材25,26によって回動自在に連結された一対の半環状部材22,23によって構成されており、折り畳み展開可能に形成されている。収容ケース2は、ケース本体3と、ケース本体3に回動自在に取り付けられた蓋体5とからなる。ケース本体3には、シャボン玉溶液を収納した収納容器20を収容する第1の収容凹部7と、上記シャボン玉形成具21を折り畳んだ状態で収容する第2の収容凹部9が形成されている。第2の収納凹部9には、注ぎ口9cが形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とするシャボン玉形成具。
(イ)シャボン玉溶液の被膜を張らせるリングと、このリングの一側に設けられた取っ手とからなること。
(ロ)リングは、ヒンジ部材によって回動自在に連結された一対の半環状部材によって構成されており、折り畳み展開可能に形成されていること。
【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とする収容ケース。
(イ)ケース本体と、ケース本体に回動自在に取り付けられた蓋体とからなること。
(ロ)ケース本体には、シャボン玉溶液を収納した収納容器を収容する第1の収容凹部と、請求項1記載のシャボン玉形成具を折り畳んだ状態で収容する第2の収容凹部が形成されていること。
【請求項3】 第2の収容凹部に注ぎ口が形成されていることを特徴とする請求項2記載の収容ケース。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、シャボン玉を形成するシャボン玉形成具と、このシャボン玉形成具を収容する収容ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大きなシャボン玉を形成するシャボン玉形成具は、大リングと取っ手で構成されていた。この従来のシャボン玉形成具は、シャボン玉溶液を入れた大きな容器に大リングを浸し、この大リングにシャボン玉溶液の被膜を張らせ、大リングを大きく振ることによって大きなシャボン玉を形成していた。また、シャボン玉形成具を収容する専用の収容ケースは従来から存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の大きなシャボン玉を形成するシャボン玉形成具は、リングが大きく形成されているため、リング全体をシャボン玉溶液に浸すために大きなシャボン玉溶液の容器を必要とし、極めて不便であるという問題点があった。また、この大きなリングにシャボン玉溶液の被膜を張らせることは、極めて難しく、熟練を要し、幼児ではとても無理であるという問題点もあった。さらに、例え大きなリングにシャボン玉溶液の被膜を張らせることができたとしても、この大きなリングからシャボン玉を形成して引き離すことは、極めて困難であり、熟練者でも難しいという問題点もあった。
【0004】従来、シャボン玉形成具を収容する収容ケースは、存在しなかったため、シャボン玉形成具の持ち運び及び保管が不便であるという問題点があり、こぼしても大丈夫なように、ビニール袋に入れて持ち運び及び保管を行っていた。
【0005】本願請求項1に係る発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、比較的小さなシャボン玉溶液の容器であっても、充分に大きなリングを浸すことができ、簡単に大きなリングにシャボン玉溶液の被膜を張らせることができ、さらに簡単にシャボン玉を形成して引き離すことができるシャボン玉形成具を提供することを第1の課題とする。
【0006】本願請求項2に係る発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、シャボン玉形成具とシャボン玉溶液収納容器を収容して簡単に持ち運ぶことができる収容ケースを提供することを第2の課題とする。
【0007】本願請求項3に係る発明は、シャボン玉形成具を収容する第2の収容凹部に残ったシャボン玉溶液を回収することができる注ぎ口が形成された収容ケースを提供することを第3の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係るシャボン玉形成具は、上記第1の課題を達成するため、下記の構成を有する。
