| 【発明の名称】 |
遊技盤の釘打機 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 洋右
【氏名】平山 道雄
【氏名】安井 顕澄
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| 【要約】 |
【課題】パチンコ機等の遊技盤に釘を打ち込むための釘打機であって、特に釘供給装置の改良に関するものである。
【解決手段】遊技盤10の釘打機100は、XYテーブル300、釘供給装置600、釘挟持装置700、ハンマー装置500、電子制御装置210を備える。釘供給装置600には、2枚のシュート形成板801,802と、釘供給ベース620と、釘供給用スライダ630と、釘供給用スライド軸631と、釘供給用プランジャ632とを備える。電子制御装置210には、釘供給用プランジャ用制御手段224を備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤を移動するXYテーブルと、釘を1本ずつ供給する釘供給装置と、前記釘供給装置により供給される前記釘を挟み持つ釘挟持装置と、前記釘挟持装置により挟み持たれた前記釘を、前記XYテーブルにより移動された前記遊技盤に打ち込むハンマー装置と、前記XYテーブルを制御し、前記釘挟持装置の位置まで移動させるための電子制御装置とを備える遊技盤の釘打機であって、前記釘供給装置は、前記釘の太さよりも広い隙間の釘供給路を形成するように対向して設けられた2枚のシュート形成板と、前記釘供給路内の前記釘を一列に整列させる釘供給ベースと、前記釘供給ベースの釘供給路の端部に臨み、前記釘を1本ずつ前記ハンマー装置へ供給する釘供給用スライダと、前記釘供給用スライダを前記釘供給ベースに対してスライド可能に支持する釘供給用スライド軸と、前記釘供給用スライド軸を駆動する釘供給用プランジャとを備え、前記電子制御装置には、前記釘供給用プランジャの駆動を制御するための釘供給用プランジャ用制御手段を備えていることを特徴とする遊技盤の釘打機。 【請求項2】 前記釘供給用スライダには、当該釘供給用スライダを釘供給路から外れた位置にロックする釘抜取装置を設けていることを特徴とする請求項1に記載の遊技盤の釘打機。 【請求項3】 前記釘抜取装置は、前記釘供給用スライダのスライドに伴ってスライドするロックピンと、前記ロックピンが係合するロック溝を有するロックレバーとを備えていることを特徴とする請求項2に記載の遊技盤の釘打機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機等の遊技盤に釘を打ち込むための釘打機であって、特に釘供給装置の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の釘打機としては、例えば、特開平8−38696号公報に示された「遊技盤の釘打ち機械および遊技盤の自動搬送装置」等がある。上記従来の装置は、XYテーブル上に支持された遊技盤を移動させ、釘供給装置から順に送り出された釘を開閉可能な釘ホルダの先端で支えながら、釘の頭部をハンマー装置により叩いて遊技盤に打ち込むものである。 【0003】具体的には、上記従来の装置は、釘ホルダの上方であって、釘供給装置の先端に配設されるとともに、釘供給装置側の本体側面に釘通過用の溝孔が形成された案内筒と、釘供給装置の先端部に整列されている釘を圧接保持しながら、案内筒の溝孔に1本ずつ送り込む釘繰り出し機構と、先端の釘保持部を案内筒の軸心まで前進するとともに、釘保持部を閉じた状態で案内筒から落下した釘を案内筒の軸心上に支え、釘の打ち込みが終了した後に釘保持部を開いて後退する釘ホルダとを備える。 【0004】そして、XYテーブルにより遊技盤が釘打ち込み位置まで移動されると、釘供給装置の先端部に整列されている釘が釘繰り出し機構により圧接保持されながら、釘ホルダの上方に位置する案内筒の溝孔へ1本ずつ送り込まれる。このとき、釘ホルダは先端の釘保持部が案内筒の軸心まで前進し、且つ閉じられており、案内筒内を落下した釘は釘保持部内に支えられる。この状態で釘の頭部がハンマー装置により叩かれて遊技盤へ打ち込まれる。 【0005】つぎに、釘保持部が開いて釘ホルダが後退してから、XYテーブルが作動して次の釘打ち込み位置まで遊技盤が移動される。なお、上記従来の装置の他に、例えば特開平6−254220号公報、実開平4−95083号公報、特開平7−178704号公報、特開平7−112403号公報、特開平7−112404号公報、特開平7−112405号公報、特開平7−59915号公報、特開平6−114147号公報、特開昭48−69171号公報、特開平2−35587号公報、特開平2−35588号公報、特開平2−37193号公報等に記載された関連技術が知られている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来の装置では、釘繰り出し機構を、エアシリンダで駆動していたので、次のような問題点があった。第1に、音が発生するという問題点があった。すなわち、電磁バルブによりエアを制御するが、電磁バルブの開閉時に、大きな音が発生するという欠点があった。第2に、振動が発生するという問題点があった。すなわち、エアシリンダの作動時に、大きな振動が発生する。このため、振動により、釘の整列を乱してしまうという欠点があった。第3に、スピードが遅いという問題点があった。すなわち、電磁バルブが開き、その後、エアシリンダにエアが入って作動するために、釘の繰り出し速度が遅いという欠点があった。 【0007】そこで、本発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑み提案されたもので、以下の点を目的とする。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、電磁ソレノイドである、プランジャを使用することで、作動音を減少することができるようにしたものである。また、振動を減少することができるので、釘の整列を乱すのを防止することができる。さらに、釘の供給スピードをアップすることができる。これに加え、製造やメンテナンスも容易に行うことができる。 【0008】(請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2に記載の発明は、釘の抜き取り作業を確実に行うことができるようにしたものである。 【0009】(請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項3に記載の発明は、簡便な構造の釘抜取装置を提供することができるようにしたものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】(特徴点)本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明する。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の3つの点を特徴とする。第1に、遊技盤(10)の釘打機(100)は、例えば図1,40に示すように、XYテーブル(300)、釘供給装置(600)、釘挟持装置(700)、ハンマー装置(500)、電子制御装置(210)を備える。 【0011】上記XYテーブル(300)は、例えば図1〜6に示すように、遊技盤(10)を移動するものである。前記釘供給装置(600)は、例えば図1,図9〜18に示すように、釘(1000)を1本ずつ供給するものである。 【0012】前記釘挟持装置(700)は、例えば図1、図19〜図29に示すように、釘供給装置(600)により供給される釘(1000)を挟み持つものである。前記ハンマー装置(500)は、例えば図1,7,8に示すように、釘挟持装置(700)により挟み持たれた釘(1000)を、XYテーブル(300)により移動された遊技盤(10)に打ち込むものである。 【0013】前記電子制御装置(210)は、XYテーブル(300)を制御し、釘挟持装置(700)の位置まで移動させるためのものである(図40参照)。 【0014】第2に、釘供給装置(600)には、例えば図12に示すように、2枚のシュート形成板(801,802)と、釘供給ベース(620)と、釘供給用スライダ(630)と、釘供給用スライド軸(631)と、釘供給用プランジャ(632)とを備える。上記2枚のシュート形成板(801,802)は、例えば図12に示すように、釘(1000)の太さよりも広い隙間の釘供給路(800)を形成するように対向して設けられている。前記釘供給ベース(620)は、例えば図12,14に示すように、釘供給路(800)内の釘(1000)を一列に整列させるものである。前記釘供給用スライダ(630)は、例えば図12,14に示すように、釘供給ベース(620)の釘供給路(800)内の端部に臨み、釘(1000)を1本ずつハンマー装置(500)へ供給するものである。前記釘供給用スライド軸(631)は、例えば図10〜13に示すように、釘供給用スライダ(630)を釘供給ベース(620)に対してスライド可能に支持するものである。前記釘供給用プランジャ(632)は、例えば図10〜13に示すように、釘供給用スライド軸(631)を駆動するものである。 【0015】第3に、電子制御装置(210)には、例えば図40に示すように、釘供給用プランジャ用制御手段(224)を備える。前記釘供給用プランジャ用制御手段(224)は、釘供給用プランジャ(632)の駆動を制御するためのものである。 【0016】(請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、釘供給用スライダ(630)には、例えば図16に示すように、釘抜取装置(650)を設けている。上記釘抜取装置(650)は、例えば図16に示すように、当該釘供給用スライダ(630)を釘供給路(800)から外れた位置にロックするものである。 【0017】(請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、釘抜取装置(650)は、例えば図16に示すように、ロックピン(651)と、ロックレバー(654)とを備える。上記ロックピン(651)は、釘供給用スライダ(630)のスライドに伴ってスライドするためのものである。前記ロックレバー(654)は、例えば図16に示すように、ロックピン(651)が係合するロック溝(653)を有するものである。 【0018】 【発明の実施の形態】(図1〜3の説明)図1〜3は、本発明の実施の形態の一例を示すものである。図1〜3は、遊技盤の釘打機を示すもので、図1は斜視図、図2は右側面図、図3は正面図をそれぞれ示す。 (釘打機)図1〜3中、100は、釘打機を示すものである。 【0019】上記釘打機100は、図1〜3に示すように、箱状の制御盤200の上部に、遊技盤10(図2参照)を載置して、釘打機100の幅方向(以下、「X軸方向」という。)と、釘打機100の前後方向(以下、「Y軸方向」という。)とに移動可能なXYテーブル300と、制御盤200の上方を幅方向に跨ぐように設けられた本体フレーム400に取り付けられ、XYテーブル300に上方から臨むハンマー装置500と、ハンマー装置500に釘を供給する釘供給装置600と、釘供給装置600により供給された釘1000を挟持する釘挟持装置700とを備える。 【0020】また、釘供給装置600には、図3に示すように、釘供給路800を介して、釘1000を貯留するパーツフィーダ900が臨んでいる。 (制御盤)前記制御盤200は、図1,3に示すように、その前面上部に、釘打機100の動作設定等を行うための操作盤201と、設定された動作内容等を表示する設定表示装置202とを設けている。 【0021】また、制御盤200の内部には、釘打機100の動作制御を行うための電子制御装置210を設置している(図40参照)。そして、制御盤200の前面には、図1〜3に示すように、開閉可能な開閉扉203を設けて、内部に設置した電子制御装置210(図40参照)等のメンテナンスを行えるようにしている。 (図4〜6の説明)つぎに、XYテーブル300について、図4〜6を用いて説明する。 【0022】図4〜6は、XYテーブルを示すもので、図4は平面図、図5は右側面図、図6は背面図をそれぞれ示す。 (XYテーブル)前記XYテーブル300は、図1〜6に示すように、制御盤200の上面に設けられ、遊技盤10をX軸方向に移動させるX軸移動台310と、遊技盤10をY軸方向に移動させるY軸移動台320とを備える。 【0023】上記X軸移動台310は、図4に示すように、制御盤200の上面にX軸方向に配置した前後一対のX軸レール311,311上に、X軸方向に移動可能に取り付けられている。また、両X軸レール311,311の間には、図4,5に示すように、X軸移動台310の下面に設けた複数のレールガイド312に沿って、X軸移動台310をX軸方向に移動させるX軸移動ネジ313と、X軸移動ネジ313を回転させるX軸モータ314とを備える。 【0024】前記Y軸移動台320は、図4,6に示すように、X軸移動台310の上面にY軸方向に配置した前後一対のY軸レール321,321上に、Y軸方向に移動可能に取り付けられている。また、両Y軸レール321,321の間には、図4,5に示すように、Y軸移動台320の下面に設けた複数のレールガイド322に沿って、Y軸移動台320をY軸方向に移動させるY軸移動ネジ323と、Y軸移動ネジ323を回転させるY軸モータ324とを備える。 【0025】上記Y軸移動台320上には、図5に示すように、遊技盤10を載置して固定するための載置台325を設けている。したがって、X軸モータ314を駆動すると、X軸移動ネジ313が回転して、X軸移動台310をX軸方向に移動させることができる。また、Y軸モータ324を駆動すると、Y軸移動ネジ323が回転して、Y軸移動台320をY軸方向に移動させることができる。 【0026】このように、X軸移動台310と、Y軸移動台320との移動を組み合わせることにより、載置台325の上に載置された遊技盤10を、XY軸方向に移動させることができる。 (図7,8の説明)つぎに、ハンマー装置500について、図7,8を用いて説明する。 【0027】図7,8は、ハンマー装置を示すもので、図7はハンマー装置を側面から見た状態の一部断面図、図8は内部構造を示す一部断面図及び振動カムの側面図をそれぞれ示す。 (ハンマー装置)前記ハンマー装置500は、図7,8に示すように、本体フレーム400(図1参照)の上部に設けたハンマー装置フレーム510内に設けられている。 【0028】上記ハンマー装置500は、図7,8に示すように、釘打機100(図1参照)の上下方向(以下、「Z軸方向」という。)に設けられたZ軸レール520と、このZ軸レール520に、それぞれZ軸方向に移動可能に取り付けられたZ軸移動上部530及びZ軸移動下部540と、Z軸移動下部540の下方に設けられた振動打込装置550と、Z軸移動上部530に設けた雌ネジ560に噛み合って、Z軸移動上部530及びZ軸移動下部540をZ軸方向に移動させるZ軸移動ネジ570と、Z軸移動ネジ570の上端部にベルト581を介して連結し、Z軸移動ネジ570を回転させるZ軸モータ580とを備える。 【0029】上記Z軸移動上部530とZ軸移動下部540とは、図7,8に示すように、連結ボルト531により連結されている。上記連結ボルト531は、図7,8に示すように、その上端部をZ軸移動上部530に固定するとともに、下端部をZ軸移動下部540に挿通して、下先端部に抜止ナット532を取り付けている。また、連結ボルト531には、緩衝バネ533を取り付けている。 【0030】したがって、Z軸移動上部530とZ軸移動下部540とは、Z軸方向に一体的に移動することができる。また、Z軸移動下部540の下方への移動が規制された場合には、緩衝バネ533の反発力に抗して、Z軸移動下部540がZ軸移動上部530に向かって接近することができる。前記振動打込装置550は、図7,8に示すように、回転可能で、且つ直線部分を若干、優弧状にした六角形状の振動カム551と、この振動カム551を収容する振動カム収容部552とを備える。 【0031】また、振動打込装置550の下部には、図7,8に示すように、下方に向かってハンマー553を着脱可能に取り付けている。上記ハンマー553の背面には、図7に示すように、ハンマー553の下降位置を規制するとともに、拡開装置1300を作動させるためのロッド554を設けている。また、前記振動カム551の回転軸には、図1,8に示すように、振動モータ555の駆動軸556の先端部を連結する。 【0032】上記振動モータ555は、図1に示すように、本体フレーム400の上部に載置されている。したがって、振動モータ555を駆動させると、駆動軸556が回転して振動カム551が回転し、上端が振動カム551に接しているハンマー553をZ軸方向に微振動させることができる。 (図9〜16の説明)つぎに、釘供給装置600について、図9〜16を用いて説明する。 【0033】図9〜11は、釘送込時の釘供給装置を示すもので、図9は平面図、図10は正面図、図11は図9のXI−XI線に沿う断面図をそれぞれ示す。また、図12〜14は、釘取込時の釘供給装置を示すもので、図12は平面図、図13は正面図、図14は図12のXIV−XIV線に沿う断面図をそれぞれ示す。さらに、図15,16は、釘抜取時の釘供給装置を示すもので、図15は平面図、図16は正面図をそれぞれ示す。 (釘供給装置)前記釘供給装置600は、図9,10に示すように、ハンマー装置フレーム510(図7参照)の外側面に固定された釘供給装置フレーム610に取り付けられた装置で、図11に示すように、全体が傾斜して釘1000を下方に送るものである。 【0034】具体的には、上記釘供給装置600は、図9〜11に示すように、釘1000の太さよりも若干広い隙間の釘供給路800を形成するように対向して設けられた2枚のシュート形成板801,802と、パーツフィーダ900からの釘供給路800内の釘1000を一列に整列させる釘供給ベース620と、釘供給ベース620の釘供給路800の端部に臨んで、釘1000を1本ずつハンマー装置500へ供給する釘供給用スライダ630と、この釘供給用スライダ630を釘供給ベース620に対してスライド可能に支持する釘供給用スライド軸631と、この釘供給用スライド軸631を駆動する釘供給用プランジャ632とを備える。 【0035】なお、釘供給路800は、その間隙が、釘1000の頭部の外径よりも小さくなるように形成されている。したがって、釘供給路800内には、図11に示すように、先端部を下方に向けた状態で、釘1000を一列に整列させることができる。前記釘供給用スライダ630には、図9,10に示すように、釘供給ベース620の釘供給路800の端部に臨む一側面に、上下方向に貫通した釘供給溝633を設ける。 【0036】なお、上記釘供給溝633の間隙は、釘1000の頭部の外径よりも小さく、軸部の外径よりも大きくなるように形成されている。したがって、釘供給溝633内には、釘1000を1本ずつ保持することができる。前記釘供給用スライダ630のスライド方向の基端側には、図9,10に示すように、釘供給用スライダ630のスライド方向に移動可能なスライド連結軸634を介して、釘供給装置フレーム610にスライド可能に支持された釘供給用スライド軸631を連結する。 【0037】そして、上記釘供給用スライド軸631の一端部には、図9に示すように、連結片635を介して釘供給用プランジャ632を連結する。一方、釘供給用スライダ630は、上記釘供給用プランジャ632がオフとなっているときには、復帰バネ655により、図9,10において右方向に押し付けられる。 【0038】したがって、釘供給用プランジャ632がオフとなっている場合には、図9,10,11に示すように、釘供給用スライダ630が、釘供給路800を塞ぐ方向(図9,10において右方向)にスライドし、釘1000は、釘供給路800内に停止する。一方、釘供給用プランジャ632がオンとなると、図12,13に示すように、釘供給用スライダ630が、図12,13において左方向にスライドし、釘供給路800と釘供給溝633とが一致して、1本の釘1000が、釘供給溝633内に取り込まれて保持される。 【0039】そして、再び、釘供給用プランジャ632がオフとなると、図9,10に示すように、釘供給用スライダ630が、釘供給路800を塞ぐ方向(図9,10において右方向)に戻りスライドする。このとき、釘供給溝633が、図14に示すように、釘供給パイプ640の上方に位置し、釘供給溝633内に保持された釘1000が、釘供給パイプ640内に落下する。 (釘抜取装置)一方、釘供給用スライダ630の基端部には、図16に示すように、釘供給用スライダ630を、釘供給路800から外れた位置にロックする釘抜取装置650が設けられてる。 【0040】上記釘抜取装置650は、図16に示すように、釘供給用スライダ630のスライドに伴ってスライドするロックピン651と、このロックピン651が係合するロック溝653を有するロックレバー654とから構成されている。そして、釘抜取装置650は、全ての釘1000を抜き取るときに、図16に示すように、ロックピン651をロックレバー654に係合させ、釘供給用スライダ630と釘抜取用スライダ660との間に発生する釘抜取溝670から釘1000を抜き取るものである。 【0041】なお、ロックピン651は、図15,16に示すように、釘供給用スライダ630に、又、バネ受け652は釘供給装置フレーム610にそれぞれ固定されている。また、釘供給用スライダ630の先端部側には、図9,10に示すように、釘供給用スライダ630に当接して、釘供給用スライダ630とともにスライド可能な釘抜取用スライダ660を設ける。 【0042】上記釘抜取用スライダ660は、図10,13に示すように、上下一対の釘抜取用スライダ支持軸661により、釘供給用スライダ630に支持されている。また、下側の釘抜取用スライダ支持軸661には、図10,13に示すように、釘抜取用スライダ660を釘供給用スライダ630に向かって押し付ける方向に付勢する押付バネ662を取り付けている。 【0043】なお、通常の釘打ち時に、釘抜取用スライダ660は、押付バネ662の付勢により、釘供給用スライダ630に押し付けられ、釘供給用スライダ630とともにスライドする。また、図15,16に示すように、釘供給用スライダ630を釘供給路800から外れた位置に移動させた場合には、図16に示すように、ロックピン651がロックレバー654のロック溝653に係合して、釘供給用スライダ630を当該位置にロックする。 【0044】このとき、釘供給用スライダ630と釘抜取用スライダ660とが、図15,16に示すように、離れて、釘供給用スライダ630と釘抜取用スライダ660との間に釘抜取溝670が生じる。したがって、この状態では、釘抜取溝670を介して、釘供給路800内の釘を抜き取ることができる。 【0045】また、ロックレバー654を操作して、ロックピン651とロック溝653との係合を解除すると、図9,10に示すように、緩衝バネ636の付勢により、釘供給用スライダ630が釘供給ベース620に臨む位置に復帰する。このとき、釘供給用スライダ630と釘抜取用スライダ660とが、図9,10に示すように、接触して、釘供給用スライダ630と釘抜取用スライダ660とがともにスライドする通常の動作状態に戻る。 (図17,18の説明)つぎに、釘搬送装置1100について、図17,18を用いて説明する。 【0046】図17は、釘搬送装置の縦断面図、図18はバッファー装置の縦断面図をそれぞれ示す。 (釘搬送装置)上記釘供給装置600には、図17に示すように、釘1000をハンマー装置500に供給するための釘供給パイプ640の上端部が臨んでいる。 【0047】上記釘供給パイプ640の途中には、図17に示すように、釘1000をハンマー装置500に搬送するための釘搬送装置1100と、釘1000の供給タイミングを制御するためのバッファー装置1200とを設けている。また、釘供給パイプ640の下端部には、図17に示すように、ハンマー553の先端部が入り込んで、釘打ち動作を行うための拡開筒1500が臨んでいる。 【0048】上記釘搬送装置1100は、図17に示すように、上方に向かって分岐した分岐路1111を備えた分岐パイプ1110と、この分岐路1111の開放上端からエアを供給するエアパイプ1120とを備える。上記エアパイプ1120は、図2に示すエアコンプレッサ1130に連結し、エアコンプレッサ1130を駆動することにより、分岐パイプ1110内にエアが吹き込まれる。 【0049】なお、上記エアコンプレッサ1130は、図2に示すように、制御盤200の背面に配置されているが、制御盤200の内外のどこに配置しても良い。