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【発明の名称】 カード式パチンコ機
【発明者】 【氏名】佐橋 智康

【要約】 【課題】賞球制御基板に対する不正行為を確実に防止することが可能になると共に、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能なカード式パチンコ機を提供する。

【解決手段】主基板43の入力回路には、入賞球検出スイッチ56や出力切替スイッチ62のNC端子が接続されている。賞球制御基板45の入力回路には、主基板43の出力回路、出力切替スイッチ62のNO端子、及びインターフェース基板48の出力回路が接続されている。また、賞球制御基板45の出力回路には、賞球貸球払出装置61、入賞球排出ソレノイド57、出力切替スイッチ62の駆動端子、及びインターフェース基板48の入力回路が接続されている。また、出力切替スイッチ62の入力端子には、払出カウントスイッチ53が接続されている。インターフェース基板48の入出力回路には、球貸操作基板49の入出力回路と球貸機制御基板21Aの入出力回路とが接続されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カード式球貸機が設けられたカード式パチンコ機において、賞球と貸球とを払い出す賞球貸球払出手段と、前記賞球貸球払出手段により払い出された賞球及び貸球の有無を検出する払出球検出手段と、入賞球の有無を検出する入賞球検出手段と、前記入賞球検出手段による入賞球の有無の第1検出情報が入力されて、該第1検出情報に基づいて所定個数の賞球の払い出しを指令する賞球払出指令を出力する第1制御手段と、前記カード式球貸機から入力される所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令と前記第1制御手段から入力される前記賞球払出指令とにより前記賞球貸球払出手段を駆動制御する第2制御手段と、前記払出球検出手段による賞球及び貸球の有無の第2検出情報が入力され、該第2検出情報を前記第1制御手段又は第2制御手段の一方に出力するように前記第2制御手段によって切り替え制御される出力切替手段とを備え、前記第2制御手段は、前記賞球貸球払出手段により払い出される貸球の個数を前記第2検出情報に基づいてカウントする貸球カウント手段を有し、前記貸球払出指令が入力されない場合には、前記第2検出情報を前記第1制御手段に出力するように前記出力切替手段を制御し、前記貸球払出指令が入力された場合には、前記貸球カウント手段により所定個数カウントするまで前記第2検出情報を該第2制御手段に出力するように前記出力切替手段を制御することを特徴とするカード式パチンコ機。
【請求項2】 前記第1制御手段は、前記第1検出情報と前記出力切替手段から入力される前記第2検出情報とに基づいて前記賞球貸球払出手段により払い出される賞球の個数をカウントする賞球カウント手段を有し、前記賞球カウント手段により所定個数がカウントされた場合には、前記第2制御手段に賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を出力することを特徴とする請求項1に記載のカード式パチンコ機。
【請求項3】 カード式球貸機が設けられたカード式パチンコ機において、賞球と貸球とを払い出す賞球貸球払出手段と、前記賞球貸球払出手段により払い出された賞球及び貸球の有無を検出する払出球検出手段と、入賞球の有無を検出する入賞球検出手段と、前記入賞球検出手段による入賞球の有無の第1検出情報と前記払出球検出手段による賞球及び貸球の有無の第2検出情報とが入力されて、該第1検出情報と第2検出情報とに基づいて所定個数の賞球の払い出しを指令する賞球払出指令を出力する第1制御手段と、前記カード式球貸機から入力される所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令と前記第1制御手段から入力される前記賞球払出指令とにより前記賞球貸球払出手段を駆動制御する第2制御手段と、前記第2制御手段の制御によって前記第1制御手段に入力された前記第2検出情報を該第2制御手段に出力をするように前記第1制御手段に指示する出力指示手段とを備え、前記第2制御手段は、前記賞球貸球払出手段により払い出される貸球の個数を前記第2検出情報に基づいてカウントする貸球カウント手段を有し、前記貸球払出指令が入力された場合には、前記貸球カウント手段により所定個数カウントするまで前記第2検出情報が該第2制御手段に入力されるように前記出力指示手段を制御することを特徴とするカード式パチンコ機。
【請求項4】 前記第1制御手段は、前記第1検出情報と前記第2検出情報とに基づいて前記賞球貸球払出手段により払い出される賞球の個数をカウントする賞球カウント手段を有し、前記第2検出情報を前記第2制御手段に出力している場合には、前記賞球カウント手段によるカウントを停止することを特徴とする請求項3に記載のカード式パチンコ機。
【請求項5】 前記第1制御手段は、前記賞球カウント手段により所定個数がカウントされた場合には、前記第2制御手段に賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を出力することを特徴とする請求項4に記載のカード式パチンコ機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞に対する賞球とカード式球貸機に対する貸球とが払い出されるカード式パチンコ機に関し、特に、賞球払い出しの管理処理と貸球払い出しの管理処理とを分離し、賞球払い出しの管理処理を主基板に実行させ、貸球払い出しの管理処理を賞球制御基板に実行させることにより、賞球払い出しの管理処理を主基板に一元化することができ、また、賞球払い出し制御に対する不正防止対策を主基板だけに実施すればよく、もって、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となると共に、賞球制御基板に対する賞球払い出し制御に対する不正行為を確実に防止することが可能となるカード式パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコ機では、遊技内容に変化を加えることによってパチンコ機を利用する遊技者の興味を高めるべく種々の役物が備えられている。そのような中、パチンコ機には役物の制御を含む各種機器の制御に非常に多くの電子制御回路が組み込まれ、役物制御回路、表示回路、或いは賞球の払出制御回路などの各種回路が存在する。そして、このような回路にはマイクロコンピュータ等を含む電子制御回路が主流となり、その構造も非常に複雑なものになってきている。また、制御内容も高度化、複雑化したため、マイクロコンピュータを搭載した複数の基板回路により各種制御が分担して実行されている。
【0003】従来例として、カード式パチンコ機(以下、「CR機」という)の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの一例について図8に基づいて説明する。図8は本従来例に係るCR機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの構成を示すブロック図である。図8に示すように、賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム101は、主基板102、賞球制御基板103、入賞球検出スイッチ104、払出カウントスイッチ105、賞球貸球払出装置106、入賞球排出ソレノイド107、球貸操作基板108、インターフェース基板109、及び球貸機制御基板110等から構成されている。