(イ)シャボン玉溶液の被膜を張らせるリングと、このリングの一側に設けられた取っ手とからなること。
(ロ)リングは、ヒンジ部材によって回動自在に連結された一対の半環状部材によって構成されており、折り畳み展開可能に形成されていること。
【0009】本願請求項2に係る収容ケースは、上記第2の課題を達成するため、下記の構成を有する。
(イ)ケース本体と、ケース本体に回動自在に取り付けられた蓋体とからなること。
(ロ)ケース本体には、シャボン玉溶液を収納した収納容器を収容する第1の収容凹部と、請求項1記載のシャボン玉形成具を折り畳んだ状態で収容する第2の収容凹部が形成されていること。
【0010】本願請求項3に係る収容ケースは、上記第3の課題を達成するため、第2の収容凹部に注ぎ口が形成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】本願請求項1乃至3記載のシャボン玉形成具及び収容ケースの実施の形態を、図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、シャボン玉形成具及び収容ケースの一つの実施の形態を示す全体分解斜視図である。図2は、蓋体を開いた状態の収容ケースと、収容ケース内に収容したシャボン玉形成具の斜視図である。図3は、蓋体を閉じた状態の収容ケースの斜視図である。図4は、シャボン玉形成具の全体斜視図である。図5は、図4の要部分解斜視図である。図6は、ケース本体の使用状態を示す斜視図である。
【0012】シャボン玉形成具21は、シャボン玉溶液の被膜を張らせるリング24と、このリング24の一側に設けられた取っ手15とからなる。リング24は、ヒンジ部材25,26によって回動自在に連結された一対の半環状部材22,23によって構成されており、折り畳み展開可能に形成されている。
【0013】上記シャボン玉形成具21は、リング24を折り畳むと半分となり、比較的小さなシャボン玉溶液の容器に浸すことができ、大きな容器が不要となる。また、シャボン玉溶液に浸したリング24を展開することで、リング24に簡単にシャボン玉溶液の被膜を張ることができる。リング24の展開角度を調節することができ、展開角度を小さくすると小さなシャボン玉が形成でき、展開角度を大きくすると大きなシャボン玉を形成することができる。このシャボン玉の形成後、リング24を折り畳むと、シャボン玉がちぎれて離れる。
【0014】収容ケース2は、ケース本体3と、ケース本体3に回動自在に取り付けられた蓋体5とからなる。ケース本体3には、シャボン玉溶液を収納した収納容器20を収容する第1の収容凹部7と、上記シャボン玉形成具21を折り畳んだ状態で収容する第2の収容凹部9が形成されている。
【0015】収容ケース2は、ケース本体3の第1の収容凹部7に収納容器20を収容し、第2の収容凹部9に折り畳んだ状態のシャボン玉形成具21を収容し、蓋体3を閉めて持ち運びすることができる。また、第2の収容凹部9が、シャボン玉形成具21をシャボン玉溶液に浸すための容器にもなり、別の容器を必要としない。この第2の収納凹部9に注ぎ口9cを設けると、この注ぎ口9cにより第2の収容凹部9に残ったシャボン玉溶液を簡単に回収することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。シャボン玉形成玩具1は、図1に示すように、収容ケース2と、収容ケース2内に収容されるシャボン玉形成具21と、同じく収容ケース2内に収容される収納容器20とで構成されている。
【0017】収容ケース2は、ケース本体3と、ケース本体3の後部にヒンジ連結された蓋体5とで形成されている。ケース本体3は、合成樹脂によって一体成形されている。ケース本体3の表面3c手前側には、筒状の収納容器20の下半分を収容する第1の収容凹部7が形成されている。ケース本体3の表面3c奥側には、第1の収容凹部7を囲む弓状の第2の収容凹部9が形成されている。