また、分岐路1111の内径は、釘供給パイプ640側がエアの吹込側よりも細くなるように構成されている。したがって、分岐パイプ1110から釘供給パイプ640内にエアを吹き込むと、釘供給パイプ640内に負圧が生じ、釘供給装置600からハンマー装置500に向かって、釘1000を供給することができる。 (バッファー装置)前記バッファー装置1200は、図18に示すように、分岐路1111(図17参照)よりも下流側に位置し、分岐パイプ1110内に出没可能で、常には分岐パイプ1110内に突出しているバッファーピン1210と、このバッファーピン1210を分岐パイプ1110内に出没させるバッファー用プランジャ1220とを備える。 【0050】したがって、分岐パイプ1110内にバッファーピン1210が突出している状態では、図18に示すように、釘1000の頭部下面がバッファーピン1210に当たって、釘1000の供給が阻止されている。一方、バッファー用プランジャ1220がオンとなると、バッファーピン1210が分岐パイプ1110内から引っ込んで、釘1000がハンマー装置500に向かって落下する。 【0051】このようにして、釘供給パイプ640内の釘1000を、1本ずつハンマー装置500に供給することができる。 (図19〜29の説明)つぎに、釘挟持装置700について、図19〜29を用いて説明する。図19〜23は、釘挟持装置を示すもので、図19は釘挟持時の平面図、図20は解放時の平面図、図21は詳細構造を示す平面図、図22は図21のXXII−XXII線に沿う断面図、図23は図21のXXIII−XXIII線に沿う断面図をそれぞれ示す。 【0052】また、図24は、釘挟持時の釘挟持装置及び拡開筒開閉装置の正面図、図25は釘解放時の釘挟持装置及び拡開筒開閉装置の正面図をそれぞれ示す。さらに、図26〜29は、挟持片の開閉動作を示す平面図で、図26は釘開放状態、図27は挟持状態、図28は釘の待避状態、図29は遊技盤の移動状態をそれぞれ示す。 (釘挟持装置)上記釘挟持装置700は、図19,20に示すように、相対向し、一方を他方に対して移動することによって接離する一対の挟持片710,挟持片720を備える。 【0053】上記一対の挟持片710,720は、図19,20に示すように、遊技盤10の表面に当接する釘挟持ベース730(図23参照)に固定された固定側挟持片710と、この固定側挟持片710と対向して、釘挟持ベース730に対して軸721により回転可能に支持された可動側挟持片720とから構成されている。上記可動側挟持片720の基端部には、図19,20に示すように、可動側挟持片720の基端部を延長した延長部722が設けられている。 【0054】上記延長部722には、図19,20に示すように、釘挟持装置700の内側に向かってバネ取付部723を設けるとともに、釘挟持装置700の外側に向かってセンサ当接片724を設けている。上記バネ取付部723と釘挟持ベース730(図23参照)との間には、図19,20に示すように、可動側挟持片720を閉じる方向、すなわち可動側挟持片720の先端部を固定側挟持片710の先端部に接近させる方向に、可動側挟持片720を付勢する挟持バネ725を取り付ける。 【0055】また、可動側挟持片720が開いた場合に、センサ当接片724が移動する位置には、図19,20に示すように、センサ当接片724を検知するための近接センサ等からなるセンサ726を設ける。なお、センサ726は、近接センサに限らず、例えばマイクロスイッチ等を用いても良い。 【0056】したがって、両挟持片710,720は、常には図19,24に示すように、挟持バネ725の付勢により先端部を閉じた状態、すなわち、先端部間で釘1000を挟持可能な状態となっている。このとき、センサ当接片724は、図19に示すように、センサ726から離れているので、センサ726がセンサ当接片724を検出せずに、両挟持片710,720が釘挟持状態であることを認識することができる。 (挟持片開閉装置)前記可動側挟持片720の先端部の上面には、図21,24,25に示すように、拡開ローラ727が回転可能に取り付けている。 【0057】上記拡開ローラ727には、図21,24,25に示すように、拡開装置1300の前端部の一側面が当接している。なお、前記拡開装置1300は、図21,22に示すように、挟持片710,720の上方に位置し、後方を回転軸として、前方が釘挟持装置700の上下方向に揺動可能となるように、釘挟持ベース730に取り付けられている。 【0058】そして、前記拡開装置1300の前端部が上昇位置に位置すると、図24に示すように、釘挟持装置700が閉じて釘1000をつかみ、逆に下降すると、図25に示すように、釘挟持装置700が開いて釘1000を開放するように構成されている。また、前記拡開装置1300の前端部の一側面は、図24,25に示すように、上部から下部に向かって斜め内側に傾斜している。 【0059】そして、前記拡開ローラ727と拡開装置1300とが、釘挟持装置700の両挟持片710,720を開閉する挟持片開閉装置として機能する。したがって、図24に示すように、拡開装置1300の前端部が上昇位置にある場合、可動側挟持片720は、挟持バネ725の付勢により、その先端部を固定側挟持片710の先端部に接近させている。 【0060】上記状態では、拡開装置1300の前端部は拡開ローラ727に作用せず、図24,27に示すように、両挟持片710,720の先端部間で釘1000を挟持可能な状態となっている。一方、拡開装置1300の前端部が、ロッド554により押し下げられると、拡開装置1300の前端部が拡開ローラ727に作用して、可動側挟持片720を固定側挟持片710から離れる方向に押し広げ、図25,26に示すように、両挟持片710,720の先端部間が開いて、挟持した釘1000を解放する状態となる。 【0061】上記状態では、両挟持片710,720の先端部間に釘1000を挿入することができる。上記した動作を繰り返すとともに、XYテーブル300をXY方向に移動させることにより、図28,29に示すように、遊技盤10の盤面上に順次、釘1000を打ち込むことができる。 (挟持片ロック装置)前記固定側挟持片710の基端部と、可動側挟持片720の基端部との間には、図21〜23に示すように、左右一対のロックローラ740が、それぞれ釘挟持装置700の幅方向に移動可能に設けてあり、両ロックローラ740は、それぞれロックローラ押付バネ741により、接近する方向に付勢されている。 【0062】上記一対のロックローラ740の間には、図22に示すように、拡開装置1300の後端部に取り付けられたロック軸750が、上方から臨んでいる。上記ロック軸750の外周面には、図22に示すように、各ロックローラ740が嵌り込む、細く括れた凹部751,751を設ける。拡開装置1300は、拡開ローラ727に作用する前端部が上昇位置に位置するときには、ロック軸750を設けた後端部が下降位置に位置するように構成されている。 【0063】したがって、ロッド554により、図38に示すように、拡開装置1300の前端部が押し下げられると、拡開装置1300の前端部が拡開ローラ727に作用して、両挟持片710,720の先端部間が開く。上記状態では、ロック軸750が上昇位置にあり、図22に示すように、両ロックローラ740間にロック軸750の先端部が臨んでいる。 【0064】このとき、両ロックローラ740は、ロックローラ押付バネ741により互いに接近する方向に付勢されているので、両ロックローラ740間にロック軸750が進入できず、両挟持片710,720の先端部間を開いた状態、すなわち、釘挟持装置700を開放状態にロックすることができる。一方、拡開装置1300の後端部が、拡開装置1300の上方に位置する押下突起1310(図22参照)に当接して押し下げられると、図35に示すように、拡開装置1300の前端部が上昇し、両挟持片710,720の先端部間が閉じられる。 【0065】このとき、ロック軸750が下降し、両ロックローラ740間にロック軸750の両凹部751が嵌まり込み、両挟持片710,720の先端部間を閉じた状態、すなわち、釘挟持装置700が釘挟持状態にロックされる。 (図30〜39の説明)つぎに、釘挟持装置700の昇降装置1400について、図30〜39を用いて説明する。 【0066】図30〜34は、ハンマー装置のハンマーが上昇した状態を示し、図30は釘打機の要部の右側面図、図31は釘打機の要部の背面図、図32は釘挟持装置の昇降装置を右側面から見た状態の拡大縦断面図、図33は釘挟持装置の昇降装置を正面から見た状態の拡大縦断面図、図34は拡開筒開閉装置の正面図をそれぞれ示す。 【0067】また、図35,36は、ハンマー装置のハンマーの下降途中の状態を示し、図35は釘打機の要部の右側面図、図36は釘打機の要部の背面図をそれぞれ示す。さらに、図37〜39は、ハンマーにより釘を打ち込んでいる状態を示し、図37は釘挟持装置の昇降装置を正面から見た状態の拡大縦断面図、図38は釘打機の要部の右側面図、図39は釘打機の要部の背面図をそれぞれ示す。 (昇降装置)前記釘挟持装置700には、図21〜23に示すように、釘挟持ベース730の上面から上方に向かって3本の支持支柱760・・・を設ける。 【0068】また、本体フレーム400には、図30,31に示すように、支持支柱760を挿通することにより、釘挟持装置700を昇降可能に支持する支持ボックス770が固定されている。なお、図30において、遊技盤10が傾斜しているように描いているが、実際には、遊技盤10が水平に載置され、ハンマー装置500が正面に向かって若干、前傾している。また、図35,38についても同様である。 【0069】前記釘挟持装置700には、図30〜33に示すように、昇降装置1400を取り付けている。上記昇降装置1400は、図30〜33に示すように、支持ボックス770の上面から上方に向かって設けた複数の昇降支柱1410・・・(図31参照)と、この昇降支柱1410に昇降可能に取り付けた昇降部1420と、軸1431により本体フレーム400に回転可能に支持され、一端部に係合ローラ1432を有して、昇降部1420を上昇させるための昇降杆1430と、この昇降杆1430の係合ローラ1432が係合するとともに、昇降部1420の上部に連結したドグ1440と、釘挟持装置700を上昇させたときの緩衝材としての緩衝バネ1441と、昇降杆1430の他端部に作用して、昇降杆1430を釘挟持装置700の自重に抗して回転させることにより、昇降部1420を押し上げる押上装置1450とを備える。 【0070】上記釘挟持装置700の支持支柱760の上部は、図32,33に示すように、スライド可能な抜止板761を介して、昇降装置1400の昇降部1420の下部に固定されている。前記ドグ1440と昇降杆1430との間には、図32,33に示すように、昇降杆1430の係合ローラ1432と一体的に上下動する連結軸1442が連結され、この連結軸1442に前記緩衝バネ1441が通っている。 【0071】また、ドグ1440の下方には、図32,33に示すように、下方に向かって窄まった円錐台形形に傾斜したテーパー面が形成され、このテーパー面には、左右一対の嵌合ローラ1443がそれぞれ臨んでいる。上記嵌合ローラ1443は、図33に示すように、嵌合バネ1444により、ドグ1440のテーパー面に向かって付勢されている。 【0072】このため、ドグ1440のテーパー面が、図33に示すように、左右一対の嵌合ローラ1443により押し上げられることで、釘1000の打込完了後、釘挟持装置700の下面が遊技盤10から僅かに上昇する。このため、遊技盤10がXYテーブル300により移動する際に、釘挟持装置700の下面により遊技盤10の表面を傷付けるのを防止できる。 【0073】上記押上装置1450は、図30,31に示すように、本体フレーム400に上下動可能に取り付けられた押上軸1451を有している。上記押上軸1451の下端部には、図30,31に示すように、昇降杆1430の他端部に上方から当接する押上ローラ1452を設けている。また、押上軸1451の上端部には、上方に向かって縮径した作用部1453を設け、更に上方には、緩衝バネ1454を設けている。 【0074】また、押上軸1451の作用部1453の両側には、図30,31に示すように、作用部1453に当接して、作用部1453を下方に向かって押し下げる左右一対の作用杆1460を設けている。