| 【発明の名称】 |
球体搬送磨き装置及び球体搬送磨き装置の磨き部材 |
| 【発明者】 |
【氏名】日下 英次
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、球体搬送磨き装置及び球体搬送磨き装置の磨き部材に関し、例えばパチンコ玉、ゴルフボール等の球体の表面を磨く球体搬送磨き装置に適用して、磨き部材を確実に保持して、かつ簡易に交換することができるようにする。
【解決手段】本発明は、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、この円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧することにより、球体を磨き部材により磨く構成において、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材を保持する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、前記円柱体の周囲に配置された磨き部材に前記球体を押圧して前記球体を移動させることにより、前記球体を前記磨き部材により磨く球体搬送磨き装置であって、所定の保持機構を有し、前記保持機構により、前記円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、前記円柱体の軸方向及び前記円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、前記磨き部材を保持することを特徴とする球体搬送磨き装置。 【請求項2】前記保持機構は、前記曲面の円周方向に延長するように、かつ根元側が幅広に形成されたガイド溝と、前記ガイド溝の延長する方向への前記磨き部材の変位を制限するストッパーとでなり、前記磨き部材の裏面に形成された先端が幅広の凸部を前記ガイド溝によりガイドして、前記磨き部材を前記曲面に保持することを特徴とする請求項1に記載の球体搬送磨き装置。 【請求項3】球体の表面を清掃する球体搬送磨き装置の磨き部材であって、前記球体搬送磨き装置は、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、前記円柱体の周囲に配置された磨き部材に前記球体を押圧して前記球体を移動させることにより、前記球体を前記磨き部材により磨き、前記球体搬送磨き装置の磨き部材は、前記円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、前記円柱体の軸方向及び前記円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に保持されることを特徴とする球体搬送磨き装置の磨き部材。 【請求項4】前記曲面の円周方向に延長するように形成されて、かつ根元側が幅広のガイド溝に噛み合う凸部を裏面に有し、前記ガイド溝に沿った方向の変位を制限するストッパーとを有することを特徴とする請求項3に記載の球体搬送磨き装置の磨き部材。 【請求項5】前記曲面に沿って変形する可撓性を有する部材により形成されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の球体搬送磨き装置の磨き部材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、球体搬送磨き装置及び球体搬送磨き装置の磨き部材に関し、例えばパチンコ玉、ゴルフボール等の球体の表面を磨く球体搬送磨き装置に適用することができる。本発明は、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、この円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧することにより、球体を磨き部材により磨く構成において、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材を保持することにより、この種の装置において、磨き部材を確実に保持して、かつ簡易に交換することができるようにする。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の球体搬送磨き装置でなるパチンコ玉の搬送装置においては、パチンコ台から排出されたパチンコ玉をパチンコ台よりも上方に搬送するようになされたものが提案されており(特開昭56−8083号公報)、この搬送の際にパチンコ玉を併せて清掃するようになされている。 【0003】すなわちこの種の搬送装置は、垂直に配置した筒状部材の内側で、螺旋状の翼を回転させることにより、この筒状部材の内側に沿って、下方から上方にパチンコ玉を搬送するものである。さらにこの種の搬送装置は、筒状部材の内側にウレタンゴム等の磨き部材が配置され、螺旋状の翼の回転による遠心力によりパチンコ玉を磨き部材に摺接させてパチンコ玉を磨くようになされている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、球体磨き装置においては、螺旋状の翼の回転による遠心力によりパチンコ玉を磨き部材に摺接させてパチンコ玉を磨くことにより、各パチンコ玉の表面を万遍なく磨することが困難な問題があった。 