【0004】また、主基板102には、CR機の遊技動作などを制御する制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。また、賞球制御基板103は、後述する賞球及び貸球の払い出し等の制御を行うための制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。また、球貸操作基板108は、不図示の球貸し操作部から入力される所定個数の貸球の要求信号等をインターフェース基板109を介して球貸機制御基板110に出力し、また、球貸機制御基板110からインターフェース基板109を介して入力される残高情報等を球貸し操作部に表示する回路が構成されている。また、球貸機制御基板110には、カード式球貸機の球貸しに係る制御を行うための制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。また、インターフェース基板109には、前記賞球制御基板103、球貸操作基板108、及び球貸機制御基板110を相互に接続する接続回路が構成されている。また、賞球貸球払出装置106は、賞球制御基板103の制御により賞球又は貸球としてパチンコ球を1個ずつ払い出す装置である。払出カウントスイッチ105は、賞球貸球払出装置106から払い出されるパチンコ球の通過を検出するセンサである。入賞球検出スイッチ104は、入賞球の有無を検出するセンサである。入賞球排出ソレノイド107は、入賞球を入賞球排出通路に1個ずつ排出するための入賞球排出カムを駆動するソレノイドである。
【0005】そして、主基板102の入力回路には、入賞球検出スイッチ104が配線により接続されている。また、賞球制御基板103の入力回路には、主基板102の出力回路、払出カウントスイッチ105、及びインターフェース基板109の出力回路が配線により接続されている。さらに、賞球制御基板103の出力回路には、賞球貸球払出装置106、入賞球排出ソレノイド107、及びインターフェース基板109の入力回路が配線により接続されている。さらに、インターフェース基板109の入出力回路には、球貸操作基板108の入出力回路と球貸機制御基板110の入出力回路とが配線により接続されている。
【0006】続いて、前記のように構成された制御システム101において行われる賞球及び貸球の払い出し制御処理について図9に基づいて説明する。図9は本従来例に係るCR機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム101において行われる制御処理のフローチャートである。先ず、図9に示されるように、ステップ(以下、Sと略記する)101において、賞球制御基板103のCPUは、球貸機制御基板110からインターフェース基板109を介して所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する。尚、球貸機制御基板110は、球貸操作基板108からインターフェース基板109を介して所定個数の貸球の要求が入力された場合に、賞球制御基板103にインターフェース基板109を介してこの貸球払出指令を出力する。そして、賞球制御基板103のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S101:YES)、賞球制御基板103のROMに格納されている制御プログラムに従って設定貸球数を計算してRAMに格納後、賞球貸球払出装置106を駆動して、貸球として1個パチンコ球が払い出されるの払出カウントスイッチ105から入力される検出信号により確認する(S102)。
【0007】そして、賞球制御基板103のCPUは、この賞球貸球払出装置106により払い出される貸球の個数をカウントし、この払い出された貸球のカウント個数が、予めRAMに格納されている設定貸球数になったか否か判定する(S103)。そして、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になっていない場合には(S103:NO)、再度、S102以降の処理を実行する。また、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になった場合には(S103:YES)、賞球貸球払出装置106による貸球の払い出しを停止し、インターフェース基板109を介して、球貸機制御基板110に貸球の払い出し終了を通知して処理を終了する(S104)。
【0008】また、賞球制御基板103のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S101:NO)、主基板102から所定個数の賞球の払い出しを指令する賞球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する(S105)。この賞球払出指令は、入賞球検出スイッチ104から主基板102の入力回路に入賞球検出信号が入力されると、主基板102の出力回路から賞球制御基板103の入力回路に出力される。そして、賞球制御基板103のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S105:NO)、再度、S101以降の処理を実行する。また、賞球制御基板103のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S105:YES)、ROMに格納されている制御プログラムに従って賞球払出指令の賞球個数を設定賞球数としてRAMに記憶後、賞球貸球払出装置106を駆動して、賞球として1個パチンコ球が払い出されるの払出カウントスイッチ105により確認する(S106)。
【0009】そして、この賞球貸球払出装置106により払い出される賞球の個数をカウントし、この払い出された賞球のカウント個数が、RAMに格納されている設定賞球数になったか否か判定する(S107)。そして、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になっていない場合には(S107:NO)、再度、S106以降の処理を実行する。また、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になった場合には(S107:YES)、賞球貸球払出装置106による賞球の払い出しを停止し、入賞球排出ソレノイド107を1回ON・OFF駆動して入賞球を1個排出後、処理を終了する(S108)。
【0010】したがって、賞球制御基板103は、球貸機制御基板110からインタフェース基板109を介して貸球払出指令が入力された場合には、賞球貸球払出装置106を駆動して所定個数の貸球を払い出す制御を行う。また、賞球制御基板103は、主基板102から賞球払出指令が入力された場合には、賞球貸球払出装置106を駆動して所定個数の賞球を払い出す制御を行う。これにより、賞球と貸球とが賞球貸球払出装置106から払い出されるため、遊技の中断時間がほとんど無く、遊技者は遊技に集中することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、賞球制御基板103のCPUに賞球払い出しの管理処理、及び、貸球の払い出しの管理処理を全て実行させて、主基板102のCPUは賞球の払い出しの管理処理をしないため、賞球制御基板103の入力回路に賞球数を外部から不正に入力されて、賞球の払い出し制御処理を実行させられる可能性があるという問題がある。