【0018】第2の収容凹部9は、円弧凹部9aと、円弧凹部9aの端部に設けられた直線凹部9bとで形成され、直線凹部9bの一側には、注ぎ口となる傾斜凹部9cが形成されている。ケース本体3の周縁には、段凹部3aが形成されている。蓋体5は、周縁5aがケース本体3の段凹部3aに嵌合するようになっている。蓋体5の内面手前側には、筒状の収納容器20の上半分を収容することができる半円状の上凹部5cが形成されている。蓋体5は、この上凹部5cによって外面がかまぼこ状に膨出している。蓋体5の内面奥側には、平面部5dが形成されている。
【0019】ケース本体3の前面3b及び蓋体5の前面5bには、略T字状のガイド部材10,10,11,11が取り付けられている。ガイド部材10,11は、前面3b及び5bに固着される基部10a,11aと、基部10a,11aと略直角の突出部10b,11bによって形成されている。
【0020】ケース本体3の前面3bに設けられた一対のガイド部材10,10間には、一つの係合部材12が設けられている。この係合部材12は、蓋体5を閉じたときに、蓋体5側のガイド部材11,11の突出部11b,11bまで伸びる基板12aと、基板12aの先端に設けられ係合板12bとで形成され、係合板12bの端縁に係合縁12cが形成されている。
【0021】蓋体5の前面5bに設けられた一対のガイド部材11,11間には、二つの係合部材13が設けられている。この係合部材13は、蓋体5を閉じたときに、ケース本体3側のガイド部材10,10の突出部10b,10bまで伸びる基板13aと、基板13aの先端に設けられ係合板13bとで形成され、係合板13bの端縁に係合縁13cが形成されている。
【0022】なお、ケース本体3に蓋体5を閉じた時に、ケース本体3の前面3bに設けられた一対のガイド部材10,10の突出部10b,10bと蓋体5の前面5bに設けられた二つの係合部材13の係合板13bが略同じ高さとなり、蓋体5の前面5bに設けられた一対のガイド部材11,11の突出部11b,11bとケース本体3の前面3bに設けられた係合部材12の係合板12bが略同じ高さとなる。
【0023】15は取っ手であって、略ロ字状の取っ手本体15aと、取っ手本体15aの長手方向一側縁に設けられた板状の係合杆16とからなる。この係合杆16の幅は、ケース本体3に蓋体5を閉じた時の、ガイド部材10、11の突出部10b,11b間と、係合部材12,13の係合板12b、13b間と略同じ長さになっている。
【0024】取っ手15の短手方向一側縁には、図5にも示すように、装着部17が設けられている。この装着部17は、一対の係合板18,19を備えている、一対の係合板18,19は、両側に係合縁18a,18b、19a,19bが設けられている。係合縁18a,18b及び19a,19bは、外周縁が円弧状に形成されている。
【0025】ケース本体3の表面3c手前側に形成された第1の収容凹部7には、筒状の収納容器20の下半分が収容される。この筒状の収納容器20は、シャボン玉溶液を収容する容器本体20aと、この容器本体20aの口部20cに着脱自在に取り付けられるキャップ20bとで形成されている。第1の収容凹部7に収容された収納容器20の上半分は、ケース本体3に蓋体5を閉じた時に、蓋体5の内面手前側に形成された半円状の上凹部5cに収容されるようになっている。
【0026】ケース本体3の表面奥側に形成された第2の収容凹部9には、シャボン玉形成具21が収容される。このシャボン玉形成具21は、半環状部材22と半環状部材23がヒンジ部材25、26によって回動自在に連結された構造となっている。
【0027】さらにこのシャボン玉形成具21について詳述すると、ヒンジ部材25,26は、内側の軸受け部材25a,26aと、内側の軸受け部材25a,26aに支軸27,28を介して回動自在に取り付けられた外側の軸受け部材25b,26bによって構成されている。一方の半環状部材22の両端が内側の軸受け部材25a,26aに固着され、他方の半環状部材23の両端が外側の軸受け部材25b,26bに固着されている。
【0028】ヒンジ部材25,26は、内側の軸受け部材25a,26aに対して外側の軸受け部材25b,26bが略180度回転することができるように形成されているため、半環状部材22,23を折り畳んだ状態から開いた状態に展開させることができる。半環状部材22,23を折り畳んだ状態は弓状となり、半環状部材22,23を開いた状態はリング24となる。