【0005】この問題を解決する1つの方法として、ガイド溝により球体を磨き部材に押圧しながら、このガイド溝によりガイドして球体を搬送する方法が考えられる。すなわちガイド溝によれば、パチンコ玉を個々に搬送でき、各パチンコ玉をそれぞれ個々に磨き部材に押圧することができる。これにより各パチンコ玉をそれぞれ磨くことができると考えられる。 【0006】またガイド溝のガイドにより、パチンコ玉を筒状部材の内側、円周方向に転がしながら、筒状部材の軸方向に徐々に変位させることができることにより、これによりパチンコ玉の全面を漏れなく磨くことができると考えられる。 【0007】ところがこのようにガイド溝により球体を磨き部材に押圧しながら搬送する場合、パチンコ玉の移動により磨き部材に力が加わり、これにより筒状部材の内側で磨き部材が偏ったりする等の問題がある。その反面、この種の磨き部材は、一定の使用による交換する必要があり、この交換をスムーズに実行できることが求められる。 【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ガイド溝により球体を磨き部材に押圧しながら搬送する構成において、磨き部材を確実に保持し、かつ確実に交換することができる球体搬送磨き装置及び球体搬送磨き装置の磨き部材を提案しようとするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するため本発明においては、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、この円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧して球体を移動させることにより、球体を磨き部材により磨く球体搬送磨き装置に適用する。この球体搬送磨き装置において、所定の保持機構を有し、この保持機構により、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材を保持する。 【0010】またこのとき、先の保持機構が、曲面の円周方向に延長するように、かつ根元側が幅広に形成されたガイド溝と、このガイド溝の延長する方向への磨き部材の変位を制限するストッパーとでなるようにし、磨き部材の裏面に形成された先端が幅広の凸部をガイド溝によりガイドして、磨き部材を曲面に保持する。 【0011】また球体の表面を清掃する球体搬送磨き装置の磨き部材に適用する。この球体搬送磨き装置が、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧して球体を移動させることにより、球体を前記磨き部材により磨くようにする。球体搬送磨き装置の磨き部材を、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に保持されるようにする。 【0012】またこのとき、曲面の円周方向に延長するように形成されて、かつ根元側が幅広のガイド溝に噛み合う凸部を裏面に有し、このガイド溝に沿った方向の変位を制限するストッパーとを有するようにする。 【0013】またこのとき、またはこれに代えて、曲面に沿って変形する可撓性を有する部材により形成する。 【0014】円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、この円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧して球体を移動させることにより、球体を磨き部材により磨く球体搬送磨き装置においては、螺旋状の溝に沿った螺旋状の軌跡を描いて球体が移動することになる。これによりこの球体が押圧される磨き部材は、円柱体の軸方向及び円周方向にそれぞれ変位するように、球体より力を受けることになる。従って所定の保持機構により、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材を保持すれば、磨き部材が偏ったりする等の現象を有効に回避して、磨き部材を確実に保持することができ、また必要に応じて磨き部材を簡易に交換することができる。 【0015】このとき、保持機構が、曲面の円周方向に延長するように、かつ根元側が幅広に形成されたガイド溝と、このガイド溝の延長する方向への磨き部材の変位を制限するストッパーとでなるようにし、磨き部材の裏面に形成された先端が幅広の凸部をガイド溝によりガイドして、磨き部材を曲面に保持するようにすれば、磨き部材の凸部をガイド溝に差し込んで押圧するだけの簡易な作業により磨き部材を装着することができる。また装着後においては、軸方向の変位をガイド溝により防止でき、この円周方向の変位をストッパーにより防止することができる。 【0016】これらによりこの種の球体搬送磨き装置の磨き部材を、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に保持されるようにすることにより、磨き部材が偏ったりする等の現象を有効に回避して、磨き部材を確実に保持することができ、また必要に応じて磨き部材を簡易に交換することができる。 