また、賞球払い出し制御に対する不正防止対策を賞球制御基板103と主基板102の両方に実施する必要があるため、不正防止対策のコストがアップするという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、かかる問題点を解消すべく、賞球払い出しの管理処理と貸球払い出しの管理処理とを分離し、賞球払い出しの管理処理を主基板に搭載されたCPUに実行させ、貸球払い出しの管理処理を賞球制御基板に搭載されたCPUに実行させることにより、賞球払い出しの管理処理を主基板に一元化することに基づき、賞球制御基板に対する不正行為を確実に防止することが可能になると共に、賞球払い出し制御に対する不正防止対策を主基板だけに実施するだけで、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能なカード式パチンコ機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため請求項1に係るカード式パチンコ機は、カード式球貸機が設けられたカード式パチンコ機において、賞球と貸球とを払い出す賞球貸球払出手段と、前記賞球貸球払出手段により払い出された賞球及び貸球の有無を検出する払出球検出手段と、入賞球の有無を検出する入賞球検出手段と、前記入賞球検出手段による入賞球の有無の第1検出情報が入力されて、該第1検出情報に基づいて所定個数の賞球の払い出しを指令する賞球払出指令を出力する第1制御手段と、前記カード式球貸機から入力される所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令と前記第1制御手段から入力される前記賞球払出指令とにより前記賞球貸球払出手段を駆動制御する第2制御手段と、前記払出球検出手段による賞球及び貸球の有無の第2検出情報が入力され、該第2検出情報を前記第1制御手段又は第2制御手段の一方に出力するように前記第2制御手段によって切り替え制御される出力切替手段とを備え、前記第2制御手段は、前記賞球貸球払出手段により払い出される貸球の個数を前記第2検出情報に基づいてカウントする貸球カウント手段を有し、前記貸球払出指令が入力されない場合には、前記第2検出情報を前記第1制御手段に出力するように前記出力切替手段を制御し、前記貸球払出指令が入力された場合には、前記貸球カウント手段により所定個数カウントするまで前記第2検出情報を該第2制御手段に出力するように前記出力切替手段を制御することを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項1に係るカード式パチンコ機においては、前記第1制御手段は、前記入賞球検出手段から入賞球の有無の第1検出情報が入力されており、入賞球有りの第1検出情報が入力された場合には、第2制御手段に賞球払出指令を出力する。また、第2制御手段は、前記カード式球貸機から貸球払出指令が入力された場合には、前記払出球検出手段から賞球貸球払出手段により払い出される貸球の有無の第2検出情報がこの第2制御手段に入力されるように前記出力切替手段を制御すると共に、賞球貸球払出手段を駆動制御して貸球を払い出し、この第2検出情報に基づいて払い出される貸球の個数をカウントする。そして、第2制御手段は、所定個数の貸球が払い出されると、貸球の払い出しを停止すると共に、前記第2検出情報が第1制御手段に入力されるように前記出力切替手段を制御する。さらに、第2制御手段は、前記第1制御手段から賞球払出指令が入力されている場合には、賞球貸球払出手段を駆動制御して賞球を払い出し、この払い出される賞球の有無の第2検出情報が前記出力切替手段を介して第1制御手段に入力される。これにより、第2制御手段によって前記所定個数の貸球の払い出しが一元的に管理され、また、第1制御手段によって前記所定個数の賞球の払い出しが一元的に管理することが可能となる。また、第2制御手段に対する賞球払い出しに係る不正行為を確実に防止することが可能になると共に、第1制御手段だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよく、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。
【0015】また、請求項2に係るカード式パチンコ機は、請求項1に記載のカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、前記第1検出情報と前記出力切替手段から入力される前記第2検出情報とに基づいて前記賞球貸球払出手段により払い出される賞球の個数をカウントする賞球カウント手段を有し、前記賞球カウント手段により所定個数がカウントされた場合には、前記第2制御手段に賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を出力することを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項2に係るカード式パチンコ機は、請求項1に記載したカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、前記出力切替手段から入力される第2検出情報に基づいて払い出される賞球の個数をカウントして、所定個数の賞球が払い出されると、払出停止指令を第2制御手段に出力する。これにより、第1制御手段によって前記所定個数の賞球の払い出しが一元的に管理されるため、第2制御手段に対する賞球払い出しに係る不正行為を確実に防止することが可能になると共に、第1制御手段だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよく、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。
【0017】また、請求項3に係るカード式パチンコ機は、カード式球貸機が設けられたカード式パチンコ機において、賞球と貸球とを払い出す賞球貸球払出手段と、前記賞球貸球払出手段により払い出された賞球及び貸球の有無を検出する払出球検出手段と、入賞球の有無を検出する入賞球検出手段と、前記入賞球検出手段による入賞球の有無の第1検出情報と前記払出球検出手段による賞球及び貸球の有無の第2検出情報とが入力されて、該第1検出情報と第2検出情報とに基づいて所定個数の賞球の払い出しを指令する賞球払出指令を出力する第1制御手段と、前記カード式球貸機から入力される所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令と前記第1制御手段から入力される前記賞球払出指令とにより前記賞球貸球払出手段を駆動制御する第2制御手段と、前記第2制御手段の制御によって前記第1制御手段に入力された前記第2検出情報を該第2制御手段に出力をするように前記第1制御手段に指示する出力指示手段とを備え、前記第2制御手段は、前記賞球貸球払出手段により払い出される貸球の個数を前記第2検出情報に基づいてカウントする貸球カウント手段を有し、前記貸球払出指令が入力された場合には、前記貸球カウント手段により所定個数カウントするまで前記第2検出情報が該第2制御手段に入力されるように前記出力指示手段を制御することを特徴とする。
【0018】このような特徴を有する請求項3に係るカード式パチンコ機は、前記第1制御手段は、前記入賞球検出手段から入賞球の有無の第1検出情報が入力され、また、前記払出検出手段から賞球及び貸球の有無の第2検出情報が入力されている。そして、第1制御手段は、この第1検出情報と第2検出情報とに基づいて第2制御手段に賞球払出指令を出力する。また、第1制御手段は、前記出力指示手段から前記第2検出情報を第2制御手段に出力するように指示された場合には、この第2検出情報を第2制御手段に出力する。また、第2制御手段は、前記カード式球貸機から貸球払出指令が入力された場合には、前記出力指示手段に第2検出情報を第2制御手段に出力するように制御すると共に、賞球貸球払出手段を駆動制御して貸球を払い出し、この第2検出情報に基づいて払い出される貸球の個数をカウントする。そして、第2制御手段は、所定個数の貸球が払い出されると、貸球の払い出しを停止すると共に、前記第2検出情報が第1制御手段に入力されるように前記出力指示手段を制御する。さらに、第2制御手段は、前記第1制御手段から賞球払出指令が入力されている場合には、賞球貸球払出手段を駆動制御して賞球を払い出し、この払い出される賞球の有無の第2検出情報がこの第1制御手段に入力される。これにより、第2制御手段によって前記所定個数の貸球の払い出しが一元的に管理され、また、第1制御手段によって前記所定個数の賞球の払い出しが一元的に管理することが可能となる。また、第2制御手段に対する賞球払い出しに係る不正行為を確実に防止することが可能になると共に、第1制御手段だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよく、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。さらに、賞球の払い出し中にカード式球貸機から第2制御手段に貸球払出指令が入力されても、貸球を払い出すことができるため、遊技者は大当たり等の有利な特別状態になった場合に、遊技球不足に陥る可能性がほぼ無くなり、特別状態を確実に取ることが可能となる。