上記作用杆1460は、図31に示すように、それぞれ軸1461により本体フレーム400に回転可能に取り付けられる。 【0075】また、作用杆1460の下端部には、図30,31に示すように、押上軸1451の作用部1453を両側から挟み込む左右一対の作用ローラ1462を設けている。さらに、作用杆1460の両上端部間には、図31に示すように、両作用杆1460がほぼ平行となるように、両上端部が互いに接近する方向に付勢する作用バネ1463を取り付けている。 【0076】また、作用杆1460の上端部の前面には、図30,31に示すように、作動部1472に接し、この作動部1472の下降によって押し広げられる左右一対の押開ローラ1464を取り付けている。一方、Z軸移動フレーム590には、図30に示すように、両作用杆1460の両端部を連動して左右に開閉させる作用杆作動部材1470を、Z軸移動フレーム590に対して前後に移動可能に取り付けている。 【0077】上記作用杆作動部材1470には、図30に示すように、Z軸移動フレーム590に対向する前面に磁石1471を設けている。また、作用杆作動部材1470の背面には、図30,31に示すように、下方に向かって縮径した作動部1472を設けている。上記作動部1472が、図36に示すように、両作用杆1460の押開ローラ1464の間に割り込むことにより、両作用杆1460を左右に開閉させることができる。 【0078】また、本体フレーム400の作用杆作動部材1470が対向する位置には、図30に示すように、固定磁石1473を取り付けている。上記固定磁石1473は、作用杆作動部材1470が最上昇位置にあっては、磁石1471と極性が同一で、磁石1471に反発力を与えて、図30に示すように、作用杆作動部材1470をZ軸移動フレーム590の後方に向かって押し出す。これに対し、固定磁石1473は、作用杆作動部材1470が最下降位置にあっては、磁石1471と極性が反対で、磁石1471に吸引力を与えて、図38に示すように、作用杆作動部材1470をZ軸移動フレーム590の前方に向かって引き付ける。 【0079】一方、Z軸移動フレーム590の背面側の上部には、図30に示すように、作用杆作動部材1470の上端前面に係合して、作用杆作動部材1470がZ軸移動フレーム590の前方に向かって引き付けられた状態にロックするストッパ1480を回転可能に設けている。上記ストッパ1480は、図30に示すように、互いに直交する一対の平衡バネ1481によって支持されるとともに、Z軸移動フレーム590側に、ロック解除突起1482を突出して設けている。 【0080】そして、本体フレーム400には、図30に示すように、前記ストッパ1480がZ軸移動フレーム590の上昇に伴って上昇した場合に、ロック解除突起1482に当接し、ストッパ1480を回転させて、作用杆作動部材1470のロックを解除するロック解除片1483を設けている。 (釘挟持装置:ハンマーの最上昇位置での動作)まず、運転状態において、ハンマー553が上昇すると、図30に示すように、Z軸移動フレーム590が最上昇位置に移動し、作用杆作動部材1470も最上昇位置に移動するとともに、ストッパ1480による作用杆作動部材1470のロックが解除された状態となる。 【0081】このとき、作用杆作動部材1470の作動部1472は、図30,31に示すように、両作用杆1460の押開ローラ1464に作用していないので、両作用杆1460は、ほぼ平行な状態となっている。上記状態では、両作用杆1460の作用ローラ1462間に、図31に示すように、押上軸1451の作用部1453が入り込んだ状態となっている。 【0082】そして、押上軸1451の押上ローラ1452は、図30,31に示すように、昇降杆1430の他端部に作用しないので、ドグ1440及び昇降装置1400の昇降部1420は、釘挟持装置700を含めた自重により、下降した状態となる。このとき、拡開装置1300は、図30に示すように、前端部が下降し、後端部が上昇している。このため、両挟持片710,720の先端部間を開いた状態、すなわち、釘挟持装置700は、開放状態にロックされている。 (釘挟持装置:ハンマーの下降途中での動作)つぎに、ハンマー553が下降すると、図35に示すように、作用杆作動部材1470が、磁石1471と固定磁石1473の反発作用により、両作用杆1460に向かって移動する。 【0083】このとき、作用杆作動部材1470の作動部1472は、図36に示すように、両作用杆1460の押開ローラ1464の間に割り込んで、両作用杆1460は、上端部を互いに開くとともに、下端部を互いに閉じた状態となる。上記状態では、押上軸1451の作用部1453が、図35,36に示すように、両作用杆1460の作用ローラ1462により、釘挟持装置700を含めた自重に抗して押し下げられる。 【0084】このため、押上軸1451の押上ローラ1452が、昇降杆1430の他端部を押し下げるので、昇降装置1400の昇降部1420は、自重に抗して上昇し、昇降部1420に連結した釘挟持装置700も上昇する。このとき、拡開装置1300は、図35に示すように、後端部の上面が押下突起1310により押し下げられるため、前端部が上昇し、後端部が下降する。 【0085】このため、挟持片710,720の先端部間が閉じた状態、すなわち、釘挟持装置700は、釘保持状態となる。そして、作用杆作動部材1470が更に下降すると、図39に示すように、作動部1472が両作用杆1460の左右一対の押開ローラ1464の間を通り過ぎて、両作用杆1460は、互いに平行な状態に戻る。 【0086】最下降位置にまで下降した作用杆作動部材1470は、図38に示すように、磁石1471と固定磁石1473との吸引力により、Z軸移動フレーム590に向かって移動するとともに、ストッパ1480によりロックされる。 (釘挟持装置:ハンマーの釘打位置での動作)つぎに、ハンマー553が下降して、図38に示すように、ハンマー553の先端部が釘1000の頭部に当接し、釘1000を遊技盤10に打ち込む。このとき、振動カム551の回転によりハンマー553が振動し、釘1000を遊技盤10にスムーズに打ち込むことができる。 【0087】上記状態では、作用杆作動部材1470も下端にあるものの、図38,39に示すように、作動部1472が両作用杆1460の押開ローラ1464に作用していないので、両作用杆1460は、ほぼ平行な状態となっている。このとき、昇降杆1430の傾斜によって上方に向かって押し上げられて、図39に示すように、両作用杆1460の作用ローラ1462の間に、押上軸1451の作用部1453が入り込んだ状態となっている。 【0088】また、このとき、釘挟持装置700の下面は、図38に示すように、遊技盤10の盤面に接している。そして、ある程度、釘1000の打ち込みが行われた後に、図38に示すように、拡開装置1300の前端部の上面が、ロッド554により押し下げられるので、前端部が下降し、後端部が上昇する。 【0089】このため、両挟持片710,720の先端部間を開いた状態、すなわち、釘挟持装置700が開放状態にロックされ、釘1000の打ち込みが完了した状態となる。 (拡開筒の開閉装置)前記ハンマー553は、図24に示すように、その先端が左右に開閉可能な拡開筒1500中に位置している。 【0090】上記拡開筒1500は、図24,25,34に示すように、本体フレーム400に対して、左右に開閉可能に支持されるとともに、拡開筒開閉装置1600により開閉される。上記拡開筒開閉装置1600は、図34に示すように、本体フレーム400から下方に向かって設けた複数の吊下支柱1610・・・により支持される。 【0091】具体的には、上記拡開筒開閉装置1600は、図34に示すように、吊下バネ1620により本体フレーム400から吊り下げられた下向きコ字状のガイドスライドベース1630と、このガイドスライドベース1630の左右の内側面にそれぞれ複数のガイド軸1640を介して左右に移動可能に取り付けられたガイド移動部1650,1650と、ガイド軸1640に取り付けられ、各ガイド移動部1650をそれぞれガイドスライドベース1630の内側に向かって付勢するガイド戻しバネ1660と、各ガイド移動部1650の側面からそれぞれ突出して設けられた円柱状のガイドピン1670と、本体フレーム400に固定され、各ガイドピン1670が当接する下向きに広がった傾斜面1681をそれぞれ有する固定ガイドカム1680とを備える。 【0092】上記各ガイド移動部1650は、それぞれ左右の拡開筒1500と連結されている。前記ガイドスライドベース1630の上面には、図30,34に示すように、本体フレーム400に一端部を回転可能に取り付けられたクランク部材1700の他端部が当接している。上記クランク部材1700の上面とリンク押下部541との間には、図30に示すように、リンク部材1800が臨んでいる。 【0093】上記リンク部材1800は、リンク押下部541の下降と、拡開筒1500の開放とのタイミングを取るためのものである。具体的には、リンク部材1800は、図30に示すように、略T字形を成し、下端部が本体フレーム400にリンク軸1810を介して回転可能に取り付けられている。また、リンク部材1800の上端部には、図30に示すように、リンク作動部1820を有し、このリンク作動部1820は、リンク押下部541の下降位置に臨んでいる。 【0094】さらに、リンク部材1800の長さの途中からは、図30に示すように、リンクローラ1830が延び、このリンクローラ1830は、クランク部材1700の上面に衝接している。また、本体フレーム400には、図30に示すように、クランク部材1700の上面に当接してクランク部材1700を押し下げる押下部材1900と、この押下部材1900を操作する操作レバー2000とを設けている。 (拡開筒の開閉動作)したがって、図30に示すように、リンクローラ1820が上昇位置にある場合には、リンク部材1800のリンクローラ1830は、クランク部材1700の上面に当接してはいるが、クランク部材1700を押し下げてはいない。 【0095】このため、ガイドスライドベース1630は、図24に示すように、吊下バネ1620の付勢により上方に位置する。このとき、ガイドピン1670が固定ガイドカム1680の傾斜面1681の上部に位置して、ガイド移動部1650が、ガイド戻しバネ1660の付勢により、ガイドスライドベース1630の内側に向かって突出した状態となっている。 【0096】上記状態では、図34に示すように、ガイド移動部1650に接続した左右の拡開筒1500が互いに接近するので、拡開筒1500は閉じた状態となる。一方、リンク押下部541の下降によりリンク作動部1820が押され、リンク部材1800がリンク軸1810を中心に回転すると、図35に示すように、リンクローラ1830によりクランク部材1700の上面を押し下げる。 【0097】このため、ガイドスライドベース1630は、図25に示すように、吊下バネ1620の付勢に抗して押し下げられる。このとき、ガイドピン1670が固定ガイドカム1680の傾斜面1681の下部に移動して、ガイド移動部1650が、ガイド戻しバネ1660の付勢に抗して、ガイドスライドベース1630の外側に向かって押し出される。上記状態では、図25に示すように、ガイド移動部1650に接続した左右の拡開筒1500が互いに離隔するので、拡開筒1500は開いた状態となる。 【0098】一方、操作レバー2000を操作しても同様に、押下部材1900がクランク部材1700を押し下げるので、拡開筒1500を強制的に開いた状態とすることができる。 (釘打機による釘打込動作)つぎに、釘打機100による釘打込動作の概略を説明する。遊技盤10に釘1000の打ち込みを行うには、まず、遊技盤10を、図2に示すように、XYテーブル300の載置台325の上に載置する。 【0099】パーツフィーダ900の釘供給路800に貯留された釘1000は、図17に示すように、釘供給装置600により釘供給パイプ640内に供給される。上記釘供給パイプ640には、図17に示すように、釘搬送装置1100と、バッファー装置1200とが臨んでいて、釘1000を1本ずつハンマー装置500に供給する。ハンマー装置500に搬送された釘1000は、図38に示すように、釘挟持装置700により挟持され、ハンマー553により遊技盤10の表面に打ち込まれる。 