【0017】またこのとき、曲面の円周方向に延長するように形成された根元側が幅広のガイド溝に噛み合う凸部を裏面に有し、このガイド溝に沿った方向の変位を制限するストッパーとを有するようにすれば、簡易な構成により、磨き部材を確実に保持し、また簡易に交換することができる。 【0018】またこのとき、またはこれに代えて、曲面に沿って変形する可撓性を有する部材により形成すれば、未使用時、重ね合わせて保管することができ、また保管時における変形等も防止することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。 【0020】(1)実施の形態の構成図2は、本発明の実施の形態に係るパチンコ玉搬送磨き装置を示す斜視図である。このパチンコ玉搬送磨き装置1は、パチンコ台よりアウト玉でなるパチンコ玉を玉導入部分2に受け、このパチンコ玉を搬送部3により上部に搬送しながら磨き、上部の玉送り出しユニット4より所定の保管場所に排出する。 【0021】ここで搬送部3は、所定の保持部材によりベース5に対して垂直に立ち上がるように保持された筒状部材6と、この筒状部材6の内側に配置された円柱体とを有する。 【0022】筒状部材6は、内側に円柱形状の空間を形成するように、図3に示すように、内側半円弧形状の筒状部材本体6Aと、この筒状部材本体6Aに取り付けられた内側半円弧形状の片開きドア6B1〜6B3とにより構成される。これにより筒状部材6は、片開きドア6B1〜6B3を開いて内部を簡易に点検できるように構成され、磨き部材8を簡易に交換できるようになされている。 【0023】すなわちこれら筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3は、それぞれ半円弧形状を形成する内側の曲面に磨き部材8が配置される。これら筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3は、所定間隔で、円周方向に延長するガイド溝が形成され、隣接するガイド溝間に、それぞれ磨き部材8が密接して配置される。 【0024】ここで筒状部材6の中心軸を通る仮想面により断面を切り取って図4に示すように(A−A線で切り取って示す断面)、このガイド溝6Cは、根元側の幅が上下方向に階段状に広がるように形成される。これに対して磨き部材8は、図1に示すように、ポリエチレンによる略平板形状のベース8Aの表面に不織布8Bを貼り付けて、全体として可撓性を有するように構成され、裏面の短辺側、縁に沿って、ガイド溝6Cに対応する断面形状の凸部8Cが延長するように形成される。これにより筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3は、図5において矢印B及びCにより示すように、凸部8Cをガイド溝6Cに差し込んで磨き部材8を押圧することにより、円弧形状を形成する内側の曲面に沿って磨き部材8を変形させて簡易に配置できるようになされている。 【0025】さらにこのようにしてガイド溝6Cにガイドされる凸部8Cは、隣接する磨き部材8と共に、1つのガイド溝6Cに差し込まれるようになされ、これにより磨き部材8は、一旦筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3に配置されると、容易に脱落しないようになされ、またガイド溝6Cにより筒状部材6の中心軸に沿った方向には変位しないようになされている。 【0026】さらに凸部8Cは(図1)、所定ピッチにより、先端側より切り込み8Dが形成され、これによりガイド溝6Cに差し込むと、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の内側の曲面に沿って容易に変形し、これにより少ない押圧力により配置でき、また取り外し得るようになされている。 【0027】さらに磨き部材8は(図1)、このようにして筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3に差し込んだ際の手前側にストッパー8Eが形成される。ここでストッパー8Eは、裏面の長辺側、縁に沿って、ベース8Aと一体に平板状に形成される。このストッパー8Eは、磨き部材8を筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3に差し込むと、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の端面に突き当たるように形成される。さらに図6に示すように、片開きドア6B1〜6B3を閉じると、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の端面により挟持されるように構成される。これによりストッパー8Eは、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の端面と共に、磨き部材8の円周方向への変位を制限するようになされている。 