【0019】また、請求項4に係るカード式パチンコ機は、請求項3に記載のカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、前記第1検出情報と前記第2検出情報とに基づいて前記賞球貸球払出手段により払い出される賞球の個数をカウントする賞球カウント手段を有し、前記第2検出情報を前記第2制御手段に出力している場合には、前記賞球カウント手段によるカウントを停止することを特徴とする。
【0020】このような特徴を有する請求項4に係るカード式パチンコ機は、請求項3に記載したカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、第2検出情報を前記第2制御手段に出力している場合には、前記賞球カウント手段によるカウントを停止するため、払い出される賞球の個数を正確にカウントすることが可能となる。また、第1制御手段によって前記所定個数の賞球の払い出しが一元的に管理され、また、第2制御手段によって前記所定個数の貸球の払い出しが一元的に管理されるため、第1制御手段だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよく、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。
【0021】また、請求項5に係るカード式パチンコ機は、請求項4に記載のカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、前記賞球カウント手段により所定個数がカウントされた場合には、前記第2制御手段に賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を出力することを特徴とする。
【0022】このような特徴を有する請求項5に係るカード式パチンコ機は、請求項4に記載したカード式パチンコ機において、前記第1制御手段は、前記出力切替手段から入力される第2検出情報に基づいて払い出される賞球の個数をカウントして、所定個数の賞球が払い出されると、払出停止指令を第2制御手段に出力する。これにより、第1制御手段によって前記所定個数の賞球の払い出しが一元的に管理されるため、第2制御手段に対する賞球払い出しに係る不正行為を確実に防止することが可能になると共に、第1制御手段だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよく、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカード式パチンコ機について具体化した第1及び第2実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係るカード式パチンコ機の全体構成について図1及び図2に基づいて説明する。図1は第1実施形態に係るカード式パチンコ機全体を示した正面図である。図2は第1実施形態に係るカード式パチンコ機全体を示した背面図である。
【0024】図1において、カード式パチンコ機はいわゆるCR機と称され、パチンコ機1とカード式球貸機21とによって構成され、これらは対をなして設置される。パチンコ機1は、所定量のパチンコ球を賞球として払い出す、いわゆる第一種パチンコ機である。また、このパチンコ機1は、入賞口、図柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、不図示の樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3がスピーカ3aを内蔵してプレート4に配設されている。そして、その上部受け皿3の下には、下部受け皿5が配設される。また、上部受け皿3に連通する不図示の球送り機構を介して上部受け皿3の遊技球がハンドル6に連結された不図示の発射装置へ送られるよう構成されている。一方、遊技盤2の周りには、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7や「当たり」を表示する当たり表示ランプ8,8が設けられている。また、遊技盤2を囲んだ枠9内には、両肩部に賞球及び球切れ表示ランプ10,10が設けられている。
【0025】次に、カード式球貸機21について説明する。カード式球貸機21のほぼ中央にはカード挿入口22が配設され、上方には順にカード利用可ランプ23、端数表示スイッチ24、連結台方向表示25、及びカード挿入中ランプ26が配設されている。カード利用可ランプ23が点灯しているときに、カード挿入口22にカードを挿入することができる。端数表示スイッチ24は、100円未満の端数を表示する。連結台方向表示25は、左右どちらのパチンコ機にカード球貸し機が接続されているかを表示している。カード挿入中ランプ26は、カードがカード挿入口22に挿入されている間点灯している。
【0026】また、上部受け皿3の中央付近には、球貸し操作部11である度数表示12、貸出スイッチ13、貸出スイッチLED14、及び返却スイッチ15が配設されている。そして、球貸操作部11の度数表示12は、カード残高を表示している。貸出スイッチLED14が点灯しているときに、貸出スイッチ13の操作が可能であり、貸出スイッチ13によって遊技球の貸し出しが行われる。また、パチンコ遊技を止めるときは、返却スイッチ15を操作することによってカードの排出が行なわれる。尚、貸し出される貸球は、後述するように、賞球を払い出す賞球貸球払出装置61(図4参照)によって上部受け皿3に払い出される。また、この球貸操作部11の裏側には球貸操作基板49(図4参照)が配設されている。この球貸操作基板49には、貸出スイッチ13と返却スイッチ15からの入力信号をインタフェース基板48(図4参照)を介して球貸機制御基板21A(図4参照)に出力し、球貸機制御基板21Aからインタフェース基板48を介して入力される残高表示信号等を度数表示12や貸出スイッチLED14に出力する回路が構成されている。
【0027】次に、図2において、パチンコ機1及びパチンコ機1の側面(図2中、右側の側面)に取り付けられるカード式球貸機21の裏側の構成について説明する。このパチンコ機1は、所定量のパチンコ球を賞球又は貸球として払い出すものであり、木製の外枠31に対して木製の内枠32がヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けられている。また、この内枠32のほぼ中央部には遊技盤2が着脱自在なように鉄板等の金属製の機構盤33が取り付けられている。そして、この機構盤33の裏側には合成樹脂製の機構セット盤34が開閉自在に蝶番により取り付けられている。また、パチンコゲーム機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク35が機構セット盤34に固定されている。賞球タンク35の直上には補給装置36が配設され、吐出部36Aが垂直に降りている。賞球タンク35は、傾斜した底面に不図示の連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を1列に整列流出し、賞球ケース38にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール37が取付けられている。