【0100】このとき、ハンマー装置500の昇降に連動して、釘挟持装置700が昇降するとともに、挟持片710,720の開閉動作と、拡開筒1500の開閉動作が行われる。すなわち、ハンマー装置500が上昇するが、このとき、釘挟持装置700が下降位置にある。つぎに、ハンマー装置500が下降すると、釘挟持装置700が上昇し、挟持片710,720が閉じて釘1000を挟持する。このとき、拡開筒開閉装置1600により拡開筒1500が開く。 【0101】上記作動中に、XYテーブル300が作動して、ハンマー装置500及び釘挟持装置700が釘打込位置となるように、遊技盤10を移動する。XYテーブル300が作動終了後、ハンマー553により釘1000が打ち込まれる状態では、図38に示すように、釘挟持装置700が遊技盤10の盤面に一旦、当接する。 【0102】また、釘1000の打ち込み時には、釘挟持装置700が釘1000を解放する開放状態となり、又、拡開筒1500が開いた状態となっている。こうして、釘打込動作が終了すると、ハンマー装置500が上昇し、このとき、釘挟持装置700は、ドグ1440のテーパー面が、左右一対の嵌合ローラ1443により押し上げられることで、遊技盤10の表面から若干、上昇する。 【0103】釘挟持装置700の若干の上昇後、図28に示すように、遊技盤10をXYテーブル300によりY軸方向に若干、待避、すなわち前進させる。このとき、釘挟持装置700が遊技盤10の表面から若干、上昇しているので、遊技盤10の待避時に、釘挟持装置700の下面により、遊技盤10の表面を傷付けるのを防止できる。 【0104】また、上記待避により、直前に打ち込んだ釘1000が、図28に示すように、釘挟持装置700の開いた挟持片710,720の間隔内から待避する。このため、直前に打ち込んだ釘1000が、次の釘1000'の打ち込み位置への移動時の妨げとなるのを防止できる。釘打込動作終了後、ハンマー装置500は上昇する。 【0105】なお、このとき、釘挟持装置700は下降状態にあるが、先に説明したように、遊技盤10の表面から若干、上昇している。そして、釘挟持装置700は、ハンマー装置500が下降する途中で、上昇する。上記した動作は、電子制御装置210により制御されていて、予めプログラムされた手順に従って各装置を動作させることにより、遊技盤10の盤面に釘1000を打ち込むことができる。 (図40〜48の説明)つぎに、前記電子制御装置210について、図40〜48にもとづいて説明する。 【0106】図40は、電子制御装置のブロック図を示す。図41〜47は、プログラムリストをそれぞれ示し、図41はメインプログラム、図42〜47は各サブプログラムをそれぞれ示す。図48は、コモン変数のリストを示す。 (電子制御装置)前記電子制御装置210は、CPU、RAM、ROM等を中心に構成され、ROM等に記憶されたプログラムを実行することで、後述するが、各種手段を構成する。 【0107】上記電子制御装置210の入力側には、図40に示すように、操作盤201(図1参照)、設定表示装置202(図1参照)、X軸用リミッタ315,316(図4参照)、Y軸用リミッタ326,327(図4参照)、センサ726(図19,20参照)等が接続されている。また、電子制御装置210の出力側には、図40に示すように、X軸モータ314(図4参照)、Y軸モータ324(図4参照)、Z軸モータ580(図7参照)、振動モータ555(図1参照)、釘供給用プランジャ632(図9参照)、パーツフィーダ900(図2参照)、エアコンプレッサ1130(図2参照)、バッファー用プランジャ1220(図18参照)、外部コンピュータ260等が接続されている。 【0108】なお、上記設定表示装置202を入力側に接続し、外部コンピュータ260を出力側に接続したが、設定表示装置202や外部コンピュータ260は、入出力の両方に接続されている。前記電子制御装置210は、図40に示すように、大別すると、機器駆動制御手段220、記憶手段230、表示制御手段240、通信制御手段250を備える。 (機器駆動制御手段)上記機器駆動制御手段220は、図40に示すように、次の7つの手段を備えている。 【0109】第1は、図40に示すように、XYテーブル制御手段221であり、このXYテーブル制御手段221は、図4に示すX軸モータ314、Y軸モータ324の駆動を個々に制御ためのものである。なお、XYテーブル制御手段221は、図4に示すX軸用リミッタ315,316、Y軸用リミッタ326,327からのリミット信号の入力により、X軸モータ314、Y軸モータ324のオーバーランを防止している。 【0110】第2は、図40に示すように、打込制御手段222であり、この打込制御手段222は、図7に示すZ軸モータ580の駆動を制御するためのものである。なお、打込制御手段222は、図19,20に示すセンサ726からのセンサ信号の入力により、釘挟持装置700が釘1000を挟まずに閉じたことを検出している。第3は、図40に示すように、振動モータ用制御手段223であり、この振動モータ用制御手段223は、図1に示す振動モータ555の駆動を制御するためのものである。 【0111】第4は、釘供給用プランジャ用制御手段224であり、この釘供給用プランジャ用制御手段224は、図9に示す釘供給用プランジャ632の駆動を制御するためのものである。第5は、図40に示すように、パーツフィーダ用制御手段225であり、このパーツフィーダ用制御手段225は、図2に示すパーツフィーダ900の駆動を制御するためのものである。 【0112】第6は、図40に示すように、エアコンプレッサ用制御手段226であり、このエアコンプレッサ用制御手段226は、図2に示すエアコンプレッサ1130の駆動を制御するためのものである。第7は、図40に示すように、バッファー用プランジャ用制御手段227であり、このバッファー用プランジャ用制御手段227は、図18に示すバッファー用プランジャ1220の駆動を制御するためのものである。 (記憶手段)前記記憶手段230としては、図示しないが、RAMやROM等が使用されている。 【0113】なお、記憶手段230としては、RAMやROM等に限らず、外部コンピュータ260の記録手段(図示せず)や、ハードディスク、FD、CD−ROM、MO等の外部記憶手段を利用しても良い。上記記憶手段230は、図40に示すように、次の3つの手段を備える。第1は、図40に示すように、メインプログラム記憶手段231であり、このメインプログラム記憶手段231には、図41に例示するメインプログラム等が記憶されている。 【0114】第2は、図40に示すように、サブプログラム記憶手段232であり、このサブプログラム記憶手段232には、図42〜47に例示する各種のサブプログラム等が記憶されている。第3は、図40に示すように、データ記憶手段233であり、このデータ記憶手段233には、図48に例示するコモン変数等が記憶されている。 (表示制御手段)前記表示制御手段240は、設定表示装置202のディスプレイ(図示せず)の表示を制御するためのものである。 (通信制御手段)前記通信制御手段250は、外部コンピュータ260との通信を制御するためのものである。 (図49〜53の説明)つぎに、前記電子制御装置210の各種のプログラムについて、図49〜53を用いて説明する。 【0115】図49は、釘打機の概略動作を示すフローチャート、図50はメインプログラムのフローチャート、図51〜53はサブプログラム(1)のフローチャートをそれぞれ示す。 (釘打機の概略動作)まず、ステップ1(S1)では、図49に示すように、ホスト、実施例では、図40に示す外部コンピュータ260の電源スイッチ(図示せず)を作業員が投入する。これにより、外部コンピュータ260の電源がオンとなる。 【0116】その後、外部コンピュータ260の通信ソフト(図示せず)を、所要の操作により作業員が立ち上げる。これにより、外部コンピュータ260の通信ソフト(図示せず)が立ち上がる。勿論、外部コンピュータ260の通信ソフト(図示せず)は、外部コンピュータ260の電源投入により、自動的に立ち上がるようにしても良い。 【0117】つぎに、ステップ2(S2)に進み、図49に示すように、図1に示す釘打機100の操作盤201上の電源スイッチ(図示せず)を作業員が投入する。これにより、図1に示す釘打機100の電源がオンとなる。その後、図1に示す操作盤201上の原点スイッチ(図示せず)を、作業員が押し下げる。 【0118】これにより、原点、すなわちレファレンス点に、図1に示すXYテーブル300が復帰する。なお、釘無し時は、図1に示す操作盤201上の釘有りランプ(図示せず)が、消灯している。このため、作業員は、釘1000をパーツフィーダ900(図2参照)にセットし、図1に示す操作盤201上の釘有りランプ(図示せず)の点灯を確認するようにする。 【0119】つぎに、ステップ3(S3)に進み、図49に示すように、図1に示す設定表示装置202のF0画面(図示せず)で、作業員がゲージをサーチする。なお、ゲージが釘打機100に登録されていないときは、ホスト(外部コンピュータ260)と通信制御手段250(図40参照)を介して通信を行い、ゲージを登録した後、再度サーチする。 【0120】つぎに、ステップ4(S4)に進み、図49に示すように、ワーク、すなわち遊技盤10を、図5に示すように、釘打機100の載置台325上に作業員が、例えば手動でセットする。なお、作業員に代えて、例えばマニュピューレータ等を使用して自動的にセットしても良い。 【0121】つぎに、ステップ5(S5)に進み、図49に示すように、図1に示す釘打機100の起動ボタン(図示せず)を作業員が押し下げる。これにより、自動運転の場合には、以下のステップが自動的に実行される。なお、このとき、起動押下後位置確認動作等ができる。つぎに、ステップ6(S6)に進み、図49に示すように、釘打機100のプログラム、本実施例では、図41に示すメインプログラムが実行される。 【0122】つぎに、ステップ7(S7)に進み、図49に示すように、釘打ちが完了する。本ステップ7(S7)は、図41に示すメインプロログラムリストの「M7」のブロックが相当する。上記「M7」は、釘打完了を意味する。つぎに、ステップ8(S8)に進み、図49に示すように、図1に示すXYテーブル300をレファレンス点に復帰させる。 【0123】上記ステップ8(S8)は、図41に示すメインプロログラムリストの「G91 G28 X0 Y0」のブロックが相当する。上記「G28」は、レファレンス点への復帰指令であり、続く、「X0 Y0」はXY軸のレファレンス点の座標を示す。つぎに、ステップ9(S9)に進み、図49に示すように、加工が完了する。本ステップ9(S9)は、図41に示すメインプロログラムリストの「M2」のブロックが相当する。 【0124】上記「M2」は、図41に示すメインプロログラムの終了を意味する。その後、釘打ちが完了した遊技盤10を、図5に示す釘打機100の載置台325から外し、その後、新たな遊技盤10を載置台325上にセット後、作業員が起動ボタン(図示せず)を再度、押し下げることで、次の釘打ち動作が開始される。なお、上記ステップ9(S9)では、作業員の注意を喚起するため、図示しないが、ブザーを鳴らしたり、パトライトを点灯させている。 (メインプログラム)つぎに、メインプログラムについて図50を用いて説明する。 【0125】まず、ステップ10(S10)に進み、図50に示すように、図1に示す釘打機100の操作盤201上の電源スイッチ(図示せず)を作業員が押し下げる。これにより、釘打機100の電源がオンとなる。つぎに、ステップ11(S11)に進み、図50に示すように、図1に示す操作盤201上の原点スイッチ(図示せず)を作業員が押し下げる。 【0126】これにより、原点、すなわちレファレンス点に、図1に示すXYテーブル300が復帰する。つぎに、ステップ12(S12)に進み、図50に示すように、図1に示す操作盤201上のレディーランプ(図示せず)が点灯しているか否かを、作業員が目視により判断する。 【0127】なお、レディーランプ(図示せず)の点灯条件は、XYテーブル300及びハンマー553が原点に位置し、且つ釘1000が有る場合である。そして、作業員が、レディーランプ(図示せず)が点灯していることを確認後、図50に示すように、次のステップ13(S13)に進む。上記ステップ13では、図50に示すように、図1に示す操作盤201上の起動スイッチ(図示せず)を作業員が投入する。 