【0029】一方のヒンジ部材25は、内側の軸受け部材25aが支軸27に固定され、外側の軸受け部材25bが支軸27に回動自在に取り付けられている。この支軸27の外側には、軸受けボス30が固定され、この軸受けボス30にアーム部材31を介して軸受けパイプ32が固定されてい【0030】この軸受けパイプ32の内径は、前記係合板18,19の係合縁18a,18b及び19a,19bの円弧状外周縁と略同じに形成されている。さらに、この軸受けパイプ32の内側面には、一対の係合突起33,33が形成されている。この係合突起33,33は、端部にストッパー部33a,33aが形成されている。
【0031】内側の軸受け部材25aと軸受けパイプ32の間に配置された軸受け部材25bには、三角状の指掛け板35が固定して取り付けられている。なお、半環状部材22,23の表裏内側縁には、シャボン玉溶液の被膜を張りやすくするため、小さな半円状の凹部22a,23aが形成されている。
【0032】上記したシャボン玉形成玩具1は、図1に示すように、ケース本体3の第1の収容凹部7内に筒状の収納容器20を収容することができる。収納容器20の上半分は、第1の収容凹部7内の収容されないで、飛び出している。又、ケース本体3の第2の収容凹部9内に、半環状部材22,23を折り畳んだ状態の弓状のシャボン玉形成具21を収容することができる。シャボン玉形成具21の半環状部材22,23が円弧凹部9aに収容され、ヒンジ部25及び軸受けボス30が、直線凹部9bに収容される。シャボン玉形成具21の軸受けパイプ32と指掛け板35は、第2の収容凹部9内の収容されないで、飛び出している。
【0033】図3に示すように、蓋体5をケース本体3に対して閉めると、第1の収容凹部7から飛び出している収納容器20の上半分が、蓋体5の上凹部5cに収容される。また、第2の収容凹部9の円弧凹部9aに収容されているシャボン玉形成具21の半環状部材22,23は蓋体5の平面部5dによって押さえられ、第2の収容凹部9の直線凹部9bから飛び出している軸受けパイプ32と指掛け板35も、蓋体5の上凹部5cに収容される。
【0034】ケース本体3に蓋体5を閉じた時、ケース本体3の前面3bに設けられた一対のガイド部材10,10の突出部10b,10bと蓋体5の前面5bに設けられた二つの係合部材13の係合板13bが略同じ高さとなり、蓋体5の前面5bに設けられた一対のガイド部材11,11の突出部11b,11bとケース本体3の前面3bに設けられた係合部材12の係合板12bが略同じ高さとなる。
【0035】上記状態で、取っ手15の係合杆16は、これをガイド部材10,11間に差し込んでいくと、係合部材12,13の係合縁12c,13cによって規制されながら、係合板12b,13b間に挿入される。従って、ケース本体3及び蓋体5は、これの係合部材12,13の係合板12b,13bが取っ手15の係合杆16の端縁に係合するため、開くことができず、ロックされる。
【0036】蓋体5の周縁5aがケース本体3の段凹部3aに密に嵌合するので、収容ケース2内のシャボン玉溶液が、外に漏れ出すことは極めて少ない。取っ手15を把持して、シャボン玉形成玩具1を持ち運ぶことができる。
【0037】上記状態で、取っ手15の係合杆16をガイド部材10,11間から引き抜くと、ロック状態が解除され、蓋体5をケース本体3に対して開くことができる。ケース本体3の第2の収容凹部9内に収容したシャボン玉形成具21を取り出す。
【0038】シャボン玉形成具21の軸受けパイプ32内に取っ手15の装着部17を装着する。即ち、軸受けパイプ32の係合突起33,33に接触しないようにして、係合突起33,33の間に、装着部17の一対の係合板18,19の係合縁18a,18b,19a,19bを挿入し、取っ手15を係合縁18a,18b,19a,19bがストッパー33a,33aに当接するまで回転させると、係合縁18a,19a間と係合縁18b,19b間に係合突起33,33が係合する。このようにして、シャボン玉形成具21に取っ手15を取り付けることができ、取っ手15を逆回転させてシャボン玉形成具21から取っ手15を取り外すことができる。