【0028】また、賞球ケース38へパチンコ球を案内する賞球案内部38A内には、タンクレール37の下流側のパチンコ球を送る1列の賞球通路39が形成されている。また、賞球ケース38内には、後述するように賞球通路39を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチ52(図3参照)、パチンコ球の払い出しを調節する払い出しソレノイド51等(図3参照)が内装されている。そして、これら賞球タンク35、タンクレール37、賞球案内部38A、賞球ケース38、球有り検出スイッチ52、及び払い出しソレノイド51等により賞球及び貸球の払い出しシステムが構成されている。そして、賞球ケース38の下流側には排出部が形成され、入賞球を排出する入賞球排出通路40及び下皿オーバーフロースイッチ59(図3参照)が内装された下皿排出路41が下端部下方に形成されている。また、この下皿排出路41を介して上部受け皿3から溢れた賞球を受けて下部受け皿5に案内する下部受皿ボックス42がボルトにより内枠32の裏側に取り付けられている。
【0029】また、カード式球貸機21内には、後述する球貸機制御基板21A(図4参照)が設けられている。この球貸機制御基板21Aには、貸出スイッチ13を介して球貸操作基板49に入力された貸球要求信号に対して、後述する所定個数の貸球の払い出しを賞球制御基板45のCPUに指令する制御等を行う制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。そして、カード式球貸機21の背面には、この球貸機制御基板21Aと外部の機器との接続を行うための各種のコネクタ21B、21C、21D等が設けられている。
【0030】また、機構セット盤34の中央部に形成された開口部65(図3参照)には、後述するようにカバー43Bに覆われた主基板43が、遊技盤2裏面を覆うセンタカバー44に装着された状態で固定されている。この主基板43には、後述するパチンコゲーム機1の賞球の払い出し制御等を制御する制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。
【0031】また、主基板43の下側には、賞球制御基板45がカバーに覆われて取り付けられている。この賞球制御基板45には、後述するように、貸球の払い出し制御や賞球貸球払出装置61(図4参照)の駆動制御等を行うための制御回路が構成されている。そして、その制御回路は、後述する出力切替スイッチ62(図4参照)、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU、その動作プログラムデータを格納するROM、及びデータの書き込み及び読み出しを行うRAM等、又は入出力回路やクロック発生器等を含むマイクロコンピュータが装着されている。尚、この出力切替スイッチ62は、駆動端子、入力端子、通常時は閉じた状態(入力端子と導通している状態)で駆動端子に所定の電圧が印加されると開いた状態(入力端子と導通していない状態)になるNC(normally close)端子、及び、通常時開いた状態(入力端子と導通していない状態)で駆動端子に所定の電圧が印加されると閉じた状態(入力端子と導通している状態)になるNO(normally open )端子から構成されるリレー(電磁継電器)等により構成されている。
【0032】また、賞球ケース38の下側には、インターフェース基板48がカバーに覆われて取り付けられている。このインターフェース基板48とカード式球貸機21の背面のコネクタ21Bとは、接続コード47により相互に接続され、球貸機制御基板21Aがインターフェース基板48に接続されている。また、このインターフェース基板48には、後述するように、賞球制御基板45及び球貸操作基板49が配線により接続されている(図4参照)。そして、インターフェース基板48は、賞球制御基板45、球貸操作基板49、及びカード式球貸機21からの制御信号等を相互に接続するための接続回路を構成している。
【0033】さらに、機構セット盤34の上方角部(図2中、右上角部)には、中継基板46が設けられている。この中継基板46は、パチンコゲーム機1とホールコンピュータをつなぐ基板である。
【0034】次に、賞球及び貸球の払い出しを行う機構の構成、及び入賞球の排出を行う機構の構成について図3に基づいて説明する。図3は第1実施形態に係るパチンコ機1の賞球及び貸球の払い出しに係る機構セット盤の要部を拡大した背面図である。図3に示すように、機構セット盤34の最上部に取り付けられている賞球タンク35の底面外側の一端(図3中、底面の右端部外側)には、賞球タンク35内のパチンコ球の有無を検出するための賞球タンクスイッチ50が設けられている。この賞球タンクスイッチ50は、パチンコ球無しを検出すると、検出信号を出力するスイッチである。そして、賞球タンク35内のパチンコ球は、賞球及び貸球の払い出しに伴い、一点鎖線の矢印に示されるように、タンクレール37、及び賞球ケース案内部38A内の賞球通路39を介して、賞球ケース38内に送られる。この賞球ケース38内には、パチンコ球を回転することにより順次送り出す爪車54が一方向(図3中、時計方向)回転自在に設けられ、払出ソレノイド51のON・OFF駆動により所定の角度毎(第1実施形態では、約60度毎)に回転駆動される。また、爪車54に送られているパチンコ球の有無を検出するための球有り検出スイッチ52が爪車54の上側に設けられている。この球有り検出スイッチ52は、パチンコ球有りを検出すると、検出信号を出力するスイッチである。この払出ソレノイド51、球有り検出スイッチ52、及び爪車54等により後述する賞球貸球払出装置61(図4参照)が構成されている。さらに、払出ソレノイド51のON・OFF駆動によって順次払い出されるパチンコ球の通過の有無を検出するための払出カウントスイッチ53が、爪車54の下側に設けられている。この払出カウントスイッチ53は、パチンコ球の通過を検出すると、検出信号を出力するスイッチである。そして、排出ソレノイド51のON・OFF駆動によって払い出された賞球及び貸球は、下方に送られて賞球払出口60を介して上部受け皿3に送られる。そして、上部受け皿3から溢れた賞球は、下皿排出路41を介して下部受皿ボックス42に送られる。また、この下皿排出路41内には、下部受け皿5内の賞球のオーバーフローを検出するための下皿オーバーフロースイッチ59が設けられている。この下皿オーバーフロースイッチ59は、パチンコ球有りを検出すると、検出信号を出力するスイッチである。
【0035】また、各入賞口や始動口に入賞した入賞球は、不図示の案内樋を介して機構セット盤34の下方の内側に設けられた入賞球案内樋55によって二点鎖線矢印で示されるように、一列に整列されて入賞球排出カム58に案内される。この入賞球排出カム58は、入賞球案内樋55側の一端縁部に入賞球が1個入る凹部が形成されると共に、ほぼ中央部を軸により回転自在に支持されている。また、入賞球排出カム58の他端縁部には、この入賞球排出カム58を所定角度だけ回転させるための入賞球排出ソレノイド57が装着されると共に、通常は入賞球排出カム58の他端縁部を下側に押し下げるためのバネが取り付けられている。そして、賞球制御基板45等の制御により入賞球排出ソレノイド57のON駆動によって、入賞球排出カム58の他端縁部が引き上げられて、入賞球排出カム58の一端縁部の凹部に保持されていた入賞球が下方に開口されている入賞球排出路40に1個排出される。そして、入賞球排出ソレノイド57のOFF駆動によって、入賞球排出カム58の他端縁部がバネによって押し下げられて、再度、入賞球案内樋55側の一端縁部に形成された凹部に入賞球が1個保持され、この繰り返しにより入賞球が1個ずつ順次排出される。また、入賞球排出カム58の遊技盤2側の側面には、入賞球排出カム58の凹部に保持される入賞球の有無を検出するための入賞球検出スイッチ56が取り付けられている。この入賞球検出スイッチ56は、パチンコ球有りを検出すると、検出信号を出力するスイッチである。そして、これら入賞球案内樋55、入賞球検出スイッチ56、入賞球排出ソレノイド57、入賞球排出カム58、及び入賞球排出通路40等により入賞球排出システムが構成されている。