【0128】これにより、図41に示すメインプログラムが起動する。つぎに、ステップ14(S14)に進み、図50に示すように、座標系が設定される。上記座標系の設定は、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N900」のブロックにより実行される。 【0129】上記「N900」のブロックには、図41に示すように、「G90 G54 G0」と記載されている。上記「G90」は、「絶対値」指令である。前記「G54」は、「座標系設定」指令である。 【0130】前記「G0」は「位置決め(早送)」指令である。つぎに、ステップ14(S14)に進み、図50に示すように、「Z#500」の処理が行われる。上記「Z#500」の処理は、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N901」のブロックにより実行される。 【0131】上記「N901」のブロックには、図41に示すように、「Z#500」と記載されている。上記「Z#500」は、「コモン変数設定」指令である。コモン変数の「#500」は、図48に示すように、例えば「31」mmの中間位置に設定されている。なお、中間位置の「31」mmは例示であり、当該数値には限定されない。 【0132】このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すように、Z軸モータ580を駆動し、例えば「31」mmの中間位置までハンマー553を移動する。つぎに、ステップ16(S16)に進み、図50に示すように、Gコードマクロの設定が行われる。 【0133】上記Gコードマクロの設定は、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N902」のブロックにより実行される。上記「N902」のブロックには、図41に示すように、「G100」と記載されている。 【0134】上記「G100」は、「Gコードマクロの呼び出し」指令であり、図42に示すサブプログラム(1)のプログラム番号「O 99999901」がパラメータに設定されている。このため、図41に示す各ブロックの実行毎に、サブプログラム(1)が呼び出されて実行される。サブプログラム(1)の実行後は、先に実行されたブロックの次のブロックに進む。 【0135】つぎに、ステップ17(S17)に進み、図50に示すように、再開か否かの判定が行われる。上記再開か否かの判定は、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N904」のブロックにより行われる。上記「N904」のブロックには、図41に示すように、「IF[#1000 EQ1] GOTO#1033」と記載されている。 【0136】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1000」のシステム変数には、「再開」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1000」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「再開」をしなくとも良く、「1」の場合には、「再開」を行う。続く、「#1033」のシステム変数には、「再開用シーケンスNo.」が記憶されている。 【0137】このため、「#1000」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、「#1033」のシステム変数に記憶された「再開用シーケンスNo.」が読み出される。上記ステップ17(S17)において、「#1000」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「再開」をしなくとも良い場合には、図50に示すように、次のステップ18(S18)に進む。 【0138】上記ステップ18(S18)では、図50に示すように、位置決めが行われる。上記位置決めは、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N□□□」のブロックにより実行される。なお、上記「□」には、数値が入る。 【0139】上記「N□□□」には、図41に示すように、「X□□□.□□ Y□□□.□□ Z#500 T1」と記載されている。上記「X□□□.□□」は、釘1000の打ち込み位置のX軸上の座標位置を示す。 【0140】このため、図40に示すXYテーブル制御手段221を介して、図4に示すX軸モータ314を駆動し、「X□□□.□□」の座標位置まで遊技盤10を移動する。前記「Y□□□.□□」は、釘1000の打ち込み位置のY軸上の座標位置を示す。このため、図40に示すXYテーブル制御手段221を介して、図4に示すY軸モータ324を駆動し、「Y□□□.□□」の座標位置まで遊技盤10を移動する。 【0141】前記「Z#500」は、ハンマー553のZ軸方向の座標位置を示す。上記「#500」は、図48に示すように、例えば「31」mmの中間位置を示す。このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すように、Z軸モータ580を駆動し、例えば「31」mmの中間位置までハンマー553を移動する。 【0142】前記「T1」は、「釘打ち」指令である。つぎに、ステップ19(S19)に進み、図50に示すように、マクロプログラムが実行される。具体的には、図42に示すサブプログラム(1)が呼び出され、当該サブプログラム(1)において、「釘打ち」指令が実行される。 【0143】上記サブプログラム(1)の実行後、図41に示す先に実行されたブロックの次のブロックに進む。そして、順次、各ブロック毎にサブプログラム(1)を実行し、最後のブロックのサブプログラム(1)を実行後、図50に示すステップ19(S19)に進む。 【0144】上記最後のブロックには、「X□□□.□□ Y□□□.□□ Z#500 T0」と記載されている。前段は、XYZの座標位置を示し、最後の「T0」は、「釘飛ばし」指令を意味し、実際の釘1000の打ち込み動作は行われない。 【0145】なお、上記最後のブロックの「X□□□.□□ Y□□□.□□」の座標位置はダミーポイントを指示している。すなわち、図50に示すステップ21(S21)のレファレンス点への復帰は通常、低速で実行される。これに対し、各ブロックの送り速度は、高速に設定されている。 【0146】このため、上記ダミーポイントをレファレンス点に接近した座標位置に設定することで、レファレンス点への復帰時間を短縮することができる。これにより、釘打機100の釘打動作の高速化を図ることができる。なお、上記「T0」は、最後のブロックだけでなく、他のブロックの間に挿入し、次のブロックの座標位置にXYテーブル300を移動する際に、打ち込まれた釘1000と釘挟持装置700との干渉を防止する場合にも活用することができる。 【0147】その後、ステップ20(S20)に進み、図42に示すサブプログラム(1)から図41のメインプログラムへの復帰が行われる。上記復帰は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N931」のブロックにより実行される。上記「N931」のブロックには、図42に示すように、「M99」と記載されている。 【0148】上記「M99」は、図41のメインプログラムへの復帰命令で、復帰先は、「M7」のブロックである。上記「M7」は、釘打ち完了を意味する。その後、ステップ21(S21)に進み、図50に示すように、レファレンス点への復帰が行われる。 【0149】上記レファレンス点への復帰は、図41のメインプログラムリストの「G91」のブロックにより実行される。上記「G91」のブロックには、図41に示すように、「G91 G28 X0 Y0」と記載されている。 【0150】上記「G91」は、「増分値」指令である。前記「G28」は、レファレンス点への復帰指令であり、続く、「X0 Y0」はXY軸のレファレンス点の座標を示す。したがって、図40に示す打込制御手段222を介して、図4に示すX軸モータ314を駆動し、遊技盤10を「X0」の座標位置まで移動する。 【0151】また、同様に、図4に示すY軸モータ324を駆動し、遊技盤10を「Y0」の座標位置まで移動する。その後、次のブロックの「M2」に進み、プログラムを終了する。上記「M2」は、図41に示すメインプロログラムの終了を意味する。 【0152】一方、先のステップ12(S12)において、レディーランプ(図示せず)が点灯していない場合には、図50に示すように、次のステップ22(S22)に進む。上記ステップ22(S22)では、作業員や整備・修理の要員が、レディーランプ(図示せず)が点灯していない原因を突き止め、当該原因を除去する等の処置を行う。 【0153】上記処置後、図50に示すように、ステップ22(S22)から先のステップ11に戻り、作業員が、図1に示す操作盤201上の原点スイッチ(図示せず)を再度、押し下げることで作業が再開される。一方、先のステップ17(S17)において、再開の場合には、図50に示すように、次のステップ23(S23)に進む。 【0154】上記ステップ23(S23)では、図41に示すメインプログラムリストのシーケンス番号の「N904」のブロックで指示された「#1033」のシステム変数に書き込まれた「再開用シーケンスNo.」を読み出す。その後、読み出された「再開用シーケンスNo.」に進む。 (サブプログラム(1))つぎに、サブプログラム(1)について、図51〜53を用いて説明する。 【0155】まず、図51に示すように、ステップ31(S31)に進み、「ドウェル」を実行する。上記「ドウェル」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N920」のブロックにより実行される。上記「N920」のブロックには、図42に示すように、「G4」と記載されている。 【0156】上記「G4」は、「ドウェル」指令であり、ドウェル時間は例えば10mSecに設定されている。つぎに、上記「ドウェル」終了後、図51に示すように、ステップ32(S32)に進む。上記ステップ32(S32)では、図51に示すように、「位置確認(時)」か否かの判定が行われる。 【0157】上記「位置確認(時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N921」のブロックにより実行される。上記「N921」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1003 EQ1] GOTO932」と記載されている。 【0158】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1003」のシステム変数には、「位置確認(時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「位置確認(時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「位置確認(時)」を行う。 【0159】このため、「#1003」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N932」のシーケンス番号に進む。上記ステップ32(S32)において、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「位置確認(時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ33(S33)に進む。 【0160】上記ステップ33(S33)では、図51に示すように、「停止(指令時)」か否かの判定が行われる。上記「停止(指令時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N922」のブロックにより実行される。上記「N922」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1001 EQ1] GOTO941」と記載されている。 