【0028】このようにして磨き部材8を配置してなる筒状部材6の内側、円柱形状の空間には、円柱体が配置される。ここで円柱体10は、図7に示すように、外周面に等間隔に並んだ例えば12条の螺旋状の溝12を有し、筒状部材6の上下端にて軸支されて所定の回転速度により回転するようになされている。 【0029】この円柱体10は、下端が玉導入部分2にまで延長し、この玉導入部分2において、円柱体10を囲むように所定の角間隔により配置された長穴を介して、玉導入部分2より螺旋状の溝12にパチンコ玉の供給を受け、このパチンコ玉を螺旋状の溝12により上部に搬送する。 【0030】すなわち図8に示すように、螺旋状の溝12は、パチンコ玉Pの直径Dとほぼ等しい略半円状の断面形状を有し、円柱体10を囲む磨き部材8との間で形成される空間にパチンコ玉Pを挟持できるようになされている。円柱体10は、一定の回転速度により回転することにより、回転による螺旋状の溝12の変位に応じてこのパチンコ玉Pの位置を変位させる。このときパチンコ玉Pが磨き部材8により摩擦を受けることにより、円柱体10は、螺旋状の溝12の変位に応じて磨き部材8上にてパチンコ玉Pを転がらせながら、パチンコ玉Pの表面を研磨清掃するようになされている。 【0031】(2)実施の形態の動作以上の構成において、パチンコ台より排出されるアウト玉でなるパチンコ玉は(図2)、玉導入部分2に集められ、この玉導入部分2において、円柱体10を囲むように所定の角間隔により配置された長穴を介して螺旋状の溝12に供給され、螺旋状の溝12と円柱体10を囲む磨き部材8との間で形成される空間に挟持される(図7及び図8)。 【0032】これによりパチンコ玉Pは、1個1個のパチンコ玉Pが、それぞれ螺旋状の溝12と磨き部材8とにより挟持された状態で、円柱体10が一定の速度により回転することにより、螺旋状の溝12の変位に伴って、筒状部材6の内側を螺旋状に周回して徐々に上方に移動し、上部の玉送り出しユニット4より所定の保管場所に排出される。 【0033】この筒状部材6の内側を螺旋状に周回する際に、パチンコ玉Pは、螺旋状の溝12により磨き部材8に押し付けられて、磨き部材8上を転がるようにして移動する。これによりパチンコ玉Pは、磨き部材8により周囲が磨かれて清掃される。このときパチンコ玉Pは、螺旋状の溝12により1個1個がそれぞれ磨き部材8上を転がるようにして移動することにより、個々のパチンコ玉Pがそれぞれ磨かれる。また磨き部材8上を転がるようにして移動して、筒状部材6の内側を螺旋状に周回することにより、全面が漏れなく磨かれることになる。 【0034】これに対して、このようにしてパチンコ玉Pを磨く磨き部材8においては、このようにパチンコ玉Pが押し付けられて移動することにより、パチンコ玉Pの移動方向に力を受ける。すなわちパチンコ玉Pが筒状部材6の内側を螺旋状に周回することにより、筒状部材6の円周方向に変位するように力を受け、またこのように螺旋状に周回してパチンコ玉Pが上方に移動することにより、上方に変位するように力を受ける。 【0035】しかしながら磨き部材8は、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の内側に円周方向に延長するように形成されたガイド溝6Cにより凸部8Cがガイドされて、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の内側に配置されることにより、この上下方向の変位がガイド溝6C、凸部8Cにより制限され、これにより上下方向の偏り等が防止される(図1、図3〜図5)。 【0036】またストッパー8Eが筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の端面により挟持されることにより、円周方向への変位が防止される。これらにより磨き部材8は、ガイド溝6C、凸部8C、ストッパー8E、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の端面により構成される保持機構により、確実に保持される。 【0037】このようにしてパチンコ玉搬送磨き装置1を長期間使用すると、パチンコ玉搬送磨き装置1においては、磨き部材8を交換することが必要になる。この交換作業において、パチンコ玉搬送磨き装置1は、筒状部材本体6Aに取り付けられた内側半円弧形状の片開きドア6B1〜6B3を開いた後(図5)、ストッパー8Eに指等を引っ掛けて磨き部材8を引き出すことにより、磨き部材8がガイド溝6Cに沿ってスライドし、これにより簡易に磨き部材8を取り外すことができる。 【0038】またその後磨き部材8を取り付ける場合には、凸部8Cをガイド溝6Cに差し込んで押圧することにより、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の内側円弧形状の曲面に沿ってスライドさせて、磨き部材8を簡易に取り付けることができる。 【0039】このとき磨き部材8においては、可撓性を有する平板状に形成されていることにより、変形等を考慮することなく、簡易に保管することができる。