【0036】また、払出ソレノイド51、球有り検出スイッチ52、及び爪車54等から構成される賞球貸球払出装置61が、賞球貸球払出手段として機能する。また、払出カウントスイッチ53が、払出球検出手段として機能する。また、入賞球検出スイッチ56が、入賞球検出手段として機能する。また、主基板43が、第1制御手段を構成し、賞球制御基板45が、第2制御手段を構成する。また、出力切替スイッチ62が、出力切替手段として機能する。また、賞球制御基板45のCPUとRAMにより貸球カウント手段が構成される。さらに、主基板43のCPUとRAMにより賞球カウント手段が構成される。
【0037】次に、前記のように構成されたカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの構成について図4に基づいて説明する。図4は第1実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの構成を示すブロック図である。図4に示すように、賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム71は、主基板43、賞球制御基板45、入賞球検出スイッチ56、払出カウントスイッチ53、出力切替スイッチ62、賞球貸球払出装置61、入賞球排出ソレノイド57、球貸操作基板49、インターフェース基板48、及び球貸機制御基板21A等から構成されている。
【0038】そして、主基板43の入力回路には、入賞球検出スイッチ56や出力切替スイッチ62のNC端子が配線により接続されている。また、賞球制御基板45の入力回路には、主基板43の出力回路、出力切替スイッチ62のNO端子、及びインターフェース基板48の出力回路が配線により接続されている。さらに、賞球制御基板45の出力回路には、賞球貸球払出装置61、入賞球排出ソレノイド57、出力切替スイッチ62の駆動端子、及びインターフェース基板48の入力回路が配線により接続されている。また、出力切替スイッチ62の入力端子には、払出カウントスイッチ53が配線により接続されている。また、球貸操作基板49の入出力回路には、度数表示12、貸出スイッチ13、貸出スイッチLED14、及び返却スイッチ15が接続されている。さらに、インターフェース基板48の入出力回路には、球貸操作基板49の入出力回路と球貸機制御基板21Aの入出力回路とが配線により接続されている。
【0039】続いて、前記のように構成された制御システム71において行われる賞球及び貸球の払い出し制御処理について図5に基づいて説明する。図5は第1実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム71において行われる制御処理のフローチャートである。先ず、図5に示されるように、ステップ(以下、Sと略記する)1において、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aからインターフェース基板48を介して所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する。尚、球貸機制御基板21Aは、貸出スイッチ13による入力信号が球貸操作基板49からインターフェース基板48を介して入力された場合に、賞球制御基板45にインターフェース基板48を介してこの貸球払出指令を出力する。そして、賞球制御基板45のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S1:YES)、出力切替スイッチ62の駆動端子に所定電圧の印加を開始する(S2)。これにより、払出カウントスイッチ53の出力が出力切替スイッチ62のNO端子を介して賞球制御基板45の入力回路に入力される。続いて、賞球制御基板45のCPUは、ROMに格納されている制御プログラムに従って設定貸球数を計算してRAMに格納後、賞球貸球払出装置61を駆動して、貸球として1個パチンコ球が払い出されるの出力切替スイッチ62を介して払出カウントスイッチ53から入力される検出信号により確認する(S3)。
【0040】そして、賞球制御基板45のCPUは、この賞球貸球払出装置61により払い出される貸球の個数をカウントし、この払い出された貸球のカウント個数が、予めRAMに格納されている設定貸球数になったか否か判定する(S4)。そして、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になっていない場合には(S4:NO)、再度、S3以降の処理を実行する。また、賞球制御基板45のCPUは、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になった場合には(S4:YES)、賞球貸球払出装置61による貸球の払い出しを停止し、インターフェース基板48を介して、球貸機制御基板21Aに貸球の払い出し終了を通知する(S5)。続いて、賞球制御基板45のCPUは、出力切替スイッチ62の駆動端子への所定電圧の印加を停止して処理を終了する(S6)。
【0041】また、賞球制御基板45のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S1:NO)、主基板43から賞球の払い出しを指令する賞球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する(S7)。そして、賞球制御基板45のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S7:NO)、再度、S1以降の処理を実行する。尚、この賞球払出指令は、入賞球検出スイッチ56から主基板43の入力回路に入賞球検出信号が入力されると、主基板43の出力回路から賞球制御基板45の入力回路に出力される。また、主基板43のCPUは、入賞球検出スイッチ56から入賞球検出信号が入力された場合は、入賞に対して払い出される賞球の所定個数をROMから読み出し、設定賞球数としてRAMに格納する。
【0042】また、賞球制御基板45のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S7:YES)、賞球制御基板45のROMに格納されている制御プログラムに従って賞球貸球払出装置61の駆動を開始する(S8)。
【0043】次に、S9において、主基板43のCPUは、出力切替スイッチ62のNC端子を介して入力される払出カウントスイッチ53の賞球の通過検出信号により賞球として1個パチンコ球が払い出されるのを確認する。そして、主基板43のCPUは、この賞球貸球払出装置61により払い出される賞球の個数をカウントし、この払い出された賞球のカウント個数が、RAMに格納されている設定賞球数になったか否か判定する。そして、主基板43のCPUは、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になっていない場合には(S9:NO)、賞球貸球払出装置61により払い出される賞球の個数のカウントを続け、賞球制御基板45のCPUは、賞球貸球払出装置61の駆動を続行する(S8)。
【0044】また、主基板43のCPUは、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になった場合には(S9:YES)、賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を賞球制御基板45に出力する。そして、賞球制御基板45のCPUは、この払出停止指令が入力されると賞球貸球払出装置61の駆動を停止して、入賞球排出ソレノイド57を1回ON・OFF駆動して入賞球を1個排出後、処理を終了する(S10)。