【0161】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1001」のシステム変数には、「停止(指令時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「停止(指令時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「停止(指令時)」を行う。 【0162】このため、「#1001」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N941」のシーケンス番号に進む。上記ステップ33(S33)において、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「停止(指令時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ34(S34)に進む。 【0163】上記ステップ34(S34)では、図51に示すように、「釘トバシ(時)」か否かの判定が行われる。上記「釘トバシ(時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N923」のブロックにより実行される。上記「N923」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1002 EQ1] GOTO931」と記載されている。 【0164】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1002」のシステム変数には、「釘トバシ(時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1002」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「釘トバシ(時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「釘トバシ(時)」を行う。 【0165】このため、「#1002」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N931」のシーケンス番号、すなわち図51に示す後述するステップ40(S40)に進む。上記ステップ34(S34)において、「#1002」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「釘トバシ(時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ35(S35)に進む。 【0166】上記ステップ35(S35)では、図51に示すように、「仮釘ナシ(無し時)」か否かの判定が行われる。上記「仮釘ナシ(無し時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N924」のブロックにより実行される。上記「N924」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1006 EQ1] GOTO920」と記載されている。 【0167】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1006」のシステム変数には、「仮釘ナシ(無し時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1006」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「仮釘ナシ(無し時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「仮釘ナシ(無し時)」を行う。 【0168】このため、「#1006」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N920」のシーケンス番号、すなわち図51に示す先のステップ31(S31)に戻る。上記ステップ35(S35)において、「#1006」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「仮釘ナシ(無し時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ36(S36)に進む。 【0169】上記ステップ36(S36)では、図51に示すように、釘1000の「打ち込み」処理が行われる。すなわち、上記「打ち込み」処理は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N925」のブロックにより実行される。上記「N925」のブロックには、図42に示すように、「Z#502 M10」と記載されている。 【0170】上記「Z#502」は、図7に示すハンマー553のZ軸方向の座標位置を示す。上記「#502」は、図48に示すように、例えば「58.5」mmの最下降位置を示す。なお、最下降位置の「58.5」mmは例示であり、当該数値には限定されない。 【0171】このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すZ軸モータ580を駆動し、図38に示すように、例えば「58.5」mmの最下降位置までハンマー553を下降させて、釘1000を遊技盤10に打ち込む。上記「M10」は、補助機能の打込下端を意味する。前記「打ち込み」処理後、図51に示すように、次のステップ37(S37)に進む。 【0172】上記ステップ37(S37)では、図51に示すように、「打ち込み ドウェル」が実行される。上記「打ち込み ドウェル」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N926」のブロックにより実行される。上記「N926」のブロックには、図42に示すように、「G4」と記載されている。 【0173】上記「G4」は、「ドウェル」であり、例えば10mSec間持たしの増加値指令である。具体的には、ハンマー553による釘1000の打ち込み後の高さの安定を考慮している。上記「打ち込み ドウェル」処理後、図51に示すように、次のステップ38(S38)に進む。 【0174】上記ステップ38(S38)では、図51に示すように、「増分値指令 Z0Y逃げ」処理の実行ステップである。上記「増分値指令 Z0 Y逃げ」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N928」のブロックにより実行される。上記「N928」のブロックには、図42に示すように、「G91 Z#506 Y#507」と記載されている。 【0175】上記「G91」は、「増分値」指令である。前記「Z#506」は、図7に示すハンマー553のZ軸方向の座標位置を示す。上記「#506」は、図48に示すように、例えば「−58.5」mmの最上昇位置を示す。なお、最上昇位置の「−58.5」mmは例示であり、当該数値には限定されない。 【0176】このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すZ軸モータ580を駆動し、例えば「−58.5」mmの最上昇位置までハンマー553を上昇させる。上記「Y#507」は、図1に示すXYテーブル300のY軸方向の座標位置を示す。 【0177】上記「Y#507」は、図48に示すように、例えば「−10」mmの待避位置を示す。なお、待避位置の「−10」mmは例示であり、当該数値には限定されない。このため、図40に示すXYテーブル制御手段221を介して、図1に示すXYテーブル300のY軸モータ324を駆動し、図28に示すように、例えば「−10」mmの待避位置まで遊技盤10を移動、すなわち、前進させる。 【0178】上記処理後、図51に示すように、次のステップ39(S39)に進む。上記ステップ39(S39)では、図51に示すように、「釘落下用 ドウェル」が実行される。上記「釘落下用 ドウェル」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N929」のブロックにより実行される。 【0179】上記「N929」のブロックには、図42に示すように、「G4 X0.1」と記載されている。上記「G4」は、「ドウェル」であり、「X0.1」で時間を設定し、100mSec間持たしの増加値指令である。具体的には、釘1000の落ち込み時間を確保している。 【0180】上記「釘落下用 ドウェル」処理後、図51に示すように、次のステップ40(S40)に進む。上記ステップ40(S40)は、図51に示すように、「G90」が実行される。上記「G90」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N930」のブロックにより実行される。 【0181】上記「N930」のブロックには、図42に示すように、「G90」と記載されている。上記「G90」は、「増分値」を「絶対値」に変更する指令である。上記「G90」の実行後、図51に示すように、次のステップ41(S41)に進む。 【0182】上記ステップ41(S41)では、図51に示すように、「M99」が実行される。上記「M99」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N931」のブロックにより実行される。上記「N931」のブロックには、図42に示すように、「M99」と記載されている。 【0183】上記「M99」は、図41に示すメインプログラムへの復帰指令である。このとき、既に実行されたブロックの次のブロックのシーケンス番号に進む。 (図52のステップの説明)一方、先のステップ32(S32)において、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「1」の場合、すなわち「位置確認(時)」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N932」のシーケンス番号に進み、図52に示すように、次のステップ51(S51)に進む。 【0184】上記ステップ51(S51)では、図52に示すように、「#1101=1」が実行される。上記「#1101=1」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N932」のブロックにより実行される。上記「N932」のブロックには、図42に示すように、「#1101=1」と記載されている。 【0185】上記「#1101=1」は、「#1101」のシステム変数のビットを立てる指令である。上記「#1101=1」の実行後、図52に示すように、次のステップ52(S52)に進む。上記ステップ52(S52)では、図52に示すように、「Z軸位置確認」が実行される。 【0186】上記「Z軸位置確認」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N933」のブロックにより実行される。上記「N933」のブロックには、図42に示すように、「G1 Z#501 F5000」と記載されている。 【0187】上記「G1」は、「切削送り」指令であり、実行速度は遅く設定されている。前記「Z#501」は、図7に示すハンマー553のZ軸方向の座標位置を示す。上記「#501」は、図48に示すように、例えば「38」mmの位置確認位置を示す。なお、位置確認位置の「38」mmは例示であり、当該数値には限定されない。 【0188】このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すZ軸モータ580を駆動し、例えば「38」mmの位置確認位置までハンマー553を下降させる。前記「F5000」は送り速度で、例えば5000mm/minである。上記「Z軸位置確認」の処理後、図52に示すように、次のステップ53(S53)に進む。 【0189】上記ステップ53(S53)では、図52に示すように、「位置確認(時)」か否かの判定が行われる。上記「位置確認(時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N934」のブロックにより実行される。上記「N934」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1003 EQ1] GOTO932」と記載されている。 