【0039】第1の収納凹部7から収納容器20を取り出し、キャップ20bを外して容器本体20aの口部20cから第2の収納凹部9内にシャボン玉溶液を注入する。取っ手15を把持してシャボン玉形成具21を持ち上げ、半環状部材22,23を弓状に折り畳んだ状態で、第2の収納凹部9内に収容し、シャボン玉溶液に浸す。さらにシャボン玉溶液に浸したシャボン玉形成具21を持ち上げ、指掛け部35を指で側方に回転させると、半環状部材23がヒンジ部材25,26を中心として回転して展開し、半環状部材22と23によってリング24が形成される。半環状部材22,23には、シャボン玉溶液が付着しているので、このリング24にシャボン玉溶液の被膜が張られる。
【0040】上記状態で、取っ手15を大きく振ると、上記リング24に張られた被膜が膨らみ、シャボン玉が形成される。なお、リング24に張られた被膜に直接空気を吹き付けても、同様にシャボン玉が形成される。上記半環状部材23の半環状部材22に対する開き角度は、指掛け部35によって調節することができ、その調節することができる開き角度の範囲は0から180度である。開き角度を90度より小さくすると少し小さめのシャボン玉が形成でき、開き角度を90度より大きくすると大きめのシャボン玉が形成できる。
【0041】また、リング24の開き角度を調整することによって、そのときの風の強さに合わせることができる。風が強い場合には、リング24の開く角度を大きくすると風の抵抗が大きくなってリング24に張った被膜が簡単に破れてしまうので、開く角度を小さくして被膜が受ける風の抵抗を少なくする。風が弱い場合は、風の抵抗が小さいので開く角度を大きくすることができる。このように、シャボン玉形成具21は、風の強さに合わせてリング24の開く角度を調整することができる。なお、リング24の開く角度を小さくすると、リング24に張られるシャボン玉溶液の被膜が平面ではなく、リング24に沿って湾曲するため、風が取り込みやすく直ちに大きなシャボン玉を形成することができる。
【0042】なお、シャボン玉の形成後、上記開き角度を0度、即ち半環状部材23を閉じて半環状部材22に折り畳むと、シャボン玉が半環状部材22,23からちぎれて離れる。連続して半環状部材22,23を開閉すると、ここにシャボン玉溶液が付着している間、連続してシャボン玉を形成することができる。第2の収納凹部9には、注ぎ口となる傾斜凹部9cが形成されているので、図6に示すように、第2の収納凹部9内に残ったシャボン玉溶液をこの傾斜凹部9cを介して収納容器20内に戻すことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように本願請求項1に係るシャボン玉形成具は、シャボン玉を形成するリングを折り畳むと半分となり、比較的小さなシャボン玉溶液の容器に浸すことができ、大きな容器が不要となるという効果がある。また、シャボン玉溶液に浸したリングを展開することで、大きなリングに簡単にシャボン玉溶液の被膜を張らせることができるという効果もある。リングの展開角度を調節することができ、展開角度を小さくすると小さなシャボン玉が形成でき、展開角度を大きくすると大きなシャボン玉を形成することができるという効果がある。また、シャボン玉の形成後、リングを折り畳むと、シャボン玉がちぎれて離れるので、単にリングを開閉するだけで誰でも簡単に大きなシャボン玉を形成することができるという効果がある。
【0044】本願請求項2に係る収容ケースは、シャボン玉形成具とシャボン玉溶液収納容器を収容して簡単に持ち運ぶことができるという効果がある。また、シャボン玉形成具を収容する第2の収容凹部をシャボン玉溶液を収容する容器として利用することができ、別の容器を必要としなくなるという効果もある。
【0045】本願請求項3に係る収容ケースは、上記第2の収容凹部に注ぎ口が設けられているので、第2の収容凹部に残ったシャボン玉溶液を簡単に回収することができるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
【出願日】 平成10年(1998)3月17日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】高田 修治
【公開番号】 特開平11−262585
【公開日】 平成11年(1999)9月28日
【出願番号】 特願平10−89237