【0045】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係るカード式パチンコ機では、主基板43のCPUは、入賞球検出スイッチ56から入賞球検出信号が入力された場合には(S7:YES)、賞球制御基板45に賞球払出指令を出力する。また、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aから貸球払出指令が入力された場合には(S1:YES)、出力切替スイッチ62の駆動端子に所定電圧の印加を開始する(S2)。そして、賞球制御基板45のCPUは、賞球貸球払出装置61の駆動を開始して、出力切替スイッチ62を介して入力される払出カウントスイッチ53の貸球の検出信号をカウントする(S3)。そして、賞球制御基板45のCPUは、所定個数の貸球が払い出されると(S4:YES)、貸球の払い出しを停止すると共に、出力切替スイッチ62の駆動端子への印加を停止する(S5、S6)。また、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aから貸球払出指令が入力されていない場合には(S1:NO)、主基板43から賞球払出指令が入力されているか否か判定し(S7)、この賞球払出指令が入力されている場合は(S7:YES)、賞球貸球払出装置61の駆動を開始する(S8)。そして、主基板43のCPUは、出力切替スイッチ62を介して入力される払出カウントスイッチ53の検出信号により払い出される賞球個数をカウントし、所定個数の賞球が払い出されると賞球制御基板45に払出停止指令を出力して、賞球の払い出しが停止される(S9、S10)。
【0046】したがって、主基板43のCPUによって賞球の払い出しが一元的に管理され、また、賞球制御基板45のCPUによって貸球の払い出しが一元的に管理されるため、賞球制御基板45に対する不正行為を確実に防止することが可能になると共に、主基板43だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよいため、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。
【0047】次に、第2実施形態に係るカード式パチンコ機について詳細に説明する。第2実施形態に係るカード式パチンコ機の概略構成は第1実施形態のカード式パチンコ機の構成とほぼ同じ構成である(図1乃至図3参照)。但し、第2実施形態の賞球制御基板45の制御回路には、出力切替スイッチ62が設けられていない。そして、後述する出力指示スイッチ63(図6参照)が、主基板43の制御回路に設けられている。尚、この出力指示スイッチ63は、入力端子、出力端子、及び駆動端子を有するNC(normally close)スイッチとして機能するリレー(電磁継電器)等により構成され、この入力端子と出力端子は、通常時は閉じた状態(入力端子と出力端子が導通している状態)で駆動端子に所定の電圧が印加されると開いた状態(入力端子と出力端子が導通していない状態)になる。また、出力指示スイッチ63の入力端子は主基板43の制御回路の電源に抵抗を介してプルアップされ、出力指示スイッチ63の出力端子は、主基板43の制御回路のアースに接地されている。
【0048】また、この出力指示スイッチ63が、出力指示手段として機能する。
【0049】次に、前記のように構成された第2実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの構成について図6に基づいて説明する。図6は第2実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システムの構成を示すブロック図である。図6に示すように、第2実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム72は、第1実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム71とほぼ同じ構成である。但し、払出カウントスイッチ53は、主基板43の入力回路に配線により接続されている。また、出力指示スイッチ63の入力端子は、主基板43の入力回路に回路配線により接続されている。さらに、出力指示スイッチ63の駆動端子は、賞球制御基板45の出力回路に配線により接続されている。
【0050】続いて、前記のように構成された制御システム72において行われる賞球及び貸球の払い出し制御処理について図7に基づいて説明する。図7は第2実施形態に係るカード式パチンコ機の賞球及び貸球の払い出しに係る制御システム72において行われる制御処理のフローチャートである。先ず、図7に示されるように、S15において、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aからインターフェース基板48を介して所定個数の貸球の払い出しを指令する貸球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する。尚、球貸機制御基板21Aは、貸出スイッチ13による入力信号が球貸操作基板49からインターフェース基板48を介して入力された場合に、賞球制御基板45にインターフェース基板48を介してこの貸球払出指令を出力する。そして、賞球制御基板45のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S15:YES)、この貸球払出指令の指示する貸球の払い出し個数を設定貸球数としてRAMに格納後、出力指示スイッチ63の駆動端子に所定電圧の印加を開始する(S16)。これにより、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧が、High(例えば、約5V)からLow(例えば、約0V)に変化する。また、主基板43のCPUは、常に、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧を入力回路を介してモニターしている。そして、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧がHighの場合には、そのまま出力指示スイッチ63の入力端子の電圧モニターを続行する。また、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧がLowの場合には、払出カウントスイッチ53から入力されたパチンコ球の通過検出信号を賞球制御基板45の入力回路に出力し、主基板43のCPUは、この払出カウントスイッチ53から入力されたパチンコ球の通過検出信号を入力されていないものとして処理する。即ち、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧がLowの場合には、払出カウントスイッチ53は、賞球制御基板45の入力回路に接続され、主基板43の入力回路には接続されていない状態と同じになる。
【0051】続いて、賞球制御基板45のCPUは、賞球貸球払出装置61を駆動して、貸球として1個パチンコ球が払い出されるの主基板43を介して払出カウントスイッチ53から入力される検出信号により確認する(S17)。
【0052】そして、賞球制御基板45のCPUは、この賞球貸球払出装置61により払い出される貸球の個数をカウントし、この払い出された貸球のカウント個数が、RAMに格納されている設定貸球数になったか否か判定する(S18)。そして、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になっていない場合には(S18:NO)、再度、S17以降の処理を実行する。また、賞球制御基板45のCPUは、払い出された貸球のカウント個数が、設定貸球数になった場合には(S18:YES)、賞球貸球払出装置61による貸球の払い出しを停止し、インターフェース基板48を介して、球貸機制御基板21Aに貸球の払い出し終了を通知する(S19)。続いて、賞球制御基板45のCPUは、出力指示スイッチ63の駆動端子への所定電圧の印加を停止して処理を終了する(S20)。これにより、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧は、LowからHighに変化する。