【0190】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1003」のシステム変数には、「位置確認(時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「位置確認(時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「位置確認(時)」を行う。 【0191】このため、「#1003」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N932」のシーケンス番号、すなわち、図52に示す先のステップ51(S51)に戻る。上記ステップ53(S53)において、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「位置確認(時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ54(S54)に進む。 【0192】上記ステップ54(S54)では、図52に示すように、「Z軸中間位置」が実行される。上記「Z軸中間位置」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N935」のブロックにより実行される。上記「N935」のブロックには、図42に示すように、「G1 Z#500 F10000」と記載されている。 【0193】上記「G1」は、「切削送り」指令であり、実行速度は遅く設定されている。前記「Z#500」は、図7に示すハンマー553のZ軸方向の座標位置を示す。上記「#500」は、図48に示すように、例えば「31」mmの中間位置を示す。 【0194】このため、図40に示す打込制御手段222を介して、図7に示すZ軸モータ580を駆動し、例えば「31」mmの中間位置までハンマー553を上昇させる。前記「F10000」は送り速度で、例えば10000mm/minである。上記「Z軸中間位置」の処理後、図52に示すように、次のステップ55(S55)に進む。 【0195】上記ステップ55(S55)では、図52に示すように、「早送り」が実行される。上記「早送り」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N936」のブロックにより実行される。上記「N936」のブロックには、図42に示すように、「G0」と記載されている。 【0196】上記「G0」は、「早送り」指令である。上記「早送り」の実行後、図52に示すように、次のステップ56(S56)に進む。上記ステップ56(S56)は、図52に示すように、「#1101=0」が実行される。 【0197】上記「#1101=0」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N937」のブロックにより実行される。上記「N937」のブロックには、図42に示すように、「#1101=0」と記載されている。 【0198】上記「#1101=0」は、「#1101」のシステム変数のビットを下げる指令である。上記「#1101=0」の実行後、図52に示すように、次のステップ57(S57)に進む。上記ステップ57(S57)では、図52に示すように、「停止(指令時)」か否かの判定が行われる。 【0199】上記「停止(指令時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N938」のブロックにより実行される。上記「N938」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1001 EQ1] GOTO944」と記載されている。 【0200】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1001」のシステム変数には、「停止(指令時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「停止(指令時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「停止(指令時)」を行う。 【0201】このため、「#1001」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N944」のシーケンス番号、すなわち、図53に示す後述するステップ64(S64)に進む。上記ステップ57(S57)において、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「停止(指令時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ58(S58)に進む。 【0202】上記ステップ58(S58)では、図52に示すように、「GOTO920」が実行される。上記「GOTO920」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N939」のブロックにより実行される。上記「N939」のブロックには、図42に示すように、「GOTO920」と記載されている。 【0203】上記「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N920」、すなわち、図51に示す先のステップ31(S31)に戻る。 (図53のステップの説明)一方、先のステップ33(S33)において、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「1」の場合、すなわち「停止(指令時)」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N941」のシーケンス番号に進み、図53に示すように、次のステップ61(S61)に進む。 【0204】上記ステップ61(S61)では、図53に示すように、「#1100=1」が実行される。上記「#1100=1」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N941」のブロックにより実行される。上記「N941」のブロックには、図42に示すように、「#1100=1」と記載されている。 【0205】上記「#1100=1」は、「#1100」のシステム変数のビットを立てる指令である。上記「#1100=1」の実行後、図53に示すように、次のステップ62(S62)に進む。上記ステップ62(S62)では、図53に示すように、「位置確認(時)」か否かの判定が行われる。 【0206】上記「位置確認(時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N942」のブロックにより実行される。上記「N942」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1003 EQ1] GOTO932」と記載されている。 【0207】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1003」のシステム変数には、「位置確認(時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「位置確認(時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「位置確認(時)」を行う。 【0208】このため、「#1003」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N932」のシーケンス番号、すなわち、図52に示す先のステップ51(S51)に戻る。上記ステップ62(S62)において、「#1003」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「位置確認(時)」をしなくとも良い場合には、図51に示すように、次のステップ63(S63)に進む。 【0209】上記ステップ63(S63)では、図53に示すように、「停止(指令時)」か否かの判定が行われる。上記「停止(指令時)」の判定は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N943」のブロックにより実行される。上記「N943」のブロックには、図42に示すように、「IF [#1001 EQ1] GOTO941」と記載されている。 【0210】上記「IF」は、「条件分岐」であり、「#1001」のシステム変数には、「停止(指令時)」か否かの情報が記憶されている。その結果、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合には、「停止(指令時)」をしなくとも良く、「1」の場合には、「停止(指令時)」を行う。 【0211】このため、「#1001」のシステム変数の値が、「1」の場合には、「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)の「N941」のシーケンス番号、すなわち、図52に示す先のステップ56(S56)に戻る。上記ステップ63(S63)において、「#1001」のシステム変数の記憶値が、「0」の場合、すなわち「停止(指令時)」をしなくとも良い場合には、図53に示すように、次のステップ64(S64)に進む。 【0212】上記ステップ64(S64)では、図53に示すように、「#1100=0」が実行される。上記「#1100=0」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N944」のブロックにより実行される。上記「N944」のブロックには、図42に示すように、「#1100=0」と記載されている。 【0213】上記「#1100=0」は、「#1100」のシステム変数のビットを下げる指令である。上記「#1100=0」の実行後、図53に示すように、次のステップ65(S65)に進む。上記ステップ65(S65)では、図53に示すように、「GOTO920」が実行される。 【0214】上記「GOTO920」は、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N945」のブロックにより実行される。上記「N945」のブロックには、図42に示すように、「GOTO920」と記載されている。 【0215】上記「GOTO」指令により、図42に示すサブプログラム(1)のシーケンス番号の「N920」、すなわち、図51に示す先のステップ31(S31)に戻る。 【0216】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、電磁ソレノイドである、プランジャを使用することで、作動音を減少することができる。また、振動を減少することができるので、釘の整列を乱すのを防止することができる。さらに、釘の供給スピードをアップすることができる。これに加え、製造やメンテナンスも容易に行うことができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2に記載の発明によれば、釘の抜き取り作業を確実に行うことができる。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項3に記載の発明によれば、簡便な構造の釘抜取装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591018523 【氏名又は名称】株式会社宮山技術研究所
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| 【出願日】 |
平成8年(1996)12月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】北村 仁 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−313921 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)11月16日 |
| 【出願番号】 |
特願平11−85277 |
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