またこれらに加えて、凸部8Cに形成された切り欠き8Cにより、小さな押圧力により押圧して、筒状部材本体6A、片開きドア6B1〜6B3の内側円弧形状の曲面に沿って配置することができる。 【0040】(3)実施の形態の効果以上の構成によれば、円柱体10の周囲に形成された螺旋状の溝12によりパチンコ玉Pをガイドしながら、この円柱体10の周囲に配置された磨き部材8にパチンコ玉Pを押圧することにより、パチンコ玉Pを磨き部材8により磨く構成において、円柱体10の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体10の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材8を保持することにより、この種の装置において、磨き部材8を確実に保持して、かつ簡易に交換することができる。 【0041】またこのときこの保持機構を、根元側が幅広に形成されたガイド溝6Cと、ガイド溝の延長する方向への磨き部材8の変位を制限するストッパーとにより構成し、磨き部材8の裏面に形成された先端が幅広の凸部8Cをガイド溝6Cによりガイドして磨き部材8を保持することにより、簡易な構成で、磨き部材8を確実に保持して、かつ簡易に交換することができる。 【0042】(4)他の実施の形態なお上述の実施の形態においては、1のガイド溝を隣接する磨き部材で共用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図9に示すように、各磨き部材にガイド溝をそれぞれ割り当ててもよい。 【0043】また上述の実施の形態においては、磨き部材の短辺側、縁部に沿って延長するように凸部を形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、断続的に凸部を形成してもよい。 【0044】さらに上述の実施の形態においては、ガイド溝及び凸部により軸方向の変位を防止し、ストッパーにより円周方向の変位を防止する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、球体の移動による磨き部材の変位を防止できれば良く、種々の保持機構を広く適用することができる。 【0045】また上述の実施の形態においては、磨き部材の凸部に切り欠きを形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上十分に配置可能な場合、切り欠きを省略してもよい。 【0046】また上述の実施の形態においては、可撓性を有する平板状に磨き部材を形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、筒状部材の内面形状に沿った円弧形状により構成してもよい。 【0047】また上述の実施の形態においては、ポリエチレンによる略平板形状のベース8Aの表面に不織布8Bを貼り付けて磨き部材を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ベース材としては塩化ビニール等、種々の樹脂材料を広く適用することができ、また不織布に代えて、一般の布、紙、ブラシ等を適用することができ、さらには発砲ポリウレタン等により全体を一体に形成してもよい。 【0048】さらに上述の実施の形態においては、本発明をパチンコ玉の搬送磨き装置に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばゴルフボール等の、種々の球体搬送磨き装置に広く適用することができる。 【0049】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、円柱体の周囲に形成された螺旋状の溝により球体をガイドしながら、この円柱体の周囲に配置された磨き部材に球体を押圧することにより、球体を磨き部材により磨く構成において、円柱体の周囲を囲む略円弧形状の曲面に、円柱体の軸方向及び円周方向に変位困難に、かつ着脱可能に、磨き部材を保持することにより、この種の装置において、磨き部材を確実に保持して、かつ簡易に交換することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598025522 【氏名又は名称】株式会社ダストサービス
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| 【出願日】 |
平成10年(1998)2月25日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】多田 繁範 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開平11−239663 |
| 【公開日】 |
平成11年(1999)9月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平10−43106 |
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