【0053】また、賞球制御基板45のCPUは、貸球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S15:NO)、主基板43から賞球の払い出しを指令する賞球払出指令が入力回路に入力されているか否か判定する(S21)。そして、賞球制御基板45のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されていない場合には(S21:NO)、再度、S15以降の処理を実行する。尚、この賞球払出指令は、入賞球検出スイッチ56から主基板43の入力回路に入賞球検出信号が入力されると、主基板43の出力回路から賞球制御基板45の入力回路に出力される。また、主基板43のCPUは、入賞球検出スイッチ56から入賞球検出信号が入力された場合は、入賞に対して払い出される賞球の所定個数をROMから読み出し、設定賞球数としてRAMに格納する。
【0054】また、賞球制御基板45のCPUは、この賞球払出指令が入力回路に入力されている場合には(S21:YES)、ROMに格納されている制御プログラムに従って賞球貸球払出装置61の駆動を開始する(S22)。
【0055】次に、S23において、主基板43のCPUは、払出カウントスイッチ53から入力される賞球の通過検出信号により賞球として1個パチンコ球が払い出されるのを確認する。そして、主基板43のCPUは、この賞球貸球払出装置61により払い出される賞球の個数をカウントし、この払い出された賞球のカウント個数が、RAMに格納されている設定賞球数になったか否か判定する(S23)。そして、主基板43のCPUは、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になっていない場合には(S23:NO)、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧をモニターすると共に、賞球貸球払出装置61により払い出される賞球の個数のカウントを続け、賞球制御基板45のCPUは、賞球貸球払出装置61の駆動を続行する(S22)。尚、主基板43のCPUは、払い出される賞球のカウント中に出力指示スイッチ63の入力端子の電圧がLowになった場合には、その時の賞球のカウント個数を記憶し、一時、払い出される賞球のカウントを中断する。そして、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧モニターを続け、この入力端子の電圧がHighになると、前回の賞球のカウント個数を読み出し、再度、S22以降の処理を続ける。
【0056】また、主基板43のCPUは、払い出された賞球のカウント個数が、設定賞球数になった場合には(S23:YES)、賞球の払い出し停止を指令する払出停止指令を賞球制御基板45に出力する。そして、賞球制御基板45のCPUは、この払出停止指令が入力されると賞球貸球払出装置61の駆動を停止し、入賞球排出ソレノイド107を1回ON・OFF駆動して入賞球を1個排出後、処理を終了する(S24)。
【0057】以上詳細に説明した通り第2実施形態に係るカード式パチンコ機では、主基板43のCPUは、入賞球検出スイッチ56から入賞球検出信号が入力された場合には(S21:YES)、賞球制御基板45に賞球払出指令を出力する。また、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aから貸球払出指令が入力された場合には(S15:YES)、出力指示スイッチ63の駆動端子に所定電圧の印加を開始する(S16)。これにより、払出カウントスイッチ53から入力される検出信号が主基板43を介して賞球制御基板45に入力され、払出カウントスイッチ53から出力される検出信号は、主基板43に入力されない状態と同一状態になる。そして、賞球制御基板45のCPUは、賞球貸球払出装置61の駆動を開始して、主基板43を介して入力される払出カウントスイッチ53の貸球の検出信号をカウントする(S17、S18)。そして、賞球制御基板45のCPUは、所定個数の貸球が払い出されると(S18:YES)、貸球の払い出しを停止すると共に、出力指示スイッチ63の駆動端子への印加を停止する(S19、S20)。また、賞球制御基板45のCPUは、球貸機制御基板21Aから貸球払出指令が入力されていない場合には(S15:NO)、主基板43から賞球払出指令が入力されているか否か判定し(S21)、この賞球払出指令が入力されている場合は(S21:YES)、賞球貸球払出装置61の駆動を開始する(S22)。そして、主基板43のCPUは、払出カウントスイッチ53から入力される賞球の通過検出信号により払い出される賞球個数をカウントし、所定個数の賞球が払い出されると賞球制御基板45に払出停止指令を出力して、賞球の払い出しが停止される(S23、S24)。
【0058】したがって、主基板43のCPUによって賞球の払い出しが一元的に管理され、また、賞球制御基板45のCPUによって貸球の払い出しが一元的に管理されるため、賞球制御基板45に対する不正行為を確実に防止することが可能になると共に、主基板43だけに賞球払い出しに係る不正行為の防止対策を実施すればよいため、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能となる。また、賞球の払い出し中に球貸機制御基板21Aから賞球制御基板45に球貸払出指令が入力された場合には、主基板43のCPUは、賞球のカウント個数を記憶後、賞球の払い出しを一時、中断して、賞球制御基板45のCPUにより貸球の払い出しが行われるため、遊技者は大当たり等の有利な特別状態になった場合に、遊技球不足に陥る可能性がほぼ無くなり、特別状態を確実に取ることが可能となる。さらに、主基板43は、賞球のカウント個数を記憶後、賞球の払い出しを一時、中断するため、賞球の払い出し再開後に払い出される賞球の個数を正確にカウントすることが可能となる。
【0059】尚、本発明は前記第1及び第2実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のようにしてもよい。(a)前記第1実施形態では、賞球制御基板45の制御回路に出力切替スイッチ62を設けたが、主基板43の制御回路に設けてもよい。(b)前記第2実施形態では、主基板43の制御回路に出力指示スイッチ63を設けたが、賞球制御基板45の制御回路に設けてもよい。(c)前記第2実施形態では、出力指示スイッチ63をNC(normally close)スイッチとして機能するリレー(電磁継電器)等により構成したが、NO(normally open )スイッチとして機能するリレー(電磁継電器)等により構成してもよい。この場合には、主基板45のCPUは、出力指示スイッチ63の入力端子の電圧がHighのときに、払出カウントスイッチ53の検出信号を賞球制御基板45に出力する。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、賞球払い出しの管理処理と貸球払い出しの管理処理とを分離し、賞球払い出しの管理処理を主基板に搭載されたCPUに実行させ、貸球払い出しの管理処理を賞球制御基板に搭載されたCPUに実行させることにより、賞球払い出しの管理処理を主基板に一元化することに基づき、賞球制御基板に対する不正行為を確実に防止することが可能になると共に、賞球払い出し制御に対する不正防止対策を主基板だけに実施するだけで、不正防止対策のコスト削減を図ることが可能なカード式パチンコ機を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000121693
【氏名又は名称】奥村遊機株式會社
【出願日】 平成10年(1998)4月28日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】山中 郁生 (外2名)
【公開番号】 特開平11−309265
【公開日】 平成11年(1999)11月9日
【出願番号】 特願平10−119390